麻雀の考え方を一挙紹介。基本的な考え方から上級者向けの考え方まで

2019.01.11

まだルールを覚えたての麻雀初心者は、なかなか勝てないということもあるでしょう。麻雀に勝つためには、基本的な考え方、強い人やプロが勝つための考え方があります。初心者ではなかなか難しい、麻雀をする上での考え方の基本を、まとめました。

麻雀の基本ルールや必要なもの

麻雀は、まったく経験がない初心者の人にとって、ルールをきちんと把握するのは難しいことなのではないでしょうか。

そこでまず、麻雀の基本的なルールと麻雀に必要な道具についてまとめました。

麻雀ゲームの流れ

麻雀は、卓を囲んで4人で行うゲームです。参加する4人のうち、1人が親、その他の3人が子となります。基本は4人プレイですが、場合によっては3人でプレイする場合もあります。

麻雀ゲームでは最初に、卓の4面を東西南北に見立てて、どの席に座るかを決めます。席が決まったら、親が決めます。このとき決めた親は、最後までずっと親というわけではなく、他の3人と共に持ち回りです。

親が決まったら、麻雀ゲームで使用する牌(パイ)をよく混ぜる『洗牌(シーパイ)』を行い、牌を卓の上に山のように積み上げます。この積み上げられた牌を『壁牌(ピーパイ)』と呼びます。

次に、壁牌から親が14枚、子が13枚牌を取る『配牌(ハイパイ)』を行なって、いよいよ対局です。壁牌から1枚ずつ牌を取り、不要な牌を捨て、14枚を組み合わせて『役(ヤク)』を完成できればあがりです。

役を揃えてあがる、もしくは壁牌がなくなった時点で対局は終了です。

麻雀ゲームに必要な道具

麻雀ゲームで必要な道具は、いくつかあります。まず、ゲームを行うための専用テーブルである、正方形の麻雀卓です。そして、先述の牌ももちろん、麻雀に必須の道具です。

一般的には、34種類の絵柄の牌を全136枚を使います。

1局が終わると、その結果に応じた点数が与えられます。麻雀では、点数のやり取りに『点棒』という棒状の道具を用います。これも、麻雀で必要な道具の1つです。

また、親を決めるときに使うサイコロ、親をわかりやすくするために卓に置く『起家(チーチャ)マーク』も用いられます。

麻雀の基本的な考え方

麻雀は、何も考えないで簡単に勝てるものではなく、勝つためには頭を使う必要が出てきます。麻雀で勝つためには、以下のような基本の考え方を押さえておきましょう。

両面待ちで完成までのスピードを短縮

『両面待ち』とは、あがるために必要な牌が残り1枚となっていて、かつ2枚連続した牌を持っているため、あがるために必要な牌が2種類ある状態です。

例えば、数牌で3・4の牌がある場合、隣の数字に当たる2または5が出ればあがれるという形です。両面待ちは、麻雀の基本です。あがれる可能性が高くなることから、完成できるスピードを短縮できるというわけです。

守備にまわった際は筋を活用することが大切

麻雀の基本である両面待ちは、誰しもが行うものです。他の参加者がリーチとなったとき、自分の捨てた牌で『ロン』となることもありえます。そのような状況を回避するための守備によく使われるのが、『筋』です。

筋とは、両面待ちとなっている牌のことです。リーチとなった人が待っている2枚を捨てた牌から待っている牌を読むことで、守備に応用できます。

ただし、筋は両面待ちに対して有効な守備です。両面待ちは使用頻度が高いので、その分筋も守備の考え方としてよく使われますが、両面待ち以外では通用しない守備という点に注意です。

7枚待ちをマスターして多面待ちに強くなる

麻雀での待ちの基本の1つに、『多面待ち』があります。これは、あがるために必要な牌が3種類以上ある状態を指します。先述の両面待ちを含め、多面待ちには計5種類のパターンがあり、例外はありません。

これらの多面待ちに強くなるには、3枚1組の牌を2つと2枚1組のアタマで1枚の待ち牌という、全19パターンある『7枚待ち』をマスターするとよいでしょう。

麻雀が強い人や上級者、プロの考え方

麻雀は、一通りルールを把握しているだけではなかなか勝てない、強くなれないということがあります。一方で、強い人はとても強いものです。麻雀に弱い人と何が違うのか、強い人やプロの考え方を紹介します。

リーチの強さを理解し打つべきときを判断

もっとも基本的な役でもあるリーチですが、麻雀に強い人は、リーチの使いどころが上手いものです。初心者のようにテンパイしたらどんな状況でも即リーチするわけではありませんが、だからといってひたすらダマテン(※リーチをかけないでテンパイすること)一辺倒というだけでも勝てません。

リーチは非常に強力な役です。1翻が付与されるというだけでなく、例えばテンパイを宣言することで他家がオリるように仕向けたり、相手の警戒心を逆手に取ってスジひっかけを仕掛けるなど、使いどころによってその力は何倍にもなります。しかしその分、一切の手変わりができないため、防御には非常に脆いという弱点もあります。

リーチを打つことによる強さと脆さを理解した上で、リーチするタイミングを判断できるのが、強い人の打ち方です。

捨て牌から手役、危険牌、安全牌を読む

麻雀では、1枚の牌を取って1枚を捨てる、を繰り返しますが、捨てる牌は単なる不要な牌ではありません。

両面待ちや筋の項目でも触れたように、捨て牌はその人の牌の組み合わせに不要と判断されたものです。逆に考えると、捨て牌から必要な牌も判断できます。

捨て牌から相手がどの組み合わせを狙っているのかを読めれば、危険牌や安全牌がわかります。

例として、一番端の数字である「1」の牌は、両面待ちができません。そのため、相手が両面待ちを狙っているとすれば、他の牌よりも1の牌を捨てた方が安全、ということになります。

その他、麻雀に勝つためのさまざまな考え方

ここまで紹介したもの以外にも、麻雀で勝つための考え方はたくさんあります。上達するためにも、いろいろな考え方を覚えておいてみてはいかがでしょうか。

レア役ではなく基本の役を着実に重ねる

麻雀で勝つための役は全37種類あり、中には、揃えるのが非常に難しいレアな役もあります。麻雀初心者ほどレアな役を好み、その役を作りたいという思いが先行してしまって無理なうち回しをすることが多いでしょう。しかしそういった役は偶然の要素が強く、狙っていくのはあまり現実的ではないといえます。

麻雀で勝つためには、レアな役よりも着実にあがれる役を狙うことが、結局は勝利への近道だと覚えておきましょう。最も基本のリーチやタンヤオ、ピンフなどをきちんと積み上げる方が、結果的に勝率は高くなります。

また、3つの順子で揃える『三色同順』、同じ種類の数牌を1~9まで揃える『一気通貫』は、基本以外の役でも比較的作りやすいので、これらを狙うのもおすすめです。

牌効率や何切るを学ぶことが上達への近道

麻雀では、必ず1枚の牌を捨てます。その際、どの牌を切るかの判断も重要です。必要な牌を捨ててしまっては、勝てる対局でも勝てません。そこでポイントになるのが、最も効率の良い牌を選び、あがるまでの速さや確率を指す『牌効率』です。

現在の麻雀では、リーチでもある程度の得点を獲得できるため、できるだけ速く役を揃えてリーチする方が重要視されているといわれています。

次にどの牌が来ても揃えやすい、広い範囲の牌を受け入れられるように、牌を切るときには、この牌効率を考えることが大切です。牌効率はいつも同じではなく、対局ごとの状況によっても変化します。

その時々に応じて牌効率を考えて牌を切る正しい判断をすることが、勝つための基礎となるでしょう。

さまざまな考え方を学んで戦略を立てよう

牌を並べて組み合わせができあがったらあがれる、という麻雀ですが、実際はそこまで単純ではありません。あがるまでの過程には牌の取捨選択や他のプレーヤーの状況を読むこと、揃える役や牌効率など、多くのことを考えながら行わないと、勝つことはできません。

麻雀で勝つためには、今回紹介した基本の考え方や強い人の考え方を参考に戦略を立ててみてはいかがでしょうか。

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