麻雀用語の本場の意味とは。増え方や積み棒のルールを知ろう

2018.12.27

健康麻雀という概念も生まれ静かなブームを呼んでいる麻雀ですが、独特の麻雀用語がいろいろと使われます。1本場や2本場とは何のことでしょう。5本場のリャンハン縛りとは?本場が実戦の中でどう使われ、どういう意味を持つのかを解説していきます。

本場は親の連荘を表す

『本場』は、ざっくり言えば『親の連荘』を示すものです。連荘が続くと場数も増えていきます。実際は細かいルールがあるので、ひとつひとつ見ていきましょう。

親は100点棒を手元の右側に並べる

東1局で親が上がったとしましょう。親の連荘となり、親は卓上の手元の右端に100点棒を1本置かなければなりません。これが『1本場』で、並べられた棒を『積み棒』と呼びます。

連荘が続くと、そのたびに1本ずつ100点棒を足していくのです。よって親の右手に積まれた点棒の本数が、場の数を示します。2本なら2本場、つまりN本ならN本場というふうに呼びます。

積み棒で何本場なのかを表示する義務は、親にあります。親が変わったときには、次の親がうっかり積み棒の表示をし忘れて場の数があいまいにならないように、お互いに確認の意味で声をかけ合うとよいでしょう。

供託ではないため親に戻る

このときに並べる積み棒は、リーチ棒のような『供託』(※)ではありません。何本並べていたとしても、連荘が終わったときに親の元に戻ります。

※供託されたリーチ棒は、その局で和了(ホーラ)した人(上がった人)がもらえます。その局が流れたら、その供託分は誰かが和了するまで何局でも持ち越されるのです。

棒がないときは他の人から借りてOK

もし連荘になったときに、並べる点棒が足りなくなった場合はどうなるでしょう。そういう場合は、他家から一時的に借りても問題ありません。忘れずにどこかで返すか、精算のときに差し引きするかすれば大丈夫です。

流れ本場とは

本場は分かりましたが、『流れ本場』とはどういう意味でしょうか。具体的に説明します。

本場は親がノーテンで流局した回数も表す

親がノーテン(テンパイに至っていない状態)で局が流れることを『流れ本場』といいます。次の親に変わりますが、本場数は流局の回数分、数えられていきます。流れても積み棒は増え、それは子が上がるまで続くルールです。

東1局2本場で流れ本場になったとしましょう。親が変わって東2局、流れた分をカウントして3本場になるので、次局は東2局3本場となります。

また、親がテンパイして流れたときは通常通りの連荘です。このルールは場が移って南場(ナンバ)・西場(シャーバ)・北場(ペーバ)でも同じように適用されます。

最高何本場まで続くか

本場は子が和了してリセットされますが、親の連荘もしくは流局が繰り返される限り、延々と続いていきます。当然、積み棒はどんどん増えていくのです。何本場で終わりということはなく、これはゲームが終わるまで続きます。

5本以上でリャンハン縛り

5本場を超えると、それまでの『1翻(イーハン)縛り』が『2翻(リャンハン)縛り』に変わります。2翻以上の役がないと上がれず、たとえばリーチ・ドラ1では上がれません。ドラは1翻アップしますが役ではありませんので、もう1役が必要です。

子が和了した場合はどうなる?

積み棒がある状態で、子が和了をしたらどういう展開になるのでしょう。また、積み棒と点数のやり取りの関係はどうなるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

点数は本場の数によって変わる

積み棒の本数は点数に関わってきます。積み棒1本につき300点が加えられるのです。親子に関係なく、和了した人がもらえます。そして、積み棒が増えるごとに300点加算されるのです。

1本場でいうと、ツモ上がりの場合は他の3人から100点ずつもらえます。ロン上がりの場合は『放銃(ホウジュウ)』(自分の打牌で相手にロンされること)した人から300点もらってください。

積み棒が増えればその分点数も増えるので、仮に3本場ならツモ上がりでは3人から300点ずつ、ロン上がりでは放銃した人から900点となります。もらう側も払う側も本場の数が増えると点数が大きくなるので、最終的な勝敗に関わることもあり、決してばかにはできません。

和了した後は平場から再びスタートする

積み棒がある状態で子が和了したら、その時点で本場はリセットされるので、次局は0本場からの開始になります。0本場は『平場(ひらば)』と呼ばれます。

具体的な例を挙げましょう。東1局(0本場)で親が和了すると、親の連荘で東1局1本場になります。その局が流れて親がテンパイのときは、さらに親の連荘で東1局2本場となるのです。

その局も流れて親がノーテンのときは、親が変わりますが本場は増えます。つまり次局は東2局3本場になります。そこで子が和了したときは、局が移り本場はリセットされて0本場に戻るので、次は東3局0本場になるのです。

本場の数は積み棒が目印となる

ここでは本場とは何を意味するかを、具体例も含めて確認してきました。基本部分は連荘と流局の度に本場がカウントされ、子が和了するまで続くということです。何本場なのかは積み棒が目印となって表示されます。

積み棒は、和了したときの点数のやりとりにも関わってきます。和了で増える点数も考慮して、積み棒をどういう役を狙うかという判断材料にして、戦略的な麻雀を楽しみましょう。

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