コーヒーを好みの味にするコツは『焙煎時間』!手綱焙煎の方法とは?

2020.10.21

コーヒーの味は、焙煎時間や焙煎の度合いにより変化します。自分好みの味わいや香りを出すためには、焙煎時間を意識して煎ることが重要です。コーヒーの焙煎時間による味の変化や、自宅でコーヒーの生豆を焙煎する方法を紹介します。

コーヒー豆の焙煎時間と味の変化

コーヒー豆の焙煎度合いは3種類に大別され、それぞれに味の特徴があります。一般的に、浅く煎るほど酸味が強く、深く煎るほど苦味が強い味になります。

酸味が強め、浅煎り

焙煎時間が短い浅煎りコーヒーは、酸味が強く感じられる味わいになります。コーヒー豆を焙煎する過程では、最初に酸味が作られ、深く煎るにつれて苦味が際立ち酸味がおさえられてゆきます。

浅煎りコーヒーは、さわやかでフルーティーな味わいを楽しみたい場合に適しています。お茶のような軽い飲み心地であり、焼き菓子やケーキなどスイーツとの相性が良いコーヒーといえるでしょう。

酸味と苦味のバランスが良い、中煎り

中煎りは最もよく飲まれている焙煎度合いのコーヒーです。市販されているレギュラーコーヒーやホットコーヒーの多くは中煎りで作られています。

中煎りコーヒーは豆本来の味わいを感じやすく、酸味や苦味、香りに関しても、それぞれの豆のバランスがとれたコーヒーといえます。

中煎りコーヒーは、ブラックで味わう飲み方がおすすめです。苦味が強ければ砂糖を、酸味を感じたらクリームを加えるなど、好みに合わせて幅を広げやすい飲み方ができます。エスプレッソにもよく使われます。

苦味が強め、深煎り

長時間じっくりと焙煎された深煎りコーヒーは、苦味がメインの味わいになります。元々苦味が少ない銘柄でも、深く煎ることで苦味が感じられる風味が出せます。

深煎りコーヒーは、酸味を感じることがほとんどありません。元々酸味が強い銘柄を深煎りにすれば、酸味をおさえすっきりとした味わいに変化します。

苦味が特徴的なコーヒーであるため、朝や食後など、気分を切り替えてシャキッとしたいときに向きます。砂糖やミルクをたっぷり入れて飲んだり、カフェオレのベースとしても利用できるコーヒーです。

自宅で簡単に出来る手網焙煎方法

手網を使った自家焙煎の方法を紹介します。

準備するもの

手網での焙煎には、以下のものを準備しましょう。

コーヒー生豆 適量を用意しましょう。
手網 一般的なもので十分対応できます。
ガスコンロ IHコンロは焙煎に向きません。ガスコンロを使用しましょう。
軍手 高温になりやすいため、安全を考慮し着用しましょう。
タイマー 火をかけてから焙煎が終わるまでの時間を計ります。
スケールまたは計量器 適量の豆を量るために使います。
ざる 焙煎後の豆をいれるために使います。
うちわまたはドライヤー 焙煎後の豆を冷やすために使います。

焙煎の手順

まずは手網に生豆を入れ、中火にかけましょう。10~15cmくらいの高さで、水平に保ちながら焼きムラができないようしっかりと振ります。しばらく経つと水分が抜け、わずかに色づいてきます。

さらに10分くらい煎り続けると、パチパチと音がし、薄い皮が剥がれていきます。これが『ハゼ』と呼ばれる現象です。1回目のハゼが終わる頃が中煎りの状態になります。

1ハゼ後5分ほど経つと、再びチリチリとした音がしてきます。これが2回目のハゼです。ここまで煎ると煙とともに香ばしい香りが漂ってきます。煎り具合は中深煎り程度です。この後は焙煎のスピードが上がるため、深煎りしたい場合もできるだけ早めに火からおろしましょう。

火から豆をざるにおろしたら、余熱でさらに焙煎が進むのを防ぐため、うちわかドライヤーですばやく冷やします。荒熱が取れたらそのまま放置し、完全に冷めた段階で容器に入れれば完成です。

美味しいコーヒーを飲むためには?

焙煎後に美味しくコーヒーを飲むためのポイントを解説します。

焙煎後すぐに飲まないのがポイント

焙煎直後の豆は尖ったような風味で、煙の匂いを感じやすい状態です。また、焙煎後の豆は炭酸ガスを放出しやすいためお湯となじみにくく、あっさりし過ぎたコーヒーになりがちです。

焙煎後は4~5日ほど置いた後に飲むようにしましょう。4~5日経ったコーヒーは炭酸ガスによる影響も少なく、香ばしい風味や甘みがより感じられる状態になっています。

余ったコーヒー豆の保存方法

すぐに飲みきれない場合は、酸化によるコーヒー豆の劣化をおさえるため、密閉性の高い容器で保存しましょう。空気を抜きやすいジップロックなどの袋容器や、コーヒー豆専用の保存缶での保存がおすすめです。

また、コーヒー豆は光や高温、湿度にも弱いため、常温なら冷暗所で保存するようにしましょう。

焙煎後1週間程度で飲みきれそうなら常温保存、2週間ほどかかりそうなら冷蔵庫、それ以上の長期保存になりそうなら冷凍庫への保存がよいでしょう。

自分好みの焙煎度合いを見つけよう

コーヒーの味は焙煎の度合いにより大きく異なります。浅煎りなら酸味が強くなり、深煎りなら苦味が強くなります。

自宅で手網を使った自家焙煎にも挑戦してみましょう。自家焙煎の場合は、ハゼの音に注意すれば、好みの焙煎度合いで煎れられるようになります。

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