ダーツがなかなか上達しない理由とは?練習の質を上げるポイント

2019.02.26

ダーツを毎日練習してもなかなか上達しなかったり、ある程度まで上達したのに急にスランプになったりすることは、よくあることですね。このようなときは、練習の内容や質を見直す必要があります。ダーツの実力を高めるための、練習のコツを紹介します。

Aフライトを目標にした上達法

ダーツの実力は、ダーツマシンの平均レーティングによりクラス分けすることができます。ダーツライブにはCからSAまでの『フライト』と呼ばれるクラスがあり、Aフライト以上になれば、誰からも認められる実力の持ち主ということになります。

ダーツをするなら、このAフライトが当面の目標となるでしょう。ただしCフライトからスタートし、CC、B、BBとレーティングを上げていく過程では、同じ練習方法を続けるだけではなかなか上達できないということもあります。

その理由と、克服方法についてみていきましょう。

長い練習時間、期間でも上達しない理由とは

ダーツに限らずどんな競技でも、たくさん練習すればそれなりに上達します。しかし練習時間は長ければ良いというわけではありません。

毎日長時間同じ練習を繰り返しているだけでは、集中力が続かず精度も下がります。短時間でも、集中して練習をするほうが効果が上がるでしょう。

練習の成果が出にくくなったと感じたら、無駄な練習をしていないか、もう少し練習時間を短くできないか、一度見直してみることをおすすめします。

質の高い練習を追及しよう

Aフライトになるためには、狙ったエリアに確実に当てる精度が求められます。精度を高める練習として、ダーツの最上級者であるプロ選手の方法を参考にしてみましょう。

プロ選手の場合は、まず素振りやブルに当てるウォーミングアップを軽く行い、そこからそれぞれの好きなやり方で練習を開始しています。大きなエリアから確実に入れて行く、一人練習と対戦練習をバランスよく行うなど、さまざまです。

共通しているのは、1つのことを黙々と繰り返すのではなく、いろいろな練習パターンを取り入れているということでしょう。

また、ネットやDVDなどで試合の動画を観て、プロ選手のフォームを研究するのも効果があります。自分にもできそうなフォームや、真似してみたいフォームがあったら、積極的に試してみましょう。

プロはどのような練習をしているのか

次に、世界的に有名なトッププロ選手の練習方法を具体的に紹介します。毎日の練習を飽きずに、効果的に行うヒントになるでしょう。

毎日飽きずに投げられる工夫が大切

史上最強のダーツプレーヤーとして名高いフィル・テイラーは、プロになってすぐの頃、毎日3~4時間もの時間を練習に費やしていました。

プロですからこの程度の練習時間は普通とも言えますが、さすがに毎日同じことを繰り返すと飽きてくるとのことで、ボードに大きな紙を貼り、だんだん小さくしていくなどのオリジナル練習法を取り入れていたようです。

練習に飽きてきたら、フィル・テイラーのように少し目先を変える工夫をしてみると良いでしょう。

自分の得手不得手がわかるような練習

フィル・テイラーと並ぶ世界的トッププレーヤー、コリン・ロイドの場合、すべてのエリアを順番に狙う練習を何回も繰り返していました。

これにより、自分の苦手なエリアがよくわかり、修正ポイントが見つけやすくなります。毎日の練習前に一度行っておくと、効率が上がりますよ。

ダーツの上達速度が遅い原因と解決法

ダーツ歴が同じで練習量もほぼ変わらないのに、人によって上達の速度に差が出ることがあります。早く上達するために必要なポイントを、詳しくみていきましょう。

上達しない人は技術だけに注力している?

ダーツの対戦で勝つためには、もちろん狙ったところに当てる技術が必要です。しかし、毎日技術を高める練習をするだけでは上達速度は上がりません。

自宅では思い通りに投げられるようになっても、対戦のときになると緊張して実力が出せなかったり、最後のラウンドまで体力が続かなかったりすれば負けてしまいます。

技術の練習だけでなく、体力、精神力のトレーニングも同時に行うことが上達への近道となります。

上達スピードを上げるメンタルの鍛え方

競技におけるメンタル面として重要とされるのは、集中力や想像力、そしてプラス思考です。集中力があればいつも平常心で投げることができます。また、想像力は自分の状況を客観的に見て、的確な状況判断をすることにつながります。

そしてプラス思考ができれば、失敗してもすぐに気持ちを切り替えることができるでしょう。しかしこうした精神力は、急に身につくわけではありません。もちろん試合のときだけ意識しても、上手くいくことは少ないでしょう。

ダーツに限らず、日常生活で起こるさまざまなことに対して、常に前向きに考えるクセをつけておくことが大切です。

楽しむことも上達のきっかけとなる

ダーツはゲームなので、いかに楽しめるかということも、上達に欠かせない要素です。レベルアップだけを目的にたくさん練習した結果、練習が辛くなったりダーツが楽しくなくなってしまうのでは、本末転倒ですね。

練習はもちろん大切ですが、いつも上手く投げることにばかりこだわらずに、時には肩の力を抜いて楽しんでみてください。

適切な筋トレも有効か

ダーツ上達には、適度な筋トレも有効です。腕の筋力を高めることで楽に投げられるようになり、長時間投げ続けても怪我をしにくくなります。

また、体幹を鍛えると投げるときの姿勢がぶれず狙いが安定します。筋トレと投げる練習を交互に行うことで、ちょうど良い気分転換にもなるでしょう。

まずは自分の投げ方を見直す

間違った投げ方を続けていると、いくら練習しても上達することはできません。自分ではきちんとした投げ方をしているつもりでも、どこかに無駄な動作があったり、狂いが生じたりしている可能性があります。

動画やダーツマシンのチェック機能などを使い、客観的な視点から自分の投げ方を分析してみましょう。

動画を撮ってチェック

スマートフォンなどで自分が投げる姿を動画撮影してみると、今まで気づかなかった投げ方の欠点が見えてきます。自宅で簡単にできるので、ぜひお試しください。プロ選手の投げ方などと比べると、もっとわかりやすくなるでしょう。

ダーツライブのスキルチェック機能を使う

人気のダーツマシン、ダーツライブには、スキルチェックという練習用のゲームがあります。画面の案内に従って投げて行くことで、グルーピングの精度やスピードの安定度など、8項目のスキルを測定してくれます。

苦手な項目を徹底的に練習し、またスキルチェックにチャレンジすることを繰り返していけば、練習の効率を上げることができます。

スローが安定する立ち方を

安定してダーツを投げ続けるためには、立ち方も非常に重要です。スタンス(足の位置)や姿勢が正しいかどうかも、常に意識する必要があります。

長時間安定してスローできる姿勢の保ち方と、正しい立ち方についてみていきましょう。

体幹を鍛える

体幹の筋肉が鍛えられると、良い姿勢を長く保つことができます。投げるときに身体がぐらつかないので、狙いも安定します。

体幹を鍛えるには、ヨガやピラティスに通う、バランスボールなどを使うなどいろいろな方法があります。ネットなどで紹介されている体幹トレーニングを試してみるのもおすすめです。毎日少しずつで良いので、続けてみてください。

姿勢を意識して練習し、自然にできるように

ダーツを投げるときのスタンスには、ボードに対する身体の向きが正面、真横、斜めの3パターンがあります。真横や斜めの場合は、利き手がボード側に来るように立ちます。

どのスタンスでも構いませんが、大切なのは自分が違和感なく立てているかどうか、ということです。投げる前に背筋を伸ばし、必ずダーツボードと自分の身体の位置関係を確認してみましょう。

いつものスタンスにこだわらず、違和感があれば身体の向きや足の角度などを調整していきます。常に姿勢を意識しながら練習することで、自然に正しいスタンスをとれるようになります。

マイダーツは自分に合っているか

ダーツはプレーヤーの投げ方やレベル、その日の調子に合わせてセッティングを変えることで、飛び方が大きく変わります。初心者向けのダーツを買ってそのまま使っている場合、上達に伴いセッティングが合わなくなっていることも充分考えられます。

このため、マイダーツのセッティングを確認することも、上達には欠かせない重要なポイントとなります。シャフトやフライト、重心を見直しながら最適なセッティングを模索しましょう。

シャフトの長さ、フライトの大きさ

ダーツのセッティングは、主にシャフトとフライトの組み合わせで行います。シャフトの場合は長さ、フライトの場合は大きさや形が飛び方に大きく影響します。

基本的に、長いシャフトには大きなフライト、短いシャフトには小さなフライトが合いますが、逆の組み合わせで上手くいくケースもたくさんあります。納得の飛び方になるまで、いろいろな組み合わせを試してみると良いでしょう。

バレルの重心を調整してみる

飛び方を変えたいときは、バレルの重心を調整するのもおすすめです。バレルの重心は人差し指にダーツを載せて、ちょうどバランスがとれる位置です。

この位置よりも前(チップ側)を持つか、後ろ(シャフト側)を持つかでダーツの重心が変わり、飛び方も変化します。シャフトなどのパーツを交換する必要がないため、手軽に試すことができますよ。

どうしていいかわからないときは、プロのセッティングを参考にしたり、ダーツショップのスタッフに相談したりするのもおすすめです。

上達速度にこだわらず、楽しく質の高い練習を

ダーツが早く上手になれば、モチベーションが上がり、対戦するのも楽しみになります。しかし練習量と上達速度は、必ずしも比例するとは限りません。

気持ちに余裕を持ち、質の高い練習を行うことが大切です。ゆっくりでも確実に上達できれば、長くダーツを楽しむことができますよ。

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