ドライフラワーの作り方を知ってバラを長く楽しむ。3つの方法を紹介

2019.02.10

バラは記念日やお祝いなどにもらうことも多く、美しい状態を保つならドライフラワーにするという方法がおすすめです。しかし、作り方がよくわからないという人もいるでしょう。そこで、バラを使ったドライフラワーの作り方を3つ紹介します。

バラはドライフラワーに適した花

凛とした美しさがあり、香りも素晴らしいバラは、ギフトとしてもらうことも多い定番の花です。記念日などに頂いたものなら尚更、ドライフラワーにすることで長い時間楽しめたら素敵ですよね。

バラは、花弁の水分量が少ないためドライフラワーが作りやすい花です。できあがってからは、3カ月~半年ほど楽しめると言われています。

ただし、バラにはトゲがあるので、作る際は乾燥させる前に処理しておくことがポイントです。乾燥後はトゲも堅くなるため、ケガをする可能性があります。

また、置く場所によってドライフラワーを美しく保てる期間は変わります。もし、長持ちさせたいなら、日光が直接当たることのない、風通しのよい場所に飾るようにしましょう。

咲ききる前のバラがおすすめ

ドライフラワーにするバラは、バラの蕾が開きはじめた新鮮なうちにドライフラワーにすることで、色合いを綺麗に表現できます。

また、バラを選ぶときは、色にも注意しましょう。例えば、白などの薄い色のバラを乾燥させると、どうしても薄い茶色のような色になり、いかにも枯れてしまったような色合いになってしまいます。

色の濃いバラを選ぶことで、色変化の少ない美しいドライフラワーを作れます。

バラの種類は、花弁の多い豪華なバラよりも、花弁の少ない小輪のバラの方がドライフラワーを作りやすいのでおすすめです。

自然乾燥で作るドライフラワー

最も簡単といわれるドライフラワーの作り方は、『ハンキング法』という自然乾燥で作成する方法です。

初心者でも簡単にできる

自然乾燥で作る方法は、初心者でも簡単にできるので人気となっています。他の方法にくらべて、少々時間がかかってしまいますが、約1~2週間で完成するでしょう。

この場合、湿気が少ない冬の時期にはじめるのがおすすめです。

用意するもの、作り方

用意するものは、バラ・茎を結ぶ紐やゴム類・バラを吊るすためのハンガーやフックなどです。

まずは、新鮮なバラを用意し、余分な葉やトゲを取り除いてから紐やゴムで縛って吊るします。そのままの形を保ちたいと思うあまり、葉をたくさん残すと乾燥に時間がかかるので注意しましょう。

そして、吊るすうところは直射日光の当たらない、風通しのよい場所を選びます。バラは花束でもらうことが多い花ですが、吊るす時は小分けにするかなるべく1本ずつ離すようにしましょう。吊るす場所と吊るし方が、乾燥時間の短縮に繋がります。

ドライヤーを使って時短乾燥

自然乾燥は手軽ですが、どうしても時間がかかってしまいます。早く仕上げたいなら、ドライヤーを使うのがおすすめです。

ドライヤーを使う場合は、紙袋の中に花を入れ、袋の中にドライヤーの温風を入れます。この時、バラに直接温風が当たらないように注意しましょう。

温風を入れて5分ほど経ったら、袋から取り出して自然乾燥と同じ要領で吊るします。この方法ですと、約1日で花が乾燥するので時短でできあがります。

シリカゲル法で作るドライフラワー

ドライフラワーは自然乾燥で作るイメージがあるかもしれませんが、他の作り方もできます。その1つが『シリカゲル』を使った方法です。

花の色を綺麗に保つことができる

『花の色を鮮やかに残せる』のが、シリカゲルを使用したドライフラワーの特徴です。ある程度の色は、自然乾燥で作った場合でも残すことは可能ですが、シリカゲルを使うことで、生花だった時の姿を限りなく鮮明に維持できるのです。

ただ、シリカゲルを使う場合は茎や葉を取り除いて作るので、花の部分だけしかドライフラワーにできません。

用意するもの、作り方

用意するものは、バラ・ドライフラワー用シリカゲル・花が入るサイズのタッパーです。

まず、タッパーにシリカゲルを敷き、その上に花茎や葉を切った花を並べます。そして、その上にシリカゲルを敷き詰めていきます。この時、バラの形が崩れないように慎重に行いましょう。

その後、バラが見えなくなるまでてシリカゲルを足したら、ふたを閉めて置いておくだけです。このままの状態で、1~2週間ほどしたら完成となります。中からバラを取り出す際は、シリカゲルをそっと払って傷つけないように注意しましょう。

グリセリン法で作るドライフラワー

最後に、薬局などで簡単に手に入る薬剤で、化粧品などにも使用されている『グリセリン』を使った作り方を紹介します。

バラの存在感をそのまま保存

グリセリンを使って作るドライフラワーには、『バラ本来の豪華さや存在感がそのまま残せる』というメリットがあります。葉や茎を残した状態で溶液に挿して作るので、バラ全体を長く楽しめるのです。

用意するもの、作り方

用意するものは、バラ・グリセリン・花瓶などのバラを入れる瓶・熱湯です。バラは溶液の吸い上げをよくするために、茎に切り込みをいれておきましょう。

まずは、グリセリンと熱湯を1対3の割合で混ぜた溶液を作り、冷めてから瓶に入れます。この時、溶液の量は、瓶に挿した状態で茎が10~15cm以上浸かるぐらいが目安です。

挿しているうちに、溶液を吸い上げて少なくなるので時々足しましょう。そして、瓶を冷暗所に保存して10日ほど待ちます。吸い上げた溶液が、花びらや葉の表面に出てきたころが完成です。

美しいバラをドライフラワーにしてみよう

花の王道とも言えるバラは、美しい姿形が人を魅了します。生花のままでは枯れてしまいますが、少しでも長く楽しむためにドライフラワーにしてみてはいかがでしょうか?

紹介した3つの作り方は、それぞれにメリットがあり、少しコツをつかめば誰でも簡単にドライフラワーが作れます。残したいバラがあるなら、早速フレッシュなうちに作業を始めてみましょう。

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