クラシックの有名なピアノ曲集。毎日聴きたくなるリラックス音楽

2018.12.28

クラシックの有名なピアノ曲には、毎日聴きたくなるものがたくさんあります。中でも、1度は聴いておきたいリラックスにおすすめな曲を紹介します。今の気分にぴったりな曲を見つけて、気分転換をしてみましょう。

大人が聴きたい癒しのクラシックピアノ曲

クラシック音楽は、気持ちを落ち着かせてくれる曲調のものが多いことから『リラクゼーション』として使われることも多くあります。普段の生活で疲れたときや、ストレスを発散したいときにもぴったりです。

リラックス音楽としても有名なモーツァルト

モーツァルトが手がけた楽曲の中には、リラックス音楽としても有名なものも多くあります。その中から、1度は聴いておきたい曲を紹介するのでチェックしておきましょう。

ピアノソナタ ハ長調 K.545 第1楽章

モーツァルトによって、初心者のための小ソナタとも名付けられているのが『ピアノソナタ ハ長調 K.545 第1楽章』です。弾むような楽曲は、気分が落ち込んでいるときにぴったりの曲調です。

休日の朝からゆっくりと楽しむのもおすすめですが、ゆっくりと休める時間を見つけたときに楽しむのも気持ちの切り替えができて良いといわれています。

ピアノソナタ 第11番 第3楽章 トルコ行進曲

作曲された当時、トルコ風の音楽が流行していた時代背景がありました。そこでモーツァルトが、トルコ風な曲として作曲したのが『トルコ行進曲』です。打楽器が活躍するトルコ軍楽隊の音楽を取り入れて作られました。

アクセントがはっきりしたリズムから、打楽器のリズムに影響を受けて作られた当時の名残がうかがえます。演奏する人へは『左手にトルコを感じてほしい』という想いが込められています。

モーツァルトの楽曲には、最も人がリラックスする波長の『α波』の周波数が含まれているので、ヒーリング音楽に適しているといわれています。他にもヒーリングにぴったりな曲が作曲されているので、探してみるのもおすすめです。

疲れを感じているときにおすすめ

毎日の仕事で忙しい、人間関係で何だか疲れてきたというときにおすすめのクラシックを紹介します。朝から気持ちを切り替えられる曲や、幻想的な空間が楽しめるものまであるのでチェックしておきましょう。

朝から優雅な気分になれる、明るい系の曲

朝から優雅な気分を楽しみたい人におすすめしたいのが『花の歌』と『 ジュ・トゥ・ヴ』です。

ランゲが作曲した『花の歌』は、400曲以上を手がけた彼の作品の中でも最もポピュラーな曲です。ゆったりとしたテンポと柔らかい旋律は、朝から優雅なひとときを演出するのにはぴったりの曲で人気があります。

優雅な曲の中に見え隠れする『ドラマチック』とも言える表現は、疲れた日常を忘れさせてくれます。

次に紹介したいのが、サティ作曲の『ジュ・トゥ・ヴ』です。『あなたが欲しい』という気持ちを込めて作られたこの曲は、一途に想い続けた恋の気持ちが曲調に表現されています。

落ち着いた曲の中にある気まぐれなメロディも、朝から優雅に過ごすのにぴったりな楽曲です。

おしゃれな癒し系の曲

おしゃれな癒し系の曲で有名なのが『月の光』と『雨だれ』です。

ドビュッシーが作曲した『月の光』は、楽しさや悲しみを月の光と共に表現した楽曲です。ヴェルレーヌの詩集の『雅なうたげ』にひかれたことがきっかけで作られ、『月の光』を『詩』としてピアノで表現しています。

おしゃれな空間を演出しながらも、その心地よい旋律が癒しを与えてくれる楽曲で人気があります。

『雨だれ』は、癒しの名曲を数々生んでいるショパンの代表作です。この曲は、雨音を『天から落ちる涙の調べ』として作られています。

甘い恋心の裏に隠された気持ちが曲調にあらわれており、その壮大さからも多くの人に愛されている名曲です。

幻想的な世界が広がるピアノ連弾曲

幻想的な世界で、普段とは違う日常を彩るのがピアノ連弾曲です。その中から1度は聴いておきたいフォーレの『ドリー』とシューベルトの『幻想曲 D 940』を紹介します。

『ドリー』は、幼い娘エレーヌの愛称を取って名付けられた曲です。その優雅で幻想的な世界に引き込む音楽は、彼女の誕生日に、毎年1曲ずつ作り上げられたものです。

全部で6曲ありますが、全てが3部形式(3つの部分で成り立つ楽曲の形式)で作られています。6曲とも『それぞれ違った旋律が織りなす不思議な世界』を堪能できるのもおすすめのポイントです。

『幻想曲 D 940』は、数々生み出されてきた連弾曲の中でも『高い音楽的内容』で傑作として知られています。

『幻想曲 D 940』では、暗い印象と一緒に流れる力強い旋律が広がっていきます。聴いている内に幻想的な世界に引き込まれるような不思議な魅力があり、普段と違った日常を楽しむのにもぴったりです。

難しい悩みで眠れないときにおすすめ

ここまでは、癒しを与えてくれる曲から、幻想的な世界観を楽しめる曲まで紹介してきました。次は、解決できない悩みや人に言えない悩みを抱えて眠れない人におすすめの名曲を紹介します。

クラシックの美しい旋律を聴いて落ち着いてみましょう。

気持ちを代弁してくれるような暗い系の曲

悩んでいるときにはどうしても暗い気持ちになってしまいます。そんな暗い気持ちを代弁して表現してくれるような『15の即興曲 No.13 イ短調』と『3つのグノシエンヌ』を紹介します。

プーランクが作曲した『15の即興曲 No.13 イ短調』は、憂鬱な気持ちやふさぎ込んでいる気持ちを表現している楽曲です。悩んでいるときの気持ちを表現するかのような哀愁漂う曲は、幅広い音域で包み込んでくれます。

『3つのグノシエンヌ』はサティ作曲で、独特なリズムが特徴的です。古代ギリシャ・クレタ島の名前が付いているこの曲では、似たようなリズムが続いている中に表現されている感情が、悩んでいる時にぴったりな曲として人気があります。

どちらも暗い系の曲ですが、悩んでいる時にどうしても明るい曲を聴きたくない、という人におすすめです。

ストレス発散にぴったりな激しい系の曲

悩みというのは場合によっては『強いストレス』に変わってしまうことがあります。そんなときには、少し激しいクラシックを聴いて楽しむというのもおすすめです。激しい系の曲で人気の2曲を紹介します。

まず紹介したいのがショパンの練習曲として作曲された『革命』です。1つの芸術と言える楽曲は、「練習も芸術的なもの」と考えていたショパンの考え方が垣間見えます。練習曲として作られていますが、その芸術性から『コンサート』でも演奏されるほど人気があります。

次に紹介したいのが、シューマン作曲の『クライスレリアーナ 第7曲』です。激しいスタートから、リズムを変えて表現される旋律で『大胆な情熱』が表現されています。

どちらの曲も激しく、荒々しい曲の中に織り交ぜられた『落ち着きのある旋律』が特徴的です。イライラしたときや、すっきりしなくてもやもやしたときにおすすめです。

気分が冴えない日に。クラシックのススメ

クラシックは、気持ちを豊かに表現した曲が多くあります。作曲家の意思で大きく変わってくる曲調は『聴いていても飽きない』不思議な魅力があります。

心を落ち着かせたり、気分を上げたり、クラシックが詳しくない人でも美しいメロディに魅了されてしまうことでしょう。

今の自分の気持ちにぴったり合った曲を探して、クラシックの世界を楽しんでください。

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