囲碁のルールがわからない?基本を理解しステップアップするコツ

2019.02.07

古くからある遊びの1つに囲碁があります。漫画の題材にされるなど人気の高いゲームですが、『ルールがわからない』という方も多いのではないでしょうか?そこで、囲碁のルールやマナーといった基本から、さらに上達していくコツを解説します。

初心者が知るべき囲碁の基本ルール

囲碁を始めるには、ルールを知るところからがスタートです。まずは、囲碁の基本である『ゲームの進め方』や『勝敗の決まり方』をしっかり理解しましょう。

基礎知識とゲームの進め方

基本的な碁盤は19×19のマス目になっている『19路盤』ですが、9路盤・13路盤・15路盤などもあります。

囲碁は、碁盤に引かれている線の交わる場所(交点)に、黒石と白石の碁石を交互に打っていくゲームです。オセロのようにマス目の中に打つわけではありません。2色の碁石はオセロの石と同じ色をしていますが、囲碁では黒が181個、白が180個と数も圧倒的に違います。

基本的に囲碁の先手は、黒石を持っている人になります。先手が有利になるため、弱い人が黒になり強い人が白となるのが基本です。ただし、黒石側にハンデを付けた場合、先手は白石からになります。

そして、囲碁では石を打ってはいけない場所があることも覚えておきましょう。まず相手の石に囲まれている場所は打ってはいけません。この場所を『着手禁止点』と呼びます。

また『コウ』の形になる場所にも打ってはいけません。コウとは『1回前に打った時と全く同じ局面になってしまう』形です。

勝ち負けの決まり方

囲碁というゲームを端的に表すと、陣取りゲームです。つまり、より多くの陣地を取ったほうが勝つということです。

自分の石が繋がるように打っていき、相手の石を囲うように壁を作って自分の陣地を増やしていきます。

例えば、1つの黒石の周りには隣接した交点が4つあります。これは、碁石が交点から息をしていることになぞらえて『呼吸点』と呼ばれるものです。

白石は黒石の4つ全ての呼吸点を塞ぐと、黒石を取れて中には空間ができ、そこは白石の陣地となります。こうして自分の陣地を広げていくのが囲碁です。

囲碁の勝敗は、残っている石の数の多さではなく、石で囲った交点の数『地』の多さによって決まります。地を数える時の単位は『目』です。

囲碁がわからない初心者の上達のコツ

囲碁のルールがわからない初心者は、どうすれば上達できるのでしょうか。ここでは初心者でも手軽に練習できる上達方法を解説します。

ルールを知る

とにかく最初に覚えることはルールです。まず石の置き方はしっかりと覚えましょう。正式な19マスの碁盤が難しいなら、9路盤などマス目が少ないものから始めると尻込みせずに楽しくルールを覚えられます。

道具を揃える

囲碁をするにあたって必要な道具は『碁盤』、『碁石』、そして碁石を入れる容器『碁笥』(ごけ)です。これらは碁盤店ですべて揃います。

最初から本格的なものを揃えるのは気が引けるという場合は、マグネット式やミニサイズなど、玩具売り場でも手に入る囲碁セットを購入すると良いでしょう。

また、厚紙に碁盤を書き、くり抜いた段ボールを碁石に見立てるなどして、自分で囲碁道具を作るという手もあります。

碁会所やゲームで対局してみる

上達するために必要なのは、やはり場数を踏むことでしょう。碁会所に行けば、囲碁経験が豊富な人がたくさんいるので、そこで積極的に対局するのがおすすめです。

囲碁の仲間ができれば一層練習に熱が入るようになりますし、アドバイスをもらうことによって、囲碁の腕前も上がってくるでしょう。

覚えておきたい囲碁の豆知識

ここでは囲碁のマナーや用語など、覚えておきたい豆知識を紹介します。

囲碁のマナー

囲碁では対戦相手に敬意を表し、対局前は『お願いします』終わったら『ありがとうございました』というのが重要なマナーとなっています。

礼に始まり礼に終わるといわれますが、囲碁の世界でも礼儀は大切です。

よく使われる囲碁用語

囲碁の世界では、独特の用語が使われますので覚えておきましょう。

まずは『置き碁』です。これは強い人が弱い人にハンデを付けるために、弱い人が最初から碁盤に碁石をいくつか置いた状態で始める方法です。

いくつも置き碁ができるわけではなく、数は対戦相手とのレベルの差によって変わってきます。

前述のとおり先手の黒石が有利となるため、置き碁ではなくても白石には最初からハンデが与えられています。これを『コミ』と呼び、日本では6目半です。白石は終局後に取った地に6目半足して計算します。

レベルの差がわずかしかない場合につくハンデは『定先』(じょうせん)と言い、このときコミはありません。弱い人が黒石、強い人が白石で対局を始めます。

PCやスマホでできる無料囲碁ゲーム

最近では、PCやスマホを使って手軽に練習できる囲碁ゲームがあり、対戦相手がいなくても1人で気軽に楽しめます。

PC用では、日本棋院の『囲碁九路盤ソフト』がおすすめです。こちらはその名のとおり、9路盤の囲碁を練習できるので、初心者でも始めやすいでしょう。

スマホでは日本棋院が提供している『囲碁アイランド』がおすすめです。『1段階』『2段階』とレベルごとにアプリが別になって配信されていて、自分のレベルに合った段階から始められます。『1段階』は無料ですが、『2段階』以降は課金が必要です。

囲碁ルールは意外にシンプルでわかりやすい

囲碁は独特な世界ですので、近寄りがたい印象もあるかもしれません。ですが、一旦慣れるとハマって楽しくなるゲームでもあります。この機会に囲碁を新しい趣味として始めてみてはいかがでしょうか?

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME