麻雀の点数計算はどのようにして行う?おすすめのアプリも紹介

2019.01.12

麻雀をやっている人でも点数計算が難しいと感じている人は多くいます。役による加算や、親子の役割による点数の差など、複雑にさまざまな要素が絡みます。ポイントさえ知っておけば必ずできるようになるので、点数計算についてチェックしてみましょう。

麻雀の点数計算とは何か

麻雀の点数計算を素早くできると格好いいものですよね。難しくとらえられることの多い点数計算ですが、どういうものなのかを知っておきましょう。

あがるときやチョンボのとき、対局終了時に行う

麻雀の点数は勝者を決定するために計算します。

一般的には開始時の持ち点は25000点で、チョンボ(ルール違反による罰則)や対局が終わったときに行われます。

対局終了時に点数を決める要素は符(フ。あがり形によって与えられる基本点)+ 翻数(ハンスウ。役、ドラ、場ゾロの3つから構成される)を点数早見表と照合して、合計点数を算出します。

あがるときの親の点数は子の1.5倍に

麻雀は原則4人で行うゲームで、4人中1人が親、3人が子の役割を担い、親は1局終わるごとに、反時計回りでの持ち回り制です。親の特徴はあがったときの点数が1.5倍になるというメリットがあります。

一方で麻雀では、ツモ(あがり牌を自分で引き当てる)であがった場合に、他の3人が点数を分担して支払いますが、子があがった場合の親の支払いは子の2倍というデメリットもあります。

麻雀の点数計算の流れと早見表

ここからは実際に、点数計算の流れを確認していきます。

麻雀の点数計算の大まかな流れや計算式

麻雀の点数は『翻数×符=点数早見表』で計算され、実際の流れは以下のようになります。

まず、あがりの形を確認します。その次に符、翻数を計算しますが、この方法はそれぞれ後ほど詳しく見てみましょう。符、翻数が出たらその値をもとに得点早見表点で点数を確認します。

その後、各プレイヤーの負担点数を確認します。たとえば、ロンあがりの場合は、 あがり牌を打牌したプレイヤーがあがった人に対して、全点数を支払ます。一方、ツモあがりの場合は、他家全員で点数を負担しますが親は1/2を支払い、子は1/4を支払います。親がツモあがりをした場合は、支払いは子全員で均等分割です。

次に積み棒を確認します。親が連荘(レンチャン。局が変わっても親が同じであること)している場合に、親の右手に置く100点の棒を『積み棒』といいます。あがったプレイヤーは、積み棒1本毎に300点を獲得します。

ロンあがりの場合は振り込んだ人が全て支払い、ツモあがりの場合は他のプレイヤーで均等分割して支払います。

最後に各プレイヤーの負担点数を精算して、終了です。流れとしては翻数と符を計算し、それを掛け合わせた値と点数を点数早見表で照合したのち、各プレイヤーごとの加点と負担を計算やすればOKです。

計算に必要な早見表

点数早見表は、符と翻数を当てはめれば、簡単に点数が確認できる表のことです。麻雀では親か子、ロンあがりかツモあがりで点数が異なるので、それによって見る場所が変わります。

点数早見表の見方は、百マスの九九と同じです。列に翻数、行に符が記載されており、双方が重なるマスを見れば点数はおのずと算出されます。

点数早見表の見方が分かれば翻、翻数と符の計算方法を覚えるだけなのです。

翻数の計算方法

まずは翻数との計算方法を紹介します。公式は簡単で、『あがり役+ドラ枚数+場ゾロ』が翻数です。

それぞれの意味を理解しておきましょう。

  • あがり役 麻雀であがるには『役(ヤク)』といわれる形を成立させることが必要で、役はおよそ40種類ほどあります。その役の難易度によって1翻〜6翻に分かれています。また役が複数成立している場合はすべて足し合わせたものがあがり役による翻数です。
  • ドラ枚数 ドラ牌の枚数に応じて、1枚であれば1翻、2枚であれば2翻が翻数です。
  • 場ゾロ 場ゾロは『バンバン』とも言われ、あがった際に付与される2翻のことです。これはからず付与されます。最近では場ゾロをカウントしない場合が多いので、その場ごとに確認してみましょう。

役ごとの翻数をチェック

有名な役の翻数を紹介しておきますので、どの役を成立させるか考える上で参考にしてください。

  • 1翻 立直(リーチ)、一発(イッパツ)、平和(ピンフ)、役牌(ヤクハイ)、門前清自摸和(メンゼンツモ)、断么九(タンヤオ)、一盃口(イッペイコウ)、嶺上開花(リンシャンカイホウ)、海底撈月(ハイテイ)、河底撈魚(ホウテイ)、槍槓(チャンカン)
  • 2翻 ダブル立直(ダブルリーチ)、混全帯幺九(チャンタ)、一気通貫(イッキツウカン)、三色同順(サンショクドウジュン)、三色同刻(サンショクドウコウ)、三暗刻(サンアンコウ)、三槓子(サンカンツ)、対々和(トイトイ)、七対子(チートイツ)
  • 3翻 純全帯公九(ジュンチャン)、混一色(ホンイツ)、二盃口(リャンペイコウ)
  • 4翻 混老頭(ホンロウトウ)、小三元(ショウサンゲン)、清一色(チンイツ)
  • 6翻 清一色(チンイツ)

ドラの枚数を加算する

ドラ牌は持っている枚数分を翻数として加算されます。持っているだけで点数を稼げるので、可能な限り利用したいです。

符の計算の仕方 基本

翻数が説明したところで、あとは符の計算です。符とはあがりの形に基本点で、合計符=合計基本点となります。合計符を計算したあと、最後に10単位切り上げる(1の位を10の位に切り上げる)ことも忘れないようにしましょう。

基本となる20符を必ず加算する

まず『副底(フーテイ。基本となる符のことで、基本符ともいいます)』として、あがった際に20符が必ず付与されます。

どのような形であがっても必ず付与されるので、忘れないようにしましょう。

メンゼンロンないしツモの符をチェック

次に、あがり方によって符を加算します。メンゼンロンあがりの場合は『門前加符(メンゼンカフ)』として10符が加算されます。メンゼンとは、鳴き(他家の捨牌を取得すること)をせずに自力で手牌を作ってロンした場合です。

ツモあがりの場合は2符が加算されます。ちなみにツモあがりの場合はポン、チー、カンの鳴きがあっても付与されます。ただし、平和(ピンフ)の場合は付与されないので気をつけましょう。

5種類の待ちにつく符を加算する

次に待ちの形、つまりテンパイの形によっても符が付与されます。まとめると、あがり牌が1枚の場合は2符、あがり牌が2枚以上の場合は0符です。

  • 0符 両面(リャンメン)待ち、双碰(シャボ)待ち、
  • 2符 辺張(ペンチャン)待ち、嵌張(カンチャン)待ち、単騎(タンキ)待ち、ノベタン

最後に雀頭、順子、刻子、槓子を加算する

続いて雀頭が役牌で作られていると2符が付与されます。役牌以外は付与されません。

  • 0符 数牌(シュウパイ)、客風牌(コーフォンパイ)
  • 2符 門風牌(メンフォンパイ)、圏風牌(チャンフォンパイ)、三元牌(サンゲンパイ)、連風牌(リェンフォンパイ)

最後に面子の種類によっても符の付与があります。手牌の面子によって分けられているので、見落としたり間違わないように、しっかり覚えておきましょう。

  • 1〜9の数牌 0牌 順子(シュンツ)
  • 中張牌(チュンチャンパイ、2〜8の数牌のこと) 2牌 明刻(ミンコ) 4牌 暗刻(アンコ) 8牌 明槓(ミンカン) 16牌 暗槓(アンカン)
  • 幺九牌(ヤオチュウハイ、数牌の1と9と字牌のこと) 4牌 明刻(ミンコ) 8牌 暗刻(アンコ) 16牌 明槓(ミンカン) 32牌 暗槓(アンカン)

符の計算の仕方 特殊なパターン

基本的にはこれまでで紹介した計算すれば問題ありません。しかし特殊ケースもあるので紹介しておきます。

鳴いたピンフロンあがり、ツモあがりの場合

すでに『メンゼンロンないしツモの符をチェック』の章で少し触れましたが、鳴いてロンあがりをしても加符点はありません。

ただし、例外として30符が付与されるということを覚えておきましょう。基本符の20符のみと勘違いしやすいですが、『喰いピンフ』とも呼ばれる例外が存在しているので、注意してください。

鳴いてロンあがりは0符ですが、ピンフロンあがりは30符です。また、ピンフツモあがり(ツモであがり、ピンフ役が成立していること)は一律で20符と決まっているので、覚えておきましょう。

チートイツの場合

なかなか出現しませんが、七対子(チートイツ。対子を7種類揃えること)は一律で25符です。

点数計算練習や自動計算におすすめのアプリ

点数計算はいきなり実践しようとしても、流れを覚えるだけでも必死で困惑してしまいます。練習ができるスマホアプリがあるので、紹介します。ぜひ活用してみてください。

問題を解いて計算力を養う。麻雀点数ドリル

麻雀の点数表を全て覚えることを目的とした練習アプリです。シンプルなデザインですが、練習ドリルとしては非常に優れており、初級者はもちろんのこと中級者以上でも点数計算に慣れていない人におすすめです。

点数計算ができるようになると、対局中にどうすれば高得点を狙えるかという見立てをたてることにも活きてきます。隙間時間でも練習できるので、ダウンロードしてみてください。

なおiOSアプリは出ていないので、Android端末での利用しかできません。

麻雀点数ドリル − Android

手牌写真だけで自動計算が可能。麻雀カメラ

点数計算の練習は進めるものの、「今、分からないから知りたい!」ということもありますよ。そういうときに便利なのが『麻雀カメラ』です。

牌をスマホで写すと、麻雀の得点を計算してくれるという優れものです。もちろん手入力にも対応しています。役一覧、点数早見表も確認することができるので、自分で計算する際にもスマホですぐに確認することができます。

こちらはiOS端末のみで利用可能です。今後Android端末向けのリリースも期待ですね。

麻雀カメラ – iPhone

まずは点数計算の流れや計算式を覚えよう

難しいと言われる点数計算ですが、点数早見表は覚える必要はありません。点数がどういう流れで算出され、点数が加算される構成要素やポイントを知っていれば、十分といえます。

ぜひアプリも活用して、点数計算をマスターしましょう。

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