ライム香る『ジン・リッキー』とは?簡単レシピと美味しい飲み方も

2020.09.15

ジンを使った様々なカクテルの中で、キリッとした辛口が好きな方におすすめなのがジン・リッキーです。バーテンダー任せで味が決まるカクテルが多い中、ジン・リッキーは飲み手が自分で味加減を調整できる、数少ないカクテルの一つなのです。そんなジン・リッキーの名前の由来やレシピ、美味しい飲み方をご紹介します。

ジン・リッキーはどんなカクテル?

ジン・リッキーは、ジンとライムと炭酸水だけで作る極めてシンプルなロングカクテル。甘味はほとんどなく、ライムのさっぱりとした酸味とジンの苦味が奏でるハーモニーを楽しむ、ちょっとハードな辛口タイプです。

ジン・ライムやジン・フィズ、ジン・バックなど、ジンを使ったカクテルにはライムが付き物ですが、中でもジン・リッキーで使うライムの量は標準レシピだと1/2個。他のカクテルと比べて最大級の分量です。

では、これほどたっぷりのライムが供されるのはなぜか?そのわけは、飲み手に自分好みの味で楽しんでもらうためです。

ジン・リッキーが出される際には必ずマドラーが添えられ、飲み手はマドラーでライムを潰し、自分好みの酸味に調整できます。マドラーの意味を取り違えてかき混ぜる人も多いですが、炭酸が抜けてキリッとした飲み口が楽しめなくなるので、ライムを軽く押し潰すためだけに使いましょう。

ジン・リッキーの名前

ジン・リッキーの由来には色々な説がありますが、有名なものを二つご紹介しましょう。

一つ目は19世紀末、ワシントンD.C.にあった「Shoomaker’s」というレストランで、夏向きのドリンクとしてバーテンダーのジョージ・ウィリアムソンによって考案されたという説です。そしてこのカクテルを最初に飲んだのが、常連客のジム・リッキーという議員で、その名前にちなんで付けられたと言われています。

二つ目は、ジョー・リッキーという名前の米軍将校が愛飲していたことにちなんで、ジン・リッキーと付けられたという説です。

いずれにしても人名から付けられたということですが、Shoomaker’sの常連客のリッキー氏は店のオーナーだったという説や、名前はジムではなく二つ目の説と同じジョーだったという説、あるいはベースの酒はジンではなくバーボンウイスキーだったとの説もあり、今となっては詳細はわかりません。

ジン・リッキーの作り方(レシピ)

それでは、一般的なレシピによるジン・リッキーの作り方をご紹介します。ライムが潰しやすいよう口の広いタンブラーと、マドラーをご用意ください。

[材料]※1人前

  • ドライジン:45ml
  • ライム:1/2
  • 炭酸水:適量

[作り方]

氷を入れたタンブラーの上にライムを搾ってグラスに落とし、ドライジン、炭酸水を注いで軽くステアすればできあがり。あとは飲み手がマドラーを使って、お好みでライムを潰して味を調整します。

ベースを変えれば様々な「リッキー」に

カクテル用語で「リッキー」とは、スピリッツ(蒸留酒)やリキュールに、ライム1/2個と炭酸水を加えて作るカクテル全般を指します。

ジンの代わりにウォッカを使えばウォッカリッキー、ラムを使えばラム・リッキー、テキーラならテキーラ・リッキーとなり、甘みのあるリキュールを使えば、コアントロー・リッキー、カシス・リッキー、ピーチ・リッキー、ストロベリー・リッキーなどが作れます。

爽快な飲み口のジン・リッキーは食中酒にもぴったり

ジン・ライムのさっぱりとした辛口の味わいは、どんな食事にもマッチします。脂っこい肉料理から淡白な魚料理まで、フルーティーなライムの酸味と炭酸の弾ける爽快感が、あらゆる料理を引き立ててくれます。

ジン・リッキーは、カクテルの中でも比較的低カロリー(1杯当たり130kcal)なので、ぜひ食事と一緒にお楽しみください。

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