剣道の面はサイズ選びが重要。合わなかったときの対処法は?

2019.02.22

剣道防具の1つである面を購入する際にはサイズ選びが重要です。しかし、初心者のなかには、正しいサイズの選び方がわからなくて困っている人もいるのではないでしょうか。ここでは、面のサイズ選びのポイントとともに、万が一合わなかったときの対処法を紹介します。

剣道の面の選び方

剣道の『面』は、正しいサイズを選ばないと上達に支障をきたすこともあります。

たとえば、大きすぎる面をつけた場合には、剣道をしているときに面がぐらついてしまいます。また、小さすぎる場合には、あごが開かないために声を出せないケースもあります。

ここでは、自分に合ったサイズを選ぶための正しい『頭のサイズの測り方』について解説します。

頭のサイズを測ろう

剣道の面には頭の『縦のサイズ』と、『横のサイズ』の2カ所の寸法をもとに選びます。必要な道具は『裁縫用のメジャーのみ』です。金属性のメジャーは固く、顔にフィットしないため正確な長さを測れないのでやめましょう。

頭の縦サイズとは、頭のつむじから耳の前、そしてあごの先端を通った1周の長さです。また、横サイズとは額とこめかみの1周の長さのことを指します。

この2つの長さを正確に測ることで、自分に合ったサイズの面を選べます。

測るときのポイント

サイズを測るときのポイントは下記のとおりです。

  • 2人1組で測る
  • 正しいポイントで測る
  • 顔や頭にメジャーをぴったりとつけた状態で測る

1人で測ろうとすると、 目盛や頭の横後ろ周囲を確認しにくく正確に測れないので必ず自分以外の誰かに測ってもらいましょう。

また、耳の前・あごの先端・つむじなどの正しいポイントをメジャーが通っていなければ正しい長さが測れません。やわらかい素材の裁縫用メジャーで、きつすぎずゆるすぎずぴったりと顔や頭につけた状態で測りましょう。

サイズが合っているか確認するには

正確に測った上で面を購入したら、自分の顔と頭にフィットしているかを確認しましょう。ここでは、面の『正しいつけ方とチェックポイント』を紹介します。

面の正しいつけ方

『面のつけ方』の正しい手順は下記のとおりです。

  1. 面紐を持ちながら、面布団の両端をしっかりと広げる
  2. 手ぬぐいがズレ落ちないよう、面にあごから顔を入れる
  3. あごは内輪の『地』の部分(面の内側にある5cmほどの幅の丸い内輪)、額は『天』の部分につける
  4. 面紐の結び目が、後頭部の目の後ろ頭分と頭頂部の下あたりに来るように調整して強く締める
  5. 面紐の長さが、結び目から約40cm程度になるように調整して、紐がねじれている場合には直す
  6. 耳と面布団の間を手で広げ、適度に隙間を作る

チェックポイント

正しい手順で面をつけたあとは面の上下に力を加えてみて、しっかりと固定されているかを確認してみましょう。動かなければ自分に合ったサイズです。

万が一、内輪の地にあごを合わせて、頭部に隙間がある場合や額が付いていない場合には、『面が小さい』ということです。

また、内輪の天地にあごと額を合わせた状態で頭頂部に隙間がある場合や、両紐を結んだ状態で上下にガクガクと動く場合には、『面が大きい』でしょう。

新品の場合はごわつく可能性あり

新品の面の場合には、顔の形に面がなじんでいません。そのため、サイズが合っていてもごわついて違和感がある可能性があります。

しかし、面をつけて稽古をするうちに、内輪の生地が顔の形になじんで違和感が解消されるので問題ありません。

サイズが合わないと感じた場合

購入した面のサイズが合わないと感じた場合にはどうしたらよいのでしょうか?ここでは、サイズが合わない時の対処法を紹介します。

面が大きい場合は調整布団を活用することも

面が大きい場合には、面クッションや面パッドなどの『調整布団』を使ってみましょう。調整布団を使用することで、大きすぎる面のサイズの微調整が可能です。

調整布団とは、面のサイズが少し大きい場合に、面の内側に入れてサイズ調整する小さな布団のようなものです。

なかには、汗取り機能や衝撃吸収機能などの役割を持ったアイテムがたくさんあります。

調整布団の種類と使い方

さまざまな種類が展開されている調整布団のなかでも、主な調整布団の種類は下記のとおりです。

  • 面調整布団
  • あご調整布団
  • 三日月
  • あご汗取り
  • あご当て
  • 面クッション
  • 面インナー

サイズ調整をするためのあご調整布団や面調整布団のほかにも、汗取りとしても使用できる三日月・あご汗取り・あご当て・面インナーがあります。また、面クッションは、面を受けたときの吸収をやわらげてくれます。

いずれの調整布団も、面の内側に入れてから面をつけるだけという手軽さが魅力です。

面が小さい場合は交換となる

面が大きい場合には、調整布団などで微調整が可能ですが、小さい場合には交換するしか方法はありません。

正しい頭のサイズを測りなおして、返品交換してもらいましょう。

面のサイズ選びは慎重に

面は、正しいサイズを装着しないとぐらついたり声が出なかったりと剣道の稽古に支障をきたしてしまいます。

頭の大きさを正しく測って、自分に合ったサイズの面をつけて上達を目指しましょう。

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