ビールカクテルレシピ6選。初心者でもできる基本の作り方を解説

2019.02.14

コク、キレ、のどごし、ほどよい苦みがあって泡の中から匂い立つホップの香り…。今も昔も大人たちを魅了してやまないビールですが、ひと手間加えてカクテルにするだけで、また違った表情を見せてくれます。そんな『ビールカクテル』のレシピと基本の作り方を、初心者の方にも解りやすくご紹介いたします。

ビールカクテルのメリット

ビールカクテルが人気の理由はどこにあるのでしょうか。

ビールをより飲みやすくフルーティに

ホップの苦みこそビールの醍醐味ですが、中にはその苦みが受け付けないという人もいます。ビールが得意ではない方でも、果汁ジュースや炭酸飲料・カットフルーツやスパイスなどを加えることによって苦みを抑え、甘くフルーティーで飲みやすくなります。

それだけではありません。スイカに塩をかけたり、焼酎の中で梅干しを潰したりすると甘味が増すように、ビールにもスパイスやフルーツを入れることで、独特な香りと甘味を引き出すこともできます。つまり、あえてカクテルにすることで、ビールの味をより引き立たせることもできるのです。

必ずしもビール嫌いの人向けに作られたものでなく、むしろビール党だからこそ楽しめるという懐の深さが、ビールカクテルの人気を牽引している最大の要因でしょう。

スーパーやコンビニで材料がそろう

豊富な銘柄が揃っている酒屋に行かなくても、ご近所のスーパー、コンビニなど、どこでも手に入るような材料を使うので、日ごろ立ち寄るお店などで気軽に買い物ついでに始められるのも特徴です。

基本レシピは、これからご紹介しますが、普段、飲みなれているジュース、炭酸飲料、果物、スパイスなど好みの材料を思いつくままに、ビールに加えてみるのも良いでしょう。

家飲みが楽しくなる

カクテルといっても、シェーカーやステアなどの特別な器具を使用することもなく、おもに缶ビールにジュースを混ぜることが多いので、グラスにマドラーがあれば器具としては十分です。紙コップやスプーンでも代用可能ですので後片付けの負担も減り、作る側の手間が省けますので、手軽なパーティーや家飲みに最適なドリンクといえるでしょう。

おしゃれでバリエーション豊富なカクテルを、BARやレストランに行かなくてもお家で楽しめるのも、ビールカクテルが人気の理由です。

缶ジュースで作れるおすすめレシピ

初心者の方にまずおススメな、「ビールに缶ジュースを混ぜるだけ」で簡単に作れてしまうビールカクテルをご紹介します。これは入門レシピなので、自分でアレンジしてみてもいいかもしれませんね。

炭酸飲料、炭酸水、果汁ジュース、乳製品飲料、人それぞれ好みはありますでしょうが、どのドリンクを試してみてもビールは何でも合うなと感心してしまいます。

ジンジャーエールと混ぜて『シャンディガフ』

昔からイギリスのパブなどで飲まれている、ポピュラーなビールカクテルです。ジンジャーエールとビールを組み合わせて作る、ビールカクテルの代名詞的存在です。

作り方は、ジンジャーエールとビールを1対1の割合で混ぜるだけ。ジンジャーエールのピリっとした風味とビールの苦みが上手く合わさり、スッキリとした甘味も感じます。

ビールとジンジャーエールの味の組み合わせによって、甘いカクテルにも辛めのカクテルにも早変わり。好みに合わせて調節できるのも便利なポイントです。

[参考記事] ビールとジンジャエールは相性抜群?シャンディガフにおすすめビール

コーラと混ぜる『ディーゼル』

アメリカやドイツではレストランなどで提供されるほどポピュラーな、コーラをビールで割ったビールカクテルです。

コカ・コーラとビールを1対1の割合で混ぜた、甘さのなかにもさっぱりとした味わいです。レモンやミントを添えると甘さを抑えられて香りも増します。

ディーゼルの進化形『トロイの木馬』

さらに、スタウト(黒くなるまでローストした大麦を使用した黒ビール、色が濃く苦み酸味が強い)とコーラを混ぜると「トロイの木馬」というコクのあるビールカクテルになります。

国内でスタウトといえば、泡がクリーミーで、ハープのマークでお馴染みのギネスビールが有名です。少し品ぞろえが豊富なスーパーなどで手に入るので、興味がある方はぜひ試してみてください。

ディーゼルは人気が高いうえ、ビールとコーラの組み合わせ次第で様々な味わいを楽しめます。こちらの記事でおすすめ銘柄や作り方を詳しくまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

ビールとコーラでつくるおしゃれカクテル「ディーゼル」の基本をご紹介

甘さと苦みのコントラスト『カルピスビア』

その名のとおりカルピスとビールを組み合わせたもので、別名「ダブルカルチャード」とも言います。カルピスの乳酸菌発酵とビールの酵母発酵、(2つ=ダブル)の(発酵=カルチャード)が名前の由来です。

カルピス1、ビール5くらいの割合で混ぜます。泡も消え、見ためは桃のジュースのネクターのようになります。

口に入れるとまずはカルピスの優しい甘みが広がり、後から苦みが追いかけてきます。

アレンジでカルピスウォーターやカルピスソーダで割るのもおすすめ。その場合は、1:1程度の比率で混ぜ合わせると良いでしょう。

フランス生まれのおしゃれカクテル『パナシェ』

フランス語で「混ぜ合わせた」の意味があります。レモネードとビールで作るカクテルです。

レモネードとビールを1対1の割合で混ぜます。レモン風味の爽やかな甘味が絶妙な定番ビールカクテルです。レモンスカッシュなどのレモン風味の炭酸飲料でも代用できます。

果物&野菜ジュースで作るヘルシーレシピ

より健康的にアルコールを楽しみたいなら、果物や生野菜をギュッと絞った、ぜいたくで大人なビールカクテルをご紹介します。

生ジュースにカットフルーツを加えたり、野菜ジュースに隠し味としてスパイスを入れてみたりと、アレンジも無限大。野菜や果物とホップとの融合で、自然がおりなすハーモニーが身も心も心地よく酔わせてくれることでしょう。

ビターオレンジ

ビターオレンジ(別名ダイダイ)という夏みかんに似た果物がありますが、その果物を使わないといけないわけではなく、あくまでもオレンジジュースとビールを混ぜたカクテル名です。

100%オレンジジュースとビールを1対1の割合で混ぜます。ほのかな甘みと苦みがマッチした飽きのこないビールカクテルです。

オレンジをカットしたものをグラスのふちに添えると、より贅沢な雰囲気になります。

レッドアイ

真っ赤な色がとても特徴的な、トマトジュースとビールで作るカクテルです。健康志向な方には特におススメです。

トマトに含まれるリコピンは、アルコールを分解し血中アルコール濃度の上昇を抑えるうえ、肝臓の負担を軽くし荒れた胃の粘膜を修復すると言われており、アルコールの負担を軽くしてくれます。

レシピは、トマトジュースとビールを1対1の割合で混ぜるだけ。果肉の濃厚さと甘味でビールの苦みが少なくなり、フルーティーな味わいになります。

お好みでミントやレモンを添えてみるのもおすすめです。味がスッキリしないと感じたときは、タバスコやコショウを加えて味を締めるのもアリ。「ビールにタバスコ!?」と思うかもしれませんが、実はスタンダードなアレンジなんです。

[参考記事] ビールとトマトジュースで作る「レッドアイ」。二日酔いに効くって本当?

おいしいビールカクテル作りのコツ

ビールに何かをブレンドするだけで簡単に作れてしまうのがビールカクテルですが、さらにおいしくするために気を付けるべきことを紹介します。

氷は使わない

キンキンに冷やしたいからといって、ビールカクテルに氷を入れてしまうのはおすすめしません。他のカクテルと違い、ビールは比較的アルコール度数が低いお酒ですので、氷を入れてしまうと味がぼやけてしまいます。

なるべく氷は使わないようにして、ビールカクテル本来の味を楽しみましょう。どうしてもキンキンに冷えた状態で飲みたいときは、あらかじめグラスやドリンクを冷やすなどの工夫で補いましょう。

カットフルーツやミントでおしゃれに

カクテルの楽しみの一つに、見た目の美しさがあります。そのカラフルな色に加え、香りの変化をつけるガーニッシュ(付け合わせ)や華やかさを演出するデコレーション(飾り)などにこだわると、よりいっそうビールカクテルを楽しむことができます。

カットフルーツやハーブなどを使って、グラスの縁を彩ってみましょう。あなた好みの素敵なフレーバーを見つければ、ビールカクテルは何倍にも素敵なものになります。

 

おしゃれなビールカクテルを作ろう

ビールカクテルをつくるには、技術や知識や経験などは必要ありません。スーパーやコンビニで買えるようなドリンクとビールを混ぜるだけで完結してしまう手軽さが、ビールカクテルの最大の魅力といえるかもしれません。

ジンジャーエールやレモネードを混ぜてヨーロッパ風、コーラを混ぜればアメリカ気分と、楽しみ方は人それぞれ。ビールカクテルでいろいろな国の情景を感じながら素敵な夜をお過ごしください。

 

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