大人が見ても面白い忍者アニメ。忍者の魅力や人気作品を紹介

2019.02.08

忍者を題材としたアニメは、今も昔も数多く作られています。独特なキャラクターと魅力的な忍術で、国内のみならず海外でも高い人気です。忍者アニメの始まりから最新のものまで、代表的な作品をまとめました。気軽に忍者アニメを見る方法も紹介します。

忍者の魅力とは

今も昔も、忍者はキャラクターとして非常に人気です。漫画やアニメの中でも頻繁に登場し、独特の忍術を駆使して活躍する姿は、多くの人々を魅了しています。

なぜこれほどまでに忍者は人気があるのか、そもそも忍者とは何なのかについてまとめました。

そもそも忍者とはなんなのか

忍者とは、その名の通り『忍術を使う者』のことを指します。有名なのは、三重県の伊賀忍者と、滋賀県の甲賀忍者です。

戦場で敵軍に忍び込み、密偵術を駆使しながら情報収集をおこなったり、剣術や呪術・火術・薬学はては天文学まで、さまざまな学術で活躍したりしていました。

なかでも伊賀忍者は、鎌倉時代に起源があるという説も残っています。

寺院や貴族の領地である荘園に対して反抗的な『悪党』と呼ばれる人たちが、奇襲やかく乱をおこなったり、修験道を学んで山伏の戦法を会得したりしました。

彼らの子孫が室町時代以降『伊賀衆』と呼ばれ、戦国時代に入ると傭兵として夜襲や敵陣へ火を放つといった役割を担うようになります。

これ以降、伊賀衆は『忍び』と呼ばれるようになりました。江戸時代には、藩主に召し抱えられて各村の自治を任されるようになり、誇り高い『武士』として活躍したのです。

忍者に惹かれる理由とは

忍者は、現代においてもキャラクターとして非常に人気を集めています。魅力は、なんといっても『忍術』の存在です。

実際に使用された忍術は、諜報や心理学などの地味なものが多いですが、今では到底信じられないようなものもあります。

火や水を自在に操る『火遁・水遁』などの『遁術(とんじゅつ)』は、まるで手品のような術です。いまだ謎が多い忍者だからこそ「もしかしたら実在した術なのかもしれない」と思わせる力があります。

人々が忍者に惹かれる理由は、彼らが駆使したとされる不思議な忍術にロマンを感じられるからでしょう。

海外でも昔から忍者は大人気

日本はもちろんのこと、海外でも忍者は高い人気を集めています。何と外国の人の6割以上は「今でも忍者の存在を信じている」と回答したという調査結果が出たほどです。

なぜ、これほどまでに忍者は高い人気を集めているのか、その理由についてまとめました。

海外で人気の理由とは

忍者が海外で人気な理由の一つとして、東洋は『神秘の国』であるというイメージが強いことが挙げられます。

そこにいる忍者もまた「神秘的なキャラクターであってほしい」という願いが込められているのです。ミステリアスな忍者は、とても強いうえに、さまざまな派手な技を使うヒーローとして慕われています。

気配を消して相手を瞬時に暗殺したり、黒をベースとしたシンプルな服装をしていたりという特徴も、人間離れした強さを印象づけているのでしょう。

実際の忍者は、そうした暗殺よりも『スパイ』として暗躍するという立ち位置でした。

映画や漫画、アニメなどで海外に忍者の存在が知られるようになるとともに、そうした格好よいイメージが広まっていったのだと考えられています。

漫画、アニメでも忍者は好評

漫画やアニメでも、忍者は主役級のキャラクターとして描かれることが多く、非常に人気のあるジャンルの1つです。

とくに、今や日本を代表する忍者漫画である『NARUTO-ナルト-』は、日本国内以上に海外人気が高い作品です。

なんといっても忍びの世界観が魅力であり、民話や伝承、文化を組み合わせた設定と、少年漫画らしい派手な忍術バトルが多くの海外ファンの心を掴みました。

ほかにも、アメリカでは『Teenage Mutant Ninja Turtles』(タートルズ)というアニメが制作され、人気を集めています。

突然変異で生まれた亀たちが、忍者修行をおこなって悪と戦うというアニメです。

どちらの作品も、登場キャラクターは身体的に非常に高い能力を持っているのがポイントです。忍術を駆使しながら敵を倒す『ヒーロー』として描かれていることで、より人気を得ているのでしょう。

バットマンも映画で忍者に?

なんと、アメリカで大人気の『バットマン』が、忍者として描かれた作品があります。

映画『ニンジャバットマン』は、バットマンの舞台にいるキャラクターたちがタイムスリップし、日本の戦国時代で戦うというストーリーです。

バットマンは、忍者と戦国武将をミックスしたようないでたちとなり、一緒に出てくるキャラクター達も、忍者をモチーフとした格好をしています。

制作された場所は日本ですが、海外で放映されるや否や、絶賛の嵐となり、海外での忍者人気を証明するような作品となりました。

ニンジャバットマン BATMAN NINJA公式サイト

忍者アニメの歴史

昔から、さまざまな作品に登場していた忍者だけあって、忍者アニメの歴史は長く、今もなお新しい作品が作られ続けています。

忍者がアニメに登場したのはいつ頃か、また、どのようなアニメがあるか紹介します。

忍者がアニメに登場したのは

日本で本格的にアニメ作品が作られるようになったのは、1963年です。64年には『少年忍者 風のフジ丸』という作品が放送され、これが日本で初めての忍者アニメだと考えられます。

もともとは白土三平の貸本短編集『忍者旋風』や、マガジンで連載されていた『風の石丸』を原案として、テレビアニメ用にアレンジされた作品です。

戦国時代に忍びの里で育てられた、フジ丸という少年が『木の葉隠れ』『火炎の術』などの忍術を駆使し、数々の敵と戦うというストーリーとなっています。

忍者アニメが伝説のアニメに

80年代に入り、当時爆発的な人気を博していたのが、テレビアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』です。72年に放送がスタートした後、続編やリニューアル作品も作られ続けています。

2013年には実写化、新作アニメ『ガッチャマンクラウズ』が放送されるなど、長く愛され続けている作品です。

初代のアニメ放送時は、なんと4話目にして視聴率が25.5%を記録しました。放送後もファンの再放送嘆願書で続編や映画化が実現するなど、当時の人気ぶりがうかがえる作品です。

子供向けから大人向けまで

アニメは子供だけでなく、大人が楽しめる作品も数多くつくられています。

国民的アニメ『忍たま乱太郎』は、忍者学校を舞台に個性的なキャラクターが活躍します。武器や忍術まですべて実在したものであり、子供向けとあなどれません。

『隠の王』(なばりのおう)は、現代の中学校を舞台に、秘術を身につけた主人公が忍び同士の戦いに巻き込まれていくというストーリーです。

「もし現代に忍者がいたら」という設定のため、どこかリアリティのある大人向け忍者アニメになっています。

『バジリスク~甲賀忍法帖~』は伊賀と甲賀の2つの忍者の里が、互いの特殊能力を駆使しながら戦う大人向けのアニメです。

敵対する里同士に生まれた男女の恋愛が描かれているのが特徴で、シリアスな展開が多く、大人が見ても思わず引きこまれてしまうでしょう。

忍者は、ギャグからシリアスまで、幅広いジャンルの作品で描かれているのです。

昭和と平成の忍者アニメ

昭和から平成に至るまで、どんなアニメが作られてきたのでしょうか。1980年・90年代・2000年代でそれぞれ紹介します。

80年代忍者アニメといえば

80年代の代表的な忍者アニメといえば、藤子不二雄の『忍者ハットリくん』です。あまりに有名な作品のため、見たことはなくても名前は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

ほかにも、白土三平の漫画が原作の『サスケ』『忍風カムイ外伝』は、当時の子供たちの人気を集めました。

ラブコメアクションが人気を博した『さすがの猿飛』は、現在新章が発売中であり、今も多くのファンがいることがうかがえます。

『カムイの剣』は、SF作家の矢野徹の小説をもとに、85年につくられたアニメです。アクションシーンがスタイリッシュで、当時評判を集めました。

90年代忍者アニメといえば

90年代忍者アニメといえば『忍空』です。大人気忍者漫画である『NARUTO-ナルト-』の作者は「忍空に影響を受けて作品を作った」と公言しています。

忍術と空手をミックスした、架空の武術で戦うギャグバトルアニメでした。

『烈火の炎』は、97年から放送されたアニメです。舞台は現代であり、さまざまな能力や忍者の武器を駆使しながら敵と戦う、バトルアクションが見どころとなっています。

『獣兵衛忍風帖』は、江戸時代にはぐれ忍びとして旅をする主人公が、敵の忍者集団に追われ、仲間のくの一とともに戦うというストーリーです。

国内外で人気の高いアニメ監督である、川尻善昭が製作した名作アニメとなっています。

2000年以降の忍者アニメといえば

2000年以降の忍者アニメといえば、先に紹介した『NARUTO-ナルト-』は外せません。

非常に人気があり、漫画とアニメの連載終了後も人気が衰えることがなかったため、次回作が作られたほどです。現在は主人公達の子供世代がメインに描かれた『BORUTO』が制作されています。

ほかにも、異色の忍者アニメとして話題となったのが『ニンジャスレイヤー』です。

アメリカ人の2人が描いている小説が原作となっており、独特の言い回しやキャラクター、アニメの描写が印象的な作品に仕上がっています。

忍者アニメが見たくなったら

気になる忍者アニメが見たくなったら、テレビ放送でチェックするのが一般的ですが、今は動画やBlu-ray DiscやDVDなどでも手軽に見ることができますよ。

テレビ放送で見る

現在放送されているアニメは、テレビ放送で見るのが最も簡単です。昔のアニメも、チャンスがあれば再放送で視聴できるでしょう。

BSアンテナを設置すれば、BS放送で地上波では見られない新作アニメもチェック可能です。

また、有料ではありますが、スカパーやケーブルテレビ、ひかりTVの『アニメ専用チャンネル』を利用するのもよいでしょう。

ただし、ほかのアニメも多数あるため、見たい忍者アニメをピンポイントで見るのは難しいかもしれません。

動画配信を見る

動画配信は、インターネットを利用してアニメを見られるサービスです。忍者アニメを視聴するのに適したものをいくつか紹介します。

日本最大級の『U-NEXT』は、月額1990円で配信数も作品も見放題なうえ、アニメだけで2000作品以上を公開しています。

『dアニメストア』は、アニメ専門の動画サービスであり、月額400円という低価格が特徴です。ダウンロード機能や倍速再生など、便利な機能も見逃せません。

『バンダイチャンネル』は、月額1080円で日本のアニメ・OVA・特撮が見放題です。なかでもアニメの作品数はトップクラスですよ。

『ANIMAX on PlayStation』は、月額500円でリアルタイム視聴とオンデマンド視聴の両方を楽しめるのが特徴です。

Blu-ray DiscやDVDで見る

Blu-ray DiscやDVDを購入すれば、好きな作品を手元に置いておけたり、配信サービス側の都合やネット環境に左右されずにストレスなくアニメを見られたりするメリットがあります。

ただし、高額であることや再生機器が必要なことがネックでしょう。今は新品・中古を問わず、『Amazon』や『楽天』といった通販サイトで簡単に購入できます。

「購入するほどお金をかけるのは気が引ける」という人はレンタルがおすすめです。国内大手の『TSUTAYA』は、店頭でのレンタルはもちろん、CDやDVDの宅配レンタルプランも提供しています。

旧作・新作によって、レンタルが制限されることもありますが「動画サービスにあまり詳しくなくて手が出しにくい」という人や「気になる作品だけ見たい」という人にはよいサービスでしょう。

あなたの見たい作品は見つかりましたか?

初期のものから現在の人気のものまで、忍者を題材にした作品をいくつか紹介しました。忍者は、国内はもちろん、海外でも高い人気を誇っています。

今は、テレビ放送だけでなく、動画配信サービスやBlu-ray Disc・DVDなど、さまざまな方法でアニメが気軽に見られます。

気になる忍者アニメがあれば、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME