ボールペンのインクが分離して書けない。復活する方法はある?

2019.02.16

ボールペンは、ペンの先を上に向けて使っていると、空気が入りインクが分離することがあります。分離して使えなくなったペンは、遠心力で直せるのをご存知ですか?インクが分離する原因や、解決方法を解説します。使えなくなったボールペンを直しましょう。

ボールペンが書けない、その原因は?

急にボールペンが出なくなることがありますが、それはなぜでしょうか?ボールペンが使えない原因を知り、快適に使える状態を保ちましょう。

ペン先のホコリなどの汚れ

ボールペンの先には小さなボールが入っており、そのボールについたインクがボールの回転によって紙に転写されます。これにより書くことができるのです。

そのため、ペンの先にホコリなど小さなゴミがついてしまうと、ボールがうまく回転せずに書けなくなってしまいます。

ペン先が汚れて書けなくなった場合、汚れをきれいに拭き取ると書けるようになります。ティッシュで掃除して、きれいにしましょう。

インクが固まっている

ペンの先端で固まったインクは、ボールが回転するのを邪魔します。その結果、ボールペンが使えなくなることもあるのです。インクは液体なので、古くなってくると、水分が少なくなり固くなってしまいます。

固くなって書けなくなったインクは、温めるのが有効です。ライターやコンロの火を使ってボールペンを熱したり、お湯に浸けて温めたりして、インクを柔らかくしましょう。

ライターを使う場合には、ボールペンを壊さないように注意します。火を近づけ過ぎると、ペンの軸が溶けたり焼けたりするので、距離に注意してください。

ペン先に空気が入って分離している

ボールペンが使えなくなる原因のひとつに、ペンの先から空気が入り込んでしまった場合も挙げられます。中に入った空気の影響でインクが逆流し、出なくなってしまうのです。

空気によるインクの逆流は、日常のちょっとした動作で簡単に起こります。そのため、保管方法や使い方に気をつけ、空気が入り込まないようにしましょう。

ボールペンとインクが分離する理由

ボールペンのインクは、重力によって自然に先端のボールに付着するようになっています。しかし、ペン先から空気が入り込んでしまうと、インクが先端のボールにつくのを邪魔され分離してしまうのです。

では、どうしてペンの先から空気が入ってしまうのでしょうか?原因を解説します。

持ち運びの振動

ペン先から空気が入り込んでしまう理由のひとつに、ボールペンを持ち運んでいるときの振動があります。起こりやすいのは、バックや筆箱の中で揺られたボールペンが、バック内の物に接したときに、ボールが回転してしまう、というケースです。

ボールペンは水平よりも傾いているときにペン先が何かに触れると、ボールが回転しても何も書けません。その代わり空気が中に入り込みます。空気が入ると、インクが重力でボールにつくのを邪魔するので、分離してしまうのです。

ペン先を水平以上に傾けて書いている

ボールペンで書くとき、水平より傾けて書いている場合にも、ペンの先から空気が入り込みやすくなります。

例えば、壁にかけてあるカレンダーに予定を書き込むときや、あお向けに寝そべった状態でメモを取るときなど、ペンの先端が上に向いた状態で使用しているときです。そうした使い方をすると、ボールの空回りによって空気が入り、インクが逆流します。

また、保管状態もインクの分離に影響します。ペン先を上に向けてペン立てに立てていると、ペンの中に空気が入りやすくなるのです。ペン立てに立てるときは、先端を下に向けておくと、インクの分離を防げます。

分離したインクの復活方法

インクが分離したボールペンは、遠心力を使うことで再び書けるようになります。手で持って少し振る程度では、勢いが足りません。ここでは、遠心力を使った直し方を2つ紹介します。

輪ゴムで回転させる

輪ゴムが反発する力を使うと、強い力を加えなくても、簡単に遠心力を利用できます。輪ゴム1本でできるボールペンの復活方法は、下記の通りです。

  1. 輪ゴムにペンを通す
  2. ボールペンの中心にテープで輪ゴムを固定する
  3. ぶんぶんゴマのように回して輪ゴムをねじる
  4. 力を緩めてゴムの力で回転させる

このとき注意したいのは、キャップなどの付属品をはずしておくことです。遠心力で付属品が飛んでしまう可能性があります。安全のために、必ずはずしておきましょう。

紐をつけ振り回す

輪ゴムが手元にないときには、紐をつけて振り回す方法でも、代用可能です。このときにも、キャップなど付属品が飛ばないように、あらかじめはずしておきましょう。

  1. ペン先の反対側に紐をつける
  2. 2結び目をテープで固定する
  3. 円を描くようにペンを振り回す

紐で振り回す方法は、周りに人がおらず安全なことを確認してから行ってください。

インクが分離したときは遠心力で復活させよう

ボールペンは重力を利用しているため、壁を使ってメモを取ったり、ペン立てにペンの先を上にして立てておいたりすると、ペン先から空気が入ってしまいます。その結果インクが分離してしまうのです。

分離したインクは、遠心力を使って直しましょう。輪ゴムや紐を使ってボールペンを回せば、インクは比較的簡単に出るようになります。ボールペンが書けなくなったら、1度試してみてください。

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