万年筆で男を上げる!使い方からおすすめのブランドまで

2019.01.08

万年筆の使い方からおすすめのブランドまで紹介します。万年筆を使いこなすということは、大人の男性の魅力をより引き立ててくれるものです。使いにくい印象のある万年筆ですが、意外にも手軽に使える筆記具なのでこの記事を参考にぜひチャレンジしてみてください。

万年筆を使いこなそう

多くの人が昔から使っていた万年筆ですが、今ではサインを書くときなどにもちょっとしたアクセントになるお洒落な筆記具です。現在でもその人気は衰えを知らず、各種メーカーから工夫を凝らした万年筆が販売されています。

まずは、そんな万年筆について細かくチェックしていきましょう。

万年筆とはどんなペン?

万年筆は、2つに割れた小さな金属のペン先からインクを通し『デリケートな書き心地』が楽しめる筆記具のことです。低筆圧でもしっかりとした文字が書ける万年筆は、使い続けることで徐々に手に馴染んでより『書く楽しみ』を味わうことができます。

最初はどうしても紙やノートにひっかかりを感じますが、ペン先が文字の書き方に合わせて変わっていくので、書くにつれて自分だけの1本を作り上げることができるのです。

サインやちょっとしたメモに

ボールペンとはまた違った書き心地でサインやメモをするのに役立ちます。インクの工夫をすれば、書いた文字を長持ちさせることもできるので『契約書や公文書』などにも使うことができるのです。

文房具へのこだわりはビジネスにも生きる

文房具へのこだわりは、自分の個性を出せる素敵なアイテムになるほか、話題のきっかけになるなどビジネスにも活用することができます。万年筆が使いたいからこそ、メモを多くとってしまうという人も少なくありません。

高価なイメージのある万年筆ですが、社会の多様性に合わせて進化しており安価なものも販売されています。今では、ビジネスの世界でも手軽に使える便利な筆記具として注目されています。

万年筆の使い方

では、万年筆はどのようにして使えば良いのでしょうか。あまり見かけることがないので使い方を知らない人も多くいるのではないでしょうか。まずは、基本知識からチェックしてきましょう。

インクを入れる

万年筆は、インクを入れて使うものです。インクがなくなれば、その度にインクを補充することで『半永久的に使える筆記具』と言えます。万年筆のインクの入れ方は、万年筆を選ぶときにも重要なポイントです。

3種類のタイプが用意されているので、選ぶときの参考にしてみてください。

吸入式の万年筆

吸入式と呼ばれる万年筆は、ペン先をインクに浸して、吸入ネジを回して吸い上げて補充する方法が採用されています。オーソドックスと言える万年筆で、一番よく見かけるタイプです。

カートリッジインク式の万年筆

カートリッジインク式の万年筆は、ペン先を外してカートリッジ式のインクを装着することで手軽にインク交換が行えるように作られた万年筆です。交換が簡単なので、初心者にもおすすめの万年筆ですが、交換してすぐにインクが出ないことがあります。

ペン先を守って軽く振るか、カートリッジインクの真ん中を優しく押してあげることでインクをペン先まで届けることができます。

コンバーター式の万年筆

コンバーター式の万年筆は、吸入式とカートリッジ式のどちらでもインク交換ができる万年筆です。ペン先を外し、コンバーターでボトルからインクを吸入することでインクの交換ができます。

また、コンバーターを外し、コンバーターが付いていた部分にカートリッジ式インクを入れることで交換する方法もあります。外したコンバーターは無くさないように保管しておきましょう。

このように3種類のタイプから、自身の使い方やシーンに合わせて万年筆を選ぶことができます。例えば、デスクワークのときに使う万年筆は吸入式を使い、外出にはインク交換が手軽のカートリッジインク式を使うなどの工夫もおすすめです。

万年筆は、半永久的に使える筆記具なので『お気に入りの1本』を見つける楽しみもあると言えます。

力を入れずに、やや寝かせて書く

普段ボールペンやシャープペンといったもので書いているときには、角度や力の入れ具合などはあまり気にせずに使うことができます。しかし、万年筆では力を入れすぎるとインクがにじみ、傾きがわるいと上手く書けません。

上手く書けるようになるととても楽しくなりますが、最初のうちは慣れないことが多いので挫折してしまう人もいます。万年筆で文字を書く時には『力を入れずに、やや寝かせて書く』を徹底しましょう。

万年筆は好みや用途で選ぼう

先程紹介したインクの種類や、好み、用途によって使いやすい万年筆は変わってきます。ずっと使っていくものなので、好みや用途で選んでいくのがおすすめです。

そこで、万年筆を選ぶときに覚えておきたいポイントをまとめて紹介するので参考にしてみてください。

ペン先の素材

インクの交換方法と一緒にチェックしておきたいのが『ペン先の素材』です。万年筆に使われているペン先の大きさや形は千差万別と言われるほど多くの種類があります。代表的な金ペンと鉄ペンの違いから確認していきましょう。

金ペンと呼ばれるものは、手紙や日記などを書くときにおすすめのペン先です。金の割合が多いので、柔らかく・滑らかな線を書くことができます。ペン先が削れやすく、使い込むほど自分の手に馴染んで書きやすくなっていくのが特徴です。

ただし、金を使って作られているので、金の割合が増えると価格も若干高くなってしまう傾向があります。

次に、鉄ペンと呼ばれる万年筆は、スチールやステンレスなどの鉄を多く含んだペン先が使われています。ボールペンにも似た書き心地があり、普段使いやメモなどのしっかり文字を書きたいときにぴったりです。

他にもメッキ加工されたペン先や、特殊ステンレスを使って書き心地が硬めのものまで種類があります。まずは、代表的な金ペンや鉄ペンから用途に合わせて選んでいきましょう。

ペン先の太さ

もう1つチェックしておきたいのが『ペン先の太さ』です。ペン先の太さは極細のものから太いものまで使われています。もっとも一般的な万年筆に使われているのが『中字M』と呼ばれるサイズで、初心者にもおすすめのちょうど中間あたりの太さです。

もう少し太字を書きたいときに便利なのが『太字B』です。中字Mの1段階上の太さで、サインやチェック用に便利なペン先となっています。

どの用途で使うのかで、ペン先と太さを考えて選ぶのがおすすめの選び方です。インクの補充方法も忘れずにチェックして、シーンに合ったものを使ってみてください。

インクの選び方は?

万年筆が決まれば、次はインクを選んでいきましょう。インクにもいくつか種類があり、それぞれの特徴があります。ボールペンとは違った色合い豊かなインクもたくさんあるので『万年筆のもう1つの楽しみ』と言っても過言ではありません。

染料インクは初心者におすすめ

まず、初心者に最もおすすめなのが書き心地や発色が良く使いやすい『染料インク』です。カラーバリエーションも豊かなので、気に入った色のインクが揃えられるのもメリットの1つと言えます。

メンテナンスもとても簡単で、他の種類のインクにはありがちな、インクの水分の蒸発によってインクが出なくなることも少ないのも特徴です。お手軽に使えるインクですが、耐水性が低いので水や汗に触れるとインクがにじむことや、日光に長時間当てると色褪せてしまうこともあります。

デメリットはありますが、比較的安価ですので、最初は染料インクから使い、慣れてきたら次のインクに変えてみるというのもおすすめです。

慣れてきたら顔料インクへ

書き心地や、万年筆に慣れてきたら『顔料インク』を選んでみましょう。顔料インクは耐水性と耐光性に優れているので、書いた文字が色褪せにくい特徴を持っています。日記や契約書、公文書など幅広い使い方ができるインクです。

ただし、扱いが難しく、水分の蒸発でインクが固まるといった特徴のほか、服や布についてしまうと落ちにくいことがあります。また、万年筆のメンテナンスが大切なので『万年筆に慣れてきてから』使うようにするのがおすすめです。

古典インクで味わいのある文字に

古典インクは、顔料インクよりも少しだけ耐水性・耐光性が低いインクです。しかし、契約書や公文書でも使えるほど長持ちをすることから、昔から愛されて使われているインクと言われています。

古典インクの最大の特徴と言えるのが『書いたとき』と『書いてから時間が経ったとき』で色合いが変わる点です。書いたときには鮮やかなインクは、時間が経過するごとに黒く変化するので、筆跡の濃淡がより強調されていきます。

書いた文字がより深い味わいのある文字へと変わっていく姿を楽しめ、中・上級者向けのインクとされています。万年筆の世界にハマった人はこの古典インクの色合いを体験してみると、万年筆の楽しみがより広がります。

インクが出ない原因と対策

万年筆をいざ使おうとしたらインクが出ないということは結構あります。これは、使っているインクや万年筆の状態によって起きるものなので『原因と対策』をきちんと覚えて対処できるようにしておきましょう。

インクの固まりや損傷など

最初に考えるのが、インクの固まりや万年筆の損傷です。

インクの固まりは、顔料インク・古典インクを使っているとよくあります。インクの水分が使わない間に蒸発することで、ペン先で固まり出なくなるのです。染料インクでは起きにくいことなのですが、放置している時間が長いと染料インクでも同様の状態が引き起こされます。

他にも、古い万年筆を使っていると、ペン先の歪みなどで損傷した部分からインクが漏れてしまいます。そこでインクが固まると、ペン先までインクが届かないので出なくなるのです。

もし、損傷を見つけたら万年筆の修理を頼むようにしましょう。素人で調節が難しい部分もあるので『修理という選択肢は常に持っておく』のがおすすめです。

ペン先をチェックしてみよう

万年筆が出ないときにはペン先をチェックしてみましょう。ペン先でインクが固まってしまっている場合には洗浄が必要です。ペン先を軽く水道水に浸けて、柔らかい布で軽く拭くと改善することがあります。

長く放置していた場合は、吸入式のではインクを吸い込む手順で水道水を出し入れして洗っていきます。カートリッジ式、コンバーター式はペン先を外し、水道水をコップに溜めたものの中に1晩浸しておきます。その後、流水で流せば洗浄ができるのです。

どちらの方法も、新たにインクを入れる前に十分に乾かして水気をとってから使うようにしましょう。

買ったばかりの万年筆の場合

買ったばかりの万年筆の場合は『インクがペン先まで届いていない』ことがあります。特に、カートリッジ式の場合で起きやすい現象なのですが、このような場合にはペン先までインクを届ける必要があります。

ペン先を柔らかい布で覆い、軽く振るか『カートリッジの真ん中を軽く押す』とペン先までインクが届きます。ペン先を柔らかい布で覆わないと手や周りを汚してしまうことがあるので注意しましょう。

基本的には、購入したメーカーの修理を受けることでインクが出ない状態の改善はできます。自身で難しい場合はメーカーの修理にお願いしましょう。

有名な万年筆のブランド

有名な万年筆のブランドをチェックして、お気に入りの1本を見つけてみましょう。それぞれのメーカーで違う特徴があるので、自身に合ったポイントを見つけて選んでみましょう。

実用性抜群 ペリカン

確かな実用性でビジネスシーンでも役立つブランドが『ペリカン』です。独自の吸入システムを採用し、インクの通り道(インクフェダー)にも工夫が凝らされています。インクの吸入が手軽で『シースルーボディ』で残量がわかりやすい点も見逃せません。

また、飛行機での旅行中でも気圧の変化に負けにくく、インク漏れしにくいのもポイントです。長時間未使用でも、ネジ式によって作られた気密性の高いキャップでインクの劣化を防いでくれるのもビジネスシーンでは重宝します。

まさに働く人のために実用性を徹底的に考えられた万年筆と言えるのです。

MADE IN JAPANの高品質 セーラー

次に紹介するのが、一貫した国内生産で『高品質な万年筆』が購入できる『セーラー』です。国内のブランドでも大きく、製品1つ1つが丁寧に作られ完成度が非常に高いと支持されています。

腕利きの職人が丹精込めて作ったペン先は、多くの種類があるので自分に合った1本が見つかると人気のブランドです。長めのボディで使いやすさを重視したもの、スタイリッシュにまとまったスマートなものまであるので、日本が誇る技術を堪能してみましょう。

滑らかな書き心地 モンブラン

海外の高級ブランド『モンブラン』も万年筆を語るなら見逃せないブランドの1つです。万年筆の初心者でもなめらかに書けることから注目されているモンブランの万年筆は、太さ・長さ・重さ・重心など細かい点から選ぶことができます。

高いデザイン性と用途に応じてリーズナブルな万年筆の取り扱いもあるので、数多くある万年筆の中から選ぶことができます。また、修理や交換などのアフターサービスが充実しているのも魅力的です。

美しい万年筆ケース

万年筆を選んだら、次は万年筆ケースもチェックしておきましょう。ペンケースに万年筆をそのまま入れてしまうと、衝撃での故障やインク漏れを起こしてしまいます。大切な1本だからこそ、ケースにもこだわるのが大人の楽しみ方です。

鮮やかなオレンジのシングル万年筆ケース

ジョルジオフェドンの『SMOOTH ペンケースシングル』は鮮やかなオレンジが基調で作られたシンプルなデザインの万年筆ケースです(黒も販売中)。イタリアンデザインで作られており、その色合いとイタリアンレザーの高級感で、お洒落を引き立てると人気を集めています。

2本差しのレザー万年筆ケース

Quiver(クイヴァー)の2本差しペンホルダーは、万年筆を2本差しておけるレザーの万年筆ケースです。使い込むことで味の出るレザーに、万年筆を入れておけばシックな大人の装いにも磨きがかかります。入れやすさや取り出しやすさにもこだわっている点もポイントです。

温かみある曲木の万年筆ケース

温かみのある曲木で作られている万年筆ケースが、ストーリオの『アバンウッド ペンケース』です。無垢材ならではの木目の美しさと、手触りの良さがありながら『軽く手持ち運びやすい』のが魅力となっています。

1本用〜3本用まで用意され、3本用ではそれぞれがぶつかり合い衝撃が加わらないように仕切りがしてあるなどまさに『万年筆のために作られたペンケース』と注目されています。

万年筆はお洒落でかっこいい仕事の相棒

万年筆は、お洒落のアクセントになるほか、使いこなせれば格好いい仕事の相棒として役立つ筆記具です。ボールペンでは出せない味のある文字は、それだけでも大人の男性をより引き立ててくれます。

ビジネスの話題にも便利な万年筆の世界を思いっきり楽しむためにも、まずは1本持って使ってみるのがおすすめです。

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