競馬は点数の見極めと予算配分が重要。点数計算方法と買い目の絞り方

2019.01.12

競馬では予算配分をして楽しむためにも点数の見極めがとても重要です。買い目が増えてしまうとそれだけ予算をオーバーしてしまう可能性もあります。そこで今回は、予算配分を上手くするために覚えておきたい点数計算と買い目の絞り方を紹介します。

馬券の発売単位

競馬の基本として覚えておきたいのが『馬券』についてです。競馬がいくらから始められるのか、どのように購入するべきかなど、知っておきたい『馬券について』を紹介します。まずは、『いくらから始められるのか』から確認していきましょう。

100円が基本

中央競馬・地方競馬どちらでも、販売されている馬券の『最低販売価格は100円』からです。馬券の種類を問わず、100円から購入ができるので、100円あれば競馬が始められます。ただし、組み合わせ1つにつき100円が最低販売価格なので『組み合わせを2つ選ぶ』と200円です。

競馬法で定められた規定で、馬券は『1枚10円を10枚にして』販売しています。これは、馬券が1枚10円だった頃の名残が残っているもので『実際に100円で10枚の馬券』が出てくるわけではありません。

購入した馬券の下に『合計◯枚』とかかれている部分は『1枚10円の時の枚数』が記載されています。

SPAT4の最低購入金額は50円

少し変わった馬券で、50円から10円単位で購入できる馬券が『SPAT4LOTO』と呼ばれるものです。指定された3つのレースを『馬単(馬番号で1着・2着を当てる)で全て的中させる』もので、10円で最高6000万円の払戻しがあることから『競馬界の宝くじ』とも呼ばれています。

中央競馬では100円から、地方競馬では50円から購入できますが『ウィンズの場合だと500円以上から』というケースがあります。ウィンズによって『SPAT4』の販売価格が違うため、フロアの壁に掲示された価格は必ず確認しましょう。

SPAT4は競馬場で購入する方法と、もう1つインターネット投票が可能です。入会費・年会費0円で行われているサービスで、平日どこでも地方競馬のSPAT4が手軽に購入できます。詳しくは下記の公式サイトをチェックしておきましょう。

平日どこでも地方競馬が買える!SPAT4

次は、円滑に競馬を楽しむためにも知っておきたい『予算配分』について紹介します。

予算配分をしっかりと

『予算配分』は、競馬を楽しむうえでも必要な知識です。負けが続いてしまうと、ついつい予算をオーバーして購入してしまう人もいますが、予算配分を考えて買い方を工夫するだけで『回収率(馬券による利益率)』を上げることができます。

資金配分では、まずその日のレースでいくつのレースの馬券を買うかを考えていきます。目安としてレースの数を数えて、レースごとの資金配分を決めるのがおすすめです。予定通りに資金配分ができない人は、競馬で負ける典型的な人と言われています。

そこで、予算の中でしっかりと楽しめるように予算配分の仕方を覚えておきましょう。

臨機応変にレースごとの予算を考えよう

勝ったレースの配当金は、次の日の予算に組み込まないで運用していくのが『回収率』をあげるポイントです。予算はその日ごとに用意して、臨機応変にレースごとの予算を予想してみましょう。

レースごとに決める資金配分は、的中した時にレースごとの回収率を100%以上にするという点を重要視していきます。的中しても資金が回収できない場合には買い方を工夫していく必要があるのです。

予算を闇雲に増やすのではなく買い方を工夫

限られている予算で回収率や的中率をあげるためにも、買い方の工夫をしてみましょう。予算を抑えた組み合わせの購入を意識して、馬券を購入します。

例えば、馬連馬券をながし投票(軸の馬番・枠番を決めて他の馬番・枠番にながして購入する方法)で購入する場合は、16頭出走するレースだと、15個の組み合わせがあります。同じ条件で枠連馬券を購入すると8個の組み合わせができます。

馬連を全て100円で買うと15個で1500円かかりますが、枠連だと8個なので800円ですみます。どちらも最大数買うとすると『枠連馬券の方が約半額』で狙えます。予想した競走馬を『馬連か枠連』どちらで狙うかでも予算が変わってくるのです。

予想した競走馬を狙う時には、予算からどの馬券で購入するかまで考えると『予算分配』が上手くなります。

次は、馬券を購入する時に覚えておきたい『点数』について確認していきましょう。

点数とは買い方と馬番のマーク数で変わるもの

競馬での点数は馬券の種類と馬番のマーク数で変わるものです。買い目の点数が多いとその分『予算』が必要です。この点数をいくらまで予算の中で購入するかも『予算配分』には必要な知識です。さっそく確認していきましょう。

点数表を見てみよう

競馬場に用意されているマークカードは全部で5種類あります。複数ある種類の馬券を購入するために用意されており『マークカードにマークした数』で点数が変わっていきます。

購入する馬券の種類でも点数が上下するので、確認しておきましょう。マークカード点数早見表は『JRA日本中央競馬会』の下記のページで確認できます。

マークカード点数早見表:はじめての方へ JRA

ワイドボックスで馬番を4つマークした場合

点数表だけではわかりにくいと思うので、実際に『ワイドボックスで馬番を4つマーク』した場合の馬券の点数を確認してみましょう。ワイドボックスは『ワイドで予想し、選択した馬番号の組み合わせをまとめて購入』する方法です。

ワイドボックスでは最低でも2頭の馬番をマークするので2つマークすると1点です。4つマークした場合は、買い目の組み合わせが6通りできるため『6点』です。購入点数が多くなる代わりに、組み合わせが増えるので的中率があがります。

点数はそのまま購入する数と同じ意味なので、4つマークした6点のワイドボックスを100円で購入した場合『600円』が必要な予算となるのです。

フォーメーション点数をシミュレーション

JRAの公式ホームページには、フォーメーションで購入する際に、点数をシミュレーションできるサービスが公開されています。自分が購入したい『馬番号・枠番』を入力すると、自動で点数を計算してくれる便利なツールです。

表を見てもわかりにくい時には、実際に予想した競走馬をマークカードと同じように選択して『点数を確認』してみましょう。

フォーメーション組合せ数計算 JRA

回収率を高めるには点数の見極めが大切

これまで『予算配分』、『買い方』、『点数』を確認してきました。これらは全て『回収率』を高めるためにも知っておきたい知識です。次は、点数を見極め、回収率をあげるために覚えておきたいテクニックを紹介します。

まずは合成オッズ計算で買い方が適正か知る

『合成オッズ』とは、複数の買い目をひとつの買い目として扱っているオッズです。馬連を5点購入した時の合成オッズが『3.00』であれば、馬連5点買いが『3倍の単勝1点買い』と同じ意味を持っているということがわかります。

この合成オッズでわかることは、3倍であれば、3回に1度は的中を出さなければ『利益』がでないことを示しているのです。複数の目の賭けを1つのオッズで示している『合成オッズ』は『買い方の判断』や『正しい賭け』なのかの判断基準として使えます。

合成オッズを確認すると、普段から『多い点数』を購入している時に『自分がどのような賭け』をしているかの判断ができます。合成オッズが『1.50』というケースでは、1.5倍の単勝を1点買いしているのと同じです。

狙っている買い目が本当に『目的の回収率』になるのか『合成オッズ』を見て判断し、買い方が正しいのかを再度確認してみましょう。

不人気馬から買い目をカット

買い目の点数を絞るためにも覚えておきたいのが『軸馬選び』です。回収率をあげるためにもこの『軸馬選び』は非常に重要なポイントなのです。軸馬を選ぶときには『人気馬・中穴馬・不人気馬・穴馬』に分けていき、『不人気馬』から買い目を減らしていきましょう。

軸馬を人気馬にし、不人気馬・穴馬と組み合わせると確かに『高額配当』が狙えます。その反面、的中率が低下し『長期的に行うとリスクが高い』賭け方と言えます。予算が決められている場合は『人気馬と中穴馬』の組み合わせが最も安定している方法と言えるのです。

中穴馬を見分けるには『オッズ』を見ていきます。2番人気から中頃までの人気の競走馬から『データを分析して予想した』競走馬の組み合わせを選んでいきます。著しく人気の低い競走馬や、全く人気の無い競走馬を排除することで『買い目』を絞れるので『予算内に収めやすく』おすすめです。

次は、データ分析して買い目を減らしていく方法を確認していきましょう。徐々に絞れてきた予想をより絞っていくことで、予算を抑えることができます。

分析による点数の減らし方

馬券を購入するコースのデータから『軸馬の血統・成績データ』など用意されている情報をチェックして『買い目を絞り』点数を減らしていきます。できる限り予算の中で最大限の予想を狙うためにも覚えておきたいことを紹介します。

馬券購入はデータ予想しやすいコースに絞る

データを見ても十分な予想がつかない時には『馬券を購入しない』というのも1つの方法です。馬券の購入は『データ予想がしやすいコース』に絞ってみましょう。

細かいデータから混戦を読み切っての勝利は『楽しさと達成感』がありますが、それだけ『的中率が不安定』とも言えます。初心者やまだデータ分析が苦手という人は『予想しやすいコース・レース』に絞るだけでも『買い目の点数』が減らせます。

コースや軸馬を決めて点数を絞るには

コースや馬軸を決めて点数を絞るには、過去の統計データを駆使していくのがおすすめです。例えば、阪神競馬場の芝1800mのコースでは『先行馬の勝率が高く』なっています。先行が得意な競走馬が、レースに参加している場合は狙い目となるのです。

次は、オッズを見ていきましょう。1〜4番人気のオッズにあまり差がなく近い数字になっている時には『混戦が予想』できます。混戦が予想できた場合には、どうしてももっと深いデータ分析が必要で、予想がしにくいので『潔くやめておく』のも1つの手です。

また、1番人気の競走馬だけオッズがとても低い場合は、軸馬として選びやすいほか『単勝』での購入もしやすいため、その他のオッズをチェックして『馬券』を選んでいきましょう。

血統や成績データから予想

血統や成績データから競走馬を予想するのも大切です。血統は競走馬のそれぞれの父母の系統のことが掲載されています。絶対的な基準ではありませんが、優秀な血統の方が好成績だと言われています。

血統理論は系統からどのような特徴を持っているかを予想してきます。知っていくと楽しい部分ですが、最初は難しいものです。そこで良く耳にする血統を紹介しておきます。

  • ノーザンダンサー系・・・道悪に強い、短距離から中距離が得意で長距離が苦手
  • ナスルーラ系・・・高いスピード能力が特徴、芝が得意
  • ネイティブダンサー系・・・パワーが強いのが特徴、ダートが得意
  • ターントゥ系・・・中距離から長距離が得意、芝・ダート万能タイプ
  • サンデーサイレンス系・・・スピード系が多い、芝が得意、マイル以上の距離が◎

他にも沢山の種類があり、実際には細かい違いもあります。例えば、ナスルーラ系でもダートが得意な競走馬もいます。

血統はその競走馬の特徴を予想できるツールの1つなので、ネットや参考書籍を購入して勉強してみるのもいいでしょう。

また、『成績データ』は、過去にどのようなコース・レースで『成績』を残しているかがチェックできます。勝率や馬場成績、人気順成績など参考になる情報が多く掲載されています。これらのデータを活用して『買い目を絞って』いきましょう。

ここぞというときに使える買い方

ここぞという時に使える買い方は、レースが荒れる時や自信のあるレースで馬券を購入する時に使えるテクニックなので覚えておきましょう。とはいってもそこまで難しいものではないので、すぐに取り入れていけるものです。

レースが荒れる予想ができるとき

『レースが荒れる予想ができる時』とはどのような時なのかを知っておきましょう。荒れることが予想されたら、素直に諦めるのも良いですが『荒れるからこそ狙える馬券』もあるのです。

上位人気馬の倍率に差がない場合など

レースが荒れるかどうか予想する時にはオッズを確認します。本記事で1度例に挙げましたが『上位の1〜4番人気馬のオッズに開きが無い場合』はレースが荒れる可能性があります。

単純に多数の人が勝つ確率が高いと予想している競走馬が多く、その分だけ上位争いが白熱し予想しにくいことがわかります。次の項目では、荒れるレースでも購入しやすい『3連複フォーメーション』をチェックしておきましょう。

軸馬を2頭選べる3連複フォーメーション

まず、3連複とは『1着・2着・3着となる馬番号の組み合わせを狙う』馬券です。組み合わせで当たればよいので、実際には着順は関係ありません。3連単に比べて的中率が高く、他の馬券よりも回収率が良いので多くの人が利用しています。

この3連複を、フォーメーションで購入することで『的中率をあげて、買い目点数を減らす』ことができます。例えば、2頭の馬軸を選び、3着に入りそうな馬が3頭、穴馬が1頭の予想をしたとします。ボックスで購入すると買い目は20点ですが、フォーメーションで購入した時の買い目は10点となるのです。

ボックスでは穴馬と3着に入りそうな馬の組み合わせも購入する必要があるのに対して、馬軸を2頭選べるフォーメーションでは『必要ない組み合わせを自然に除外』できるので買い目を抑えることができます。

荒れるレースで購入する時には『1列目の軸を1頭』に絞ります。1番馬券に絡みそうな『複勝最低配当が2倍以上の馬』を選びましょう。2列目には1頭は能力と人気の高い馬を、2頭目以降は『穴馬』を選びます。

3列目は穴馬優先で、馬券圏内に入れる可能性のある馬がいれば購入しておきます。このように3連複フォーメーションは、2頭以上の穴馬を組み込めるので、荒れるレースにぴったりの馬券なのです。

自信のあるレースのとき

次に、自信のあるレースのときを考えてみましょう。この馬が来るというある程度の予想ができてこの組み合わせが『高確率で当たる』という時に使えるのが3連単の馬券です。

3連単は『1着・2着・3着を着順通り当てる』馬券です。3連複は順不同ですが、3連単は着順通りあてなければいけないので、相当な自信と予想が必要となるのです。

しかし、通常通りの3連単では『持ち味である高配当』は楽しめません。自信のあるレースで『誰も思いつかない馬の勝ちが見えた』時に3連単を狙うのがおすすめなのです。

3連単フォーメーションで高配当を狙う

普通に3連単を購入しても、高配当だからこその低い的中率に悩まされてしまいます。そこで覚えておきたいのが『3連単フォーメーション』と呼ばれる、1着から3着までに入る馬を固定して予想する馬券です。

1着に1・2番、2着に3・4番、3着に5・6番で購入すると8つの組み合わせで8点で購入できます。1着に1・2番が来ない場合は不的中ですが、買い目の点数が少ないので回収率は高くなるのです。

3連単フォーメーションでは、無駄な買い目を減らせるので出費が抑えられます。買い目が少ないので的中率は低いですが、配当が高いので上手く活用していきましょう。

まずは小頭数レースから

ある程度の馬を固定して購入する3連単フォーメーションは、慣れるまで失敗してしまうこともあります。そこで、最初は少頭数のレースから徐々に感覚を掴んでいきましょう。

9頭以下のレースを的中させられるようになったら、徐々に頭数の多いレースで試していくようにします。少頭数のレースでも的中ができなければ、大きなレースでの的中は『期待できない』ほど難しいのです。

最初は不的中を覚悟して、30点以内に収める形からスタートしてみましょう。買い目を増やしすぎると失敗した時のリスクが高く、回数をこなせません。予算から無理のない程度で、徐々に始めていきましょう。

点数計算が簡単に行えるアプリをご紹介

馬券を購入するときに大変な点数計算が行えるアプリをご紹介します。自分の予想で買い目が何点になるのか、簡単に計算できるので『予算オーバー』を未然に防げるのもメリットです。

馬券点数電卓

『馬券点数電卓』は、実際のマークシートと同じフォーメーション、ボックス、連複流し、連単流しを選んで点数を計算できます。WIN5にも対応しているので、ほとんどの馬券の点数計算で使えます。

シンプルで軽い動作で、単純に計算だけが必要な人におすすめのアプリです。

馬券点数電卓 - Android

馬券点数電卓 - iPhone

何点くん

『何点くん』は、複雑なフォーメーションや連単マルチ、ボックスや流しの馬券点数を計算できます。また、買い目のデータを保存・呼出ができるので、過去にどのような計算をしたかを確認できます。

他にも、競馬ラボに掲載されているトピックスが読める、実際のマークカードの形で入力できるなど便利な機能が多数追加されています。競馬を楽しむうえで見逃せないアプリです。

何点くん - iPhone

馬券点数計算:マルチ・フォーメーション

『馬券点数計算:マルチ・フォーメーション』は、馬券を選択すると券種毎の購入点数が自動算出できるアプリです。馬券点数はアプリに保存できるので、予想した馬券の点数をいつでもチェックできます。

競走馬情報のメモ機能や、レース情報なども確認できて使いやすさが人気のアプリです。

馬券点数計算:マルチ・フォーメーション - Android

点数のみにこだわらず、バランス良く賢明な買い方を

点数にあまりこだわりすぎると、今度はいつの間にか買い目が少なく『回収率や的中率』が低くなっているということも実際には良くあるものです。

どの買い目がお得で、どのような馬券が予想にぴったりなのかを考えるのも競馬の楽しみとも言えます。予定した予算の中で、どれだけのレースと熱い戦いを楽しめるかは『資金運用』の腕次第です。

熱くなりすぎず、程よく楽しめるように工夫をしてみましょう。

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