本当に怖いホラーに興味がある大人へ。厳選した優秀な作品をご紹介

2018.12.17

本当に怖いホラーに興味がある人におすすめしたい優秀な作品を紹介します。なぜホラーが怖くても楽しいのか、最新のVRホラーという最恐のジャンルも含めて確認していきましょう。記憶に残るホラーの名シーンを思いっきり楽しんでみてください。

ホラーが楽しいと思えるのはなぜ?

なぜ、ホラーを楽しいと感じるのでしょうか。恐怖を感じる・快感に思うことは『美味しく感じる、興奮する』といった倒錯(欲求などが本来の形から外れること)が深く関係していると言われています。

ホラー映画を観た後は快感が訪れる

ホラー映画を観た後や、お化け屋敷から出たときの感覚は『快楽と同時に恐怖』を感じていると言われています。恐怖と快楽はシーソーのような関係ではなく、同時に活性化されることもあります。結果、恐怖と快楽を同時に感じることが楽しいと感じてしまうのです。

例えば、ソーシャルゲームなどにある『ガチャ』のサービスでは『損する気持ち(使った金額)と快感(得た嬉しさ)』を味わいます。ショッピングでも、損する気持ちと快楽を同時に感じており、快感が強いと買い物への依存などに繋がってしまうという原理です。

同じような原理で、ホラーでは『快楽と恐怖』が同時に感じられることで『ホラー映画を観た後のスッキリとした快感』を感じている人が、楽しく引き込まれる世界なのです。

ドーパミン受容体が少ない説がある

他にも、色々な観点からホラーを楽しむ気持ちや脳の活動は研究が続けられています。その中のある説では、ドーパミンの量でホラーが楽しめるのか、楽しめないのかが関わってくるという話が出ているのです。

この研究では、恐怖から逃れるために分泌されたアドレナリンと同時にでている『ドーパミンの量を測定』することで、快楽を感じているのかどうかを調べます。このときドーパミンが多く分泌されている場合には、危険な状況でも楽しんでいる傾向があると言えるのです。

また、ドーパミンの量が少なくても、同時にドーパミン受容体(ドーパミンの量を測定する脳内のセンサー)も少ないと、ドーパミンの作用が強く出てしまい『楽しむ傾向が強く』出る結果になります。

このように、ドーパミンの量や受容体の量には個人差がありますが、ホラー映画を楽しむというのは一種の中毒のような感覚が起きていると言われているのです。今でも、ドーパミンや受容体の説に限らず『なぜホラーを楽しめるのか』については多くの観点から研究が続けられています。

最恐ホラー映画を厳選

ここまでホラー映画を楽しいと感じる原理について説明してきました。次は、厳選した最恐怖ホラー映画を3本紹介します。数あるホラーの中から多くの人の口コミや評判を参考にご紹介するので、今日の1本を決めるための参考にしてみてください。

日本中を震撼させた傑作 輪廻 2006年

2005年に制作され、06年1月7日に公開された映画『輪廻』は、新人女優に降りかかった恐怖を描いたミステリー・ホラーです。『呪怨』の監督が送るホラーは、前世の因縁と35年前の大量無差別殺人が絡み合う、恐怖のストーリーが描かれています。

高い演技力によって完成した輪廻は、ホラー映画でありながらサスペンスの要素を盛り込んだ独特なストーリー展開が口コミでも話題の作品です。

アカデミー賞受賞作品 エクソシスト 1973年

アカデミー賞は、ホラー映画では受賞しにくいと言われています。そのような状況で、アカデミー賞を受賞して話題になったのが『エクソシスト(1973年)』です。

エクソシストは、悪魔に取り憑かれた少女を救うために『エクソシスト(悪魔祓い)』と呼ばれる神父達と悪魔の戦いを描いた作品です。少女と神父の壮絶な戦いと、少女に次々と起きる悪魔による所業は『迫力のある音響と演技』で目が離せないシーンとなっています。

実話ベース、恐怖の物語 死霊館 2013年

『ソウ』シリーズで有名なジェームズ・ワン監督がアメリカの実話をベースに作った映画が『死霊館(2013年)』です。不可解な怪現象に悩まされる家で巻き起こる、壮絶な恐怖の怪現象の数々は『手に汗握る』シーンが多くあります。

家に住まう邪悪な存在に立ち向かう、心霊学者の夫婦と数々の怪現象は『現実の恐怖体験』をリアルに描いた傑作ホラーとして口コミでも話題の作品です。

読書派におすすめのホラー小説

映像を楽しめるホラー映画とは違った楽しみ方ができるのがホラー小説です。出版されているホラー小説の中から、厳選した3冊を紹介します。

小説だからこそ感じることができる恐怖を堪能してみましょう。

リアリティある人間の怖さ ぼっけえ、きょうてえ

岡山の方言で『とても、怖い』という意味のタイトルの小説が、岩井志麻子の『ぼっけえ、きょうてえ』です。岡山の遊郭で、醜い女郎が語り始めた身の上話が鮮明に書かれ、独特の恐怖を感じることができます。

『教えたら旦那さんほんまに寝られんよになる。…この先ずっとな』というセリフは、内容を読み進めることでわかる貧困と過去の出来事の恐怖が感じられます。現実味のある内容で、恐怖と共感が人気の作品です。

  • 商品名:ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)
  • 価格:514円
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幽霊ホテルで一家を襲う恐怖 シャイニング

ホテルに住まう悪霊が、管理人の一家を襲う恐怖が鮮明に書かれているのが、スティーヴン・キングの『シャイニング』です。20世紀ホラー小説を代表する金字塔とまで言われた作品は、映画化されるほど注目されました。

20年以上経っても色褪せない恐怖の作品は、幾度も重ねられた心理描写と怒涛の展開が楽しめるとファンを魅了している作品です。小説だからこそ味わえる不思議な世界と恐怖を堪能してみましょう。

  • 商品名:シャイニング(上) (文春文庫)
  • 価格:994円
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傑作短編集 ついてくるもの

著者が大切にしているホラー作品に欠かせない要素である『不安』を短編に込めて書かれた小説が、三津田信三の『ついてくるもの』です。7つの恐怖作品によって作られる恐怖と、絶妙に残される『不安』という要素によって独特の怖さを作り上げています。

読みやすい7つの短編集のどれを読んでも、また違った恐怖を味わえます。それぞれ違った『不安』が残り、不安が残ったまま次の話に入ることで『じわじわと恐怖』が襲ってくる内容が人気の秘密です。

長編が苦手な人でも楽しめるホラー小説の1冊なのでチェックしておきましょう。

  • 商品名:ついてくるもの(講談社文庫)
  • 価格:713円
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絶妙な絵で感じるスリル。おすすめホラー漫画

映画、小説とは違い『絶妙な絵』によって恐怖を駆り立てられるのがホラー漫画です。漫画だからこそ感じることのできる3つの恐怖作品をチェックしていきましょう。

得体の知れない気味悪さ 後遺症ラジオ

『おちょなんさん』を生み出し、ショートホラーの名作を数々作り上げてきた作者が描いたのが、中山昌亮の『後遺症ラジオ』です。得体のしれない気味悪さが、徐々に恐怖心を刺激していくことで感じられる独自のホラーは癖になると話題になっています。

1度味わってしまうと中々抜け出せないじわじわとくる不安は、読み進めていくごとに恐怖心と好奇心を刺激する楽しみが味わえます。

  • 商品名:後遺症ラジオ(1) (シリウスコミックス)
  • 価格:648円
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ストーカー女の悪夢 座敷女

今でも恐怖の頂点と言われている作品が、望月峯太郎の『座敷女』です。ストーカー女と出会ってしまった男性が感じる恐怖を、絵と共に体験することができます。異様なほどの長身と独特の表情で描かれたストーカー女は、見ているだけでもじわじわと恐怖心を刺激してきます。

普通に生きてきた少年を襲う、ストーカー女の求愛は徐々に精神を追い詰めて悪夢とも呼べる内容に変化していくストーリーは必見です。

  • 商品名:座敷女 (ヤングマガジンコミックス)
  • 価格:933円
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思わずゾっとする うずまき

ある日突然異変が起き始めた町で巻き起こされる『うずまき化』していく日常が描かれているのが、伊藤潤二の『うずまき』です。身体がねじれる、カタツムリに変身するなどのうずまきの呪いから救われるために奮闘する内容は、独特の世界観と恐怖を醸し出しています。

独特の世界観から生まれる閉塞感は、何をしても上手くいかないと感じてしまう恐怖と苦悩によってゾッとする感覚を生み出しており、人気の作品です。

  • 商品名:うずまき (ビッグコミックススペシャル)
  • 価格:1,234円
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ホラーアニメもあなどれない

ホラーアニメもあなどれないドキドキを楽しめる作品の1つです。アニメだからこそ描写できるシーンの数々は、ついついその世界観に引き込まれてしまう魅力があります。口コミなどを参考に1度は見ておきたい作品を3つ紹介します。

王道の心霊現象もの ゴーストハント

心霊現象をテーマに作られたアニメが『ゴーストハント』です。心霊現象を科学的に調査していくストーリーでは、怨霊・祟り・幽霊・呪いなどさまざまな現象が描かれています。

科学的に調査していくために使われる機材の細かい説明や使用方法も見ていて楽しめる作品です。それぞれの登場キャラクターが活躍して解明していく心霊現象の数々は、見応えがあると口コミが寄せられる作品に仕上がっています。

大人向けショートアニメ 闇芝居

深夜に突然流れる紙芝居型ホラーとして人気なのが『闇芝居』です。大きな反響を読んだ闇芝居は、身近な自然現象をテーマにした話が描かれています。怖さをより高める語り方も人気で、恐怖の世界をさらに彩る内容は再放送が行われるほどの人気を得ています。

闇芝居は、ショートアニメなので、多くの話を飽きることなく見続けられるのも人気です。100本以上を超えるストーリーは、個性豊かなキャラクター達によってそれぞれの恐怖を描いており、1本1本が楽しめる内容となっています。

独特な世界観にスリルを覚える モノノ怪

和製ホラーアニメの中でも根強い人気を集めているのが『モノノ怪』です。多くの謎に包まれた薬売りの主人公が、物の怪による事件を次々に解決していくストーリーが描かれています。

和紙の質感を映像に取り入れることで、和の雰囲気を思いっきり楽しめる描写は見ていて思わず見惚れてしまいます。ミステリアスな世界と、綺麗な描写で描かれる物の怪との戦いを描いた作品は、ホラーが苦手でも楽しめると注目の1本です。

絶叫してしまうほどの臨場感。VRホラーゲーム

もっとリアルな恐怖の体験を自分で体感したいという人におすすめなのがVR技術を使ったホラーゲームです。VRだからこそ味わえる恐怖とドキドキ感を体験できます。まずは、VRとはどのようなものかというところから見ていきましょう。

VRとは何か

VRとは、Virtual Reality(バーチャル・リアリティー)の略称です。視覚、聴覚などの人間にある感覚をなんらかの方法で刺激することで、現実と錯覚させるための技術です。

VRの世界を『そこにある現実』のように錯覚させることで、実体験のようなゲームや映画を楽しむことができるとして今注目されています。仮想現実とも言われる、もう1つの現実を体験できるのもVRの魅力です。

心拍計で恐怖を調整 Bring to Light

今でも研究や実験が繰り返されているVRの分野では、心拍計を使うことで恐怖を調整する新感覚のゲーム『Bring to Light』が発売されています。モニタリングしている心拍数に合わせてゲーム側がちょうど良い恐怖を演出してくれるのは『今までにない楽しませ方』として人気があります。

ゲームで演出される恐怖が怖いと感じられない場合でも、パズルやクエストも用意されているので遊び心地が良いのもポイントです。度胸試しから、ゲームとしての攻略まで楽しめるのでチェックしておきましょう。

VRホラーゲームの体験方法

VRホラーゲームを体験する方法を2つ紹介します。専用のアイテムが用意できない人でも、体験施設を活用することで最新のVRゲームが楽しめます。

体験施設へ行く

VRの技術を取り入れた施設は、今でも発展している事業です。VRの世界観を活用して作られたそれぞれのテーマの施設は、すでにいくつか体験できるようになっています。

例えば、お台場にオープンしたMRシアター『TYFFONIUM』では、VRの世界観と技術を活用した『廃墟の洋館』を舞台に2人1組でのホラー体験ができると人気のスポットです。

この体験施設では、仮想世界に現実世界の情報を織り交ぜることで、そこにあるかのような仮想現実を再現しています。VRの世界に少しでも触れてみたいという人は、是非楽しんでみましょう。

PCやスマホとゴーグルでプレイ

PCやスマホに専用のゴーグルを用意するだけでVRの世界を楽しむことができます。VRを楽しむために必要なのが『VRヘッドセット』と呼ばれるもので、VR対応のソフトウェア(PC・スマホなど)があればいつでも体験できるようになりました。

準備さえできれば、部屋にいながら仮想現実の世界を体験できるので試してみましょう。PCでプレイするときは少し敷居が高いですが、スマホならゴーグルを付けるだけなので手軽にできます。

VRの世界はまだまだこれから研究や実験が行われて発展していく分野です。もっと身近にVRの体験ができるようになる日もそう遠くないと言われているため、楽しみにしている人も多いです。

仮装が楽しめる、超ビッグなホラーイベント

仮装が楽しめるホラーイベントも見逃せません。ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)で行われる超ビッグなホラーイベントを確認しておきましょう。ホラーが苦手な人でも、ホラーイベントであれば楽しめるかもしれません。

USJのホラーナイトとは

USJのホラーナイトとは、ハロウィーンイベントの1つとして毎回大規模に行われるホラーイベントのことです。2018年では、絶叫ハロウィーン・大人ハロウィーン・こわかわハロウィーンの3テーマで行われました。

大人でも落ち着いては見られないほどの怖さがあるものから、子どもでも楽しめる怖さのものまで用意されています。自分に合った怖さのハロウィーンを楽しめるとして、毎年多くの人が足を運んでいるイベントです。

チャッキーや貞子に会える?

ホラーナイトでは、チャッキーや貞子といったホラー映画に登場するキャラクターが、ハロウィーンを盛り上げてくれました。多種多様のホラーの登場人物とふれあい、ドキドキを体験できる貴重なイベントです。

行われるホラーナイトでは、『テーマや内容』が毎年こだわって変えられているので、公式サイトをチェックして内容を確認してみましょう。もしかしたら、見たことのある映画などのキャラクターや登場人物と触れ合えるかもしれないチャンスです。

いつも思いもよらない企画で盛り上げてくれるUSJのハロウィンイベントに、2019年も注目です。

スリルと不思議な快感が渦巻く、ホラーの世界

スリルやその独特の快感が魅力のホラーの世界は、好きな人はとことん最後まで楽しみたい不思議な快感があります。休日に楽しむ映画や小説だけではなく、開催されているホラーイベントに参加してみるのも、また違った感覚を味わえると人気です。

普段からあまり興味がない人でも、無理のない範囲でホラーを楽しんでいきましょう。

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