焼酎水割りには黄金比率がある!?美味しく作るための比率や順番を解説

2020.09.04

焼酎は、多くの人に愛されているお酒です。ロックやストレート、水割りあるいはさまざまな割材を用いてカクテル風にするなど、多彩な楽しみ方ができる点も魅力です。この記事では焼酎の水割りを美味しく作る方法を解説します。

焼酎の水割りの基礎知識

焼酎は、蒸留酒の一つです。原料を酵母でアルコール発酵させたものが醸造酒ですが、これを蒸留したものが蒸留酒になります。

蒸留とは、熱を加えて気化させ、その気体をまた冷却して液体に戻す作業です。水とアルコールでは、アルコールが先に気化するので、度数が高く豊潤な味わいのお酒になります。

そのため、ビールやワインなどと違って、水で割っても水っぽくならず、本来の香りや風合いを楽しめるのです。焼酎の水割りについて、さらに深く探ってみましょう。

お湯割りとの味わいの違い

割烹や居酒屋などに並ぶ焼酎は、たいてい20~25度程度のアルコール度数でしょう。ビールやワイン、日本酒などと比較すると、少し高めです。

焼酎は、水割りでも風味がしっかりと残る点が特徴であり魅力です。そして、焼酎と水を同じ比率で割っても、銘柄ごとに感じる濃さ・薄さ、味や風味の濃淡に違いが生じるので、比較する楽しさもあります。

氷は、水割りが冷たくなり過ぎない程度に入れましょう。冷やし過ぎるとその独特の香りが感じられなくなるので、ビールなどのようにとても冷たい状態にすることは避けることをおすすめします。

また、お湯で割ると、焼酎の香りや風合いをより感じられます。芋焼酎はお湯割りが合うとされていますが、それはその甘味がしっかりと味わえるからです。素朴でソフトなテイストを楽しめる飲み方が、お湯割りでしょう。

水割りのカロリーやアルコール度数

お酒を飲むと、体重や血糖値の上昇などが心配だという声も耳にします。単式蒸留器による焼酎乙類を例に、他の種類のお酒とカロリーを比較してみましょう。

まず、単純に100mlの量で比べると、焼酎が145kcalに対して、ビール40kcal、ワイン73kcal、日本酒73kcalです。この中では、焼酎が最も高く見えます。

これを、アルコール度数を15%にして、缶ビール1本分(350ml)を飲む場合に換算します。すると、ビール140kcal、ワイン85.2kcal、日本酒121.3kcalにたいして、焼酎は56.4%と圧倒的に低いカロリーなのです。

また、糖質の量が少ない点も、焼酎がヘルシーだといわれる理由です。醸造酒は原料を糖に分解するため高めの糖質を含みます。

しかし、その醸造酒から主にアルコールを気化・冷却して作る蒸留酒は、糖質を大幅にカットします。それゆえ、焼酎は低糖質で健康的なお酒として人気なのです。

出典:厚生労働省『食品成分データベース』:こちら

水割りの美味しい作り方

焼酎の美味しさを堪能できる水割りですが、どのように作るとよいのでしょうか。美味しい作り方をみてみましょう。

先に氷と焼酎を入れる

まず、グラスに適量の氷を入れておき、しばらく置きます。グラスが冷え、安定した温度で水割りを作れるからです。

また、できるだけロックアイスを使うことをおすすめします。水道水には、衛生面には問題ありませんが、不純物が混入しています。凍らせると白く濁るのは、この不純物に影響です。

不純物のないロックアイスだと、焼酎の中で溶けにくいという特性があります。そのため、急激な味の変化をもたらすことなく、しばらくの間は一定の美味しさで焼酎を味わえるのです。

そして、そこに焼酎を注ぎます。マドラーでかき混ぜ、氷と焼酎を馴染ませましょう。

水を後から入れて混ぜる

そして、水を入れるのは、この後です。焼酎の水割りは、氷、焼酎、水の順番で作っていきましょう。

まず焼酎を入れ、そこに水を注ぐことで、自然な対流が生まれます。そのことによって、水と焼酎がよく馴染んでいくのです。

水は、濃い目・薄目などお好みの量で調節しましょう。マドラーで静かに、よくかき混ぜて、美味しい水割りのでき上がりです。

前割りという作り方も

あまり耳馴染みがないかもしれませんが、前割りという飲み方もおすすめです。どのような作り方なのでしょうか。

適当な容器に、焼酎と水を好みの割合で混ぜ、数日間寝かせておきます。できれば5日前後は置いておきましょう。この方法が、前割りと呼ばれるものです。

長い時間をかけて混ぜ合わせ、寝かせておくことで、焼酎と水がよりふんわりと馴染んでいきます。前割りで生まれる滑らかさは、焼酎の新たな魅力を感じさせてくれるでしょう。

水割りを美味しく作るためのポイント

水割りを作るときは、氷、焼酎、水の順番を守ることが肝要です。さらに、それ以外にも、美味しい水割りを作るポイントがあります。

焼酎と水の割合は6対4

焼酎の水割りを美味しく作るには、焼酎と水の割合を6対4にしましょう。これは、焼酎の黄金比とも呼ばれる割合です。

割烹や居酒屋などに並ぶ焼酎は、25度程度のアルコール度数のものが多いでしょう。その場合、6対4の割合は、日本酒やワインと同等の15度程度のアルコール度数にしてくれるからです。

もちろん、20度の焼酎だと水の割合をやや少なめにしてもいいでしょう。また、濃い・薄いの好みもあります。ロクヨンで慣れてから、自分にマッチした割り方を見つけるのも楽しいでしょう。

割り水にもこだわるとさらに美味しく

水割りを作る順序、焼酎と水の割合と並んで大切なものが『水』です。この水にもこだわりを持つと、さらに美味しく焼酎を味わえるでしょう。

一口に水といっても、さまざまな種類があります。一般的には、焼酎の水割りには軟水が適しているといわれますが、しかし硬水を使用した水割りにも魅力があると感じる人もいます。

また、ミネラルを豊富に含んだものや、良好な地層から採れた湧水など、水そのものの美味しさはそれぞれのタイプによっても異なります。

焼酎の原料や製造法、そして銘柄が多岐に渡るように、水にもたくさんの種類があります。それらを組み合わせて、自分好みの味を探ってみるのもよいでしょう。

水割りにおすすめの焼酎グラス

飲み方の違いによって、さまざまな表情を見せてくれる面が、焼酎の最大の魅力の一つでしょう。そして、飲み方に合わせてグラスを選ぶことで、その味わいをより深く堪能できるのです。

水滴が出ないダブルウォール

焼酎の水割りを楽しむときに、ダブルウォールのグラスを試してみましょう。水割りに打ってつけのグラスといえます。

ダブルウォールとは、内側と外側の2層になったグラスです。そのため、氷を入れて飲み物を冷やしても、グラスが2層に分断されているため、表面が水滴で覆われることがありません。

また、透明のダブルウォールグラスを選ぶと、氷や飲み物が内側に浮かんでいるように見えます。そのため、幻想的なビジュアルに感じられる視覚的な利点もあるのです。

温度を保てるステンレス

水割りはもちろん、それぞれの飲み方をする場合に、温度が一定に保たれた環境が望ましいものです。すぐに温度が変化してしまうと、せっかくの飲み方を長い時間楽しめません。

そこでおすすめの素材といえば、ステンレスでしょう。保温・保冷効果が抜群のステンレス製グラスなら、どのような飲み方にたいしても、ベストな温度を保ちます。

ステンレスはどことなく無機質で味気ない、そう感じる人もいるかも知れません。そのような向きには、洗練されたデザインのステンレス製グラスも登場したので、手にしてみてはいかがでしょうか。

東洋佐々木ガラス 本格焼酎道楽 焼酎タンブラー

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焼酎の水割りを趣のあるグラスで味わいたいなら『東洋佐々木ガラス 本格焼酎道楽 焼酎タンブラー』はいかがでしょうか。柔らか味をたたえた槌目(つちめ)模様が、独特の輝きを放つ焼酎グラスです。

製造・販売を手掛ける東洋佐々木ガラスは、創業から100年余りを数える老舗です。数々の高品質なガラス製品を世に送り出してきました。

同グラスも、手にしっかりと馴染むサイズ感で、持ちやすさに優れています。食洗機にも対応しているので、ビジュアル・機能性・コストパフォーマンスを備えたグラスです。

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水割りの魅力を知ろう

焼酎は、低カロリー低糖質で、いろいろな飲み方にマッチすることで、多くのファンの心を掴んでいます。

水割りは、蒸留酒という特性から見ても、焼酎の魅力を堪能できる飲み方です。まろやかさと豊潤な香りを漂わせた水割りで、より深い焼酎の魅力に触れてみましょう。

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