ホラー映画のおすすめ10選。怖すぎる洋画を中心にご紹介

2018.12.25

ホラー映画には1度観るとクセになる、不思議な魅力があります。観るたびに違う怖さを体験できるのも、その理由の1つです。数あるホラー映画の中から、最近ホラーにはまり始めたばかりの方におすすめの、無条件に怖くなれる作品を紹介します。

ホラー映画鑑賞で日常に刺激をプラス

刺激的な映像やサウンドが楽しみなホラー映画は、できれば映画館の大きなスクリーンで鑑賞したいものです。しかし過去の作品ではそういう訳にもいきません。

そんなときは、自宅のテレビでも充分怖さを感じられるよう、演出に気を使ってみましょう。日常生活に刺激を与えてくれる、ホラー映画鑑賞のコツを紹介します。

自宅でできる、怖さ倍増のおすすめ演出

ホラー映画を観るときは、まず部屋全体を暗くするのが基本です。昼間ならカーテンやドアを閉め、夜は部屋の電気を全部消すだけで、相当怖くなります。毛布などをかぶって視界を狭くするのも効果的です。

光だけでなく、外からの音もできるだけ遮断しましょう。窓を閉め切って、インターフォンや電話も鳴らないようにしておきます。仕上げに自宅にある小物を活用して、映画館にも負けない怖さを作り出します。

ろうそくや人形を置く

部屋にろうそくを置くと、壁や天井にゆらゆらと映る大きな影が生き物のように見え、不気味な雰囲気になります。観ている途中で消えてしまわないよう、大き目のろうそくがおすすめです。ただし、うっかり触って倒したり、何かに燃え移ったりしないように、置く場所には注意するようにしましょう。

また、視界に入る位置に人形やぬいぐるみを置いておくのも効果的です。明るい場所では可愛らしく見える人形も、ろうそくやテレビのかすかな光に照らされると怖い顔に見えることがあります。

鑑賞中何気なく視線を移した先にそうした人形があると、まるで画面から出てきたように感じられ、とても効果的です。

音はヘッドフォンで聴く

ホラー映画では大きな音で驚かされることも多いので、できれば音量は上げておきたいところです。しかしあまり音を大きくすると隣近所に迷惑ですし、小さいと周囲の雑音が耳に入ってしまいストーリーに集中できません。

そんなときは、ヘッドフォンで周囲の音を遮断してしまいましょう。好きな音量に調節して、映画の世界に没頭することができます。

まずは日本の傑作ホラー映画から

最初に、平成のホラー映画ブームを牽引した名作邦画を紹介します。ビデオや携帯電話といった身近なアイテムが呪われていたり、主人公が介護ボランティアだったりと、世相を反映させたストーリーがリアリティを感じさせ、新しい恐怖を与えてくれます。

リング 1998年

日本のホラー映画を語るうえで欠かせない、有名な作品です。その影響力は世界にも及び、アメリカや韓国でリメイク映画が製作されるほどでした。長い黒髪を振り乱して襲いかかってくる貞子は、日本の幽霊の新しい象徴としてすっかり定着しています。

視覚的にも充分怖いですが、7日以内に呪いを解かないと死んでしまうというタイムリミットのおかげで心理的にもハラハラでき、最後まで気を抜けない内容です。

同時上映された『らせん』や、翌年に公開された『リング2』など、続編も製作されているので一緒に観るとより楽しめますよ。

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呪怨 2002年

『呪怨(じゅおん)』は、呪われた一軒家で次々と起こる惨劇のシーンが強烈な、まさに身の毛もよだつホラー映画です。

ある老女の家に訪問介護に訪れた女性が見舞われる理不尽な恐怖に、知らず知らずのうちに引き込まれてしまいます。

呪いの元凶となる『伽椰子』は、リングの貞子と並ぶ日本ホラー界のヒロインとなり、2016年には2人が共演した映画『貞子vs伽椰子』が製作されました。

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着信アリ 2004年

携帯電話という、毎日使う身近なツールが死を運んでくる、現実味のあるストーリーが特徴の作品です。無機質な電子機器と、人の情念がこもった悪霊という、異質な組み合わせが恐怖をかきたてます。

作品中の携帯電話の着信音がとても不気味で、現実に電話がかかってくるのも怖くなってしまいます。実力派俳優、柴咲コウと堤真一の名演技も見どころです。

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実話を元にした背筋も凍るホラーシリーズ

ホラー映画には、実話を元に製作された作品もいくつか存在します。とくに2013年に公開されたアメリカ映画の『死霊館』は、有名な超常現象研究家、ウォーレン夫妻の実体験の中でも最も恐ろしい事件を元に描かれており、大変話題となりました。

その後も続編や、映画に登場した人形にスポットを当てたスピンオフ作品が製作され、どれもヒット作となっています。それぞれ実話が元になっているだけあって、物語の背景や登場人物の心情も丁寧に描かれており、見ごたえがあります。

ここでは過去3年以内に公開された、死霊館シリーズの作品を3本紹介します。

死霊館 エンフィールド事件 2016年

こちらもウォーレン夫妻が実際に体験した、前作とは別の事件を元に作られた作品です。題材となった『エンフィールド事件』は、誰もいない部屋から音が聞こえたり、家具が勝手に動いたりする『ポルターガイスト』現象が長く続いたことで名を知られています。

ロンドン北部の町、エンフィールドに住むシングルマザーと4人の子どもたちをポルターガイスト現象から救うため、悪霊に立ち向かうウォーレン夫妻の勇敢さにも心を打たれます。

アナベル 死霊人形の誕生 2017年

『死霊館』公開の翌年に、映画に登場する悪霊がとりついた実在の人形『アナベル』を題材にしたスピンオフ作品、『アナベル 死霊館の人形』が公開されました。

その前日譚として製作されたのが、こちらの『アナベル 死霊人形の誕生』です。広い館に暮らすことになった孤児の少女6人とシスターが、凶悪な人形に追いつめられていく様子がとても恐ろしく描かれています。

この作品には幼い娘を亡くした人形師夫婦の悲しみや、ミステリー要素も盛り込まれていて、ホラー映画ファンでなくても楽しめるストーリーとなっています。

実際のアナベル人形は、ウォーレン夫妻のオカルト博物館に厳重に保管され、今でも月に2回、教会から神父が派遣され清めの儀式を行なっているそうです。

死霊館のシスター 2018年

日本では今年9月に公開されたばかりの、死霊館シリーズの最新作です。こちらも続きの話ではなく、『死霊館 エンフィールド事件』に登場する邪悪なシスターのルーツを描く、前日譚となっています。

前日譚なので、シリーズの予備知識がなくても充分楽しめます。この作品で初めて死霊館シリーズを知った方なら、むしろ逆の順番で観ていくとまた違った面白さが味わえるかもしれません。

舞台となったルーマニアの古い修道院として、ロケに使われた古城が、まさしくホラー映画にふさわしい抜群の雰囲気を醸し出しています。

恐怖の魔女系ホラー洋画

西洋ホラー映画のキャラクターとして欠かせない存在の1つに、魔女があります。圧倒的な魔力で人間の前に立ちはだかる、恐ろしい魔女を描いた作品を2本紹介します。

サスペリア 1977年

40年前にイタリアで製作された伝説的ホラー映画です。日本で公開されたときは、『決してひとりでは見ないでください。』というキャッチコピーが話題になりました。

アメリカからバレエスクールにやってきた少女が、次々と不可解な現象に遭遇、最後には何百年も生き続ける邪悪な魔女と対決するストーリーで、最後まで緊張感が続く名作です。

2018年にリメイク版が製作されており、日本では2019年1月から公開されています。新旧の作品を観比べてみるのも興味深いですね。

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ウィッチ 2017年

敬虔(けいけん)なキリスト教徒である両親と暮らす長女の、思春期特有の心の闇とそこにつけ込む魔女の存在が、なんとも言えない恐怖を感じさせる作品です。

薄暗く寒々しい風景の中で、家族が疑心暗鬼になっていく様子に終始圧迫されるため、観終わったときに不思議な解放感が得られます。

宗教の厳格な教えやルールに抑圧される生活は、現代の日本人にはあまりピンとこないかもしれませんが、もし自分がそんな社会に住んでいたらと思うとぞっとします。

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人間が怖い系のおすすめホラー洋画

悪霊や人形、魔女が登場する作品も確かに恐ろしいですが、本当に怖いのは近くにいる人間かもしれません。見た目は普通の人が心にとんでもない狂気を宿しているという状況は、現実に起こりうることだけに、大きな恐怖を感じます。

最後にそんなテーマで作られた、『人間が怖くなるホラー洋画』を2本紹介します。

ミザリー 1990年

『スタンドバイミー』で有名な、スティーブン・キングの原作小説を映画化したサイコスリラーです。熱狂的なファンの女性に監禁され、無理やり小説の続きを書かされてしまう人気小説家の恐怖を描いています。

優しく見える普通の中年女性が、小説家とその作品『ミザリー』を愛するあまりに狂人へと変貌していく様子は、どんな残酷な描写もかなわないほどの恐ろしさです。

主人公のアニーは映画史に残る狂人と絶賛され、演じたキャシー・ベイツはこの作品でアカデミー賞主演女優賞に輝きました。彼女の名演技にも注目です。

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スリーピング タイト 2011年

こちらはマンションの管理人をしているさえない男性が、合鍵を使って美しい住人の部屋に忍び込み、彼女が眠っている間にさまざまな悪事をはたらくという少しエロティックな内容の作品です。

スペインの作品ですが、内容を聞いて江戸川乱歩の『人間椅子』や『屋根裏の散歩者』を思い起こす方も多いのではないでしょうか。

女性のことを愛しているゆえのストーカー行為かと思いきや、他人を自分より不幸な目に合わせたいだけという、歪んだ管理人の心理に戦慄を覚えます。悪事の内容も気持ち悪いものばかりなので、観るときは覚悟してくださいね。

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世界中の人々を虜にするホラー作品

霊や魔女、怪奇現象から人間まで、さまざまな手段で怖がらせてくれるホラー映画は、昔も今も世界中の人々を虜にしています。文化や時代背景が違っても、恐怖を感じるポイントは世界共通なのですね。

部屋の演出にも凝りながら、ホラー映画でエキサイティングなひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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