麻雀で勝つためのコツや上達法。初級から上級までレベル別に紹介

2019.01.10

麻雀はなんとなくで進めていても、上達が難しいものです。頭脳戦でもあるので、まずは麻雀のルールをしっかりと理解し、プレイのコツを習得することが大切。なかなか勝てない人向けに、抑えておきたいコツを紹介します。

麻雀に関する豆知識

何事も基礎は重要です。麻雀の基本を紹介するので、知っている人もまずは復習のつもりでチェックしていきましょう。

麻雀ゲームの流れ

ルールを説明する前に、まずはゲームの流れを知っておく必要があります。慣れていない人からすると、麻雀は用語やルールだけでも難しく感じるものです。ですが、大まかな流れを把握できれば問題ありません。

  1. 座席と親を決める:正式にはサイコロと牌を使用して座席を決めますが、任意で好きな席を選ぶことも多いです。座席についたら点棒が25000点あるか、確認しましょう。 座席が決まったら親決めです。一般的に麻雀は4人でプレイするもので、1人が親、3人が子という役割を担います。4人のプレイヤーは東(トン)、南(ナン)、西(シャー)、北(ペー)と呼ばれ、親は東になります。親の役割は次の章で詳しく説明しますが、親から反時計回りに各プレイヤーを南、西、北と名付けます。
  2. 洗牌、牌山を作る: 『洗牌(シーパイ)』とは牌をよく混ぜることです。トランプでいうシャッフルと同じ意味を持ちます。全員で洗牌したら、各プレイヤーは牌を17枚を2段に積みます。これを『牌山(ハイヤマ)』といいます。
  3. 配牌: 『配牌(ハイパイ)』とは、親は14枚、子は13枚の牌をそれぞれ取ることです。これが各プレーヤーが持つ手牌です。
  4. 対局開始: いよいよ対局開始です。麻雀は牌山から1枚取り、手牌から1枚捨てながら、誰が最も早く完成形であがれるかを競うゲームです。1枚多く持っている親が1枚捨てるところから始まり、反時計まわりにプレイしていきます。
  5. 終局、点棒の授受: 誰かがあがるか、牌山が無くなれば対局は終わりです。終了時点での点数を確認し、点棒の授受します。

麻雀の基本的なルール

麻雀にはルールがたくさんあります。実際にやりながら覚えていくことになりますが、基本的なところはしっかり抑えておきましょう。

麻雀とは4人で行うゲームで、牌(ハイまたはパイ)と呼ばれる駒を使用します。14枚の牌のうち、完成形といわれる4メンツ1ジャントウ(3枚1組×3、2枚1組×1)を誰が早く揃えられ、多くの点数を獲得したかで勝者を決定します。

先ほど出てきた親の特徴についても知っておきましょう。一言でいうと、親はハイリスク・ハイリターンな役割です。

親になると、同じあがり方をしても点数は子の1.5倍というメリットがあります。

一方で、麻雀ではツモ(あがり牌を自分で引き当てる)であがった場合に他の3人が点数を分担して支払いますが、子があがった場合の親の支払いは子の2倍です。

麻雀で勝つためのコツ 初級者編

初級者でも習得して、すぐにでも実践したいコツを紹介します。

手が悪いときはベタオリ

麻雀とは4人で行うゲームで、自分があがるか、他があがるかを競います。

初心者は自分の持ち牌にだけ注目してしまいがちですが、他家に自分の打牌で『ロン』させないようにすることが大切です。自分の打牌でロンしてあがられることを『振り込み』、『放銃』といいます。

では振り込まないために、どうすべきかはいくつかコツがありますが、無理せず「オリる」こと、つまり安全牌だけを切ることを決めるというのも大切ということを覚えておきましょう。

高得点な役を作ってあがりたいところですが、難しいと気づいたら諦めることです。また、初心者には振り込みを回避しながら、自分の手を進めるのは難易度が高すぎます。状況に応じて、『ベタオリ』つまり自分の手作りを完全に放棄して、振り込まないことを徹底するというのもとても重要な戦略です。

具体的には、合わせ打ち(1つ前の人が捨てた牌)、現物(他家の捨牌と同じ牌)、完全安全牌(他家全員に共通の捨牌)はロンされる可能性のない牌のためこれらを順に切っていくのが良いでしょう。

牌効率を高めていち早くテンパイにする

牌効率とは、とにかくテンパイまで最短で揃えることを意識するというものです。

これは受け入れ牌を広げることを意味します。受け入れ牌とはテンパイを目指す上で必要な牌のことで、はじめの手牌で受け入れ牌はある程度決まります。

では受け入れ牌を広げるという意味について説明しましょう。

たとえば萬子の3、5が手牌にあるとします。面子になるには4が必要です。麻雀の牌はそれぞれ4枚ずつ存在するため、4枚の受け入れ牌があります。

一方で萬子の3、4が手牌にある場合を想像してください。面子になるには2または5が必要なので、受け入れ牌は8枚です。こちらの方が受け入れ牌が広いことは一目瞭然です。

基本中の基本ではありますが、このように牌効率を常に考えながら最短距離でアガリを目指せることが、脱・初心者のための第一歩になります。

序盤でテンパイしたら即リーチを打つ

先ほどリーチ以外の役を作れるように練習することが大切と伝えましたが、短期的に一気に上達することは難しいものです。特に役作りにおいては、手配からどんな役が作れるのかを判断するためにはそれだけたくさんの役を覚えていなければならず、一朝一夕では難しいといっていいでしょう。

役をあまり覚えていない初心者のうちはテンパイまで最短でいけるように、牌効率を考えて進めるのが得策です。また、牌効率を追求した結果、早くテンパイしたらリーチを宣言してみましょう。

最大のメリットとしては、初心者が陥りがちな『役なしテンパイ』を防ぐことができます。リーチで最低1翻が保証されているため、役をあまり覚えていなくても安心してアガリを目指すことができます。また、リーチをかけることで敵も警戒し、相手がオリるように誘導したりプレッシャーを与えることもできます。

テンパイは、早ければ早いほど有効です。どういう場合にリーチを宣言した方がいいか、しない方がいいか、はじめのうちは判断することが難しいので、まずは「最短でテンパイできたらリーチ宣言」を試してみましょう。

麻雀で勝つためのコツ 中級者編

麻雀は非常に奥深く、手牌を見ながら役作りに防御にと、頭をフル回転させます。少し麻雀に慣れてきた中級者向けのコツを紹介します。

ベタオリではなく「オリながら回し打ち」

ベタオリとは、初心者向けに紹介した通り、相手に振り込まないことを最優先とする打ち方です。自分の手作りを一切放棄しながら、徹底的に安全牌を切り続けることで放銃を回避します。

これに対し『オリ』または『回し打ち』という打ち方は、危険牌を避けながらも、できるだけ自分の手が崩れないようにしながら手牌を整理していき、チャンスがあればあがろうとするところに違いがあります。

ベタオリのときには「どれを切れば100%通るか」といった思考回路で済みますが、回し打ちのときには危ない橋を渡る必要も出てきます。その中で放銃を回避するためには、相手の捨て牌などから、どれが特に危険でどれが比較的安全かという判断ができる必要があります。この『危険度の濃淡』が判断できるかどうかが、初心者と中級者の分かれ目といっていいでしょう。

スジ読み

危険牌を察知する方法として最も典型的な考え方が『筋(スジ)読み』です。たとえばリーチをかけてきた相手の捨て牌に『5萬』があったとしましょう。この場合、仮に相手が両面待ちだとすると、フリテンのルールから「3-4萬」の塔子(ターツ。連番の面子候補のこと)や「6-7萬」の塔子で待っていることはあり得ません。したがって、2萬と8萬は比較的安心して切ることができるのです。

スジ読みは奥が深く、他にもさまざまな応用パターンがあります。詳しく知りたい方は、こちらの記事でスジ読みを徹底解説していますので、参考にしてみてください。

麻雀の筋(スジ)本当にわかってる?基本の考え方とスジ読みの方法

壁(カベ)

また、壁(カベ)という考え方もあります。同じ種類の数牌4枚の所在がすべて明らかになっている場合、たとえば8萬が4枚すべて場に出ている場合を想定してみましょう。この場合、7-8萬などで待っている可能性はありえないため、9萬はかなりの確率で通るという算段ができます(もちろん単騎待ちやシャンポン待ちがありえるので、100%ではありません)。

8萬が壁のように立ちはだかり、9萬とそれ以外の牌を遮断しているようなイメージから、「カベ」と呼ばれています。

さらに、さきほど紹介したスジ読みと組み合わせることで、危険度の低い牌の選択肢はより広がります。このように「振り込まない技術」を高めることが、中級者の上達のコツです。

打点がある場合や後半戦では積極的に鳴く

麻雀ではポン、チーを積極的に鳴くべきタイミングと避けた方が良いタイミングがあります。

この積極的に鳴くべきタイミングが、高い点数(打点)を持っている時です。具体的には、自分が10000点以内など僅差トップの場合や、トップではなくとも差を縮めて勝てる見込みがある場合です。

麻雀は6巡目までが序盤といわれますが、後半戦に差し掛かった場合も、積極的に鳴くタイミングといえます。シャンテン数を1上げるのに平均で5巡かかるといわれており、後半でテンパイしていないと、あがれない可能性が高いばかりかノーテン罰符を食らう可能性もあります。

終盤での罰符は意外に勝負に響いてきますので、できるだけ避けたいところです。逆にトップとの点数差が大きい時や、手牌がまったく揃っていない時に鳴くのは、切れる牌の選択肢を狭め、リスクを高めるだけなので避けましょう。

麻雀で勝つためのコツ 上級者編

最後に上級者向けのコツを紹介します。

時には牌効率を無視

牌効率はもちろん基本ですが、上級者同士の対戦になるとこれは必ずしも得策ではないことが往々にしてあります。

ひとつには、あえて牌効率を無視することで、より大きな打点を狙える場合があります。たとえば手牌に3-4-5萬、3-4-5ピンを持っているときに、5-6索を持っているとします。このとき3索を引いて来たら、あなたならどうするでしょう?

牌効率を考えたら当然即切りです。しかし3索を手元に残し、6索を切り出すことで三色(サンシキ)を確定させることで、メンゼンなら2翻もつきます。場と手牌の状況次第ですが、あえて非効率的な手回しをすることで、勝負においては有利になることもあるでしょう。

また、牌効率を無視することで、スジひっかけを狙うこともできます。あえて広い待ちにしないことで、「相手は両面待ち」と考えてスジ読みをしてくる相手の捨て牌を打ち取ることができます。このように相手との駆け引きを考えるのも、上級者同士の対戦ではとても重要なことです。

確率や収支、各要素から押し引きを判断

上級者は押すべきタイミング、引くべきタイミングを見極めることも意識すべきです。

あらゆるケースを紹介することは難しいですが、何場の何局なのか、巡目数、持ち点、親なのか、シャンテン数、良形なのか、他家の捨て牌の状態、他家の鳴きなどが判断要素となります。

1つずつシュミレーションしてみると良いでしょう。初級者にはベタオリをおすすめしましたが、上級者は状況に応じて、防御とあがりの両張りができる必要があります。

ミスや無駄な鳴きを極力減らす

麻雀において『流れ』は大切です。4人の戦略や打ち方が流れを形成している中で、自分が1つミスすると、それは負の連鎖に陥ります。

重要な局面でのミスを減らすのは集中力です。麻雀の経験を重ねると、何がだめなのかが掴めるようになります。その感覚を研ぎ澄ませ、危険な流れを回避できるようになりましょう。

そのためにも感覚で麻雀を続けるのではなく、1つの牌を捨てることに対して、きちんと論理的に考えて行うことが大切です。その積み重ねが勝利へ繋がります。

個人のレベルに合った上達法を知ろう

麻雀は複雑な頭脳戦です。しかし難しく考えず、まずはシンプルに対局回数を重ねていきましょう。そうするうちに、必ず自然と体で理解できるようになっていきます。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME