タイプで異なる『ワインオープナー』の使い方と選び方ガイド

2020.10.15

ワインを開けるときに使うワインオープナーにはさまざまな種類があり、それぞれ使い方が違います。ワインオープナーの使い方を知り自分に合った最適なものを選びましょう。ソムリエナイフをスマートに使いこなす方法も紹介します。

一般的なワインオープナーの種類と使い方

ワインオープナーの種類は豊富です。代表的なワインオープナー種類の特徴や使い方を紹介します。

ソムリエナイフ

『ソムリエナイフ』は、その名の通り、ソムリエが使うことで知られているワインオープナーです。「ソムリエナイフをスマートに使いこなしたい」と憧れている人も多いでしょう。

キャップシールをはがすための小さなナイフもついており、テコの原理を利用してコルクを引き抜く仕組みなので、初心者でもコツをつかめばそれほど強い力がなくても問題なく使えます。

ただし、はじめはスクリューをコルクへまっすぐ差し込むことが難しいでしょう。テコを利用するときも、力をどれくらい入れるか・どの方向に入れるか、最初は分かりにくいため、使いこなせるようになるまで練習が必要なアイテムです。

スクリュープル・スクリュー式

初心者でも簡単に扱いやすい『スクリュープル・スクリュー式』は、ビンの口にセットしたら、取っ手を回すだけでコルクを抜けます。

スクリューをコルクの中心に合わせて差し込んだり、テコを使って引き抜いたりする必要はありません。

くるくる回すだけの簡単操作で、テクニックがなくてもすぐに開けられます。ただし、中にはコルクの破片がボトル内に落ちてしまうものもあります。購入時はよく確認してからにしましょう。

ウイング式

『ウイング式』は、テコ式・バタフライ型とも呼ばれるタイプのワインオープナーです。握力に自信がない人でも、コルクを抜きやすいのが特徴といえます。

まず、ビンの口部分にオープナーをセットします。スクリューをコルクへ差し込み、十分な深さまで刺しましょう。

スクリューを差し込むと同時に上がっていた左右の取っ手を握り、テコの原理でコルクを抜きます。

ただし、柔らかくなっているコルクだと、割れてしまう可能性があるので注意しましょう。割れずに抜けるコルクか判断してから使うのがおすすめです。

電動式

安全にコルクを抜くなら『電動式』がぴったりです。ボトルの口にオープナーをセットして電源を入れれば、自動でコルクを引き抜けます。

手動のワインオープナーでは、コルクが抜けないと無理やり引っ張るなど力任せに扱ってしまいがちです。その結果、ケガをしたり、ビンを割ってしまったり、といった事態につながることがあります。

電動式なら特別な技術がいらないため、初めて使う人でも失敗なく開けられるのです。それでいて手動のものと変わらない価格帯で購入できるのも魅力といえるでしょう。

ワインオープナーの選び方

ワインオープナーは、使い勝手がよく開けやすいものを選びましょう。選ぶときに基準となる項目を紹介します。

使うシーンと開栓のしやすさ

代表的なワインオープナーの種類は、どれも使い方が違い、開けるときの難易度にも差があります。使うシーンや開けやすさを考慮して適切なものを選びましょう。

ソムリエナイフは初心者には難易度が高いといわれます。実践を重ねて技術を習得し、ワイン好きの集まるパーティーなどでスマートに使いこなせると魅力的にうつるでしょう。

失敗なく開けたいなら、電動式やスクリュープルを選ぶとよいでしょう。特に、1度に何本も開ける場合は、電動式だと手元に負担がなく疲れません。

機能性もチェック

ワインオープナーはワインを飲むときに必要ですが、「頻繁にワインを飲まない」という人もいるでしょう。そうした場合には『多機能タイプ』を選ぶのがおすすめです。

缶切りや栓抜きが一緒になっていて、缶詰やビールにも使えるタイプや付属品が充実しているものがよいでしょう。ワインを保存するための栓とセットになっているタイプであれば、開栓したワインを長く楽しめます。

収納性で選ぶ

ワインオープナーは『収納のしやすさで選ぶ』ことも大切です。コンパクトさを重視するならソムリエナイフがよいでしょう。ただし、使用時の難易度が高いものなので、初心者でうまく扱えない場合、コルクを抜けないこともあります。

コルクを抜けないとワインが楽しめないので、初心者ならば収納のしやすさよりもコルクの開けやすさを重視するのがおすすめです。

また、置きっぱなしにしておいてもインテリアのアクセントになる、デザイン性の高いオープナーを選ぶのもよいでしょう。

ソムリエナイフの選び方

ソムリエナイフにもさまざまなタイプがあります。引き抜き方の違いや、柄やスクリューの違いによって、使い勝手が変わってくるのです。どのように選ぶとよいでしょうか?

アクションタイプで選ぶ

ソムリエナイフは、コルクを引き抜くときの方法により2種類に分類できます。

プロ向けなのは『シングルアクション』です。ビンの口にセットするフックが一つ付いているタイプで、差し込んだフックの位置を支点にしてテコの原理で引き抜きます。

さらに使いやすいのは、フックが二つ付いている『ダブルアクション』です。コルクが途中まで引き抜けたら、引っかけるフックを変えて、さらに深く引き抜きます。

2段階になっている分、より小さな力でつかえるのが特徴です。初めて購入するなら、ダブルアクションのソムリエナイフの方が使いやすいでしょう。

スクリューで選ぶ

ソムリエナイフを選ぶときは、スクリューの種類もチェックしましょう。フッ素加工がしてあるものや、溝があるものがおすすめです。

特に初心者のうちは、スクリューを差し込むこと自体が難しく感じるものです。そのため、抵抗なく差し込める『加工が施されているもの』を選びましょう。

破損しにくいよう、スクリューの先端が螺旋の内側に収まっていることも確認します。先端を自分の方へ向けるとスクリュー部分を確認しやすくなります。

また、スクリューの長さも大切です。特に、ビンテージワインや高級ワインを楽しみたいときにはコルクが長くなるので、その分長いスクリューのものを選びます。

ハンドルの厚いものが使いやすい

オープナーのハンドルは、安定していて握りやすいものを選びましょう。

厚手で上質な天然木で作られているハンドルだと、握りやすく手が痛くなることもありません。手にフィットするカーブがあるとさらに握りやすいでしょう。

ステンレスなど金属製のハンドルは、スタイリッシュな印象があります。しかし、滑りやすかったり、手が痛くなったりすることがあるのです。

ワインの開栓を安全に行うためにも、ハンドルは『握りやすいもの』を選ぶと覚えておきましょう。

ソムリエナイフの使い方

ソムリエナイフを使うには、正しい手順とコツを知っておく必要があります。ステップごとに使い方を紹介します。

キャップシールをはがす

まずはソムリエナイフについている小さなナイフで、キャップシールをはがします。

『斜め45度』の角度でナイフを当てて、ぐるりと切れ目を入れるとスムーズです。このとき、できるだけビンを動かさないことに気を付けましょう。

切り込みが入ったら、真上に切り取るようにキャップシールを引っ張ると、うまく引きはがせます。

スクリューをコルクに差し込む

次に、スクリューをコルクに差し込みます。真ん中にまっすぐ差し込むには、スクリューに中指を添えて安定させましょう。

コルクの中心に『斜めに突き刺して』から、回しながら起こすと、垂直に差し込めます。最初から垂直に差し込むと失敗しやすいため、はじめは斜めにして差し込む方法を試してみましょう。

コルクを引き抜く

しっかりスクリューが刺さったら、コルクを引き抜きます。フックをボトルの口にかけて、そこを支点にして持ち上げましょう。できるだけ『真上に力をかけるイメージで引き抜く』とスムーズです。

コルクが抜けたら、最後は手でやさしく引き抜きます。勢いよく抜くことで、ワインの中身が吹き出さないよう注意しましょう。

人気のおすすめワインオープナー3選

たくさんのワインオープナーの中から、タイプの違うおすすめ商品を紹介します。使うシーンや使いやすさを考慮して、自分に合ったものを選びましょう。

VACUVIN コルクスクリューツイスター

(Amazon.co.jp) 『VACUVIN コルクスクリューツイスター』は、魚が口を開けているようなデザインが特徴的なワインオープナーです。マットな黒で、スタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。

VACUVINはさまざまなワイン関連の商品を展開しているブランドであり、ワインオープナーの使い勝手も高評価を得ています。

魚がボトルの口をくわえるようにセットしたら、あとはしっぽ部分の取っ手をくるくる回すだけでコルクが抜けます。特別な技術や力は必要ありません。

スムーズに差し込めるスクリューなので、コルクがボロボロになってワインに入り込む心配がないのです。

また、洗いやすい構造になるようデザインされているため、衛生面でも安心して使えます。

  • 商品名:VACUVIN コルクスクリューツイスター
  • 価格:1891円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Daitban ソムリエナイフ

(Amazon.co.jp) 握力が弱い人でも扱いやすい『Daitban ソムリエナイフ』は、ハンドルの握りやすさが特徴的です。ローズウッド製のハンドルが手に馴染みやすく、しっかりと握れます。滑りにくいので安全です。

キャップシールをはがすためのナイフも、鋸のような形状になっており、きれいにカットできます。日常使いだけでなく、パーティーシーンでも活躍する1本です。

ギフトボックス入りなので、ワイン好きの人へのプレゼントにもよいでしょう。

  • 商品名:Daitban ソムリエナイフ
  • 価格:1189円(税込)
  • Amazon:商品ページ

NANAMI 電動ワインオープナー

(Amazon.co.jp) 安全に使えるワインオープナーをリーズナブルな価格で購入するなら『NANAMI 電動ワインオープナー』がおすすめです。

魅力的なのは価格だけではありません。コルクを抜くのはスイッチ一つで完了し、付属の真空ボトルストッパーで、開けたワインの酸化を遅らせながら保存できます。

スリムな円筒形と金属の質感が、スタイリッシュな印象を与えます。筒内が青や赤に光る華やかなデザインは、パーティーにもぴったりでしょう。USB充電式で使いやすいのも魅力です。

  • 商品名:NANAMI 電動ワインオープナー
  • 価格:2580円(税込)
  • Amazon:商品ページ

自分に合ったオープナーを見つけよう

ワインオープナーにはさまざまな種類があります。簡単に開けられるものや、本格的なプロ仕様のアイテム・スイッチ一つで開けられるものなど、使うシーンや技術に合わせて選びましょう。

使い勝手のよいワインオープナーを使えば、これまでより気軽にワインを楽しめます。初心者でも簡単に扱えるものに慣れたら、プロも使っているソムリエナイフに挑戦するのもおすすめです。

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