こんなにあった、世界のカレーの種類。それぞれの特徴と魅力をご紹介

2019.01.23

カレーは、種類がとても多く、それぞれ違った美味しさを味わうことができる国民食です。本場インドのカレーの種類から、世界一に輝いたカレーなど、各国のカレーを紹介します。いろいろな味が楽しめるカレー選びの参考にしてみてください。

本場インドのカレーの種類と違い

まずは、カレーの発祥の地と言われるインドカレーの種類と違いをチェックしてみましょう。同じインドでも北部と南部では、それぞれ異なった特徴を持っています。

インド北部のカレーの特徴

インド北部では、牛乳や生クリームなど『油脂が多い素材』を使うことで、とろみの強い独特な濃厚さがあるカレーが作られています。こってりしていますが、ガラムマサラやクミン、カルダモン、ターメリックなどのスパイスの香り豊かなのも特徴です。

ガラムマサラは一般的に辛いスパイスのイメージがありますが、何種類かのスパイスを粉末状にし『混ぜ合わせたもの』です。加熱するかしないか、スパイスに何を使うのかによって香りや風味が変わるのもガラムマサラの特徴と言えます。

濃厚なベースにスパイスの風味と香りをつけて楽しまれているのがインド北部のカレーです。

インド南部のカレーの特徴

一方、インド南部で作られているカレーは、とろみが少なくスープ状のものが主流です。インド北部のカレーとは違い、辛味が強いのも特徴の1つで、主な味付けにはスパイスではなくココナッツミルクや酸味のあるフルーツが使われています。

油をひいた鍋にマスタードシードやカレーリーフなどのスパイスを入れ、辛味と香りを油に馴染ませていきます。あとから、具材を煮込んだスープ類と合わせて作られているので、スープ状でとろみの少ないカレーができあがるのです。

このように、北部と南部ではカレーの形状や味付けに大きな違いがあります。

主なインドカレー 一覧

北部と南部でのカレーの違いは『豊富なインドカレーの種類』に繋がっています。次は、インドカレーの種類をチェックしてみましょう。

キーマカレー

キーマカレーのキーマはヒンディー語で細切れ肉・ひき肉のことで、ひき肉で作るカレー料理が『キーマカレー』です。調理法などの細かい決まりはなく、ひき肉や細切れ肉を使ってカレー料理を作ればキーマカレーと言えます。

インドでは、宗教や地域によって調理方法や素材が違い、味もそれだけ種類があるので、一言にキーマカレーと言っても色々な味が楽しめます。

バターチキンカレー

玉ねぎを使わずに、バター・トマト・タンドリーチキン用のヨーグルトマリネソースで作られているカレーが『バターチキンカレー』です。世界でもっとも有名なインドカレーとも言われている種類でもあります。

インドのデリーでは、ライスに合うように作られるなど工夫を凝らしたバターチキンカレーが多くあるのも特徴的です。

ダール・タドカ

ダール・タドカは、インドが誇る豊富な種類の豆を使って作られた『豆カレー』です。肉を使わないで作るので、ベジタリアンの人でも食べられることから『インドの国民食』としても知られています。

ダールは豆、タドカは完成直前に熱々のスパイスと油を加える北インドの料理テクニックのことです。シンプルなメニューなので、豆や野菜を自由にアレンジして作られています。

世界一美味しいカレーに選ばれたカレーの名前は?

2011年に、世界一美味しいカレーに選ばれたタイカレーや、タイカレーの簡単レシピをチェックしてみましょう。本格的なカレーが煮込むだけで簡単にできるので、参考にしてみてください。

タイのマッサマンカレー

ピーナツペーストやココナッツミルクを使って作られているマッサマンカレーは、スパイスとハーブ、調味料がふんだんに使われた、タイ南部の贅沢カレーです。2011年にはアメリカのCNNインターナショナルのCNNGoによって『世界一美味しい料理』に選ばれています。

ハーブと調味料、スパイスが複雑に絡み合い織りなす風味と深い味わいが人気を集め、カップヌードルなどの味にも採用されるなどの反響を呼びました。

おすすめのルー。煮込むだけの簡単レシピ

ハーブ・調味料・スパイスの調合を一切使用せず、ルーを使って煮込むだけの簡単料理で本格タイカレーが楽しめるのが、KALDI(カルディ)の『Roi Thai(ロイタイ) マサマンカレー』です。

好みの具材と一緒に煮込むだけの簡単な調理で、本格タイカレーが手軽に楽しめると大人気の商品です。ココナッツミルクを加えれば、よりマイルドな味わいになるので『辛いものが苦手』な人でも食べやすいのも嬉しいポイントとなっています。

1番辛味がマイルドなマサマンカレーから順番に、イエローカレー、レッドカレー、グリーンカレーと辛さがより上がっていく4種類があります。お好みのタイカレーを選んで作るのもおすすめです。

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タイのカレー、ゲーンの種類と違い

タイカレーをタイ語で『ゲーン』と呼び、ハーブの調合によって多くの種類が作られています。中でもタイカレーの代表格と言えるのが『レッド・グリーン・イエロー』の3食のゲーンです。

レッドは、マイルドで深みのある辛味に特徴があります。グリーンは見た目よりも激しい辛味が特徴です。イエローは、カルダモン・シナモン・クローブといったインドカレーに使うスパイスで作られ、辛味と風味がマイルドに仕上がっています。

それぞれ使うハーブやスパイスによって、辛さや風味が変わっていくのもタイカレーの魅力です。好みの種類を見つけて、その味わい深さを楽しんでみるのもおすすめの食べ方となっています。

アジア各国のカレー料理

次に、アジア各国のカレー料理をチェックしてみましょう。インドやタイとは違った工夫によって作られたカレー料理は見た目や味わいの違いもあるので楽しみが広がります。

ミャンマーのチェッターヒン

ヒンは、ミャンマーでカレー味の料理全般を表す言葉で、チェッターヒンは『鶏肉カレー』です。他にも、ウェッターヒン(豚肉カレー)や、ガーヒン(魚カレー)などの種類があります。

ヒンは日本で見るカレーよりもかなり油っこいので、好き嫌いがでますが『辛味が少ない』ので子どもから大人まで食べやすいのが特徴のカレーです。野菜の水分と油のみで調理されたヒンは、素材の旨味を存分に味わうことができます。

シンガポールのフィッシュヘッドカレー

次に、シンガポールで食べられている『フィッシュヘッドカレー』は、魚の頭がまるごと入ったスパイシーカレー料理です。魚の頭と野菜をじっくりと香辛料で煮込むことで、旨味を凝縮して作り上げています。

同じフィッシュヘッドカレーでも、文化によって独自のバリエーションも楽しめます。ココナッツミルクを入れたクリーミーなものから、スパイスを効かせたものもあるので、お好みの味を見つけてみるのも楽しみの1つです。

フィッシュヘッドカレーは、南インドのスパイスと、中国料理によく使われる魚の頭を組み合わせて作られた『シンガポールならではのカレーの代表格』と言えるのです。

パキスタンのカラヒ

パキスタン地方の有名なカレーが『カラヒ』と呼ばれる炒め煮をしたカレーです。玉ねぎとトマトに粗挽きスパイスを効かせることで、辛口に作られたカラヒは、その豊かなスパイスの香りと癖になる辛さが人気を集めています。

イスラム教の教えによって豚肉が食材に使われることがなく、鶏肉・羊肉・牛肉が主に使われています。そこで、肉の臭みを消すためにもクミンやコリアンダーシードなどのスパイスをより効かせ、素材の『美味しさを惹き立てる工夫』をしているのです。

特に、こってりとした汁気のない羊肉カレーの『カラヒ・ゴシュト』は、スパイスの香りとマトンが調和した味わいが人気なので、1度は食べておきたいおすすめのカレーです。

スパイシー、濃厚、それぞれに魅力がある

スパイシーでさっぱり作られたカレーや、濃厚でクリーミーな味わいのあるカレーなどそれぞれ違った魅力が楽しめるのも魅力の世界が『カレー』です。辛さと旨さを楽しんだり、マイルドな味わいを楽しんだりと気分に合わせて変えられるのもポイントとなっています。

それぞれの魅力は、日本でも楽しむことができるので『いつものカレー』とは違ったカレーを選んでみるというのもおすすめです。

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