ボルダリングでチョークはあった方が良いの?使い方や選び方

2019.02.11

ボルダリングは必要な装備が少なく手軽に始められることから、現在ジムが各地に増えつつある人気のスポーツです。ボルダリングをする際には、安全のために欠かせないチョークやチョークバッグについての基本情報を紹介します。

ボルダリングのチョークの必要性とは

『ボルダリング』には『チョーク』が必要不可欠です。そのチョークの本質的な役割は汗を吸うことによって『滑り止め』の効果を発揮するのです。ボルダリングをより楽しむために、チョークの主な成分とそれらの役割について知っておきましょう。

チョークの主な成分

ボルダリングのチョークの主な成分は、『炭酸マグネシウム』です。どうして主となる成分は炭酸マグネシウムがよいのでしょうか?それは炭酸マグネシウムが、吸湿性に優れていることによります。

手汗を炭酸マグネシウムが吸収することによって、常に手が乾いた状態を保ち、ホールドを掴みやすくする効果があります。この性質によって、ホールドを掴み損ねて落下するのを防ぐのです。

チョークの主な種類や使い方

ボルダリング用チョークの主な種類は『液体タイプ』と『粉末タイプ』に分けられます。これにより、吸水性の度合いや手へのなじみ具合も変わってくるため、とても大切なポイントです。ここではそれぞれのタイプの特徴を詳しく見ていきましょう。

液体タイプは手汗の多い人向け

手汗の多い人には『液体タイプ』がおすすめです。液体タイプのボルダリング用チョークは、炭酸マグネシウムをエタノールに溶かして作られることが多く、粉末タイプのようには飛散しないので、屋内での使用にも適しています。

手のしわの奥の方までなじみ、アルコールが手の脂を取ってくれるので、フリクション(摩擦)性能が発揮される時間も長くなります。よって手汗を沢山かく人には、特におすすめなのです。

しかし、気化するまではボルダリングを開始することができず、少し待ち時間が必要です。また、含まれているアルコールのために、他のタイプよりも手が荒れやすいのがデメリットです。肌が弱い人は、使用に注意しましょう。

粉末タイプはすぐ登れるのがメリット

片時も待てない人は、すぐに登ることができる『粉末タイプ』がおすすめです。液体タイプのように乾燥を待たずして、つけたらすぐ登ることができるため、その効果の速さは粉末タイプの方が優位と言えます。

チョークバックに入れておきさえすれば、ボルダリング中も粉をさっと手につけることができるため、大変便利です。

ただし、粉が飛散しやすいので使用を禁止している屋内のジムも少なくありません。利用するジムで使用可能かを事前に確認しておく必要がありますね。

屋内でも使いやすいチョークボール

ボルダリング用チョークの1つである『チョークボール』は、主としてクライミングジムなどで使われるチョークです。錠剤および歯磨き粉などに含まれているものと同種の、炭酸マグネシウムが含まれており、『チョークバッグ』の中に入れて使います。

チョークボールの中に入れられているチョークは粉末状ですが、『バッグ』の中に入っているのでむやみに飛び散ることがないのがメリットです。

デメリットとしては、手にきれいに付けにくいことや、無くなると詰め替えの必要があることなどが挙げられます。

チョークの選び方

ボルダリングチョークの選び方がわからないという、初心者も沢山いるでしょう。自分に合ったチョークを選ぶための、予備知識を紹介しておきます。

肌質に合うか

肌質の違いによって、おすすめのチョークのタイプが異なります。自分の手の肌質に相応しい、ボルダリングチョークを選びましょう。

乾燥肌のひとにとっては、『粉末タイプ』のチョークだと季節などによる影響も受けにくく、常に快適に使用できます。肌なじみがよく、フリクション(摩擦)効果がしっかりと現れるのです。チョークの微粒子が、指紋の奥までしっかり付きます。

手汗が多いひとには、前述の通り、『液体タイプ』のボルダリングチョークがおすすめですが、肌への負担も大きくなります。肌が弱い人は、液体タイプ以外の方が安心かもしれません。

使うシチュエーション

チョークは使うシチュエーションによって使い分けましょう。前述のように屋内では飛び散りにくいチョークボールが向いていますが、屋外はどうでしょうか。

チョークには、炭酸マグネシウム100%のものと、『ロジン(松やに)』が滑り止めとして配合されているものがあり、炭酸マグネシウムは水溶性ですが、ロジンは水に溶けにくい性質を持っています。

そのため、野外の岩などにロジン配合のチョークが付着すると、なかなか落とすことができず、問題視されています。野外ではロジン配合チョークを避けるか、責任持ってブラシなどできれいに掃除をするか、どちらかするようにしましょう。

値段

ボルダリング用チョークは、種類やメーカーによって値段もピンからキリまであります。

ただ、値段が高くても、少量で大きい効果を発揮したり、持続力があり1回の使用量が抑えられるチョークもあるのです。何種類か実際に試してみて、費用対効果をよく考え、自分なりに中長期の計算をして選ぶのも1つの方法です。

チョークバッグもあると便利

多くのボルダラーが、チョークバッグを携帯してボルダリングに励んでいます。あると便利なチョークバッグですが、その種類や選び方を確認してみましょう。

チョークバッグの種類

チョークバックは基本的に2種類あります。腰付け型と床置き型です。この2つは用途の違いがあって、それぞれメリットとデメリットがあります。

腰付け型のチョークバックのメリットは、登っている途中でチョークアップできることです。また、床置き型と比べて値段が安いことも挙げられます。また、小さいので持ち運びも簡単で置き場所にも困りません。

デメリットは、小さいのでジムだと置きにくく、また片手しか入らないのでチョークをつけるのが少し面倒だったり、帰りに忘れやすい点が挙げられます。

床置き型のメリットは、大きくて安定しているのでジムに置いておきやすく、持ち帰りに関して忘れにくい点です。両手が入るのでチョークがつきやすく、またチョークもたっぷり入ります。

デメリットは、登っている途中でのチョークアップができず、腰付け型に比べて値段が高く、かさばるので持ち運びは不便だということなどです。

それぞれの特長と、自分のやろうとしているスタイルで選びましょう。

チョークバッグの選び方

膨大な選択肢があるチョークバッグの中から1つ選ぶとしたら、ポケットが付いているものがおすすめです。コインや小物なども入れておけるので、休憩中にも活躍します。

2種類のチョークを組み合わせて使うボルダラーには、液体チョークを入れるサイドポケットも便利です。

前述の腰付けと床置き型でいうと、手数の多いクライミングには腰付け型が向いています。床置き型は手数の少ないクライミングに向いていて、開口部が広く、男性でも両手でチョークアップしやすいことが挙げられます。

また、ファッションの一部としても楽しめるチョークバッグですが、日本製だけでなく海外ブランドの輸入品も種類豊富です。お洒落なデザイン性と豊富な色目に選択肢は、モチベーションを上げてくれるでしょう。

おすすめのチョークバック

チョークバックにはデザインが素敵なもの、安いもの、使い勝手がよいものなど、その種類は様々です。どういったものを使えば良いのか迷ってしまわないように、おすすめのチョークバッグを紹介します。

MAMMUT Multipitch Chalk Bag

『マムート マルチピッチ チョークバッグ』はポケットが多く、多機能なチョークバッグです。生地が厚手なので型崩れしにくい丈夫な作りも特徴で、モバイル・カメラ・鍵・エナジーバーなどをしっかり収納できるストレージもついています。

他にも、ポケッタブルジャケットなどを装着可能で、ライニングは厚手のフリース製です。ブラシの取り付けも可能で、ウエストベルトは大きく広げられます。あとはメッシュポケットとジップ付ポケットも装備されています。

  • 商品名:MAMMUT(マムート) Multipitch Chalk Bag マルチピッチ チョークバッグ ブラック
  • 価格:4,606円
  • Amazon:商品ページ

Wild Country Grand Illusion Chalk Bag

『ワイルドカントリー グランドイリュージョンチョークバッグ』は、裏地がフリースでできていて、感触が指に優しいチョークバッグです。

ポケットやブラシホルダーもついています。少し大きめのデザインになっており、チョークボールにも対応できるのも嬉しいポイントです。

米国の倉庫からの発送のため、注文して出荷通知の後に、手元に届くまで約1~2週間程度のかかる可能性がありますので、注意しましょう。

prAna Geo Chalk Bag with Belt

往年のクライマーには懐かしい響きの、アメリカの伝説的クライミング&ヨガブランド『prAna(プラナ)』のチョークバッグは、ソフトなポリエステルマイクロファイバー素材を使用しています。

柔らかな触り心地で使いやすく、グラフィックも大変お洒落です。内部はポリエステルフリースがライニングされています。クイックリリースバックルのウェビングベルト付きで、エラスティックブラッシュホルダーも備えています。

チョークを取り入れてパフォーマンスアップ

ボルダリングチョークの必要性や選び方、チョークバッグについての基本情報を紹介しました。安全性を担保するためにも自分に合ったチョークを見つけることが重要です。

情報を比較検討し、実際に試してみたうえで自分に合ったチョークやチョークバッグを見つけ、安全で楽しいボルダリングを楽しみましょう。

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