写真構図における人物撮影のポイント。基本を押さえて美しい写真に

2019.02.13

写真をとるときに意外と難しいのが人物の撮影です。そんな人物撮影ですが、構図を駆使することで、まとまりのある写真を撮影することができます。ここでは、人物撮影における基本的な構図とその特徴を紹介していきます。

写真の構図の基本

写真の構図は、自分のイメージを写真に投影したいときに意識するべき大切なポイントです。

では、構図とは、具体的にどのようなことを指しているのでしょうか? まずは、構図についての基礎知識を紹介していきます。

そもそも構図とは?

構図とは、簡単に言うと『写真の中で被写体をどの位置に配置するか』のことで、写真の中での被写体の位置関係を構図と呼びます。

基本となる構図パターンを覚えよう

そんな構図ですが、基本となるものがいくつか存在します。初心者でもすぐに実践できるものから上級者向けのものなど、いくつかパターンを押さえておくと便利です。

自分が撮りたい被写体や表現したい内容によって適した構図があるので、それぞれを使いこなせると、写真の印象をガラッと変えることができます。

人物写真で押さえておきたい構図

ここからは、人物を被写体にした構図で押さえておきたいパターンをいくつか紹介します。それぞれの構図ごとに特徴があり、撮影する際に注意しておきたいポイントも変わってくるので合わせてチェックしましょう。

複数撮影でも使えるワイドショット

被写体である人物から少し距離を置いて(引いて)撮影する構図が『ワイドショット』です。

ワイドショットは、人物だけでなく周りの風景も要素となります。そのため、被写体を、より引き立てるロケーションを選ぶことで、メインとなる人物を際立たせることができます。

その反面、ロケーションも考慮して撮影を行う必要があるため、撮影自体の難易度は少し高めの構図です。

また、背景の占める割合が大きく、複数人の被写体を同時に撮影する場合にも適しています。何人かを同時に撮影したいときは、ワイドショットを用いて撮影するとまとまりのある写真を撮影することができるでしょう。

人物と背景を写す上半身ポートレート

人物の腰より上を撮影する構図が上半身のポートレートです。上半身のポートレートでは、写真全体で人物と背景の占める割合が『1:1』になるように意識します。

基本的に、背景がシンプルな場所で撮影し、被写体が目立つようにするといいでしょう。また、被写体を写真の中心に配置するのではなく、少しだけ真ん中からずらして撮影すると綺麗にまとまった印象の写真に仕上げることができます。

胸から上を写すバストショット

胸から上を写す構図がバストショットです。人物を撮影するときに初心者がやりがちなミスが、人物に対して背景の占める割合が大きすぎるというものです。そのようなミスを簡単に避けることができるのが、バストショットでしょう。

バストショットの構図を使うと、被写体でフレームを覆うことができます。そうすることで無駄な背景を考える必要がなくなり、簡単に人物が主役の写真を仕上げることができます。

最も寄りの撮影クローズアップ

被写体の顔に焦点を当てた構図をクローズアップと言います。クローズアップは、最も人物の顔に寄った構図であるため、繊細に被写体の表情を写し出すことができます。

クローズアップの場合、被写体の顔が写真のほとんどを占めます。目や表情が非常に重要な要素となるため、カメラのフォーカスは目に合わせておくのが一般的だとされています。

プラスαのテクニック

ここまで、人物を撮影するときの基本的な構図について紹介してきましたが、ここからは、さらにステップアップした写真を撮影するためのプラスαのテクニックを紹介します。

工夫次第で写真の仕上がりがガラッと変わるので、撮影する際に試せるようにしておくといいでしょう。

アングルを工夫してみる

撮影する際のアングルを工夫するだけで、写真の印象は大きく変わります。

基本的なアングルに『水平アングル・ハイアングル・ローアングル』の3つがありますが、被写体を高い位置から撮影する方法をハイアングル、逆に低い位置から撮影する方法をローアングルと言います。

通常、撮影時には真正面から撮影する水平アングルを取りますが、ハイアングルやローアングルを駆使するだけで、深みのある写真を撮影することができます。

撮影する角度を変えてみる

撮影する際に角度を変えることで写真の印象を変える方法があります。写真の角度を変えて撮影することで、全体的な印象がアンバランスなものになり、躍動感のある写真を演出することができます。

注意しなくてはいけないのが、ただアンバランスな写真にならないようにすることです。角度の変化と被写体の使い方に繊細な関係性築き上げる必要があるため、上級者向けのテクニックと言えます。

人物撮影の構図の基本を覚えよう

人物を撮影した写真は、見るだけで、構図を知っている人が撮影したものかどうかが一目瞭然で分かります。初心者でも簡単に挑戦できる構図ばかりなので、人物を撮影する際はしっかりと構図を覚えて活用してみましょう。

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