スーツに使われる生地の種類。季節や着用シーン別の選び方

2019.02.22

スーツに使われる生地は種類が豊富なので季節や着用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。そこで、代表的な生地の種類や特徴、選び方を紹介します。おすすめのブランドも一緒に紹介するので、生地選びの参考にしてみてください。

スーツ生地の種類と特徴

大切な1着の印象や着心地にも大きく影響するのが生地の種類と特徴です。まずは最初に、スーツ生地の種類と特徴をチェックしてみましょう。

上質な生地とは

スーツ生地を選ぶときには上質な生地かどうかを見極めていく必要があります。生地を見極めるポイントは3つあるので紹介します。

1つ目に確認したいのが『光沢』です。光沢のあるスーツ生地にはシルクが織り込まれていることが多く、着用時に高級感を演出してくれます。

2つ目に確認したいのが『柔らかさ』です。スーツ生地をつまんでみると、上質な生地では柔らかくソフトな感触を感じることができます。

3つ目に確認したいのが『シワ』です。上質な生地では『復元力』が優れていて、シワがすっと戻りやすいのが特徴です。

これら3つを総合的に判断して生地を見極めていきましょう。

原産国による生地の違い

スーツに使われている生地の原産国のうち、『イタリア産・イギリス産・国産』の3つを見ていきましょう。

イタリア産の生地は最も人気のある生地で、柔らかさとツヤ、肌触りがなめらかで軽い着心地のスーツが仕上がります。また、柄のバリエーションも豊富で、フォーマルにもカジュアルにもまとまると人気です。

イタリア産の生地の次に人気なのが『イギリス産』の生地です。ハリがあり耐久性に優れている特徴を持っています。かっちりとした仕上がりは『着る人を引き締めて魅せる』のもポイントです。

最後に、国産の生地はイギリス産の生地に近いものが多くありますが、日本の四季に合わせてウールやポリエステルの配合率を調整されています。季節に合わせたスーツ生地が豊富で、コスパの高さも見逃せません。

このように3つの種類でも生地には違った特徴があるので、どのようなスーツ生地を選ぶのかでもシーンや印象を変えることができます。

季節に合った生地や柄を選ぶ

スーツ生地選びでは、季節に合った生地や柄を選ぶという点も大切なポイントです。春夏・秋冬・年中使える生地の3つに分けて紹介するので参考にしてみてください。

春夏に適したスーツ生地の種類

春夏に適したスーツ生地の種類には、糸を細く・強くひねることで作られた強撚糸(きょうねんし)を使った生地や、モヘア・リネンなど清涼感のある素材をウールと混紡した生地があります。

他にも、表面が凸凹していることで通気性が良く、汗ばむ素肌に張り付かない織り方をしている生地などもあればチェックしておきましょう。

基本的には、通気性の高さやシワの戻り具合などを考慮して選んでいくのがおすすめです。柄は暑さを感じさせない清潔感のあるものが人気です。

秋冬に適したスーツ生地の種類

秋冬に適したスーツ生地の種類には、フランネルと呼ばれる起毛加工が施された暖かく柔らかい肌触りのものが人気です。フランネルよりも薄手のサキソニーや、ハードな織り方で作られたウール生地のツイードなどもあります。

秋冬スーツでは生地の織り方がきめ細かく、保温性が高いものを選ぶのが良いでしょう。

柄では、ストライプ、ヘリンボーン(織り柄が魚の骨のように見えるもの)、千鳥格子(千鳥が並んで飛んでいる姿に見えるもの)、チェック柄がおすすめとされています。

一年中着られるスーツ生地

厳密にはオールシーズン使うことができるスーツ生地はありませんが、仕立て次第ではオールシーズン着ていられるスーツを作ることは可能です。

1年中着られるスーツ生地は、比較的重めの『ウール』を素材としたものが一般的です。夏でも快適に過ごせるように、背中のみの裏地を行わない『背抜き仕様』のものが多くあります。

ウールを使ったスーツでも『目付(めつけ)』と呼ばれる生地1mあたりの重さによって対応できる季節が変わります。オールシーズンを目指すのであれば260g程度を目安にしてみましょう。

柄は、春夏・秋冬のどちらでも着られる落ち着きのあるものが好まれています。

魅力的なスーツ生地ブランド

最後に、魅力的なスーツ生地ブランドを紹介します。スーツ生地選びに迷ったときには参考にしてみてください。

優秀コスパのイタリア生地 レダ

長い歴史がある老舗で、伝統がある生地メーカーのレダ(REDA)が注目されている理由が『高品質でリーズナブル』という点です。お手頃な値段ですが、丈夫で長持ちする高品質のスーツが手に入ると若い男性から大人の男性まで注目しています。

また、豊富な種類の生地からスーツを選べるので『自分なりのスーツ』を目指せるのもポイントです。

Reda 1865

イギリス生地 ハリソンズ

イギリス生地の中でもしなやかでエレガントとして注目されているのが『ハリソンズ・オブ・エジンバラ(HARRISONS of EDINBURGH)』です。

イギリスを代表する豊富な生地が揃っているため、イギリス生地ならではのスーツを作り上げることができます。一切の妥協をしない原毛から仕上げまでの技術の高さで生まれた最高級のスーツは、コシのある丈夫な素材で日本のビジネスマンにもぴったりです。

Harrisons of Edinburgh – Harrisons of Edinburgh

ビジネスマンのスーツ選びは生地から

ビジネスマンのスーツ選びは、生地からこだわって季節感やシーンに合わせるのがおすすめです。豊富な生地の中から、お気に入りの生地を見つけて自分だけの1着を目指してみるのはいかがでしょうか。

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