ワイン初心者に役立つ『ワインの選び方』や『おすすめワイン』とは?

2020.10.20

ワインの種類はたくさんあり、知識がないとどのように選べばよいのか迷ってしまいます。トライしたいなと思っているワインビギナーの人に向けて、選び方やおすすめワインを紹介します。

ワインの味と特徴は?

ワイン専門店などを訪れると、国や地方別にずらりとワインが並んでいますが、初心者には違いがイマイチ分からないものです。そこで、選ぶ際に役立つ分類方法や、味の特徴を知っておきましょう。

赤と白の味の違い

赤ワインと白ワインとで味に違いがでるのは、ブドウの『品種や醸造方法』によるものです。

赤ワインは『黒ブドウ』から造られ、『ブドウの皮や種子も一緒に』発酵させます。対して、白ワインは主に『白ブドウ』を使い、その『果肉部分』だけを使うので、透明感のある色になります。

赤ワインは以下のように分類されます。

  • 濃厚で重くずしっとした『フルボディ』
  • 軽く渋みが少ない『ライトボディ』
  • その中間の『ミディアムボディ』

皮や種子から抽出される渋み成分の『タンニン』の度合いや、『アルコール度数』の違いによって赤ワインは分類されるのです。一方、白ワインの場合は味の違いで以下のように分類されます。

  • 糖分が低く、ドライな『辛口』
  • 糖分を残して、酸味が弱くまろやかな『甘口』

赤ワインに比べて、渋みが少ない白ワインのほうが初心者にはとっつきやすいでしょう。魚介や和食などに合わせるのがおすすめです。

生産国で味の特徴が変わる

赤と白という色の違いのほかに、『生産国』によっても味や風味の特徴が異なります。

ワイン生産は、自生したブドウで造られる『ヨーロッパ』の国々からスタートしました。中でもフランスやイタリア、スペインがワインでは有名どころの国です。

それに対し、比較的新しい時代にワイン造りが始まった『ニューワールド』と呼ばれる地域もあります。オーストラリアなどのオセアニア、南北アメリカ、南アフリカなどが有名です。

ワインは、生産地の気候によって味に違いがでます。オーストラリアやチリ、カリフォルニアなどの温暖な気候の地域では、ブドウが熟成しやすく、糖度が高いフルーティなものが多いのが特徴です。

また、フランスのブルゴーニュやアルザス、イタリアのピエモンテやトスカーナなどの寒冷な気候の地域は、酸味が強く複雑な味わいになります。

ブドウの品種で味わいが違う

ワインの代表的な品種はいくつかあり、品種によって味に特徴があります。黒ブドウでは、以下のようなものがよく使われます。

  • カベルネ・ソーヴィニヨン
  • メルロー
  • シラー
  • ピノ・ノワール

中でも『カベルネ・ソーヴィニヨン』は、赤ワインの代表的な品種で、渋みやコクがあり、フルボディの典型といえるでしょう。

また、『ピノ・ノワール』は淡くすっきりとした、軽めの赤ワイン品種です。そして『メルロー』『シラー』は、その中間でコクがありますが、メルローのほうがやや渋みがあります。

一方、白ブドウの代表格には以下のような品種があります。

  • リースリング
  • ソーヴィニヨン・ブラン
  • シャルドネ

酸味が一番強いのが『リースリング』で、それでいて繊細な味が楽しめます。『ソーヴィニヨン・ブラン』も比較的酸度が高く、爽やかに飲める品種です。また、『シャルドネ』は甘味があるものから、酸度が高いものまで幅広く揃います。

スーパーでも買える1000円以下のワイン

気軽に買える1000円以下のおすすめワインを紹介します。自宅で食事と一緒に飲むのにおすすめです。

コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン・ビシクレタ・ヴァラエタル

(Amazon.co.jp) ヨーロッパ産などの伝統を重視して造られるワインと比較して、革新的な造り方で新しい美味しさを生み出しているのが『チリ産』ワインです。

チリでも、有数の輸出量を誇る『コノスル』から、品質がよく気軽に買えるワインとして、『カベルネ・ソーヴィニヨン・ビシクレタ・ ヴァラエタル』があります。

フルボディながらも飲みやすく、味の均整が取れ、芳醇な果実の香りが楽しめるワインです。カシスやチェリーなどの香りに、スパイスの風味が適度に効いています。

有機栽培畑の象徴と、労働者が使う乗り物としての『自転車』マークが目印です。

  • 商品名:コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ ヴァラエタル
  • 価格:841円(税込)
  • Amazon:商品ページ

メッツァコロナ アンテッラ ピノ・グリージョ

(Amazon.co.jp) こちらは、味わい深い『辛口』の白ワインです。『ピノ・グリージョ』は、イタリアやフランスで栽培されているブドウ品種で、イタリアの白ワインでは最も売れているといわれています。

やや渋みが強く奥行きのある味わいが感じられ、優雅で複雑な『品のよい酸味』が特徴です。さらりと飲みやすく、多くの料理に合わせられます。

特に、軽めの魚料理や鶏肉料理、卵やチーズなどと相性がぴったりです。

  • 商品名:メッツァコロナ アンテッラ ピノ・グリージョ
  • 価格:990円(税込)
  • Amazon:商品ページ

思い出や記念日に 5000円前後のワイン

大切な思い出や、記念日の思いを分かち合いたい日には、少し高級なワインを選んでみませんか?価格が上がるだけに味に失敗がない、美味しいワインを選びたいものです。

ポイヤック・ド・ランシュ・バージュ

『ポイヤック』には、最上級のファーストラベルからサードラベルまで、3種類のレベルのワインが存在します。

主にヴィンテージワインになるファーストラベルに比べて、手頃な価格で入手でき、すぐに飲める楽しみがあるのが、このサードラベルの『ポイヤック・ド・ランシュ・バージュ』です。

舌に滑るシルキーな触感と、香り立つ果実の風味が心地よく、品格がありながら気取りのない味に人気があります。

  • 商品名:ポイヤック・ド・ランシュ・バージュ
  • 価格:5000円(税込)
  • ENOTECA online:商品ページ

シャブリ・プルミエ・クリュ

『シャブリ』は、シャンパンで有名なフランスのシャンパーヌ地方とブルゴーニュ地方の間に位置し、産地がそのままワインの名称になっています。

すべてのシャブリはシャルドネ品種から造られており、『辛口』の白ワインです。

シャブリには畑に付与される四つの『格付け等級』があり、『プルミエ・クリュ』は、上から二番目の『1級』に属するハイクラスのワインです。

プルミエ・クリュの産地は、比較的広範囲に属し、土壌や生産者の腕により、バラエティに富んだ『個性』を楽しめます。

その中でも、『コート・ド・ルシェ』は美味しい酸味とミネラルの絶妙なバランスを感じられるワインです。

  • 商品名:シャブリ プルミエ・クリュ コート・ド・ルシェ
  • 価格:5000円(税込)
  • ENOTECA online:商品ページ

知っておきたい人気の高級ワイン

実際に購入するかは別におき、知っておくと話題にも事欠かない人気の高級ワインを紹介します。

シャトー・ラトゥール

フランス・ボルドー地区の中でも、有名なのが『シャトー・ラトゥール』です。カベルネ・ソーヴィニヨンをメインに2種以上の品種を『ブレンド』し、味に複雑さや奥深さがあります。

オリジナルのしっかりした味は、男性的とも表現されるほどです。ボルドーワインの王者と呼ばれ、リッチでまろやかなタンニンと、香り立つ果実の風味が完璧に調和した味が特徴です。

伝統ある赤ワイン造りは、現在はすべて『ヴィンテージワイン』として存在しています。シャトー・ラトゥールの味とわかる強烈な『個性』は、世界中のワイン通から大喝采を浴びるほどです。

  • 商品名:シャトー・ラトゥール【マーラ・ベッセ蔵出し】
  • 価格:45万円(税抜)~
  • ENOTECA online:商品ページ

ドメーヌ・ルフレーヴ

フランス北東部にあるブルゴーニュ地方の中でも、『ドメーヌ・ルフレ―ヴ』は500年のワイン造りの歴史があります。

ブルゴーニュワイン生産者を意味する『ドメーヌ』を名乗ってからも200年もの伝統が続いています。世界中にその名を轟かせているのは、名産のシャルドネ品種を使用して造る白ワインです。

1990年頃から微生物の力を借りた『ビオディナミ農法』を取り入れ、ワインの味に大きな影響を与えてきました。

ドメーヌ・ルフレ―ヴのワインは、大変洗練されており、土壌からの栄養をしっかりと吸い上げたシャルドネのアロマや、複雑で高貴な味と蜜のよう香りが人気です。

  • 商品名:バタール・モンラッシェ グラン・クリュ
  • 価格:9万5000円(税抜)~
  • ENOTECA online:商品ページ

あなたにぴったりなワインがきっとあるはず

ワインは値段が高いから美味しいというわけでもありません。少しずつワインの味に慣れ、知識を広げていろいろなタイプのものに挑戦していきませんか?

お好みのワインがいくつか見つかると、料理に合わせたり、一緒に飲む人のことを考えながら選んだりと、楽しみ方も広がるでしょう。

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