ドライフラワーのインテリア活用術。作り方とおしゃれな飾り方をご紹介

2019.02.25

ドライフラワーは、生花よりも長く楽しめるだけでなく、その落ち着いた色合いと雰囲気によって、独特の魅力を持っています。ドライフラワーの作り方と、飾り方のアイデアをいくつか紹介しましょう。風水を参考にした飾り方についても解説しています。

美しい草花を長く楽しめるドライフラワー

ドライフラワーは生花と比べて、長い間にわたって美しい草花を愛でることができます。

そこには生花を楽しむのとはまた違った、時間の経過と花の色の変化をすべて含めて楽しめる深さがあるのです。

寿命はどのくらい?

水分が抜けて乾燥しているドライフラワーは、人によっては寿命がないものと思っているかもしれません。しかし、ドライフラワーを美しい状態に保つには限界があります。

生花と比較してみるとずっと長持ちはしますが、ドライフラワーが美しい期間は短くて2~3カ月、長くても1~2年ぐらいです。

管理の方法によっても寿命は異なり、ドライフラワーに用いる花の種類によっても、それぞれ寿命が違ってきます。

ドライフラワーは風水的にダメ?

ドライフラワーは風水に無関係ではありません。

『枯れた花を使う』ので、運気が下がると言われています。しかし、ドライフラワーは飾る場所や手入れの姿勢によって、運気が大きく変わるアイテムです。

そこで、ドライフラワーを置いて差し障りがないところと、置かない方がよいところをご紹介します。同じ飾るのなら、運気がよくなるところを選びましょう。

玄関、リビング、寝室は避けて

風水上では『陽の気』が求められる『玄関』『寝室』『リビング』にドライフラワーを飾るという行為は、あまりよくありません。

とりわけ寝室は、休んでいるうちに『厄』を落とし、新たなエネルギーを取り込む大切な場所です。くれぐれも『陰のアイテム』を飾ることは避けましょう。

とはいっても風水で悪いとされるのは、厳密には『枯れた花』です。そのため、絶対に飾ってはダメというわけではなく、ちゃんと手入れをして『インテリア』として綺麗に飾るドライフラワーであれば、特に問題はないでしょう。

手入れされた綺麗なドライフラワーは、よい運気を呼び込むともいわれています。

こまめにホコリをとるなど、きちんと手入れをして清潔な状態をキープすることができれば、運気を気にする必要はありません。

飾るなら廊下や階段がおすすめ

ドライフラワーは『陰の気』が強いとされています。陰の気が溜まらないように、『風通しのよい場所』に置く方がよいと言えるでしょう。

具体的には、風通しのよい廊下や窓辺などに飾るのがおすすめです。

また『赤』という色は『厄除け』になり『陰の気を中和する』と言われていますので、ドライフラワーを飾るときは赤いリボンを添えたり、赤い布や赤い小物とともに飾ったりするとよいでしょう。

運気を下げないためのポイントは?

ドライフラワーを風水における『大切な場所』に置いてしまうと、運気が下がると言われています。

玄関など、風水で大切だとされる場所に置いておくことで、よい運気を呼び込んでくれなくなる可能性があるのです。

とはいえ、どうしても避けた方がよい場所さえ押さえておけば、運気を大きく下げることはないでしょう。廊下や階段など、風水においてあまり重要ではない場所を選ぶ方が無難です。

ドライフラワーの作り方、自然乾燥

ドライフラワーを自然乾燥で作るやり方は、初心者でも取り組みやすい方法です。

自然乾燥で作るやり方のよいところは、生花の状態から乾燥した状態までの見た目の変化が楽しめる点でしょう。

作ってから半年、長ければ1年間はもつこともあります。

直射日光を避け、風通しの良い場所を探す

ドライフラワーを作る場合には『直射日光を避け、風通しを確保して湿度が低い場所に置く』ことがポイントです。

直射日光に当たると退色や崩れが生じやすくなります。また湿気が花にとって悪いのは、カビが発生しやすくなるからです。

窓辺などの日が射すところや、じめっとした水回り周辺に置くのは極力避けましょう。また、ホコリが溜まるとカビや虫が発生しやすいので、こまめに取り除くように気をつけます。

あらかじめガラス瓶やケースなどに入れておくと、きれいな状態を保つことが可能です。

花は束にせず、1本ずつ吊るす

花を逆さに吊るす、最もシンプルな『ハンギング法』で作る場合、花が重ならないようにするのがコツです。1本ずつ吊るすのが好ましい方法になります。

しっかり乾燥させるためには、風通しのよい場所でなおかつ直接日が射さないところに吊るしましょう。

綺麗に作る秘訣は、花が開ききる前のものを乾燥させることや、晴れた日が多い時期に作ることです。

花が開ききっていると、乾燥の途中に花びらが落ちてしまいやすくなります。また梅雨の時期はドライフラワーを作るのに向いていません。カラッとした天気のときがベストでしょう。

『ハンギング法』を使ってバラをドライフラワーにすると、色褪せた状態で完成します。葉や茎も残したいときに向いている方法で、セピア調の写真と一緒に飾ればアンティークな雰囲気になります。

バラは特に水分量が多いので、開花した頃に必ず1本ずつ吊りましょう。

1~2週間しっかり乾かす

ドライフラワーを作る過程で充分に乾燥させるためには、要らない葉を取り除いて風通しを極力よくするのが秘訣です。

ドライフラワーを作るハンギング法の際は、基本的に『1~2週間ぐらいたっぷりと乾燥』させなくてはなりません。大きめの花なら3週間ほどを要するときもあります。

花の状態をよく見ながら、慌てずに乾燥させましょう。

花は日光を浴びさせると早く乾燥します。しかし、それをすると退色してしまって茶色っぽい枯れた花になるので、直射日光を避けながら乾燥させることが大切です。

早く乾燥させたいならドライヤーを使用

ドライフラワーを作るときに重要なのは、しっかり乾燥させることですが、前述の自然乾燥というやり方では、結構な時間が必要です。

実は、時間をかけたくない場合に、手っ取り早く作る方法があります。ドライヤーを使えば、初めての人でも簡単に手作りできるでしょう。

簡単に仕上がったドライフラワーでも、充分にインテリアやギフトにも使えます。では、その方法を紹介していきましょう。

用意するものは紙袋

『ドライヤー』を使用して乾燥させる方法の手順を説明します。

まず、『紙袋』とドライヤーを準備しましょう。次に葉っぱを少なくした花を、紙袋に逆さに入れます。ドライヤーの温風を紙袋の中に送ります。強弱の弱めの方の設定にしましょう。

温風を5分ほど送り続けたら、いったん花を取り出して、逆さにして風通しのよい場所に吊るします。たったこれだけのシンプルな作業で、美しいドライフラワーができるのです。

時間を短縮して作りたい人には、このドライヤーを使用しての乾燥方法がぴったりでしょう。

花に直接温風が当たらないように注意

ドライヤーから出る温風が『直接花に当たらないよう』に、充分に注意しましょう。せっかくの美しい花を傷めてしまいます。

また、ドライヤーで温風を送った後の紙袋の中は非常に高温になっています。火傷をしては一大事なので、うっかり触れないように、ちゃんと冷めるまで待つようにしましょう。

1日様子を見たらできあがり

ドライヤーで乾燥させた花を、1日ほど様子を見てみましょう。充分乾燥しているようなら、それで完成となります。

自然乾燥でドライフラワーを作ろうとすると、1~2週間の時間が必要です。一方ドライヤーを使用すれば、たった1日で完成します。急いでいる際の裏ワザです。

ドライヤーを使った、ドライフラワーの作り方の手順を整理すると、以下のようになります。

  1. 紙袋とドライヤーを準備する
  2. 葉っぱを少なくした花を紙袋に逆さに入れる
  3. ドライヤーで紙袋の中に温風を送る
  4. 5分ほどで花を取り出し、逆さにして風通しのよいところに吊るす
  5. 1日ほど様子を見て乾燥していれば完成

ほかにもまだあるドライフラワーの作り方

自然乾燥やドライヤー方式以外にも、ドライフラワーの作り方はたくさんあります。よく利用されるのは、薬品を使う方法です。

いろいろ試しながら、自分に合うやり方を見つけるのもよいかもしれません。

グリセリンを使った作り方

『グリセリン』を使用するドライフラワーの作り方は、生花のときと同じようなボリューム感をキープすることができます。

枝に葉や木の実がついたままでドライフラワーにしたいときに、おすすめの方法です。グリセリンは薬局で購入できます。

作り方は、グリセリンの溶液に花をつけこむ方法と、溶液を吸い上げさせる方法の2種類です。どちらもまず、グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜて、冷ましてから使用します。

花にちゃんと溶液が浸透していくように、茎に切込みを入れましょう。

溶液につけこむ場合、花全体がグリセリン溶液にしっかり浸るようにします。ラップをかけて1週間ほど放置しましょう。

吸い上げさせる場合、花瓶に水を入れるような感じで溶液を入れて、冷暗所で10日以上放置します。グリセリン溶液が葉に滲み出てきたら、それで完成です。

いずれのやり方を用いても溶液が花にいきわたるまで時間を要します。『花が開花し始め』のタイミングで使うのがよいでしょう。

シリカゲルを使った作り方

バラをドライフラワーにするときに『シリカゲル法』を使えば、鮮やかな発色をキープできます。加工するときには、花から茎を取り去る必要があるので、花だけの状態になるのも特徴です。

シリカゲル法によるバラのドライフラワーは『ハーバリウム』を作るのにも最適でしょう。ハーバリウムとは、ボトルに複数の花材を入れ、専用オイルを流し入れたものです。

シリカゲル法を使ったドライフラワーは、ボトルフラワーやクラフト材料にも使えます。

色褪せるプロセスを楽しみたい場合は、茎代わりのワイヤーを通したり、ボウルに盛って飾ったりなどのアレンジもよいでしょう。

ドライフラワーにできる花の特徴は?

ドライフラワーにするのに、向いている花とそうでない花があります。ポイントがいくつかあって、知らずに選ぶと2度手間になってしまいかねません。

ドライフラワーに適した花の特徴を覚えておきましょう。

水分量が少ない花

もともと含んでいる水分の量が少ない花は、乾燥するのが早いので、ドライフラワーにするのに適しています。

水分を徐々に抜くよりは、乾燥を早く進めるほうが、鮮やかな色のドライフラワーを作れます。では、水分量が少ない花にはどのような種類があるのでしょうか。

種類としては、千日紅・かすみ草・スターチスなどです。ノゲイトウ・エキノプスなども、そのままの状態で乾いているような質感であるため、ドライフラワーに適した花と言えます。

選ぶのに迷ったときは手で触ってみて『カサカサ』『フサフサ』した感触の花を選んでみましょう。

花びらが多く、変色しにくいもの

花びらの枚数が多い花は、乾燥させてもかたちが崩れにくく、ドライフラワーに適しています。ドライフラワーにした後も、生花時のボリュームを保ちやすくリッチな感じに見えるでしょう。

乾燥の途中で花びらが少々落ちても、見た目が悪くなりません。バラなどは何枚もの花びらが重なっているので、ドライフラワーにしやすい花と言えます。

また生花に近い色合いを保ちたいときや、発色のきれいなドライフラワーを作りたいときには、乾燥させても変色しにくい花を選びましょう。

花の種類によっては、乾燥すると色が落ちて枯れ葉のような色に変色します。

バラや千日紅は、乾燥させても赤やピンクの綺麗な色が残りやすいので、ドライフラワーに適している花材です。

ドライフラワーに向いている花

花屋さんなどで手軽に手に入る花の中で、ドライフラワーに向いている花をいくつかピックアップし、注意点とともに紹介します。

バラ

バラは、ドライフラワーにしやすい花であり、花屋さんで1年中手に入ります。

色の種類も豊富で、形がとても美しい花です。ただし、真紅のバラはドライフラワーにするとほとんど真っ黒になるので、色選びの際には気をつけましょう。

千日紅

水分量の少ない千日紅は、乾燥させやすく、初心者でも扱いやすい花です。

前もって茎を短く切っておくと、早めに乾燥させることができます。千日紅のドライフラワーはキャンディーのような形が可愛らしいのでおすすめです。

ミモザ

ミモザは花が小粒なので、自然乾燥させやすい花です。

一枝にたくさんの花がついているので、少々花びらが落ちても、ふんわりとした見た目をキープします。ドライフラワーにしても発色が綺麗な花です。

ラベンダー

ラベンダーは花が小粒で、部屋で自然乾燥させても乾き具合が早いのが特徴です。

ハンギング法で乾かしている時点からよい香りが漂い、芳香用としても使えます。花を瓶に詰めて、ポプリにして香りを楽しむのもよいでしょう。

アレンジいろいろ、おしゃれな飾り方

身近にあるコップやガラス瓶やカゴ、リボン、写真立てなどを使って、ドライフラワーと組み合わせれば、お洒落なインテリアができあがります。

いろいろな発想を生かしたアレンジで、オリジナルのインテリアを作ってみましょう。

ガラス瓶に入れて並べる

ドライフラワーはそれ自体に存在感があるので、いろいろなアイテムと組み合わせるアレンジができます。

なかでもガラス瓶は、透明か半透明なので、インテリアとしても優れたものが仕上がるでしょう。

ドライフラワーをおしゃれなガラス瓶に無造作に入れたら、それだけで素敵なルームデコレーションになります。

日当たりがよい場所に置いておくと、ガラスの透明感とあいまって、自然な美しさが素晴らしく映えるでしょう。

使うガラス瓶は、100均ショップや雑貨屋で売られている安いもので充分です。自宅にある使われていないものを利用するのもよいでしょう。

リースを作って壁掛けに

リースにしてドライフラワーを飾るのは、一般的によく知られている方法です。リースに組み合わせる素材によって、まったく異なった趣きになります。

季節ごとにさまざまなリースを作って楽しむこともできるでしょう。プレゼントにするのにも適しています。

クリスマスの時期などに少々凝ったものを作れば、皆の目を楽しませてくれるでしょう。

ナチュラルなカゴとも相性バッチリ

ナチュラル感のあるカゴと、ドライフラワーを組み合わせるのも素敵なアレンジです。たとえばアジサイのドライフラワーは、丸いかごと相性がよいでしょう。

ナチュラルな素材同士の組み合わせなので優しい雰囲気が出ます。花の色や形状とカゴの形状の無数の組み合わせを、いろいろ試してみるのも楽しみ方の1つです。

素材として使うカゴは、100均ショップで手に入るもので充分でしょう。お金をかけずに、雰囲気のある自作インテリアとして楽しめます。

ドライフラワーのある生活を楽しもう

ドライフラワーは、鮮やかな色から次第に褪せていくさまも含めて、さまざまな楽しみ方ができます。

ドライフラワーは手軽に作れて、長期間にわたって花を愛でることができるので、自分で試しに作ってみてください。

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