革財布は日々の手入れで長持ちする!基本的な方法をまとめて紹介

2020.09.26

革財布には、なぜ定期的な手入れが必要なのでしょうか。長期間、革を使っていく上での楽しみ方も踏まえつつ、メンテナンスの仕方と手入れのポイントなど、革財布と付き合っていくために大切なポイントを紹介していきます。

革財布の特徴

革製品には、素材に使われている革ならではの特徴があります。何気なく使っている革財布には、どのような特徴があるのでしょうか。

革財布は経年変化を楽しめる

革財布ならではの特徴とは、使っていくうちに革が変化していくことです。一般的に、あらゆる物は年月を経るごとにダメージを負い、色褪せていきます。しかし、動物の皮をなめした本革については例外と言えるでしょう。

皮をなめす時に使われているタンニンが、紫外線に晒されたり、空気に触れて反応することによって色が変化していき、『時間が経過すると共に良い色が出てくる』のです。

この色の変化によって、茶色の革財布なら風味が増して大人の風格が感じられますし、黒の革財布ならツヤが出て味わい深さがプラスされていくなど、経年変化が楽しめるようになっています。

購入してからのケアが重要

このような経年変化を楽しむためには、長く革を使っていくことになりますが、そのためには購入してからのケア、特に『購入直後に革財布をていねいに扱ってあげる』ことが大事です。

というのも、新しい革は傷がなくきれいな状態ですが、同時に傷つき易く、外からの刺激を受けやすい状態だからです。

これは、『新しい革は表面に油分が少ない』ためで、革用の保護クリームを使ってあげると、真新しい革に傷が付くのを防げます。

また、革は『高温多湿な場所』に置いておくとカビが発生してしまったり、歪みが出てしまったりするので、保管時だけでなく使用している最中も、そのような場所は避けると良いでしょう。

革財布の手入れの基本

では、具体的にどのように手入れすればよいのでしょうか?革財布の手入れには、いくつかやり方があります。実際の手入れの仕方について、基本的な方法を見てきましょう。

購入後の最初の手入れ方法

購入後、最初の手入れは、保湿クリームとも呼ばれる、革が乾きすぎないように水気と油を与えてくれる革用の『保護クリーム』を使って行います。

保護クリームとタオルなどの柔らかい布を用意し、クリームを布に少しだけ付けて、『革の表面全体にムラができないように』伸ばしていきましょう。

全体に薄くクリームが行き渡ったら、換気の効いた日の当たらない場所でしばらく放置し、乾けば最初の手入れは終わりです。

なお可能なら、このとき一緒に防水スプレーを吹きかけて表面をコーティングしておくと、革が汚れと水気に強くなり、より長持ちするようになります。

使用する防水スプレーには、色のない革用のものや、フッ素を使ったものを選ぶと良いでしょう。

日常の簡単な手入れ方法

手入れは最初だけでなく、日常的に行うことで、より長く革財布を使っていけます。日常的な手入れは、『汚れが多少目立つようになってきた』タイミングで、乾燥した布を使って乾拭きをするようにしてください。

乾拭きの際に、あまり力を入れて拭いてしまうと、革の表面に傷が付いてしまったり、ダメージを与える原因となってしまいます。柔らかい布を使って、ていねいに拭くことを心がけるのがポイントです。

汚れ、カビ、傷などへの対処

汚れ、カビ、傷などが付いてしまい、手に負えない場合は、『専門の業者』にクリーニングや補修を依頼しましょう。

カビに対しては、表面に付着した分をアルコールスプレーを使った布や綿棒で拭き取ったり、傷に対しても同じ色のクリームなどを使って染めることで誤魔化すことはできます。しかし、これらはいずれも『軽度の場合だけ』です。

特にカビについては、酷い時には内部にまで菌糸が入り込み、根を張っている場合があります。このような場合には、表面を拭き取るだけでは文字通り手の出しようがないので、プロに頼ると良いでしょう。

手入れの頻度やポイント

革財布への日々の手入れは、どの程度の感覚で行っていけばよいのでしょうか。ポイントを軽く押さえていきます。

乾拭きとブラッシングは日常的に行う

日常的な手入れでは、通常の革については『乾拭き』を、起毛タイプの革に対しては『ブラッシング』を行います。乾拭きは表面を軽く拭くだけで済みますし、ブラッシングも専用のブラシで軽くかけるだけです。

日頃からメンテナンスをしておくことで、きれいな状態に保て、酷い汚れがついて手入れが難しくなることも防げるので、サボらず行うようにしましょう。

クリームは月に1度は行う

革用の保護クリームによる手入れも定期的に行う必要がありますが、こちらは基本的に『1カ月に1回程度』か、革財布の表面が乾燥してきた時が、タイミングです。

革の表面に定期的にクリームを行き渡らせることで、革に必要な成分を補給することになり、良いコンディションに保てます。

ただ、注意したいのが『クリームの塗りすぎ』です。革財布を良い状態に保とうと、あまり頻繁に塗っていると、かえって革が傷んでしまうこともあります。適度に間隔を開けて保護クリームを塗ると、より革が長持ちするでしょう。

ホームセンターや靴屋で専門品を揃えよう

革財布の手入れに使うものは専用品が多く、その多くはホームセンターや靴屋などで販売されています。

実際は、汎用的なものでもある程度は代用が可能です。しかし、使用している革財布に合った専用のものを使用することで、色が付いてしまうなど無用なトラブルを回避できます。やはり『専用品を揃えるのが良い』でしょう。

革財布の手入れにおすすめのアイテム

革財布用の手入れアイテムから、スプレータイプのクリーナーやブラシなど、おすすめのアイテムを紹介します。

ソフト99 しっとり長持ち!革クリーナー

(Amazon.co.jp) ソフト99の『しっとり長持ち!革クリーナー』は、日常的な手入れで使う革用のクリーナーです。

柔らかい布に吹きかけ、革の表面をムラなく拭いていくことで、汚れを落とし清潔に保ってくれるだけでなく、革の表面を保護し、ツヤも引き出してくれます。

除菌成分とカビを防ぐ成分も含まれているので、『カビ対策としても有用』です。ツヤ消しが施された革など、使用が適さない革もあるので、まずは少しだけ目立たない場所に使ってみてから、本格的に使い始めると良いでしょう。

  • 商品名:ソフト99 しっとり長持ち!革クリーナー
  • 価格:601円(税込)
  • Amazon:商品ページ

コロニル 馬毛ブラシ

(Amazon.co.jp) コロニルの『馬毛ブラシ』は、素材に馬の毛を使用した、革製品全般用のブラシです。日常的な手入れの際に行うブラッシングはもちろん、仕上げとして革を磨き上げる際にも使えることが特徴です。

製品を手掛けるコロニルは、ドイツにある老舗ブランドで、革のメンテナンス用製品を1909年から作り続けています。コロニルの製品は、化学的な成分を配した作りで、『革と人と環境の3者に優しい』がコンセプトとなっています。

  • 商品名:コロニル 馬毛ブラシ
  • 価格:1560円(税込)
  • Amazon:商品ページ

コロニル 1909 シュプリーム クリームデラックス

(Amazon.co.jp) 同じくコロニルの『1909 シュプリーム クリームデラックス』は、革財布の手入れに使える革用の保護クリームです。革を保護するのはもちろん、革に栄養を与え、ツヤを出し、水に強くする効果も与えてくれます。

製品名にも含まれている『1909』は、100年以上の歴史を持つことの証で、当時から続いているドイツの老舗ブランドであるコロニルの中でも、最高級を謳うクリームになります。

  • 商品名:コロニル 1909 シュプリーム クリームデラックス
  • 価格:3024円(税込み)
  • Amazon:商品ページ

革財布は定期的に手入れを

革財布は定期的に手入れをしていくことで、長く使うことができる製品です。長期間使うことで、風合いが変化していき、使い込んだ革ならではの味が出てきます。

一方で、手入れを怠っていると、汚れたりカビが生えたりして、せっかくの革財布が台無しになってしまうこともありますので、買った直後からしっかり手入れをして、革財布を長持ちさせましょう。

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