万年筆のインクとパイロットの特徴。定番色から色彩雫シリーズまで

2019.01.02

万年筆のインクは、メーカーによって違いがあります。中でもパイロットは定番色から24色展開の色彩雫シリーズまで根強い人気を持ったメーカーです。色選びの参考にもなるパイロットの特徴やインクの交換方法まで紹介するので参考にしてみてください。

万年筆のインクや色にこだわりを持とう

万年筆の楽しみ方は、書くだけではなく『さまざまなメーカーのインクの種類やインクの色』にこだわりを持つのもおすすめです。まずは、インクの基本的な知識からチェックしていきましょう。

国内外有名ブランドの魅力的なインク

国内外には、さまざまなブランドが『工夫を凝らしたインク』を販売しています。パイロット・セーラー・ペリカン・モンブランなどのメーカーがありますが、メーカーの数以上に豊富な種類のインクが販売されているのです。

販売されているインクの中には、自然の情景・宝石などをモチーフにした個性的なカラーのほか、ビジネスシーンでも使いやすいカラーを個性豊かに表現したものまであります。

万年筆のインク選びは、個性を出すポイントとも言えるのです。

ここで注意しておきたいのが、インク選びの基本は『万年筆と同じメーカーのインク』を選ぶということです。万年筆のメーカーは、同じメーカーのインクを使って書き心地や耐久性をチェックしています。

また、他のメーカーのインクを使ったときには、保証対象外となってしまうことがあるので注意しておきましょう。

色を混ぜることが可能なプラチナのインク

基本的に、万年筆のインクは混ぜることができません。混ぜてしまうことで、科学変化が起きてしまい『性質や色味』が変わってしまうからです。ただし、プラチナが販売しているインクには混ぜることができるものがあります。

それがプラチナの『MIXABLE INK(ミクサブルインク)』です。水性染料インクのMIXABLE INKは、『好きな色は自分で作る』をコンセプトに『濃度や混色』を楽しむことができます。

調合に必要な用品がキットとなっているので、簡単に自分好みの色を作ることができるとして人気があります。販売されているインクのカラーで、好みのものがないときなどに役立つので覚えておきましょう。

カラフルなラミーのインク

万年筆の有名なメーカー『ラミー』では、ラミーならではの発色の良さを活かしたカラーをバリエーション豊かに用意しています。

万年筆で多く使われているカラーのブラック・ブルー・ブルーブラックの3種類以外にも『レッド・グリーン・ターコイズ・バイオレッド』の4色のバリエーションを増やして『7色』の中から選ぶことができます。

このように、紹介したインクはごく一部ですが、インク選びにも万年筆の『楽しみ』があるのです。次は、万年筆のメーカーの中でも人気のパイロットのインクの特徴を紹介するので、インク選びの参考にしてみてください。

パイロットのインクの特徴

ではまず、パイロットのインクの特徴を確認していきましょう。

定番カラーのインクは4種類

パイロットの定番カラーのインクは『ブラック・レッド・ブルー・ブルーブラック』の4種類です。中でも、パイロットのブルーブラックは『他のメーカーよりも青く』、発色が良いことでも人気があります。

フレッシュな印象を与えてくれる鮮やかな色味は、ブラックインクよりも使いやすく『ビジネスシーン』でも使う人が多くいる人気カラーです。

70ml入りは3色展開

70ml入りのインクは、吸入式万年筆(プランジャ式)にぴったりのサイズで作られています。『ブラック・ブルー・ブルーブラック』の3色から、お好みのカラーを選んで使っていきましょう。

70mlというサイズは使い切りにも便利なので、適宜交換できるので劣化が少なく『万年筆を使う用途が多い』人にもおすすめです。

顔料のように耐水性の高いブルーブラック

顔料インクのように耐水性が高く作られているブルーブラックは、長期保存の書類に適していると人気のカラーです。また、インクフロー(筆記時に紙へ流れるインクの量)も良く濃淡のある筆記ができると人気を集めています。

パイロットで使われている瓶にも工夫が施されており、インクが残り少なくなっても新品と同様に補充ができるよう『インク溜まり』がついているので『使い切りやすさ』でも定評があります。

パイロットのインクの入れ方

次に、インクの入れ方をチェックしてみましょう。万年筆によって、吸引ネジの部分が変わってくることもありますが基本は全て同じです。

コンバーター式 それぞれの方法で吸入

コンバーター式の場合は、ペン先の首の部分までインクに浸して『万年筆の吸入方法』に従って吸入していきます。ペン先がインク瓶の底に当たらないようにして、吸入していくのがポイントです。

吸入が終われば、ペン先を柔らかい布で丁寧に拭き取ってから使っていきましょう。

カートリッジ式 ペンにグっと差し込む

カートリッジ式の場合は、万年筆の軸を外してペン先を上に向けます。ペン先を上に向けたまま、カートリッジを真っすぐ差し込んで交換しましょう。

このとき、回してカートリッジを入れてしまうと、万年筆の内側を傷つけて故障の原因になるため『回さないで真っすぐ』交換するのがポイントです。装着して、インクがペン先に馴染めば、書き始めることができます。

交換した後インクが綺麗に出ないときは

吸入式の場合は、ペン先から補充しているので『空気』が入らない限りはすぐに書き始めることができます。しかし、カートリッジ式の場合はインクが出ないことがあるものです。

インクが綺麗に出ない場合は、ペン先を柔らかい布で覆い『軽く振って』みましょう。布で覆っておくと、インクが飛ばないでスムーズにインクをペン先まで届けることができます。

また、交換したカートリッジの中心部分を軽く押してあげるのも効果的です。どちらの方法も、必ずペン先を覆って手や周りが汚れないようにしてから行いましょう。

万年筆を最大限に楽しめるパイロット 色彩雫

万年筆を最大限に楽しめるとして、パイロットのインクで人気なのが『色彩雫(いろしずく)』です。その特徴をチェックしてみましょう。

季節や気分で使い分けたくなる全24色

パイロットの色彩雫でのカラーバリエーションは驚きの全24色です。それぞれ、微妙な色合いの違いが『パイロット独自の発色の良いインク』で作られているので、書く楽しみが広がると多くの人から人気を集めているシリーズです。

中でも、セピア系の色は『多くの利用者からの要望』から作り出されたカラーで、その柔らかな色合いからも濃淡を楽しむことができます。

さまざまなシーンで活用できる定番色も人気

豊富なカラーバリエーションには、多くのシーンで役立つ定番の色も含まれています。定番のカラーと季節に合わせたカラーを少しずつ揃えて、季節感を味わうのもおすすめです。

こだわりあふれるパイロットのインク

パイロットのインクは、多くの人に書く楽しみを味わってもらいたいという気持ちから『こだわり』をもって作られています。豊富なカラーから選ぶのも楽しいですが、定番のカラーでも、紙やノートを変えて書き心地の違いを感じてみるのもおすすめです。

自分好みの色を使って文字を書く楽しみは、表現豊かな文字へと繋がっていきます。インク選びに迷ったら、パイロットのインクも視野に入れて選んでみましょう。

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