写真のレタッチがしたい。レタッチの基本とおすすめソフトを紹介

2019.02.17

写真のレタッチとは、一体どのようなことを指すのでしょうか。ここでは、レタッチの基本的な知識とおすすめのソフトについて紹介していきます。初心者でも簡単に利用できるものからプロ仕様のものまで、いろいろなレタッチソフトをチェックしてみましょう。

まずは知っておきたいレタッチの基本

普段生活している中では耳慣れない『レタッチ』ですが、レタッチとはどのような作業のことを言うのでしょうか? 意外と知られていないレタッチについての基本を紹介していきます。

レタッチとは?

『レタッチ』とは、『パソコン上で写真を修正する作業』全般のことを言います。

SNSなどに投稿する写真をフィルター機能で加工する作業とは微妙に異なるのが、パソコンで修正する作業であるという点です。

レタッチでは、フィルター機能だけではできなかったいろいろな修正や加工を行うことができます。レタッチでできることについて紹介するのでチェックしてみましょう。

レタッチでできること

レタッチをすることによって、撮ったままのオリジナルの写真を修正したり、イメージに近い状態に補正することができます。

例えば、レンズについたホコリなどが写真に写り込んでしまったとき、それを綺麗に消すことや、撮影後の写真をトリミング(写真の一部を切り取ること)することによって構図を整えることができます。

その他にも、写真の色調補正や、明暗の調整も行えるため、レタッチを覚えると非常に便利です。

基本的なレタッチの流れ

写真の補正や加工ができるレタッチですが、実際に行いたいときはどうすればいいのでしょうか?

レタッチでできることはたくさんありますが、綺麗な写真に仕上げるためには、それぞれの作業に適した順番があります。次からは、基本的な流れについて紹介していきます。

画像データの用意

スマホ上ではフィルムやプリントされた写真を修正することは難しいものですが、パソコンで行うレタッチは、一度データを取り込むことができれば簡単に修正することができるのが魅力の1つでしょう。

レタッチ作業の工程でまず初めにやることが『画像データの用意』です。スマホやデジカメなどで撮影された写真は、簡単にパソコンに取り込むことができるので、取り込んでおきましょう。

また、フィルムの写真やプリントアウトされた状態のものなどは、一度スキャンし、画像データとして取り込む必要があります。

明るさ、コントラスト、色合いなどを調整

写真をパソコン上に取り込んだ後、まずは『色調の補正』をしてみましょう。ここでは主に、明るさ・コントラスト・色合いなどを調整していきます。

写真の明るさを調整すると、オリジナルの写真では暗くなっている部分も明るくすることができます。コントラストを修正すると、ぼんやりしている色を区別することができるため、写真全体がはっきりとした印象に仕上がります。

色合いの調整では、全体的な写真の色合いを補正することができるため、自分のイメージを投影するときに重要なポイントだと言えます。

ゴミなどのスポットを修正

明るさやコントラストの修正を行った次は、写真に写り込んでいるゴミなどをスポット修正で取り除いていきます。

画面上だと分かりにくいホコリなども、実際にプリントすると結構目立ってしまうとケースがあります。

レタッチでスポット修正を行う際は、『スポットを可視化』する機能が搭載されているソフトがほとんどで、この機能を使うと、パソコン上だと分かりにくいゴミをはっきりと見えやすくしてくれます。

このような機能を駆使し、見えにくいホコリなどもしっかりと取り除きましょう。

ファイルの書き出し

レタッチで最後に行う作業が『ファイルの書き出し』です。

修正した写真を特定のデータに書き出し、パソコンに保存しましょう。作業途中や印刷のために保存する場合は、通常の形式(JPEGなど)で書き出して保存しますが、Web上に保存する場合は、データを圧縮するケースが多いです。

保存する際の圧縮率を上げるとデータ自体は軽くなりますが、それと比例して写真の画素が荒くなってしまうため注意が必要です。

パソコンでレタッチを行う方法

ここまで、レタッチ作業における基本的な流れについて紹介してきましたが、ここからは、実際にレタッチを行う方法について紹介していきます。

レタッチを行うには、Webブラウザ上でレタッチを行う『ブラウザ型』とソフトをインストールして行う『インストール型』の、大きく分けて2つの方法があります。自分の環境に適した方法でレタッチを体験してみましょう。

Webブラウザ上から行う

Webブラウザ上でレタッチを行う『ブラウザ型』の場合は、インターネット接続が必ず必要です。

その代わり、インターネットの接続環境があればどこでもソフトを使用することができる上に、自分のパソコンをレタッチソフトに合わせて設定する必要もないため、簡単な知識だけで手軽に行うことができます。

日常的にレタッチをする必要がある人ではなく、ひとまず体験してみたいという人におすすめです。

ソフトをインストールして行う

一方、ソフトをインストールしてレタッチを行う『インストール型』の場合は、作業時にはインターネット接続がなくてもレタッチを行うことができます。

ネットを介して作業を行う必要がないため、セキュリティ面の安全性が保たれているという特徴があります。

初期設定として、パソコン上の設定を変更しなければいけない場合など、専門的な知識を要するケースがあるため、日常的にレタッチを行う人におすすめの方法だと言えます。

無料で使えるレタッチ用フリーソフト

パソコンでレタッチを行う方法について、ブラウザ型とインストール型の2つを紹介してきましたが、ここからは、無料で利用することができるレタッチ用フリーソフトについて紹介していきます。

事前に特定の機能をダウンロードしなくてはいけないものや、アカウント登録が必要なものなど、それぞれのソフトごとに仕様があり使い方も異なるため、自分に合ったソフトを見つけてレタッチをしてみましょう。

ブラウザから簡単編集 PIXLR EDITOR

ブラウザ上で簡単に編集作業を行えるのが『PIXLR EDITOR』です。

PIXLR EDITORでは、高品質な加工や修正を行うことができ、基本的な画像編集が可能です。PIXLR EDITOR自体をインストールする必要はありませんが、Flash playerをダウンロードする必要があるため注意が必要です。

また、ソフト自体がFacebookに対応しており、編集した画像をすぐに投稿することが可能。ブラウザ上で手軽に画像編集を体験したい人におすすめのソフトだと言えます。

Online Photo Editor | Pixlr Editor

シンプルな操作が魅力 Fotor

編集・コラージュ・デザインの3つの機能をメインとしているソフトが、ブラウザ型のレタッチソフト『Fotor』です。

シンプルな機能性と簡単な操作感が魅力のFotorですが、ブラウザ上でアカウントを作成することにより、画像データをクラウドに保存することができるため、どの端末からでもレタッチを行うことができるという魅力もあります。

基本の編集機能に加え、美顔機能も搭載されており、しわの消去や血色の調整も行うことができます。とにかく簡単に操作できるため、レタッチ初心者におすすめです。

画像加工・写真編集|Fotor – 無料オンラインサービス

基本の機能は完備 SUMO Paint

基本的な機能を完備しながらもシンプルな操作性が魅力のソフトが『SUMO Paint』です。

SUMO Paintは、写真編集ソフトとして最も有名なPhotoshopで利用できる基本的な機能を完備している上に、ショートカットキーを使用可能という利便性も備えています。

そのため使用感はPhotoshopに近いですが、言語対応が英語のみで、日本語で表記されないというデメリットもあります。また、前述したPIXLR EDITOR同様、使用する際はFlash playerをインストールする必要があるため、こちらも注意が必要です。

Sumopaint – Online Image Editor

インストールの定番 GIMP

レタッチソフトとしての歴史が長く、多くの人に使用され続けているソフトが『GIMP』です。

GIMPは、インストール型のソフトなので、パソコンにソフトをインストールする必要がありますが、Photoshopと同レベルの画像編集と修正を無料で行うことができるという魅力があります。

WindowsとMac、両方のパソコンに対応したソフトのため、初心者から上級者まで、幅広い人に利用されている定番のソフトです。

GIMP – GNU Image Manipulation Program

Macユーザーなら標準の写真アプリもアリ

Macユーザーに嬉しい無料でレタッチを行うことができるのが、標準搭載されている『写真アプリ』です。

Macには、写真を編集することができるアプリが標準搭載されています。その機能は、写真の明度を調整することはもちろん、スポットで余分なものを除く機能もついているため、標準搭載されているアプリでも十分な機能を発揮してくれます。

さらに、アップル社製品との互換性も非常に高いため、レタッチ機能に加え、写真の共有も簡単に行うことができます。

有料で使えるレタッチ用ソフト

ここまで、無料で利用できるレタッチ用ソフトについて紹介してきましたが、ここからは有料で使用するレタッチ用ソフトについて紹介していきます。有料ならではの実力を誇るソフトなので、ぜひチェックしてみてください。

大定番の画像編集ソフト Adobe Photoshop CC

多くの画像編集を行うプロが愛用している大定番アプリが『Adobe Photoshop CC』です。

雑誌や広告などで目にする写真や画像の多くは、 Photoshop によって編集されています。さらにAdobe Photoshop CCでは、画像や写真の編集だけでなく、イラストを作成することもできるため、イレストレーターや漫画家なども愛用しています。

Adobe Photoshop CCを使用すれば、オリジナルの画像を自分のイメージ通りに編集することができるでしょう。有料ならではの編集技術を体感してみてはいかがでしょうか?

Adobe Photoshop CCの購入 | 最高の写真、画像、デザイン編集ソフト

写真のレタッチにチャレンジしてみよう

写真のレタッチは、簡単な知識と操作でできるものから専門的なプロのレベルまでさまざまです。自分の環境とニーズに合わせてソフトを使い分け、レタッチにチャレンジしてみましょう。

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