スーツケースの選び方や賢い使い方とは。トラブル対処法もご紹介

2019.02.08

スーツケースの選び方や賢い使い方を紹介します。ソフトとハードの違いやそれぞれのメリット・デメリットを知っておくことで有効的に活用できるものです。それぞれのトラブル対処法も含めて紹介するので、スーツケース選びの参考にしてみてください。

スーツケースの種類

まず、ソフトタイプとハードタイプの2種類をチェックしてみましょう。それぞれのメリットとデメリットを知ることで、目的に合わせて選べます。

ソフトタイプの特徴

ソフトタイプのスーツケースは、柔らかく軽い素材で作られているため『軽くて柔軟性がある』というメリットがあります。また、片開きになっているので荷物の出し入れが手軽で『小物などがすぐにだせる』のも利点です。

デメリットとしては、素材自体が柔らかく『中まで衝撃が伝わりやすい』点があります。割れ物などを入れておくと、衝撃で壊れてしまうので注意が必要です。また、ナイフなどで壊されて盗難被害に遭ったというケースも稀にあるので注意しておきましょう。

ハードタイプの特徴

ハードタイプのスーツケースは、頑丈な造りで『盗難被害にも遭いにくい』特徴があります。ロックなどもしっかりとできるほか、中に割れ物などを入れても衝撃が伝わりにくいのもメリットです。

デメリットとしては、凹みや傷が目立ってしまう、長く使うことでボディにひび割れ起きるなどがあります。また、ソフトタイプほど簡単に開けたりができないので、小物などの出し入れには不便です。

このように、ソフトケース・ハードケースはそれぞれ特徴があるので『自分が使うシーン』に合ったものを選ぶようにしましょう。

スーツケースを賢く選ぼう

スーツケースを賢く選ぶためにも知っておきたいことを紹介します。ソフト、ハードだけではなくサイズ・見た目なども考慮して選んでいきましょう。

サイズは宿泊数やシーンに合わせて選ぶ

まず最初に注目したいのがスーツケースのサイズです。S・M・L・LLの4種類のサイズ(54・60・66・72などの数字の分け方もある)は宿泊数やシーンに合わせて選べるように作られています。

  • Sサイズ・・・1〜3泊に最適、軽さもあり持ち運びも楽
  • Mサイズ・・・3〜5泊に最適、もっとも一般的なサイズで小回りもある程度問題ない
  • Lサイズ・・・5〜10泊に最適、荷物もしっかりと入るので長期滞在にぴったり
  • LLサイズ・・・10泊以上に最適、ある程度日常に必要なものまでぎっしり入る

サイズが大きくなるごとに、スーツケースの重量も増えますがその分比例して内容量も大きくなるため、『滞在日数用の荷物』が入るようになります。

ただ、大きくなるとその分、重量が増えて『衝撃に弱くなるため』壊れやすくなってしまうこともあるというのも忘れずに覚えておきましょう。

飛行機持ち込み手荷物サイズ表

スーツケースは飛行機に持ち込むときには重さやサイズなどに制限があります。飛行機の座席数や規模によっても持ち込みできる量に違いがあるので、出張や旅に行く前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

以下は『国内線の飛行機持ち込み手荷物サイズ』がわかるANA公式サイトとJAL公式サイトです。

機内持ち込み手荷物のサイズ(スーツケース/キャリー) | ご旅行の準備 [国内線] | ANA

機内持ち込みお手荷物(お手荷物) – JAL国内線

渡米する場合はTSAロック付きを選ぶ

渡米する場合には、米国領土内すべての空港でTSA(米国運輸保安局)が荷物を検査します。このとき乗客は、スーツケースの鍵をかけずに預けるのがルールですが、鍵が開けたままになってしまうので盗難などの不安が残ってしまいます。

そこで便利なのがTSAロックと呼ばれるもので、TSAロック対応のスーツケースであれば職員のみが特殊ツールを使って解錠することができるため『施錠したまま』チェックに預けることができます。

チェックをし、不審物が入っていたと判断されてしまうと鍵がかかっていた場合はスーツケースを壊して開けられてしまいます。鍵を壊して中を確認し、問題がなくても鍵は壊れたまま手元に帰ってくることになるので『渡米のときにはTSAロック付き』を選ぶのがおすすめです。

シンプルな色か派手な色か

スーツケースを選ぶときにもう1つ忘れてはいけないのが『色』です。派手な色を選べば、盗難被害に遭いにくいメリットがありますが『尾行やストーカー』のターゲットになりやすいとも言われています。

色選びはTPOや服装に合う色、自身の好きな色、ラッキーカラーなどで選んでもいいでしょう。

おすすめのスーツケース

では実際にどのようなスーツケースが選ばれているのかをチェックしてみましょう。人気のブランドを含めて紹介するので参考にしてみてください。

盗難に遭いにくいシンプルなノーブランド品

意外と人気があるのが、価格も抑えめなのが多く、かつ盗難に遭いにくいと人気の『ノーブランド品』です。

有名ブランドやデザイン性の高いスーツケースも確かに人気ですが『盗難』に遭う可能性が高くなるのが難点です。気軽に旅行を楽しむためにもシンプルでノーブランドのスーツケースが特に人気があります。

丈夫さで大人気のリモワ

1935年にアルミニウムトランクを完成させ人気を集めているのが『リモワ』のスーツケースです。

スーツケースの表面に凸凹を付ける『リブ加工』を採用することで高い耐久性があります。この高い耐久性は、ある程度の衝撃が入っても中まで影響が起きにくいほどしっかりとしており、修理をすれば半永久的に使えるとまで言われているのです。

また、従来のスーツケースでは使い込めば傷などが目立ってきてしまいます。しかし、リモアでは『使い込むほどに味が出る』と言えるほど傷などもトランクのデザインとなる点も人気です。

スーツ姿によく合うスタイリッシュさもあるリモアは、ノーブランド品のフリもできるシンプルさからもビジネスシーンや盗難に遭いにくさからも活躍しています。

北欧デザインがお洒落なイノベーター

スタイリッシュでありながら機能的として人気のスーツケースのブランドが『イノベーダー(innovator)』です。

北欧・スウェーデン発の人気ブランドで、各パーツのデザインや内装へのこだわりだけではなく、他のスーツケースとはまた違ったその色合いも人気があります。また、機能性の面では『ポーチ・トートバッグ・コースター・ネームタグなど』付属品も充実しているのも見逃せません。

ビジネスシーンに関わらず気になるスーツケースのキャスターの音。その音を抑える『静音キャスター』を標準装備している点も男女問わず注目されているポイントです。

スーツケースの上手な詰め方

スーツケースを使うときにどうしても直面してしまうのが、荷物が上手く入らないことからつい押し込んでしまうという問題です。そんなときに役立つおすすめの詰め方を紹介するので参考にしてみてください。

衣類は重ねてから畳んでコンパクトに

スーツケースに入れているうちに、どうしても上手く詰められなくなってしまいがちなのが衣類です。ビジネスシーンで使うものから私服まで詰めていると思ったよりも多く、かさばってしまうことが多くあります。

そこでおすすめなのが『ミルフィーユ式』と呼ばれる収納方法です。

収納量が3倍に!?年末の帰省や大掃除に「ミルフィーユ収納」が簡単

動画内の0:52あたりからミルフィーユ収納の内容があります。

シャツ、ジャケットをミルフィーユのように重ねてたたむだけです。ばらつきやすいパンツや下着などを中心に置いて、最後に袖やパンツなどをたたんでいくとよりまとまりやすくなります。

小さめのスーツケースにも便利なほか、できあがったミルフィーユ式の服を風呂敷などにくるんでから入れると『しわの防止』もできます。

靴はシャワーキャップに包んで入れる

靴を持っていくときにはビニール袋や紙袋などに入れていく方が多いと思いますが、靴を入れる丁度よい大きさのものがないことがあります。そこで便利なのがシャワーキャップに包む方法です。シャワーキャップは靴を入れるのにぴったりの大きさが確保されています。

入れる方法は、1足ずつ・または両方の靴をシャワーキャップに包んで入れるだけなので手軽にできます。

ホテルなどに用意されている簡単なシャワーキャップでも代用できるので、いくつかストックできればより安心です。靴底の汚れを気にしなくても良い点も、収納のときにはとても役立つので覚えておきましょう。

瓶類など割れる物の入れ方

瓶類など割れる物を入れるときにもちょっとした工夫をしてみましょう。特に液体が入っているものであれば、万が一割れたときのことも想定しておくと安心です。

ビニール袋やジップロックなど液体が漏れてしまっても問題ないものに入れ『持っている洋服で巻いて』からスーツケースに入れるのがおすすめです。適度に物が詰め込まれたスーツケースであれば、あまり動かなくなるので割れ防止にもおすすめされています。

また、機内に預ける荷物にガラス製品や陶器、瓶類などの壊れやすいものが入っているときには必ずチェックインカウンターで『ステッカー(fragileと書かれたもの)を貼って』もらいましょう。

スーツケースお役立ちグッズ

スーツケースと一緒に揃えておくだけで便利なお役立ちグッズを紹介します。ちょっとしたものでも、旅先であれば重宝するものがたくさんあるので参考にしてみてください。

トラベルポーチで美しく分類

スーツケースのスペースを有効活用するために便利なのがトラベルポーチです。衣類などを種類ごとにまとめてトラベルポーチに入れてからスーツケースに入れることでスッキリと収納することができます。

他にも、トラベルキットパックなどスタイリング剤や歯磨き粉などの普段使うこまごまとしたものを小分けで入れておくことができるものを活用することでよりスペースを確保できます。

小さなポケットが複数ついているものや耐水性のあるものなど、シーンに合わせてトラベルポーチを選ぶのがおすすめです。

下記は代表的なトラベルポーチなので参考にしてみてください。

  • 商品名:圧縮できるトラベルポーチ アレンジケース 6点セット
  • 価格:2,980円(税込)
  • amazon:商品ページ

身だしなみグッズはハンギングポーチに

スキンケア用品や身だしなみグッズはハンギングポーチと呼ばれる、洗面台などで使うアイテム類を分別して収納・吊るすことのできるポーチを活用するのがおすすめです。

中でも人気なのが無印良品から販売されている洗面用具ケースです。シェーバーや歯ブラシ、メガネケースなどをまとめてパッキングできるほか、汚れても洗うことができます。

また、吊るせる機能が人気の理由は『洗面台まわりが水浸しでポーチを置きたくないとき』に役立つからです。洗面台用品をまとめておけば、さっとポールなどに吊るしていつも使っている洗面台のように使えるため、旅先でも安心感があります。

  • 商品名:ポリエステル吊して使える洗面用具ケース 黒・約16×19×6cm
  • 価格:1,590円(税込)
  • 無印良品:商品ページ

スーツケースに鞄を載せられるベルト

スーツケースに入らない荷物や、手に持っておきたい荷物などを用意したときには持ち運びが大変なこともあります。そこで便利なのが、スーツケースに鞄を固定できるベルトです。

スーツケースの持ち手に鞄を固定できるほか、洋服を止めるベルトが付属しているものであれば『そこからさらに脱いだ上着を付けて』おけます。手に持つ必要がなくなるので、移動にも便利で旅先でもスムーズに過ごせると人気です。

  • 商品名:バッグとめるベルト プラス
  • 価格:1,026円(税込)
  • gowell:商品ページ

スーツケーストラブルの対処方法

次に紹介したいのがスーツケースを使っているとどうしても直面してしまうトラブルです。代表的なものの対処方法を紹介するので覚えておきましょう。

臭いが気になる場合

新しく購入したスーツケースや、長年愛用したスーツケースの臭いが気になるときにできる対処を覚えておきましょう。使い込んでいることで臭いが気になったときや、新品の臭いが苦手な人も活用してみてください。

天日干しする

新しく購入したスーツケースなどに効果的なのがスーツケースを開いて『風にさらす・天日干し』をする方法です。こもってしまった臭いには特に効果的ですが、長年愛用しているスーツケースの臭いまでは取れないことがあります。

重曹を入れて臭いを取る

使い込んだスーツケースの臭いや、新品の臭いがどうしても取れないときに重宝するのが重曹を活用する方法です。掃除にも活用される重曹は袋につめるだけで消臭袋を作ることができます。

袋の変わりに使い古しのストッキングや靴下でも代用にできるので作ってみましょう。できあがった消臭袋をスーツケースに数日間入れておくだけで効果があります。

ロストバゲージに遭った場合

ロストバゲージとは、預けた荷物が空港で紛失してしまうことです。ロストバゲージに遭ったときには、各航空会社に対応を依頼・確認していく必要があります。

例えば、ANAでの対応の場合は手荷物を現地で受け取ることができなかった場合は係員に申告するようにホームページに掲載されています。手荷物が発見された場合には指定の場所への届けてくれます。

万が一、捜索しても手荷物が発見されなかった場合は規定の賠償を受けることもできます。まずは慌てないで、各空港会社に確認して対応してもらうようにしましょう。

もう1つ覚えておきたいのがクレジットカードのロストバゲージの対応が付いているかというものです。国内便のロストバゲージに対応しているのか、保険はあるのかなども一緒に確認しておくと安心できます。

宅急便での配送で傷がついた場合

次によくあるトラブルは、宅急便を活用したときにスーツケースに傷がついてしまった場合です。運送中に破損などの損害が出てしまった場合には『各宅急便の会社で決められた規定』に基づいて保証をしてもらうことができます。

例えば、ヤマト便の場合は運送保険が用意されており『任意』で加入することができます。加入料は補償金額1万円につき10円で(1伝票あたり最低50円から)、スーツケースを含む一般貨物が対象となっています。

不安な場合は事前にチェックしておくと安心です。

スーツケースはレンタルも可能

急ぎでスーツケースが必要なのに持っていないときに便利なのがスーツケースレンタルです。意外に便利なレンタルについても知っておきましょう。

レンタルが向いている人とは

スーツケースのレンタルは普段旅行や出張があまりなく、自宅にスーツケースを置いておくスペースがない人にもおすすめのサービスです。

他にも、急に決まった宿泊が必要なデート・旅行のときに用意がない場合や、破損が怖いとき、旅行に必要な用品も一緒に揃えたいときにもサービスが充実しているので活用してみましょう。

オンライン店舗でも申し込みができて便利

オンライン店舗もあるので、インターネットや電話で気軽に申込みをすることができます。面倒な手続きがあまりなく、希望の決済方法と、必要な期間などの項目を埋めるだけで簡単にお申込みができるのも便利です。

万が一の保証や、その他の旅行に必要な用品も一緒にレンタルできるのでチェックしておきましょう。

スーツケースを使いこなして快適な旅を

スーツケースの収納術を活かして、荷物を上手くまとめることができれば『それだけでも快適な旅』を楽しむことができます。

荷物を最小限にまとめて動きやすい旅を過ごすのも、多めに荷物を持っていって余裕のある旅を過ごすのも『スーツケースを活用すればこそできる』ので参考にしてみてください。

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