ボールペンのインクに空気が入って書けない。原因と復活方法は?

2019.02.18

まだインクはあるはずなのに書けない。そうしたことが起こるボールペンですが、それにはいろいろな原因が考えられます。ここでは、そんなトラブルの原因や対処法、また、ボールペンを書けるように戻す方法について紹介します。

インクの中に空気が入る原因

買ったばかりのボールペンが書けない、そういう経験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか? その原因として考えられるのが、インクの中に空気が入ってしまっているという状態です。

なぜ芯の中に空気が入ってしまうのか、 まずはその原因について探ります。

横向き、上向きに使っている

ボールペンの芯に空気が入ってしまう原因として、一番に考えられるのがペンの使い方です。ボールペンのペン先には、小さなボールが付けられていて、それが転がることでインクが出るような仕組みになっています。

このボールは、芯に入っているインクが一気に流れないようにフタの役割を果たしているのですが、ペン先が下に向いていない状態でボールが紙に触れると、インクが流れず、逆に空気が芯の中に入ってきてしまいます。

そのため、仰向け(上向き)の状態や横向きの状態でボールを使用すると、空気が入りやすくなってしまうのです。

ボールペンを使うときは、ペン先が下を向いている状態で使用するようにしましょう。

荷物の中の振動

荷物の中にペンを入れているとき、その振動で空気が入ってしまうというケースもあります。これも、先ほど紹介したようなペン先の向きが原因です。

ペンが横向きの状態で振動が加わり続けると、何も書いていなくても、ボールと芯の間に微かな隙間ができます。

インクも横向きに偏るため、その隙間から入った空気がインクの隙間に入ってしまい、芯の中でインクと空気が混ざってしまうのです。

ボールペンを持ち運ぶときは、できるだけペン先が下を向く状態で携帯するのが理想的です。

インクが分離して出ないときの復活方法

芯の中でインクが分離してしまう原因について説明してきましたが、ここからは、書けなくなったボールペンを書ける状態に戻す方法を紹介します。

わざわざ買い換えなくても、簡単に直せる可能性があるので、諦めずに実践してみましょう。

まずは本当に空気が入っているか確認

本当に空気の混入が原因でインクが出なくなったのかをチェックしましょう。

ボールペンの芯には、外見がインク色にプリントされているものもあります。外から見ると、まだインクがあるように見えても、よく見てみると空になっているということもあります。

空気が入っているのか、インクが切れているのか、しっかりと原因を見極めることが大切です。

遠心力を利用して復活する

芯から空気を出す方法で、一番有効なのが『遠心力』を使った対処法です。芯に入った空気を遠心力で外に出すことで、元のように復活させます。

シンプルかつ一番有効な方法なので試してみましょう。

輪ゴムの回転で復活させる方法も

芯を振っただけでは空気が芯から出きらないときは、ペンを高速で回転させて空気を外に出す方法があります。そんなときに役立つのが輪ゴムです。

輪ゴムにペンを通して中心を固定し、限界までぐるぐる回します。その後、力を緩めてプロペラのようにペンを回せば、ただ振るよりも遠心力を加えて空気を外に出すことができます。

輪ゴムの他にも、普通の紐などを使って同じ方法を実践することができます。自分の持っているものでうまく代用してみましょう。

空気を抜いてもインクが出ないときは?

芯から空気を抜く方法を紹介しましたが、実践しても文字を書けないときはどのように対処すればいいのでしょうか。

空気の混入以外にも、ボールペンが書けなくなる原因はあります。それぞれの原因に対処法があるので、空気を抜いてもうまく書けないときは試してみましょう。

ペン先にゴミが詰まっていないか確認

ペン先のボールに小さな埃やゴミが挟まっているせいで、うまくボールが回らなくなっているという可能性もあります。先端のボールが回らないと、インクが詰まり文字が書けません。

ティッシュなどを使って綺麗にペン先の汚れを拭き取るだけで、そのようなトラブルを解決することができます。空気を抜いてもインクが出ないときは、ペン先の汚れを拭き取ってみると書けるようになるかもしれません。

インクを温める

先端に溜まって固まってしまったインクは、ティッシュなどでは拭き取れないこともあります。そのような場合は、ライターなどで先端を温めて、固まったインクを溶かす方法が効果的です。

このとき、ペン先だけを温めるようにしましょう。火力が強すぎたり、ペン先以外に火を近づけると、ボールペン自体が溶けてしまうので、十分注意して温めるようにしましょう。

ライターを使うのが怖い場合は、ファンヒーターや自分の指などで温めるだけでも効果を発揮することがあります。

空気が入らないよう注意を

芯に空気が入ってしまい書けなくなるトラブルは、簡単な方法で解決することができます。

一番良いのは空気が入らないように注意することですが、意識していても起こりうる現象なので、うまくインクが出なくなったらいろいろな方法を実践してみましょう。

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