さまざまなテーマやジャンルで開催されている写真コンテストですが、気になる賞金はどのくらいのなのでしょうか? ここでは、写真コンテストで獲得できる賞金の傾向とコンテストの特徴を合わせて紹介していきます。
ジャンル別の賞金の傾向
写真コンテストの賞金は、ジャンルによってさまざまです。商品券や記念品が贈呈されるものもあれば、賞金を獲得することができるコンテストもあります。
ジャンルごとに変動するコンテストの賞金額にはどのような傾向があるのでしょうか? 可愛いペットの写真コンテストや愛する我が子の写真で応募できるコンテストなど、いくつかのジャンル別に紹介していきます。
犬や猫のペット系はギフト券から数万円
家族の一員である可愛いペットの写真でコンテストに応募することができます。ペットの写真をテーマにしたコンテストには、犬限定のものや猫限定のもの、動物なら種類を問わないものなど、テーマはコンテストによります。
賞金に関しても同様で、数万円の賞金を獲得できるものや商品券・記念品が贈呈されるものなど、コンテストの規模によって賞金に変動があります。
写真のテーマがペットなので、比較的簡単に応募することができ、カメラ初心者でも積極的に応募できるジャンルのコンテストだと言えます。
赤ちゃん、子どもなどは最高10万円ほど
赤ちゃんや子どもをテーマにしたコンテストは、多数開催されているのが特徴です。
毎月開催されているものや、赤ちゃん用品販売店が開催しているコンテストなど、複数の中から応募したいコンテストを選べるのが嬉しいでしょう。
賞金は、ペットの写真コンテストと同様で、数万円をもらえるものから記念品が贈呈されるものなど、コンテンストによってさまざまあります。スマホで撮影した写真で応募できるコンテストも多く応募が簡単なため、多くの人から人気を集めています。
募集規模が大きいほど賞金額も増える
写真コンテストの賞金は、コンテストの規模と比例して変動している傾向にあります。規模が大きいほど賞金額が高くなりますが、規模の大きさに比例して応募人数も増えるため、入賞する難易度が上がります。
逆に、規模が小さいと賞金額も低くなりますが、応募人数が少なくなるため、大規模なコンテストに比べると入賞しやすいと言えるでしょう。
カメラメーカーの写真コンテスト
ここまでジャンル別の写真コンテストについて、その賞金額と特徴について紹介してきましたが、ここからはカメラメーカー主催で開催しているコンテストについて紹介します。
大手のメーカーが主催している大規模なコンテストから、初心者でも応募できるコンテストなど、自分にぴったりのコンテストを探してみましょう。
各メーカーの過去の賞金額
カメラメーカーが主催している写真コンテストには、季節を題材にしたものやスマホでも応募可能なものなど、たくさんの種類があります。
Nikonが開催している『ニコン・フォトコンテスト』は、本格的なカメラからスマホで撮影したものまで応募が可能で、グランプリ受賞者には、100万円相当のNikon製品や50万円の賞金が贈呈されます。
ニコンフォトコンテスト | 写真文化活動 | ニコンイメージング
Canonはさまざまなジャンルのコンテストを開催しており、カメラ関係のアイテムや賞金を獲得できるものなど、コンテストごとに賞金にもバリエーションがあります。
賞金が最高100万円のコンテストも
写真のコンテストには、賞金が100万円に達するコンテストも開催されています。
世界規模で開催されている『ソニー・ワールドフォトグラフィーアワード』では、プロフェッショナル部門・一般公募部門・ユース部門の3部門があり、どのカテゴリーでも、1位に輝くとロンドンまでの旅費と宿泊費が贈呈されます。
プロフェッショナル部門に至っては、現金で2万5000ドルの賞金やソニー製のデジタルカメラも贈呈されるなど、世界規模のコンテストにふさわしい賞金が用意されています。
World Photography Organisation |
他にもあるコンテスト。最高金額は驚愕の1200万円
ここまで、カメラメーカーの写真コンテストやジャンル別にコンテストを紹介してきましたが、他にも至るところで写真コンテストは開催されています。
それぞれの写真コンテストに特徴があり、賞金もさまざまなので、気になるコンテストがないかチェックしてみましょう。
アートオリンピア2019
財団法人アートオリンピアが主催するこのコンテストは、世界中の才能あるアーティストを発掘することを目的としています。応募できるのは絵画なども含めた「平面作品」のため、純粋な写真コンテストとは少し違いますが、もちろん写真で応募してもOKです。
気になる最高賞金は、なんと驚愕の1200万円。目がくらむような金額ですね。
ただしこちらのコンテストは完全にプロのアーティスト向けであり、応募するだけで最低2万円の出品料がかかるので、日常で撮った写真で気軽に応募…というわけにはいきません。応募期間は2019年3月20日までとのことなので、腕に覚えのある写真家の方は自信作をぜひ出品してみては?
通年開催カメラのキタムラ
カメラのキタムラでは、毎年開催している写真コンテストがあります。中でもメジャーなのが『JAPAN PHOTOコンテスト』でしょう。
JAPAN PHOTOコンテストは、『春夏』と『秋冬』をテーマに季節ごとに募集をしていて、それぞれのテーマの中に3つの部門があります。
どの部門でもグランプリ受賞者には30万円の賞金が贈呈され、グランプリ以外の入選者を比較的多く選出するコンテストのため、毎年、多くの人が応募している人気のコンテストです。
新聞社の写真コンテスト
カメラ関係の企業以外にも、写真コンテストを開催している企業があります。中でも有名なのが、読売新聞社で開催している『よみうり写真大賞』です。
よみうり写真大賞では、ニュースフォト・マイベストフォト・中高生フォトの3つの部門で選定されます。ニュースフォトとマイベストフォトに関しては、大賞受賞者に100万円が贈呈されるため、高額賞金の獲得を目指せるコンテストになっています。
その他にもまだまだある
その他にも、写真コンテストにはユニークなコンテストがあります。近年話題になっているドローンを使った空撮写真のコンテストや、チェキで撮った写真のコンテストなど、撮影方法の違いだけでもユニークなコンテストがたくさん開催されています。
コンテストによっては賞金が出ないものもあるため、応募する前に事前に確認しておくといいでしょう。
良い写真が撮れたら応募してみよう
今や写真コンテストは、ちゃんとした機材を揃えているプロだけのものではなくなっています。自宅で簡単に撮影したものや、旅行先で撮れた思い出深い写真なども、コンテストで賞を受賞する可能性を秘めています。
スマホで撮った写真でも、良い写真が撮れたら積極的にコンテストに参加してみましょう。