多肉植物を増やすなら苗がオススメ。入手方法や植え方などを紹介

2019.02.26

愛らしい丸みを帯びた形状と、初心者にも育てやすいところが相まって、人気が高まる多肉植物ですが、増やしていくには苗で入手するのがおすすめです。では苗はどこで購入できるのでしょうか。ここでは多肉植物の苗の入手方法や植え方を紹介します。

オシャレな多肉植物を増やすには?

種撒きからも増やせる『多肉植物』ですが、『挿し芽』『葉挿し』などの方法で手軽に苗を作る事が可能です。

市場に流通している多肉植物は春から秋に育ちがよい『春秋型』と呼ばれる品種が多く、それらは挿し芽も葉挿しも生育期と適期(適切な時期)が同じです。多肉植物を増やしていくにはどのようなやり方がよいのでしょうか?具体的に確認していきましょう。

多肉植物の苗を使う

多肉植物は適期から外れた時期でも、増やすことができます。時間は少々かかりますが、低温の冬でも屋内で『カット苗(挿し穂)』を作って挿し芽や葉挿しができます。

むしろ屋内のほうが、良好な温度が保てて発芽や発根がうまくいき、早く新苗を作れるとも言えます。

そればかりでなく、新苗を待ち望みながら屋内できれいに飾りつつ、発根の時を待つことができます。花が少なくなる冬も部屋の中に賑わいと華やかさが加わって楽しく過ごせるのではないでしょうか。

カット苗とはどんなものか

カット苗とは、根のついた部分がカットされて葉と茎が残った苗です。挿し木用に作られて販売されているので、多肉植物を増やしたい場合に、大きな鉢で購入するより小さなカット苗を購入したほうがお得になります。

カット苗はとてもデリケートなので、購入して持って帰ったら日陰で保管をしましょう。水に濡れたままにしておいては根が出ないので乾燥させる必要があります。

後述する『寄せ植え』という方法で、カット苗が発根してきたら、1つの鉢で多くの苗を一緒に育てることができます。そうなるとまた、賑やかになり楽しいことでしょう。

多肉植物の入手方法

多肉植物を手に入れるためには街中の販売店がよいのか、ネット通販がよいのかと迷う場合も多いようです。入手方法の参考に、おすすめのお店を紹介しておきましょう。

卸販売店か通販

多肉植物の産地・静岡の生産者の元から直送してくれるネット通販店が『豊明卸問屋ドットコム』です。品揃えが豊かであり、産地直送の商品もたくさんあります。

多肉植物約300種・サボテン約200種をビニールハウス64棟で栽培しており、緑をプラスした楽しい生活を提案するサイトです。

豊明卸問屋ドットコム

カット苗なら激安で入手できる

カット苗はネット通販で激安な商品単価で購入できます。気軽に使えて、寄せ植えやアレンジメントの材料としても使えます。最近は小さな『小苗』が人気を博しているようです。

サイズは『極小苗』・『小苗』・『小中苗』、あるいは店のおまかせなどからもチョイス可能です。

多肉植物・サボテンの卸販売、たにくの問屋さん

多肉植物の苗の寄せ植え

『寄せ植え』とは異種あるいは同種の植物を、同じ鉢などに植えることで、異なった色合いや形状、大きさの植物を一緒に植えることで、視覚的にも楽しめる植え方です。

ただ寄せて植えるのではなく、メインの苗を決めてから植えるとスムーズにおこなえて、まとまりやすくなります。同時にメリハリが出て見た目も賑やかになります。植える前に、いろいろな配置でのシミュレーションをするのもよいでしょう。

植えるときはメインになる苗をしっかり手で持って、土を流し入れます。高低差をつけたほうが見た目もまとまりがでます。まずは高さのあるものを先に植えるとやりやすいでしょう。

適切な寄せ植え時期

多肉植物の寄せ植えの時期や準備に関しての基本を解説します。多肉植物の苗の寄せ植えの適期は9月から翌5月にかけての9カ月間ほどになります。梅雨どきから真夏にかけては避けるほうが賢明です。

また、植物の生長期は品種によって差があるのですが、基本的に生長期に入るちょっと前に植え替えをするほうがよいです。1年から2年に1回を目安として植え替えをするのがおすすめです。

多肉植物は同じ土でも何年も育ちますが、土も古くなり、固くなると水はけも悪くなって根腐れや根詰まりを誘います。植え替えをおこなえば、根の状態も確認できるので、ぜひトライしてみましょう。

準備するアイテム

準備するものはまずカットした多肉植物を数本と、それを植え込む鉢、そして『培養土』・『軽石』です。鉢は陶器鉢がおすすめですが、プラスチックの鉢でも大丈夫です。

培養土は『園芸用培養土』と『赤玉小粒』を半々で混ぜたものがよいでしょう。カットしたての多肉植物は、2日ほど切り口を乾燥させ、それから植え込みましょう。

鉢の選び方

鉢の選び方は、前述のように材質は陶器鉢かプラ鉢でよいのですが、大きさが重要です。苗の本数と鉢の大きさ(内径)の目安は以下の通りです。

  • 1~2本…3~4cm
  • 3~4本…5~6cm
  • 5~7本…7~9cm
  • 8~12本…10~12cm

目安よりも大き過ぎるものは土の量が多くなってしまって、乾燥するのに時間がかかります。そうなると、湿り気は根腐れの原因になってしまいます。一方、小さ過ぎる鉢は根詰まりの原因となりますので、大きさは慎重に選びましょう。

多肉植物の苗の植え方

多肉植物の苗を実際に植えてみましょう。カット苗を数本入手してからどうするかの段取りを解説しましょう。

根が生えるまで待つ

カットしてからすぐの苗は、切り口(断面)が乾いていないことがあります。切り口は乾燥しているという状態が必須なので確認しましょう。乾いていないときは、日陰に置いて乾燥するまで様子をみます。

また、切り口が乾いていてもいなくても、日陰での保管が前提と考えましょう。この段階では、直射日光のあたる場所は避けなくてはなりません。

数週間たつと、切り口の付近や葉の付け根あたりなどから新しい根が生えてきます。そうなったら霧吹きなどで水をかけてあげましょう。

土に植える

根が生えてくれば、いよいよ土に植える段階に入ります。しかし、発根したとはいえ、まだまだ根が不完全なこともあるので、複数本の根が伸びてくるまで待つのが賢明です。

植えるときは敷かれた土に挿すのではなく、先に多肉植物を鉢の中にセットしておいて、根の方に土をかけてあげるような感じで、優しく植えましょう。

土に植えた後は焦らずに、じっくりと様子を見ましょう。生長期とはいえ、最初は直射日光に当てすぎないようにしてください。環境の急激な変化に多肉植物が耐えられなくなって、育てるのに失敗してしまいます。半日陰で栽培し、徐々に慣らせましょう。

水やり方法

根が出てきたのが確認できたら水をやりましょう。鉢の底穴から流れて出るぐらいにたっぷり水を与えます。それは鉢の土を固定するためにもなるのです。その後は日光をよく当ててあげて、水やりは土が乾いていると感じたらするぐらいで充分です。

また、多肉植物は暑さに弱く、寒さに強いという特徴があります。凍ると傷むのですが凍る直前まで寒さにさらしてから日光浴をさせると、引き締まったよい多肉植物に育つでしょう。

多肉植物を増やしたいなら苗がベスト

多肉植物の入手の方法、そして寄せ植えを含む植え方の注意点を紹介しました。これから多肉植物を増やしていこうとするなら、苗を用いるのがベストな方法だと言えるでしょう。手軽に増やせるのでぜひ苗を手に入れて、愛らしい多肉植物の栽培を楽しみましょう。

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