釣り人のカッパはこれで決まり。雨の日も快適なおすすめカッパを紹介

2019.02.21

防水性に優れたカッパがあれば、釣りは雨の日でも問題なく楽しめます。蒸れが気になるときは『透湿性』の高いカッパを着用しましょう。アウトドアブランドや釣り具メーカーなどでは機能性に優れた、最新のカッパを多数扱っています。

釣りで着用するカッパの基本

釣りで着るカッパは何を基準にして選ぶべきでしょうか?濡れないだけでなく、蒸れないことや携帯のしやすさも重要です。カッパを選ぶときのポイントを解説します。

釣りに行くならカッパは必需品

釣りにはカッパなどの雨具が必要不可欠です。磯釣り・川釣り・船釣りでは、にわか雨が降ってきても雨宿りできる場所がありません。カッパは雨や寒さをしのぐ意味もありますが、下から吹き上げる波しぶきから服が濡れるのを防ぐ役目もあります。

自然の中で行う他のレジャーと違って、釣りはカッパさえあれば雨の中でも楽しめるアウトドアともいえるでしょう。雨の日のほうが釣果を上げる場合もあります。

カッパは3タイプある

カッパは、大きく3つのタイプに分けられます。

  • レインスーツ
  • レインジャケット(コート含む)
  • ポンチョ

『レインスーツ』は、上半身と下半身が同時にカバーできるもので、上着とパンツが別々のセパレートタイプと、ワンピースのつなぎタイプがあります。水辺や船上で作業するときに役立つので、雨が降っていなくても着用するとよいでしょう。

『レインジャケット』は、パンツを含まない上着のみの雨具です。小雨が降ってきたときにサッと羽織れるので、カバンに入れておくと重宝します。軽量でコンパクトなものがおすすめです。

『ポンチョ』は、布の真ん中に頭を通すような形で、スカートのように裾が大きく広がっています。リュックやダウンコートの上から被っても窮屈さを感じません。

覚えておきたいカッパの性能の見方

カッパの防水効果は全て同じありません。小雨・中雨・嵐など、雨の量にどれくらい耐えられるかは『耐水圧』を見て判断します。梅雨や夏場はカッパの内側が蒸れやすいので『透湿度』の高さも重要です。

耐水圧

雨具やテント、傘など、雨を防ぐアイテムには『耐水圧』が表記されています。耐水圧とは、水が生地に染み込もうとするのに対し、どれくらいの防水性があるかを示すものです。

生地上に1cm四方の柱を立てて、そこに高さ5000mm(500m)まで水を入れるとしましょう。この水圧に耐えられる生地には、『耐水圧5000mm』と表示されます。

釣りを含めたアウトドアでは、耐水圧は高ければ高いほど安心です。小雨や小雪を防ぐ程度ならば5000mmで十分ですが、特に強い雨風が吹き荒れる防波堤や、大量の波しぶきが予想される船釣りでは、20000mm以上あったほうがよいでしょう。

浸透度

100均やコンビニなどで売られている安価なカッパは、防水性はあるものの、透湿度はほとんどありません。

『透湿度』とは、生地1平方メートルあたり、24時間でどのくらいの量の水蒸気や汗を放出するかを示した値です。透湿度が低いカッパは蒸れやすく、汗が水滴になって冷えると、風邪をひく恐れがあります。

ランニングでは1時間あたり約1000g、安静時でも約50gの汗をかくといわれています。釣りに激しい動きはありませんが、炎天下などで汗をかくことを考えて、最低でも透湿度5000g以上のカッパを選びましょう。

ゴアテックスは最強の防水透湿性素材

水も風も遮断する生地というと、プラスチックのような素材を思いうかべる人が多いでしょう。

本来、耐水性(防水性)と透湿性は相反する性質なので、2つを両立させるのは容易ではありません。しかし、WLゴア&アソシエイツ社が開発した防水透湿素材の『ゴアテックス』は、高い耐水性と透湿性を兼ね備えた画期的な素材です。

ゴアテックスの生地上には、微細な孔がたくさん空いていて、分子の小さな水蒸気は孔から出ていくことができますが、分子の大きな水滴は孔を通れない仕組みになっています。

カッパ選びで注意したいポイント

カッパは、さまざまなシチュエーションで着用するため、どんな機能を重視するかは人それぞれでしょう。釣りに最適なカッパには、どんな条件が必要なのでしょうか。

動きやすいか

釣りは、竿を振ったり、餌を付け替えたりと、腕周りをよく動かします。かがんだり、膝をついたりする動作も多いでしょう。

釣り専用の連ウェアは、腕や胸、膝の部分が特別な立体裁断になっており、釣りの特殊な動きに対応していることがほとんどです。釣り専用でないカッパでも構いませんが、窮屈すぎず、伸縮性が高いものを選びましょう。

特に秋冬の釣りでは、中にフリースやダウンなどを着こむので、少々余裕のあるカッパを購入するのがおすすめです。重装備になりやすい秋冬は、カッパの『軽さ』も忘れてはいけません。

ジャケットタイプのカッパは200gを切る超軽量タイプも出回っており、持ち運びも楽々です。

ポケットなどの収納面

釣りの道具は細々としたものが多いので、カッパにポケットがあると、忘れ物やなくしものが少なくなります。

手がふさがったときに物を入れやすい『サイドポケット』のほか、たばこやカードなどの薄いものが入る『胸ポケット』などがあると便利です。

ポケットは収納するだけでなく『ベンチレーション(換気口)』としての役割も果たします。メッシュのポケットは、カッパにこもる蒸れを開放してくれるので、季節によっては物を収納せず、ファスナーを開けておくのがよいでしょう。

一方、「ポケットが多いとデザイン的によくない」と考える人もいます。雨具のポケットに物を入れすぎると浸水のリスクが高まるので、使い方や数を見直してみる必要もありそうです。

首、袖周りの機能面

海釣りでは横なぐりの雨や強風が吹きつけるので、できるだけ露出を少なくしたほうが快適に過ごせます。

カッパは、首までしっかりとファスナーが上がり、首周りとフードを紐などでギュッと絞れるものを選びましょう。フードは、できるだけ深めで、かつ被視界を遮らないものが理想です。

フロント部分、取り外しフードの境目、ポケットなど、カッパのファスナー部分にもしっかりと防水・撥水加工がほどこされているかも確認しましょう。

袖周りは、水が入り込まないように二重構造になっていて、ゴムや紐でギュッと絞れるものが好ましいです。袖口が広いポンチョタイプは、餌を付けたり、魚を釣り上げたりしたときに、水が流れ込んでくる恐れがあります。

アウトドア系のおすすめブランド

釣り専用のカッパや、アウトドアに使えるレインウェアを扱っているアウトドア系のおすすめブランドを紹介します。デザインや機能の高さ、価格の安さなど、ブランドごとに特徴やメリットが違うので、自分に合うものを見つけましょう。

ゴアテックスモデルが多数 モンベル

モンベルは大阪に本社を置く日本のアウトドアブランドで、海外ブランドに負けないデザイン性の高さと機能性の良さが特徴です。フィールドや用途に合わせて選べる豊富なラインナップで、釣りに特化した『フィッシングウェア』も扱っています。

たとえば、男女兼用で使える『ウエイディング レインジャケット』は、フィッシングベストの上から着用できるタイプで、防水透湿性と軽量性を兼ね備えた『ゴアテックスパックライトファブリクス』を採用しています。

モンベルを代表するレインウェア『ストームクルーザージャケット』にはゴアテックスメンブレンの裏地と、しなやかさと耐久性を追求した新テクノロジーが採用され、レインウェアとは思えない着心地の良さが感じられるでしょう。

モンベル – アウトドア総合ブランド

おしゃれデザインが多い コロンビア

コロンビアはアメリカ・オレゴン発のブランドでさまざまなアウトドアスポーツ用品を多数扱っています。

『マルチポケットフィッシングベスト』はコロンビアの象徴的なアウトドアアイテムであり、そこからもフィッシングウェアと関わりが深いブランドであることが伺えます。

Warm・Dry・Cool・Protectionと、各分野において独自の機能開発を行っており、過酷な自然環境に対応できる良品が多く見つかります。『バスフィッシングレインウェア』には透湿防水素材の『オムニテック』が使用されているので、梅雨でも蒸れ知らずで過ごせますよ。

自然の中だけでなく、タウンでも気軽に着用できるデザインのおしゃれさもコロンビアの魅力でしょう。コラボカラーやコラボデザインが次々と発売されるので、人と差をつけたい人や流行に敏感な人に支持されています。

コロンビアスポーツウェア[公式]アウトドア用品/Columbia Sportswear

釣り具メーカーのおすすめブランド

釣り具メーカーのカッパは、釣りのさまざまな場面を想定しているので、ほかのアウトドアブランドにはないデザインや機能が採用されていることも少なくありません。釣りに特化するなら、釣り具メーカーのウェアを購入するのもいいでしょう。

ハイスペックレインウェア シマノ

釣り具用品を扱う『シマノ』では、真夏や厳冬、季節の変わり目など、さまざまな場面を想定したフィッシングウェアを展開しています。

レインウェアは、ジャケット・スーツ・サロペット・ショートジャケットなどがあり、防水透湿素材の『ゴアテックス』や立体設計パターンの『コアアクト』、軽さを追求した『ゴアテックスパックライト』などが採用されたハイスペック揃いです。

フィッシングトップ|シマノ -SHIMANO-

レディースウェアも豊富 ダイワ

『ダイワ』のレインウェアには、ゴアテックスなどの新素材のほか、ダイヤル操作でフィット感が調節できる『ダイレクトダイヤルシステム』などが便利な機能が採用されているのが特徴です。

首周りから水や風が入らないフード雨返しやキャップインシステム、止水ファスナーなど、釣りに適した設計の細かさも魅力でしょう。

色違いの素敵なデザインやレディースサイズも豊富なので、男女ペアでのウェア選びもできそうです。

DAIWA公式:フィッシング(釣り)のダイワトップページ

機能性とデザインが充実 パズデザイン

痒いところに手が届く快適なアイテムを多数展開しているのが釣り具メーカーの『パズデザイン』です。

レインウェアには独自の透湿防水素材『ブレスシェード』が採用されており、高機能ながら価格はリーズナブルです。

ウェーディング時を想定したショート丈のウェーディングジャケットや伸縮性を重視したストレッチジャケットなど、レインウェアだけでもさまざまな種類があります。カラーやデザインの良さにも注目しましょう。

Pazdesign

その他ブランド

釣り具メーカーやアウトドアブランドのカッパは、やや値段が高く設定されています。初心者でも気軽に手にとれる、コストパフォーマンスの高いブランドを探してみましょう。

コスパ重視ならワークマン

『ワークマン』は全国に800店以上もの店舗を持つワーキングウェアの専門店です。外での作業着といったイメージがありますが、釣りやアウトドアで重宝する『透湿防水防寒スーツ』や『全天候型レインウェア』などを扱っています。

耐水圧10000mg、透湿度5000g以上のレインウェアが上下セットで5000円で買えてしまうのは驚きです。

ワークマン|作業服・作業着・安全靴・レインウエア・レインスーツ

自分に合ったカッパを探してみよう

アウトドアブランドのカッパは、カッパとは思えないほどデザイン性や機能性に優れています。そのぶん値段が張るので、購入前はじっくりと吟味したいものです。

コストパフォーマンスを重視するなら、ワークマンなどをのぞいてみましょう。

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