麻雀の点数計算に必要な符とは。数え方と要素ごとの点数を詳しく解説

2018.12.26

麻雀の点数の計算方法がわからなくて悩みを抱えている人も少なくはありません。そんな人は、まず、符を理解することから始めてみましょう。符は要素ごとに与えられるので、それらの合計を出さなくてはなりません。符の数え方と計算のやり方について解説します。

麻雀の点数は合計符と翻数で決まる

点数は、『符(フ)』と『翻数(ハンスウ)』をもとにして決められます。ただし、あくまでも符が基準です。

それでは、符とはいったい何なのでしょうか?符は、『点数の基準となる数値』を指しています。要素ごとにあらかじめ符の数値が決められており、それらの符をすべて合計したものが『合計符』です。この計算を『符計算』と呼びます。

符は、下記の5つの要素ごとに出された符をすべて足して合計符を出します。

  1. 基本点
  2. 上がり方
  3. 待ちの形
  4. 上がったときのメンツの形
  5. 頭の牌のタイプ

合計符の最低は20符、最高は110符です。この数値によって、最終的な点数が大きく異なってくるので、『より多くの符点を稼ぐ』ことが、ゲームの勝利へのカギと言えます。

翻数は、役の完成難易度の目安となっており、どんな役にもあります。いくつかの役を複合したときには、完成した役の翻数を合計して最終的な数値を出します。翻数は、役と一緒に覚えると便利です。

いつまでも他人まかせにするのではなく、自分1人でもできるように頑張りましょう。

点数表に出てくる20符、30符とは

これらの数値は、5個の項目の符を合計した『合計符』です。しかし、すべての項目で符が稼げるとは限りません。それぞれの条件をクリアしたものだけが対象になります。

条件をクリアしたかどうかに関わらず、上がった人が絶対にもらえるのが基本点で、20符と決められています。

しかし、麻雀には最低点数が設定されています。子は1000点、親は1500点です。基本は20符ですが、最低点数が設定されているため、ほとんどのパターンは30符からスタートなので基準は30と考えておいてOKです。

ただし、例外として『平和(ピンフ)』と『七対子(チートイツ)』があります。平和とは、副露をせずに4組の順子と役牌以外の頭を完成させると成立する役です。

また、待ちの形は両面待ちでなくてはなりません。平和は『20符』のみです。

同様に、七対子とは同じ図柄の牌を2枚1組として、7組つくったときに完成する役です。七対子は『25符』のみなので、いずれも合計符を出す必要はありません。

合計符の1の位は切り上げる

1の位は切り上げて計算します。点数も含めて1の単位は使うことはありません。たとえば、32符ならば40符、58符ならば60符で計算しましょう。

ただし、七対子の25符は例外です。1の位の5はそのままにして、25符のままでOKです。

上がり方に付く符

次に、『上がり方』で稼げる符を覚えましょう。上がり方は、大きく分けて2タイプあります。

1つ目は、『ロン』で完成したときです。他人の捨てた牌が自分の上がり牌だったならば、ロンと宣言して上がれます。鳴かずに完成した『メンゼンロン』と、鳴いて成立する2つのケースに分けられます。

2つ目の上がり方は、『ツモ』で完成したときです。自分の上がり牌を引き当てたときには、ツモと宣言して上がれます。こちらも鳴く・鳴かないの2ケースがあります。

ただし、これら自体は『役』にはなれないため、上がれません。絶対に1つ以上の役を完成させることが、どんな状態でも上がるためには必要です。

ここでは、上がり方によって稼げる符について解説します。

メンゼンロンの点数は10符

メンゼンロンで上がれば、基準に10符加えた30符が稼げます。これを『メンゼン加符』と呼びます。上がり方のなかでは、最も高い数値が稼げるため、覚えておいて損はありません。

鳴きのロンは符なし

鳴かずに上がるメンゼンロンは10符稼げますが、鳴いた状態ではまったくもらえません。

ツモの点数は2符

ツモで上がったときは、2符稼げます。副露ありなしに関わらず、稼げる点数は変わりません。このときの符を『ツモ符』と呼びます。

待ちの形に付く符

3つ目の要素である『待ちの形』での符は0~2符です。待ちの形とは、あと1枚で完成する状態のことです。上がり牌を待っている状態が、どんな形であるかを意味します。

待ちの形には、下記の6つがあります。

  • 両面(リャンメン)待ち
  • 双碰(シャボ・シャンボン)待ち
  • 辺張(ペンチャン)待ち
  • 嵌張(カンチャン)待ち
  • 単騎(タンキ)待ち
  • ノベタン待ち

ここでは、それぞれのタイプでの符を紹介します。

2符が付くテンパイ

2符を稼げる待ち方は下記の4つの状態です。

  • 辺張(ペンチャン)待ち:順子の片方のみの1枚を待っている状態
  • 嵌張(カンチャン)待ち:順子の真ん中の1枚を待っている状態
  • 単騎(タンキ)待ち:頭の残り1枚を待っている状態
  • ノベタン待ち:4つの連続した数牌の両端どちらかと同じ牌を待っている状態

0符のテンパイ

符点がない待ち方は、下記の2つの状態です。

  • 両面(リャンメン)待ち:順子の両端のどちらかを待っている状態
  • 双碰(シャボ・シャンボン)待ち:刻子を完成させるために残りの1枚を待っている状態

各メンツに付く符の早見表

4つ目の『各メンツに付く符』は、最低0、最高では32符と幅広く、覚えるのは大変と思う人も多いです。

しかし、ポイントさえわかってしまえば、難しくはありません。牌は、1・9と、2~8の2タイプに分けます。そして、あとは倍に増えるという規則に従って覚えていくだけなので、誰でも簡単に暗記できます。

ここでは、初心者でも覚えやすい『牌のタイプ別』の符の早見表を紹介します。

2符から始まるタンヤオ牌

タンヤオ牌は、数牌の2~8の牌のことを指します。タンヤオ牌における早見表は下記のとおりです。

順子 刻子 暗刻 明槓 暗槓
タンヤオ牌 0符 2符 4符 8符 16符

このように、タンヤオ牌は、刻子・暗刻・明槓・暗槓の順番に倍ずつ増えていきます。

4符から始まる幺九牌(ヤオチューハイ)

幺九牌(ヤオチューハイ)は、数牌の1と9牌のことを指します。幺九牌における早見表は下記のとおりです。

順子 刻子 暗刻 明槓 暗槓
幺九牌 0符 4符 8符 16符 32符

幺九牌でも同様に、刻子・暗刻・明槓・暗槓の順番に倍ずつ増えていくと覚えれば簡単に暗記できます。

0符の順子

上記の早見表のとおり、タンヤオ牌と幺九牌での順子は、符点がもらえません。符を稼ぎたい人は、符がもらえない順子よりも刻子や槓子狙いに的をしぼったほうがよいでしょう。

頭に付く符

麻雀の基本形は、『4面子1雀頭』です。4面子1雀頭とは、1組の頭と4組のメンツという意味で、頭は、同じ図柄の牌を2枚組み合わせてつくります。

また、4組のメンツは3枚の牌で順子・刻子(または槓子)でつくります。

この基本形に従って頭を構成するときに、どの種類の牌を使ったかによって符を稼げるのです。

ここでは、『頭に付く符』の種類について解説します。

2符が付く頭と符なしの頭

頭に付く符は、最低0で最高は4符です。まずは、0符で符が稼げない頭と2符がもらえる頭を見ていきましょう。

数牌 0符
客風牌(コーフォンパイ)・オタ風牌 0符
門風牌(メンフォンパイ)・自風牌 2符
圏風牌(チャンフォンパイ)・場風牌 2符
三元牌(サンゲンパイ) 2符

数牌で頭をそろえても符は付きません。また、風牌にも符がつくパターンとつかないパターンがあります。

風牌が役牌になる条件(自風牌または場風牌であること)を満たしていれば、役牌となるので2符付きます。

また、三元牌は条件に関係なく、どんなときでも役牌なので2符です。

連風牌には4符が付く

頭で最も高い符点がもらえるのが、『連風牌(リェンフォンパイ)』です。連風牌の符は、4符です。連風牌とは、圏風牌かつ 門風牌でもある牌のことです。

自風牌が東で場風牌も東のとき東牌を頭にするパターンと、自風牌が南で場風牌も南のとき南牌を頭にする2パターンがあります。

符計算から点数計算まで身につく練習方法

符計算を軸に翻数と組み合わせて点数計算ができるようになるには、練習が必要です。あきらめずに練習を繰り返すことで、自然とやり方が身につきます。

練習方法は大きく分けると、アプリを使って実践で身につけていく方法と、入門書などの本を読みながら練習問題を行って身につけていく方法の2つです。

ここでは、初心者でも点数計算をマスターできるおすすめのアプリと入門書をそれぞれ1つずつ紹介します。

アプリで繰り返し実践練習、答え合わせ

麻雀アプリ『四人麻雀 FREE』は、オフライン機能でシンプルなゲームが楽しめるアプリです。

成立した役ごとに、『点数の内訳』と『翻数』が表示されるため、点数計算を覚えたい初心者にもわかりやすいのが特徴です。

実践を重ねていくうちに、役ごとの点数がわかり、点数計算が自然とできるようになります。

四人麻雀 FREE – iPhone

四人麻雀 FREE – Android

マンガで覚える問題集付き入門書で練習

いつまでたっても、1人でできないと悩んでいる人は、ぜひ『マンガでわかる!東大式麻雀 点数計算入門』を試してみましょう。

この本は、初心者にもわかりやすく点数計算の基本と覚えるコツを、イラストと図解で解説しています。

練習問題も豊富にあるので、何回も問題を解いていくうちに、やり方がわかっていきます。また、得点早見表や麻雀用語集も載っているので便利です。

  • 商品名:マンガでわかる! 東大式麻雀 点数計算入門
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符をマスターすれば点数計算も理解しやすい

点数計算は、符計算がポイントです。覚え方のコツを押さえて、項目ごとに稼げる点数を理解すれば、誰でもできるようになります。

早見表やアプリを上手に活用しながら練習をして、符計算をマスターしましょう。基本から理解すれば、どんな手が有効なのかなどが判断できるので勝率UPを目指しましょう。

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