日本酒とチョコレートは相性抜群。美味しく楽しむコツを紹介

2019.02.07

古今東西、日本には様々な日本酒が存在しています。もちろん日本酒だけで楽しむのもいいですが、チョコレートと一緒に嗜むことで、さらに美味しくなりますよ。今回はチョコレートと日本酒の相性が合う理由と、日本酒と一緒にチョコレート楽しむコツについてご紹介します。

日本酒がチョコレートと合う理由

日本酒とチョコレート、初めて聞いた方にとっては相性が合うといわれてもちょっとピンと来ないかも知れません。そのような方のために、まずは日本酒とチョコレートが上手く合わさることで美味しく感じられる理由を説明します。

チョコレートとお酒の関係

チョコレートに合うお酒といえばウイスキーやワインが代表的。ウイスキーは長く熟成させることによって甘みを引き出し、豊かな香りとトロトロな口触りを生み出します。この現象は日本酒でも当てはまることがあります。日本酒にも、長年寝かした古酒が存在しており、寝かせることによってグンと甘さが生まれます。

ワインの場合は、ウイスキーよりも控えめな甘さや酸味が特徴的であり、爽やかに飲むことができます。こちらもウイスキー同様、似ている日本酒が多く存在しており、中にはワイン樽で寝かせた日本酒もあるほどです。

日本酒はウイスキーとワインのいいとこ取り

日本酒はウイスキーのワインの良いポイントを取ったお酒といえます。ウイスキーのトロトロとした舌触りと甘さ、ワインの芳醇で甘酸っぱい香りと酸味。この特徴が日本酒では上手く組み合わさっているのです。これが、日本酒とチョコレートの相性が良い理由です。

とはいえもちろんすべての日本酒がどんなチョコレートにも合うというわけではありません。甘い日本酒には少し苦いチョコレートを合わせる、といったように、上手な組み合わせによって初めて、日本酒とチョコレートという和洋の食文化の見事なコラボレーションが生まれるのです。

チョコレートに合う日本酒の種類とコツ

日本酒とチョコレートの組み合わせが合う理由が分かった後は、早速組み合わせて楽しんでみましょう。先にも少し述べましたが、ただチョコレートと日本酒を組み合わせるだけでは、上手く味が噛み合わないこともあります。ここからは甘いチョコレートと苦いチョコレートに対してどんな日本酒が合うのかを見ていきましょう。

スイートチョコレートに合う日本酒

まずはスイートチョコレートに合う日本酒から見てみましょう。

ミルクの甘さが引き立つスイートチョコレートにおすすめしたいのが、『山形正宗 貴醸酒』。日本酒を作る上で欠かせない材料である仕込み水には天然水を用いるといったこだわりを見せる酒造メーカーもありますが、貴醸酒で使われる仕込み水はなんと清酒。仕込みの段階からお酒を用いているのです。

仕込みから日本酒を用いることで、より甘く芳醇な味わいに仕上がります。それでいて山形正宗の貴醸酒は、甘いだけでなくスッキリとした印象も持ち合わせています。このスッキリとした味わいのおかげで、スイートチョコレートと組み合わせてもくどい甘さになることはなく、ベストマッチを生み出すことができるのです。

山形正宗 貴醸酒(720ml)

ビターチョコレートに合う日本酒

一方でビターチョコレートに合う日本酒はどのようなものがあるのでしょうか。

ミルクを控えめにすることでカカオ本来の苦味を出させるビターチョコレートには、川鶴の『さぬきよいまい58』がおすすめです。香川の地元で育まれてきた米や水を存分に使った『さぬきよいまい58』は純米原酒でありながら、アルコール度数は低め。お酒が少し苦手な方でも気軽に楽しめる日本酒です。舌触りは軽いですが、ふわっとした甘さが口の中に広がります。

このほんのりとした甘さがビターチョコレートの苦味と見事にマッチ。さらに熱燗でいただくことで、旨さと香りはさらに開き、味わい深いものになります。

さぬきよいまい 58%(1800ml)

チョコレートをつまみにするときのコツ

チョコレートをつまみに日本酒を楽しむ際には、コツを押さえておくことが重要です。といっても、押さえるポイントは「タイミング」と「温度」の2点だけ。この2点を知っているかどうかで、美味しさが大きく違うものになります。

日本酒を呑むタイミングが大切

チョコレートと日本酒の美味しさを楽しむためには、日本酒を飲むタイミングが大切なポイント。チョコレートの香りや甘さを引き出してあげるためにも、日本酒の飲むタイミングは、ずばりチョコレートを食べた後です。食べた後に広がるチョコレートの味わいと上手く合わせるように、日本酒を飲むことで、口の中で最高の美味しさが広がります。

日本酒の温度に注意する

チョコレートと日本酒を上手く合わせるためにも、温度は大切。おすすめの温度としては、だいたい40度ぐらいがいいでしょう。熱燗よりもぬるめの温度にしておくことで、日本酒の苦味が抑えられる代わりに甘さが引き立ちます。また、40度という少し温かいぐらいの温度のおかげで、チョコレートもゆっくりと口の中で溶けていきますよ。

マリアージュの真骨頂『日本酒チョコレート』も

日本酒とチョコレートを一緒に楽しむのもいいですが、チョコレート自体に日本酒を練り込んだ日本酒チョコレートというスイーツもあります。種類も豊富で、通販でも買えるため、是非チェックしてみましょう。

通販で買える日本酒チョコレート5選

日本酒を使ったチョコレートは生チョコレートやトリュフなど種類も揃っています。もちろん、どのチョコレートも職人がこだわった一品ですので、美味しさは格別。また、有名なチョコレートシリーズからも日本酒を使ったオリジナルテイストのチョコレートが販売されていますので紹介します。

九平次 生チョコレート

生チョコレートでは3つをご紹介。ひとつ目は『九平次 生チョコレート』です。このチョコレートは、純米大吟醸の銘酒『醸し人 九平次(かもしびと くへいじ)』と生チョコレートの元祖であるお店がタッグを組んで生まれました。ワインのような酸味を感じながらも、どこか上品な味わいとなっています。

  • 商品名:九平次 生チョコレート
  • 価格:1,944円(税込)
  • 商品ページ

国士無双生チョコレート

2つ目は『国士無双生チョコレート』。こちらも1つ目と同じ生チョコレートの元祖が作り上げました。国土無双は北海道で醸造された日本酒であり、キリッとした辛口。チョコレートの甘さと日本酒の爽やかさが上手く噛み合い、しつこくない甘さにも関わらず香りが残る味を演出しています。

  • 商品名:国士無双 生チョコレート
  • 価格:1,620円(税込)
  • 商品ページ

大吟醸生チョコレート

生チョコレートの最後は、『大吟醸生チョコレート』です。この生チョコレートに使われている日本酒は福井で醸造された『梵 ゴールド』という純米大吟醸。海外でも高く評価されている日本酒を、チョコレートに混ぜ込みました。チョコレート自体も、世界各国の有名チョコレートを調合したものであり、スムーズな食べやすさを追求。甘さが苦手な方でも、美味しくいただけるような、程よい甘さにしています。

  • 商品名:大吟醸 生チョコレート(10個入)
  • 価格:1,230円(税込)
  • 商品ページ

清酒仁淀川トリュフ

ちょっとリッチな感じのするトリュフチョコでは『清酒仁淀川トリュフ』がおすすめです。仁淀ブルーと呼ばれるほど美しい高知県の仁淀川近くで醸造された清酒をトリュフに練り込み、一風変わった味となっています。

  • 商品名:清酒仁淀川トリュフ
  • 価格:1,800円(税込)
  • 商品ページ

キットカット 日本酒味

最後にご紹介するチョコレートはキットカットです。梅酒やラムレーズンなど様々な味のバリエーションがあるキットカットですが、日本酒味もあります。外国人向けのお土産にもぴったりと人気です。

  • 商品名:キットカット ミニ 日本酒 満寿泉(9枚)
  • 価格:756円(税込)
  • 商品ページ

自分でつくれる日本酒チョコレートのレシピ

日本酒チョコレートを買うだけではなく、作ってみたいと思う方もいるかもしれません。そんな方のために、自分でつくれる日本酒チョコレートのレシピもご紹介します。

手作りするときに使いやすい日本酒の種類

チョコレートを作る際には、辛口の日本酒を選ぶのが美味しくなるコツ。一般的な日本酒自体が甘いため、甘口の日本酒を使ってしまうと、非常に甘口のチョコレートになってしまいます。辛口のチョコレートを使うことで、ミルクの配分によって甘さを調整しやすくなります。

簡単につくれる手作り日本酒チョコレートレシピ3選

自分で作れる日本酒チョコレートの中から、簡単につくることができるレシピを3つピックアップしました。

チョコレートと日本酒が香る『日本酒ショコラ』

まずご紹介するのは『日本酒ショコラ』です。チョコレートと生クリームを混ぜた後に、日本酒を加えて冷やすだけで完成。ちょっとしたスイーツ作りにぴったりですね。

【材料】

  • ビターチョコ:35g
  • 日本酒:18g
  • 生クリーム:大さじ1弱
  • ココア:適量

【レシピ】

  1. チョコレートを刻んで生クリームと合わせ、湯煎かレンジで少しずつ溶かす。
  2. チョコレートが冷めたら、日本酒を加えて良く混ぜる。
  3. おちょこ等に注ぎ、最低一晩冷蔵庫に入れ、ココアを適量振りかけたら完成。

(レシピ出典:日本酒ショコラ* by Lapinounou 【クックパッド】

ラム酒でなく日本酒に漬け込む『生チョコ 日本酒レーズン入り』

次にご紹介したいのは『生チョコ 日本酒レーズン入り』。生チョコレートの中に予め日本酒に漬けておいた日本酒レーズンを組み合わせることにより、甘さと酸味が見事に調和した味わいを生み出してくれます。

【材料】

  • 板チョコ(ブラック):6枚
  • 生クリーム: 150cc
  • 日本酒レーズン:大さじ4
  • 日本酒レーズンの液:大さじ1
  • ココアパウダー(無糖)大さじ4位

【レシピ】

  1. よく殺菌消毒した瓶などにレーズンと日本酒を入れて漬け込む。期間は最低3日ほど。
  2. 耐熱のボウルに、小さく手で割った板チョコと生クリームを入れ、ラップをしないで電子レンジで2分加熱する。
  3. レーズンと液(液が無かったら日本酒でもよい)を入れて混ぜ合わせる。
  4. 型に流し入れて平らにならし、冷蔵庫で2時間ほど置く。
  5. お好みの大きさに切って完成。

(レシピ出典:生チョコ 日本酒レーズン入り by 峰村醸造【クックパッド】

チョコなのに和風?新感覚『酒粕チョコレート』

最後は、日本酒を作る際に生まれる酒粕を使った『酒粕チョコレート』です。ナッツや干し柿などが含まれているおかげで、食感も楽しく、口の中には酒粕による日本酒の香りが広がりますよ。

【材料】

  • ミルクチョコレート:70g
  • 酒粕(柔らかいタイプ):大さじ2
  • ナッツ(クルミなど):大さじ2
  • 干し柿:1/2個
  • レーズン:大さじ1
  • ココアパウダー:適量

【レシピ】

  1. クルミは細かく刻んだ状態で炒って、冷ましておく。干し柿は細かく刻んでおく。
  2. チョコレートを湯せんして溶かす。60度以上だと分離するので注意。
  3. 酒粕を弱火で温める。チョコレートと同じくらいの温かさが目安。
  4. 湯せんしたチョコレートに酒粕とナッツ、ドライフルーツを加え、静かにゆっくり混ぜ合わせる。
  5. クッキングシートに入れた容器に流し込み、冷蔵庫で3~4時間寝かせる。
  6. 食べやすい大きさに切り、ココアパウダーをまぶして完成。

(レシピ出典:オトナの♪ 酒粕チョコレート by うららまる 【クックパッド】

日本酒とチョコレートのマリアージュ

いかがでしたでしょうか。日本酒とチョコレートという意外な組み合わせが、実はつまみとしてもスイーツとしても合う、相性抜群の組み合わせ。

自分の好みに合うチョコレートとぴったりな組み合わせを見つけることで、日本酒の楽しみ方の幅が広がります。

是非、日本酒とチョコレートを用意して、チャレンジしてみましょう。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME