釣りのときに役立つレインウェアの選び方。おすすめウェアも紹介

2019.02.22

天候のよくない日に釣りをするときには、レインウェアが欠かせません。レインウェアにはポンチョ型やレインコート型などいくつかの種類があります。下からの波しぶきや横からの雨風をしっかり防いでくれるものを選びましょう。

レインウェアの種類

雨風を防ぎ、冷たさで体温の低下を防ぐのにも役立つレインウェアは、アウトドアに欠かせないアイテムです。レインウェアにはいくつかの形状があるので、シチュエーションや動きやすさを考慮して選びましょう。

レインジャケットやスーツ

『レインジャケット』は、ジャケットやジャンパーの形をしたレインウェアで、雨風の浸入を防ぐために、袖や丈がやや長めに設計されているのが特徴です。雨天時の短時間の外出や、小雨が降りそうなときに着用するとよいでしょう。

レインジャケットは主に上着のみを指しますが、『レインスーツ』はジャケットとパンツの上下がセットです。

頭から足首までの広範囲がカバーできる上、動きを妨げにくいのがメリットです。自転車をこぐ、登山をするなど、雨の中で超時間過ごさなければならないときに重宝するでしょう。

また、釣りの際に着用すると、下からの波しぶきでズボンが濡れるのを防げます。一般的に、上下が分かれたセパレートタイプと、つなぎタイプがあります。

レインコートやポンチョ

『レインコート』は、雨がっぱともよばれる最もオーソドックスなタイプです。お尻がすっぽり隠れるほどの丈の長さで、衣服が雨に濡れるのを防ぎます。

レインコートのメリットは羽織りやすく、脱ぎやすいことでしょう。膝から下が濡れやすいため、長靴や足カバー、傘を併用するのがおすすめです。

『レインポンチョ』は頭からすっぽりかぶるタイプの雨具で、よく、フェスや遊園地などで着用している人を見かけますね。ゆったりとしたサイズなので、コートやリュックサックの上からでも使用できます。

一方で、返し雨や横雨に弱く、足元が濡れやすいという弱点があります。

機能について知っておこう

レインウェアを選ぶ際は、デザインや形状のほかに、機能・素材も考慮しなければなりません。レインウェアといえば優れた防水性ですが、着用時の快適さなどにも注目してみましょう。

耐水圧

アウトドア用のレインウェアには、長時間の強雨にも耐えうる防水性が必要です。防水性がどれだけあるかは、『耐水圧』の数値で判断できます。

『耐水圧』とは、染み込もうとする水に生地がどれだけ耐えられるかを数値化したものです。レインウェアには「〇〇mm」といった表記がされていますが、数字が大きければ大きいほど、耐水圧も高いことを示します。

以下は、雨の程度と最適な耐水圧の目安です。

  • 小雨:約300mm
  • 中雨:約2000mm
  • 大雨:約10000mm
  • 嵐:約20000mm

ナイロン傘の耐水圧が250mm前後と考えると、アウトドアでは、少なくとも中雨以上の耐水圧が必要です。厳しい自然環境下で釣りやキャンプをする場合は、大雨や嵐にも耐えうる20000mm以上がよいでしょう。

浸透度

レインウェアを選ぶときは、『通気性のよさ』も大切なポイントです。生地1平方メートルあたり、24時間で水分(蒸気状態)をどのくらい外に出したかを『透過性』といいます。

透過性は「〇〇g」といった数値で表され、数値が大きいほど、蒸れにくいと考えられます。

季節や体質によっても異なりますが、人は安静時でも1時間あたり約50gの汗をかきます。軽い運動時には約500g、激しいスポーツでは約1000gにもなるので、自分の運動量・作業量に見合った透過性を選ぶ必要があるでしょう。

5000~8000gの透過性があると快適さが実感できますが、汗をかきやすい人は10000~20000gを選ぶのがおすすめです。

ゴアテックスなど主なブランドの素材

アウトドア用品を手がけるメーカーでは、耐水性や透過性に優れた独自の『ブランド素材』を開発しています。

たとえば、WLゴア&アソシエイツが開発した『ゴアテックス』は、防水・透湿・防風の3つの機能を備えた新素材です。風や雨を防ぎながら、ドライで快適な状態を保ってくれるので、スポーツやアウトドアには最適でしょう。

また、モンベル社のレインウェアには、防水透湿性素材の『ドライテック』や防水透湿コーティングの『ハイドロブリーズ』などが使用されています。

レインウェアの選び方

レインウェアの機能や素材を決めた後は、重さや防寒性、ファスナーなどの細部をチェックし、長く快適に着られるものを選びましょう。ここでは釣りなどのアウトドアに特化したレインウェアの選び方を紹介します。

重量や防寒性

高い防水性のあるしっかりしたレインウェアは、重量が重くなりがちです。水滴が付くとさらに重みが増すため、場合によってはアクティビティの邪魔になってしまうかもしれません。

近年はレインウェアの軽量化が進み、200g以下の超軽量タイプも登場しています。持ち運びを意識するなら、収納性が高くできるだけ軽いものを選びましょう。

また、レインウェアにもある程度の『防寒性』があると、急な気温の変化にも対応できます。ペラペラの薄っぺらいタイプよりも、風や寒さをしのげるものがおすすめです。

たとえば、ゴア社のゴアテックスは、しなやかで軽量ながら、寒さや風からも身を守ってくれる優れものです。

ウェアのタイプ

上記でも紹介しましたが、レインウェアは、レインコート・ジャケット・スーツ・ポンチョなどのいくつかのタイプがあります。

釣りでは上からの雨に加え、下からの水しぶきや横なぐりの雨も考えられるため、下半身が濡れないスーツタイプが最適でしょう。強風に弱いポンチョタイプはあまり好ましくありません。

堤防に長時間座りこむことを想定し、透湿性は多少低くても、耐水圧や防風性は高いものを選びましょう。

ファスナーやスナップ

生地は高機能でも、ファスナーのエレメントに隙間があると、そこから水が染み込んでくる場合があります。水が入りにくい仕組みになっているかや、テープにも防水性のある素材が使われているかを確認しましょう。

また、濡れた釣り具や魚を扱っていると、どうしても袖口から水が入ってしまいます。袖口にスナップが付いていて、紐でゆるさを調節できるタイプがおすすめです。

メンズでおすすめのレインウェア

釣りやキャンプ、登山など、アクティブに動く男性にぴったりのメンズレインウェアを紹介します。ブランド独自の素材が使われている点にも注目しましょう。

ダイワ レインマックス ストレッチフィット

ストレッチ性に優れた『レインマックス(R) ストレッチ素材』を採用したレインジャケットです。動きやすい立体的なパターンなので、釣りはもちろん、登山などのアウトドアにも最適でしょう。

特筆すべきはフード部分の『ダイレクトダイヤルシステム』です。ダイヤルを回すと、フードの開口が閉まる仕組みで、首元から風や水が入り込むのを防ぎます。

袖口はアジャスター付きの二重袖口で、フロント部分には水が染み込みにくい止水ファスナーを採用している点にも注目です。

  • 商品名:ダイワ レインマックス ストレッチフィット
  • 価格:25,477円~30,844円(税込)
  • Amazon:商品ページ

シマノ NEXUS DS クール レインスーツ LIMITED PRO

セパレートタイプのレインスーツで、胸サイドや背中、大腿部に、内側の蒸れを外に出すベンチレーション(換気口)が付いているのがポイントです。

特殊断熱加工で衣服内の温度上昇を抑えているほか、衿裏には吸汗ニット素材を採用しているので、汗をかきやすい人でも快適に動けるでしょう。

釣りでの腕の動きを考慮した立体裁断で、パンツにはサロペットも付いています。お尻部分には二重生地が使用されており、座ってできる擦れにも強いですよ。

  • 商品名:シマノ NEXUS DS クール レインスーツ LIMITED PRO
  • 価格:45,093~47,265円(税込)
  • Amazon:商品ページ

モンベル ドライテック レインウエア

モンベル独自の防水透湿性素材『ドライテック(R)』を採用したセパレートタイプのレインウェアです。

この素材は、防水性を高めると透湿性が低下するという従来の欠点をカバーしており、耐水性は20000g以上でありながら、透湿性は15000gを誇ります。

ポケットの内側は柔らかなメッシュ素材で、ポケットを開放しておけば、ベンチレーションとしての役割も果たしてくれるでしょう。

  • 商品名:モンベル ドライテック レインウエア
  • 価格:12,441円(税込)
  • Amazon:商品ページ

レディースでおすすめのレインウェア

機能性や快適さはもちろん、カラーやシルエットなどのデザイン性が優れていると、雨の日のアウトドアも楽しくなりますね。彼女やパートナーにおすすめできるレディースレインウェアを、3つピックアップして紹介します。

カナディアンイースト レインウェア

『カナディアンイースト』のレインウェアは、デザイン性と機能性の高さを両立しているのが特徴です。20000mmの耐水性と、8000gの透湿性を持ちながら、他ブランドに比べてリーズナブルな価格設定で、かつカラーも豊富です。

セパレートタイプで動きやすく、フード部分はしっかり顔を覆るようにやや深めになっています。パンツシルエットが細身なので、スタイルを気にする女性にもおすすめでしょう。

  • 商品:カナディアンイースト レインウェア
  • 価格:9,936円(税込)
  • Amazon:商品ページ

コロンビア シンプソンサンクチュアリーウィメンズレインスーツ

雨を完全に遮断しながら、蒸れを最小限に抑える『オムニテック機能』を採用したセパレートタイプのレインスーツです。

内側の水蒸気が開放できるベンチレーションチェストポケットや、高い防水性のあるファスナーが使われている点も高ポイントでしょう。

膝部分や腕部分の裁断が立体的になっているので、さまざまな体の動きにもスムーズに対応します。ボトムスの重量は156.5g(Mサイズ)と軽量で、使わないときはコンパクトに折りたたむことができます。

  • 商品:コロンビア シンプソンサンクチュアリーウィメンズレインスーツ
  • 価格:8,704~13,608円(税込)
  • Amazon:商品ページ

オンヨネ ブレステック レインウェア

『オンヨネ ブレスティック レインウェア』は、1996年に誕生しましたが、時代とともに新たな機能が追加されています。

縫い目からの漏水を防ぐ『シームシーリング技術』や、20000mm以上の高い耐水性と高い透湿性を備えた3層構造の生地がポイントで、日常的なスポーツからアウトドアまで幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。

ジャケット部分には『雨返し仕様』、ポケット部分には『水抜き穴』がほどこされるなど、細かい部分にも工夫が見られます。

  • 商品:オンヨネ ブレステック レインウェア
  • 価格:4,990~9,429円(税込)
  • Amazon:商品ページ

雨の対策もバッチリしておこう

近場で釣りをする場合、簡単な雨具しか携帯しない人もいますが、丈夫で機能性に優れたレインウェアがあるだけで、安心感や快適さがグッとあがります。

登山やスポーツと違い、釣りはじっとしていることが多いので、特に、雨風や水しぶきに対する耐水性・防寒性・防風性は重要視すべきでしょう。ウェア選びで迷ったときは、ブランド独自の新素材を選んでみるのもおすすめです。

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