初心者向けの麻雀のやり方。おすすめの学習アプリも紹介

2018.12.15

麻雀は難しいものというイメージを持たれることが多いですが、極めて論理的なゲームなのでポイントを抑えれば、誰でも理解することができます。一度にすべてを覚えようとするのではなく、まずは基礎からチェックしてみましょう。

麻雀に関する基礎知識

まずは麻雀の歴史と、基本のマナーを抑えておきましょう。

麻雀の歴史

麻雀は中国発祥のゲームが改良されて現在の麻雀となった歴史があり、1000年以上前から受け継がれてきました。麻雀用語も中国語読みで発音されます。

大正末期〜昭和初期頃に牌が日本へ持ち込まれ、文化人やジャーナリストなどが熱中し、その後日本全国へと広がりました。昭和初期には『南々倶楽部』を筆頭に、日本全国で1500軒を超える雀荘が生まれたそうです。

麻雀ゲームの基本的なマナー

ルールを守るのはもちろんのこと、麻雀ではマナーも重んじます。何も難しいことではなく、気持ちよくプレイできるように、思いやることができれば問題ありません。

基本的なマナーを紹介しますが、1つ1つ覚えるというよりも他人の気持ちになって行動することを心がけましょう。

<開始時のマナー>

  • 点数計算ができない場合は、あらかじめ誰かに依頼しておきます。点数計算のときにバタバタするのはよくありません。
  • 牌山は34枚(17枚×2段)で積み、完成したら気持ち前に、また右側を前に出すようにして少し斜めにします。
  • ドラ表示牌は目の前に座っている人が捲ります。

<対局中のマナー>

  • 考えて打つことは大切ですが、時間をとりすぎないようにしましょう。
  • 先ヅモ(前の人の打牌が完了する前に次のツモをすること)には気をつけましょう。
  • ホー(捨て牌を置く場所)は6枚で改行して並べ、見やすくしましょう。
  • ツモは利き手で行います。両手を卓上に置くと牌山を崩してしまうこともあるので、利き手のみを卓上で使用します。
  • うまくいかない場合も感情は抑えて強打せず、そっと打牌します。
  • ポン、チーをする場合は手牌から2枚を晒してから、打牌し、河から捨て牌を拾います。
  • 腰(あがりや副露の発言や素振りをして実行しないこと)は禁止です。
  • 見せ牌(うっかり手牌や牌山の牌を見せてしまうこと)には注意しましょう。裾の長い洋服などには避けた方が無難です。

<対局後のマナー>

  • ロン牌、ツモ牌は手牌に混ぜてはいけません。点数確認やフリテン確認に必要なので、そのままにしておきましょう。
  • あがってない人は手牌を見せません。つい他の人と共有したくなりますが、気持ちを切り替えて、次に備えます。
  • 牌山からあがり牌を探してはいけません。
  • 他家の振り込みなどでどうしても気になる場合は、終了後に冷静に質問しましょう。対局中に責めたりすることは、ご法度です。

麻雀に必要なもの一覧

麻雀で使用する道具を紹介します。それぞれの名前を覚えておくと良いです。

  • 牌(ハイ) 麻雀で最も大切な道具といえます。さまざまな数字や記号がプリントされており、34種類136枚を使用します。
  • 麻雀卓 麻雀専用のテーブルです。最近は全自動卓と呼ばれる、牌を混ぜたり並べたりするのをすべて自動で行ってくれるものが主流です。
  • サイコロ 親を決めたり、配牌(対局開始時に各プレイヤーが牌を取得すること)を開始する位置を決めるのに使用します。
  • 点棒(テンボウ) 麻雀は、最初に持ち点25000点で対局を開始し、終了時の点数を競います。一般的な点棒は白いもので、10000点、5000点、1000点、100点の4種類があります。
  • 起家(チーチャ)マーク 表に東、裏に南と書いてあるオレンジの板状のものです。麻雀では各プレイヤーを東西南北で呼びます。親を東とし、座席で反時計回りに南、西、北と自動的に決まります。

初心者が最初に覚えたい。麻雀のやり方1

実際に麻雀の対局はどのように進むのか、チェックしてみましょう。

まずは座る席および親と子を決める

サイコロと牌で席を決めるとされていますが、任意で好きな席を選んで座ることが多いです。他のプレイヤーの様子をみて、座席につきましょう。

続いて、4人の中から1人親を決めます。親は子の1.5倍の得点能力を持ち、同じ親の方がより多くの得点を獲得することができます。

その一方で、麻雀ではツモ(あがり牌を自分で引き当てる)であがった場合に他の3人が点数を分担して支払いますが、子があがった場合の親の支払いは子の2倍です。

牌を裏側にしてシャッフルする。洗牌

トランプでいうシャッフルと同じ役割で、牌を混ぜます。これを『洗牌(シーパイ)』といいます。全自動卓では自動で混ぜてくれますが、ふつうの麻雀卓の場合は親が主導して行います。子は補助的に行う程度です。

2段17枚の牌山をつくる

しっかり混ざったら、17枚の牌を横に並べ、その上にもう1段積むようにして牌山をつくります。牌山が完成したら、『麻雀ゲームの基本的なマナー』で紹介したように、少し前に出して斜めに並べましょう。

初心者が最初に覚えたい。麻雀のやり方2

対局開始までもうすぐです。続きの流れをチェックしましょう。

サイコロを使用し配牌を行う

配牌では親は14枚、子は13枚の牌を取ります。

配牌のやり方は、親が2つのサイコロを振ります。出目によって最初に牌をとる場所が決まっています。

それぞれ以下の括弧内の出目の場合は、その人の牌から最初にとります。 東(5、9)、南(2、6、10)、西(3、7、11)、北(4、8、12)

最初にとる場所が決まったら、親から左回りにサイコロの出目の山を右側に残して、親から4枚ずつ取っていきます。

親が不要な手牌を1枚捨てる。捨て牌

いよいよ対局開始です。親は子より1枚多く牌を持っているので、親が不要な牌を1枚捨てることから始まります。

不要な牌を捨てることを捨て牌といいます。捨て牌は、麻雀卓の真ん中の河(ホー)と呼ばれるエリアに置きます。

子が牌をツモり、そのあと捨て牌を行う

親の捨て牌が終わったら、各プレイヤーが反時計まわりに順番に行います。親の次にプレイするのは、下家(親から見て右側)です。

自分の順番がきたらツモ(山の端から牌を1枚取る)し、手牌(所有している13枚の牌)から不要な牌を1枚捨てましょう。これを繰り返し行っていきます。

あがりまたは流局で1局が終了。次の局へ

捨て牌とツモを各プレイヤーが順番に繰り返し、誰かがあがるか、壁牌(各プレイヤーの前に積まれた牌山)がなくなったら終了です。誰もあがらずに終了することを流局といいます。

あがるには2つの条件があります。まず1つ目は、4面子1雀頭というあがりの形が完成していることです。具体的には『3枚1組』が4つと、『2枚で1組』が1つです。

『面子(メンツ)』とは3枚1組になったものを指しますが、面子には2種類あります。同じ種類の牌の連番を揃えた『順子(シュンツ)』と、まったく同じ牌を3つ揃える『刻子(コーツ)』です。

なお、順子の場合には、萬子(漢数字に萬の図柄の描かれた数牌で1〜9の9種類の牌)、索子(細長い竹のような図柄の描かれた数牌で1〜9の9種類の牌)で同じ種類で、連続した数牌となっていることが必要です。

異なる種類で連続した数牌は認められません。

あがる条件の2つ目は、『役』という条件を満たしていることです。あがるには最低で1つ以上の役が必要で、役は全てで約40種類ほどあります。このあと紹介します。

麻雀のやり方と一緒に覚えておきたいこと

麻雀をする際に流れ以外で最低限、覚えておきたいことを紹介します。

麻雀数牌、字牌の種類

麻雀の牌には『数牌(スウハイ)』と『字牌(ジハイ)』があります。それぞれ字の通り、数字が書かれたものと、字が書かれたものです。

数牌には、漢字で1〜9が書かれている『萬子(ワンズ)』、細長い棒で1〜9が書かれている『索子(ソウズ)』、丸で1〜9が書かれている『筒子(ピンズ)』があります。

ちなみに麻雀では「1、2、3…」を「イチ、ニ、サン…」とは読まず、以下のように発音します。最初からすべて覚える必要はありませんが、徐々に慣れていきましょう。

  • 1 イー
  • 2 リャン
  • 3 サン
  • 4 スー
  • 5 ウー
  • 6 ロー
  • 7 チー
  • 8 パー
  • 9 キュー

続いて字牌には2種類があります。東西南北が書かれている『風牌(カゼハイ)』、白發中が書かれている『三元牌(サンゲンパイ)』です。

アガる際に必要な役の種類

あがるには1つ以上の役が成立していることが求められます。

役は40種類ほどあるので、すべてを一気に覚えることは難しいものです。

そのため、まずは基本的な役を3つ紹介します。初心者のうちは役を暗記しても、対局中に使おうとしても困惑してしまいがちなので、覚えれる範囲の役のみで臨んでも問題ありません。

  • 立直(リーチ) テンパイ(あと1枚揃えばアガりの形が揃う状態)になっている場合に、「リーチ!」と宣言するだけです。1000点棒を場に出すことが必要で、一度リーチを宣言すると取り下げることはできません。
  • 断么九(タンヤオチュー) 略して『タンヤオ』と呼ばれ、数牌の2~8のみを使ってがありの形を作れば成立します。面子は、刻子でも順子でも構いません。
  • 平和(ピンフ) 平和は4つの条件があります。ここで1つ1つを詳しく説明しませんが、平和は頻出の役なので初心者でも成立させやすいです。
    1. 4つの面子を順子で揃えること
    2. 雀頭は役牌(三元牌もしくは条件を満たした風牌のこと)以外であること
    3. 門前(メンゼン。鳴いていない状態のこと)であること
    4. 待ちの形が両面待ちであること

麻雀のやり方が簡単に学べるおすすめアプリ

麻雀の流れやルールを説明しましたが、ルールの数は多く、細かいので実際に対局を通じて習得していく必要があります。練習できるスマホアプリがあるので、ぜひ活用してください。

麻雀の基本を無料で学習。NET麻雀MJモバイル

これは初心者から上級者まで、麻雀を練習したい全ての人におすすめのアプリです。

初心者向けにはルールの解説、牌の呼び方、あがりのパターン、役の種類、点数の数え方を講義形式で学び、練習問題で理解度を確かめるトレーニングモードがあります。

基礎を理解すれば、じっくりと考えながら練習するCPU戦がおすすめです。またある程度慣れてきたら、オンライン対戦にも挑戦してみましょう。これだけの機能を無料で利用できるので、ぜひダウンロードしてみてください。

毎日5分からの学習でOK。わかる麻雀入門

もう少し気軽に始めたいという人には、かわいいキャラクターによる解説で麻雀の基礎を学ぶことができる『わかる麻雀入門』がおすすめです。

対話形式で麻雀用語やルールを学ぶことができ、クイズで理解度をチェックしてくれます。このアプリには対戦の実践機能がないので、ある程度慣れてきたら、ぜひ他のアプリで実践してみましょう。

実践で活かすことができて、はじめて意味があります。恐れずにどんどん対局の経験を積んでいきましょう。

麻雀のやり方や牌、役をコツコツ覚えよう

麻雀は覚えることがとても多いです。しかし、いきなりすべてを覚えてプレイする必要はありません。自然と身についていくことも多いので、スマホアプリなども活用しながら、どんどん練習してみてください。

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