万年筆の書き方のコツを掴もう。美しい文字を書くための持ち方を紹介

2019.02.27

使っているだけで大人の品格が漂う筆記具、万年筆。万年筆を使ってすらすらと美しい文字を書いている人にはちょっとした憧れすら抱いてしまいます。しかし、まだ使い始めたばかりの人は、上手に文字が書けないと悩んでいる人も多くいるはず。ここでは万年筆の上手な書き方のコツとポイントを紹介します。

万年筆の正しい持ち方とは

万年筆で、美しい文字を書くためにはコツがあります。まず1つ目のコツは、正しい持ち方です。

ここでは万年筆の正しい持ち方について解説します。

指の位置

万年筆には、正しい持ち方があります。強い力を入れて万年筆を握ってはいけません。リラックスした状態で持つのがコツです。

正しい持ち方の手順は下記のとおりです。

  1. 手の力を抜く
  2. 人差し指と親指の間に万年筆を置く
  3. 中指・親指で万年筆を軽く押さえる
  4. 人差し指を添える

通常、筆記具としてよく使われるボールペンや鉛筆のように強く握る必要はありません。

ペン先の向き

持ち方をマスターしたら、ペン先の向きに気をつけましょう。万年筆には、決まった向きがあります。ペン先のハート穴と呼ばれる部分が上です。

この穴が真上を向くように持たないと、上手に文字が書けないだけでなく、ペン先の曲がりなどのトラブルにつながる可能性もあるので注意してください。

角度

人によって、文字を書くときの癖があります。ボールペンなどの筆記具では、あまり角度を気にせずに使用できます。

万年筆は、書く角度によって、いろいろな太さの文字が書けるという点も特徴の1つです。一般的には、45~60°が最適と言われています。

細かい部分に文字を書くときや細い文字を書くときには少し角度をつけて書きましょう。

また、太い文字を書くときには、角度をつけずに寝かせ気味にして書くと良いです。

書き方のコツ

文字には個性が現れます。しかし、自分の書いた文字に自信が持てない人も多くいます。

上手に文字が書ける人は、それだけでも魅力が増します。ではどうすれば上手に文字が書けるようになるのでしょうか?

ここでは、美しい文字を書くための書き方のコツを2点紹介します。

まずは姿勢をチェック

万年筆に限らず、文字を書くときには姿勢がポイントになります。美しい文字が書きたい人は、まず自分の書いている姿勢をチェックしてみましょう。

書くときの姿勢は、下記の5点に注意しましょう。

  • 背すじをのばす
  • デスクとおなかに握りこぶし1つ分のスペースを空ける
  • 足の裏を自然に床につける
  • ひじはデスクに乗せない
  • ひじとワキの間はこぶし2~3個分のスペースを空ける

また、ノートやメモなどの紙が体の中心に来るように座ります。椅子や机は高すぎても低すぎてもいけません。自分の体に合わせたサイズのものを選ぶことも大切です。

文字を書くときには、ひじも使います。ひじがワキについていたり、デスクに乗っていたりすると、ひじの動きが制限されてしまいます。

腕を動かして手先の力を抜き、なめらかに

それでは、さっそく文字を書いてみましょう。まずはまっすぐな線を描く練習をします。

まっすぐな線を描くときには、腕を動かして手先の力を抜きます。指や手だけを動かして書くのはNGです。ひじと手を同時に動かすことでなめらかな線が書けます。

また、余計な筆圧をかけることでペン先が割れてしまうので、万年筆の重みのみを使って、左右均等な力が加わるようにしましょう。

それでも上手く書けないときは?

正しい持ち方・正しい姿勢をしても上手に書けない人もいます。上手に書けないからと言って、あきらめる必要はありません。上手に描くためには、まず練習が必要です。

また、万年筆はインクを使って書くので、相性の良い紙とそうでない紙があります。書くときには、インクが滲みにくい紙を選びます。

それでも上手く書けないときは、使う万年筆を変えてみましょう。

ここでは、上手に書くための練習方法と、おすすめの万年筆を紹介します。

書き慣れた字や活字をなぞって練習する

自分の名前や住所などの書き慣れた文字から練習をします。それ以外の文字を練習したい人は、教科書や新聞紙などを拡大・縮小コピーして活字をなぞってみましょう。

活字のなぞり書きは、独学でも手軽にできるので便利です。また、万年筆での書き方練習用の本も販売されているので、それを活用して練習するのも1つの方法です。

ペン先の角度を工夫した万年筆を使う

練習しても上手くならない場合には、初心者でも上手に書きやすい万年筆を使ってみてください。

万年筆の代表的なブランドである『セーラー』が販売する『ふでDEまんねん』はペン先が特殊で、書くときの角度によって太さが自由に変えられ、簡単に筆文字が書ける万年筆です。

ペンを立てて書く癖のある人用に『若竹』、ペンを寝かせて書く癖のある人用の『紺』の2タイプが展開されています。

今使っているもので上手に文字が書けない人は、ふでDEまんねんを使って、まずは万年筆の書き方を練習して慣れていきましょう。

  • 商品名:セーラー万年筆 万年筆 ふでDEまんねん 若竹 特殊ペン先 11-0127-767
  • 価格:720円(税込み)
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万年筆でスラスラ書く姿はかっこいい

万年筆でスラスラと文字を書く姿にはなんともいえないカッコよさがあり、大人の魅力をUPさせてくれます。万年筆を使って上手に書きたい人は、姿勢と持ち方に気をつけましょう。

また、上手に書けなくて悩んでいる人は、なぞり書きなどをして練習を繰り返せば、自然ときれいな文字が書けるようになるでしょう。

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