カレーのスパイスにはうれしい効能がある?食べると元気になる理由

2019.02.14

カレーは、日本人が大好きな料理の1つです。スパイスが効いた本格的なカレーを食べるだけで元気が出てくる人もいることでしょう。ではなぜ元気が出てくるのでしょうか?その理由は、使われているたくさんのスパイスにあります。

カレーが健康的な料理だと言われるのはなぜ?

『カレー』は、老若男女問わず人気があるメニューです。ちょっとバテ気味のときに食べると不思議と元気が出てきます。なぜカレーは、健康的な料理と言われているのでしょうか?

ここでは、健康的な料理と言われている主な2つの理由を紹介します。

体にうれしい働きをするスパイスが含まれる

カレーには、体を温める効果・体力増強・疲れた体を休めるのに役立つハーブやスパイスがバランスよく配合されています。そこが、健康に良いと言われる理由になります。また、使われているスパイスの多くが、『胃を健康にする』働きがあるとされています。

カレーに使われるスパイスの代表的なものには、下記の8種類があります。

  • ターメリック(ウコン)
  • カルダモン
  • コリアンダー
  • カイエンペッパー
  • クミン
  • クローブ
  • シナモン
  • ナツメグ

ターメリックにはこんな効能が期待できる

『ターメリック』と言うと、あまり聞きなれない人もいるでしょう。ターメリックは、『ウコン』とも呼ばれます。ウコンは、黄色い色を付けられるため、日本人の食卓でも昔からたくあんの色付けなどに使われていました。そのため、日本でも馴染みがある食材と言えるでしょう。

ターメリックには、下記の効能が期待できます。

  • 健胃効果
  • 利胆効果
  • 止血効果
  • 認知症予防
  • 大腸ガン・腎臓ガン・糖尿病の合併症などの予防効果

健康に効果的と言われているターメリックには、『クルクミン』と言われるポリフェノールの1種が含まれています。この成分は、認知症の原因の1つと言われている『老人斑』を分解する働きがあり、認知症予防に効果的と言われています。

また、このクルクミンはもともと抗酸化性が高いのですが、体内に入り腸管で、より強力な抗酸化物質である『テトラヒドロクルクミン』に変化します。テトラヒドロクルクミンは、体内の酸化ストレスを抑制する働きがあるため、大腸・腎臓などのガンや糖尿病の合併症の予防効果が期待できると言われています。

インドの家庭ではスパイスを常備

インドの家庭では、スパイスを保存ボトルなどに入れて常備しています。そして、季節や家族の体調などに合わせてその都度、量や種類を調合しながらカレーを作っているのです。

病の予防や体調改善に役立つスパイス

スパイスは、さまざまな働きで私たちの体を健康へと導いてくれます。ここでは、病の予防や体調改善に役立つスパイスを3種紹介します。

クミン

『クミン』は、カレー特有の香りの元となるスパイスです。日本では、『馬芹(うまぜり)』という名前でも呼ばれています。強い香りとほのかな辛み・苦みが特徴です。種の粒のままのタイプや、すりつぶしたパウダー状のものがあります。

クミンには、主に下記のような効能があるとされています。

  • 食欲増進
  • 消化促進
  • ガンや循環器系の病気の予防効果

ガーリック

『ガーリック』は、日本でも古くから香りづけとして、また、滋養強壮の食材としてよく使われている食材の1つです。風邪気味のときや、体力が落ちているときによく食べられています。

また、ガーリックに含まれる『アリシン』という成分は、疲労回復に効果的とされています。

ガーリックは、主に下記のような効能が期待できます。

  • 疲労回復
  • 免疫力を高める
  • がん予防

カルダモン

『カルダモン』は、インドでは『スパイスの女王』と呼ばれています。甘くスパイシーな香りは、爽やかさも感じられます。そのため、食後に香りのデザートとしてカルダモンの粒を噛んで楽しむこともあります。

カルダモンに期待できる効能は主に下記のようなものが挙げられます。

  • 脳の血流改善
  • 集中力UP
  • 健胃効果

ダイエットに良いとされるスパイス

スパイスは、ダイエットにも効果的と言われています。もちろん、スパイスをたくさん使ったカレーでも、ダイエット効果が期待できます。

ここでは、カレーに使われていてダイエットに良いとされるスパイスを2種類紹介します。

カイエンペッパー

『カイエンペッパー』は、チリパウダーのことです。ダイエット効果が高いとされる唐辛子を粉末状にしたカイエンペッパーは、辛味成分である『カプサイシン』が含まれています。

このカプサイシンは、体脂肪を燃焼させるだけでなく、発汗作用も期待できるため、肥満防止に役立つと言われています。

フェヌグリーク

『フェヌグリーク』は、日本ではあまり馴染みのないスパイスですが、甘い香りと苦みを併せ持ち、カレーには欠かせないスパイスの1つです。

生のままでは、苦みが強いため、ローストして硬い皮を取り除いたものをパウダーにして使うのが一般的です。

フェヌグリークには、『コリン』と呼ばれる成分が含まれており、この成分は脂質の代謝を促進する働きがあります。そのため、体内での脂肪蓄積が抑制されて、肥満防止・ダイエット効果が期待できます。血糖値を抑制す働きもあるとされています。

いつものカレーにスパイスをプラス

スパイスには、体を健康にする効果が高いとされるものが多あります。

本場であるインドの家庭のように、体調や季節に合わせてスパイスを調合したり、いつものカレーにプラスしたりして、健康に良い自分だけのオリジナルを味わってみましょう。

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