カレースパイスのガラムマサラって何?特徴や簡単レシピ

2019.02.07

インド発祥の料理であるカレーは今や日本のみならず、世界中で人気のあるメニューとなっています。カレーは多くのスパイスを入れますが、中でも欠かせないのがガラムマサラです。どんなスパイスなのか詳しく解説し、おすすめレシピも紹介します。

ガラムマサラとカレー粉

スーパーなどに行くと、カレー粉とガラムマサラの両方が販売されています。どちらも『カレーに使う』というイメージはありますが、両者に違いはあるのでしょうか?

両者の発祥の地は

カレー粉は、手軽にカレーを作れる材料として日本でも定番のものとなっていますが、カレーの本場であるインドではあまり使われません。

実はカレー粉は、かつてインドに赴任していたイギリス人がスパイスを持ち帰り、それを混ぜたものが、カレー粉として広まったといわれています。つまり、カレー粉発祥の地はイギリスということです。

一方ガラムマサラは、インド発祥のミックススパイスです。ブラックペッパーやカルダモン、シナモン、コリアンダーなどを混ぜて作られています。

主な違いはターメリックの有無

カレー粉とガラムマサラの最大の違いは、『ターメリック』が使われているかどうかです。カレー粉ではターメリックが使用されますが、ガラムマサラでは使用されません。

ターメリックを使うことで、日本人がよく知っている黄色いカレーになります。しかし、本格的なカレーの香りが楽しめるのはガラムマサラを使ったカレーといえるでしょう。

スパイスからのカレーの作り方

カレー粉ではなく、ガラムマサラなどの本格スパイスを使って作るカレーの作り方を紹介します。

主な使用スパイス

スパイスを使った本格的なカレーは、スパイスの分量が大切です。約5~6人前のカレーを作るなら、以下の分量を目安にすると良いでしょう。

  • クミンシード:小さじ1
  • パプリカパウダー:大さじ1/2
  • チリパウダー:大さじ1/2
  • カルダモン:大さじ1
  • コリアンダー:大さじ1/2
  • ターメリック:大さじ1/2
  • ガラムマサラ:大さじ2
  • シナモン:少々

調理手順はこちら

スパイス以外の材料は以下のとおりです。

  • 鶏もも肉:3枚
  • 玉ねぎ:2玉
  • ニンジン:1本
  • セロリ:1本
  • リンゴ:1/4個
  • バナナ:1/2本
  • ニンニク:1かけ
  • ショウガ:1かけ
  • トマト缶:1缶
  • ヨーグルト:大さじ1
  • コーヒー:180cc
  • オリーブオイル:少々
  • 塩コショウ:少々

調理手順は、まず玉ねぎとセロリ、ニンジンをみじん切りにし、深めのフライパンに多めのオリーブオイルを熱して、クミンシードを炒めます。

香りが出てきたらニンニクやショウガのすりおろしを入れて少し炒め、野菜を入れて中火で炒めます。

火が通ったところで、すりおろしリンゴと切ったバナナを入れて炒めていきましょう。水分が無くなったらトマト缶を入れ、水分が飛んだらスパイスを入れます。

そして、鶏肉は塩・コショウで下味をつけて別のフライパンで焼きます。焼けたら先ほど作ったカレーと一緒に鍋に入れて煮込みしょう。

この時、ヨーグルトとコーヒーを入れ、だいたい45分煮込むと完成です。

ガラムマサラを使った簡単レシピ

スパイスから作ると、市販のカレールーから作ったものに比べてかなり手間がかかります。忙しくてゆっくり作る時間が取れないという方でも、ガラムマサラを使って簡単にできるレシピを紹介します。

さっぱり好きのココナッツカレー

さっぱりしつつも濃厚なココナッツミルクを使ったカレーは、大人から子どもまで食べやすいでしょう。約7~8人前の材料と分量は以下のとおりです。

  • 鶏もも肉:1〜2枚
  • 玉ねぎ:1〜2個
  • ニンジン:1/2本
  • セロリ:1/2本
  • オリーブオイル:小さじ1
  • 市販のカレールー:1箱
  • トマト缶:1缶
  • ココナッツミルク:1缶
  • ショウガパウダー:大さじ1
  • レモン汁:大さじ2
  • ガラムマサラ:小さじ1
  • ローリエ:2〜3枚
  • 固形ブイヨン:2個
  • 水:400cc

まずはオリーブオイルで玉ねぎ・ニンジン・セロリを炒め、一口大に切った鶏肉を入れて表面に焦げ目がつくまで焼きます。

そこにトマト缶と水、固形ブイヨン、ローリエを入れて煮込み、その後ココナツミルクを加えます。煮詰まったところにレモン汁とショウガを入れ、最後にカレールーを入れて弱火で煮込めばできあがりです。

サバとトマトを使ったカレー

最近、体に良いと注目を集めているサバ缶は、コンビニでも手に入るくらいメジャーな缶詰の1つです。常備しておくだけで、買い物が億劫な日も簡単に立派なカレーが作れます。約5~6人前のカレーの材料と分量は次のとおりです。

  • サバ水煮缶:1缶
  • ショウガのみじん切り:1かけ
  • ニンニクのみじん切り:1かけ
  • 玉ねぎ:1個
  • ごま油:大さじ2
  • トマト缶:1缶
  • クミンシード:小さじ1/2
  • ガラムマサラ:大さじ1
  • カレー粉:大さじ1
  • ターメリック:大さじ1
  • レモン汁:大さじ2
  • 塩:少々

まずはフライパンにショウガ、クミンシードを入れて炒め、玉ねぎを入れてさらに炒めます。

炒めている最中にニンニクを加え、玉ねぎの色が変わってきたらガラムマサラ、カレー粉、ターメリックを入れて混ぜましょう。

その後、トマト缶とレモン汁を加えて中火で10分ほど煮込みます。サバ缶を加えてさらに煮込んでいき、最後に塩で味を調えたら完成です。

薬膳カレー

野菜がふんだんに使われた健康的なカレーは、お店で食べるイメージが強いかもしれませんが、家でも簡単に作れます。約5~6人前のカレーの材料と分量は次のとおりです。

  • 鶏ひき肉:200g
  • じゃがいも:1個
  • ニンジン:1/2本
  • 玉ねぎ:1個
  • ニンニク:1かけ
  • トマト缶:1缶
  • ヨーグルト:200g
  • 固形コンソメ:2個
  • クミンシード:小さじ1
  • カルダモン:小さじ1
  • ガラムマサラ:小さじ1
  • ショウガパウダー:小さじ1
  • カレー粉:大さじ2
  • カボチャ:お好みの量(付け合わせ)
  • アスパラガス:お好みの量(付け合わせ)
  • プチトマト:お好みの量(付け合わせ)

まずはニンニク、ジャガイモ、ニンジンはすりおろし、玉ねぎは粗みじん切りにしておきます。油を熱したフライパンにニンニクを入れ、香りがたってきたら鶏ひき肉をそぼろ状なるように炒めましょう。

そこにじゃがいも、ニンジン、玉ねぎを炒め、その後トマト缶、ヨーグルトを入れます。そして、コンソメ、クミンシード、カルダモン、ガラムマサラ、ショウガパウダー、カレー粉を混ぜながら煮込んでいきます。

その間に、付け合わせのカボチャは電子レンジでチンして柔らかくしておき、アスパラはゆでておきましょう。プチトマト、カボチャ、アスパラはフライパンで焼き色を付けると一層おいしくなります。

お米は白米でも良いですが、16穀米にすると一層ヘルシーです。

ガラムマサラでカレーをさらに楽しむ

ガラムマサラを使うことで、簡単に本格的なカレーを楽しめます。また、普段食べているカレーの隠し味として混ぜることで、いつもの味がより引き立つでしょう。

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