あの言葉も麻雀が語源!普段使っている「意外な麻雀用語」まとめ

2018.12.14

麻雀についてあまり詳しくない人でも、自分でも気づかないうちに日常生活で麻雀用語を使っていたり、耳にしたこともあるはずです。麻雀は古くから多くの人に親しまれてきたため、自然と日常生活でも使われるようになったのです。

この言葉、実は麻雀用語

麻雀とは全く関係のない日常生活で使われる言葉のなかにも、麻雀用語が元となって使われている言葉がたくさんあります。

麻雀の知識がある人はもちろん、麻雀を全く知らない人でも使うことが多い代表的な用語を3つ紹介します。

面子(メンツ)

面子(メンツ)とは、麻雀で3つの牌がそろった状態になっていることを言います。このメンツを揃えるのが、麻雀におけるアガリの基本の形になります。

こうした「ひと揃い」という意味から転じて、『メンツがそろわないから、今日の飲み会はキャンセルだね』『いつものメンツで食事に行く』など、「仲間」や「参加者」といった意味として使われるようになりました。

知らない人は、まさか麻雀用語とは思わないほど日常的によく使う言葉ですよね。

安全牌

安全牌(アンゼンパイ)とは、麻雀で自分が捨てても相手に絶対にロンされる心配がなかったり、ロンされる確率が低い牌のことです。また、省略して「アンパイ」とも呼ばれます。

このような意味から、『この人は安全牌だから』や『これはアンパイだね』などと、自分にとって害も益もない、または危険性が無く扱いやすい人や物事に対してよく使います。

連チャン

連チャンの正式名称は連荘(レンチャン)です。麻雀では、親が上がったとき、または流局で親が聴牌(テンパイ)したときに、次局でも同じ親が続いている状態のことを指します。

そのことから、連続して同じ状態が続いていることを連チャンと呼ぶようになりました。たとえば、2日間連続で飲み会が入ったときには『2連チャンで飲み会が入った』などと使います。

大人なら知っている?麻雀用語

麻雀人口の多い大人の男性との付き合いが多い人は特に、日常で麻雀用語を耳にすることも多くあります。会社以外でも、プライベートの場など仲間内で麻雀用語を使った会話をしている人も多く見かけます。

ここでは、日常会話でも1度は聞いたことがある麻雀用語を3つ紹介します。

一気通貫

一気通貫とは、役の1種です。どれか1つの数牌で、1~9まで全てを揃えることで完成します。

このことから、『一気通貫の支援が可能になった』や、『一気通貫でプロジェクトを遂行する』など物事の始めから終わりまで1通りそろっている状態のことを意味するようになりました。ビジネスの場面でよく耳にする麻雀用語です。

チョンボ

チョンボとは、麻雀で反則をしたときに使われる用語です。間違った上がりを意味する『錯和(ツァホウ)』、または、虚しい上がりを意味する『冲和(チョンフォウ)』からチョンボと呼ばれるようになりました。麻雀では、チョンボをするとそれに対して罰則があります。

日常でのチョンボの意味は、失敗やミスを犯してしまったことを指します。日常でチョンボという言葉は、若い人ではあまり見かけなくなってきましたが、今でも使う人も大勢います。

たとえば『この間の仕事で、チョンボしてしまった』などの使い方があります。しかし、もしかしたら最近の若い人に対してチョンボと言ってもあまり通じないかもしれません(寂しいですね)。

対門(トイメン)

トイメンとは、麻雀の席配置で、正面に座っている人のことを指します。中国語から生まれた言葉です。

ここから転じて、麻雀とは関係ない席次でも、「○○さんのトイメンに座っていた××さんが…」などということがあります。麻雀好きな人が思わず使ってしまいがちな言葉のため、聞く頻度も非常に高いです。

麻雀用語が元になった若者言葉

麻雀用語を使うのは、なにも昭和の香り漂う大人だけではありませんよ。最近では、若者たちの間でも麻雀用語が元になった言葉が使われています。

もともとの麻雀用語の意味から転じて使われる用語もあれば、それとはちょっと異なった意味合いで使われるようになった用語などもあります。

ここでは、麻雀用語が元になった若者言葉2つを紹介します。

ワンチャンス

麻雀の牌は1種類につき、全く同じものが4枚存在します。その4枚の牌の所在がすべてはっきりとわかっている状態のことを、「その牌を手に入れる可能性がない」という意味で『ノーチャンス』と呼びます。

それに対して、3枚の所在がわかっているけれども残りの1枚の所在がわからないときのことを『ワンチャンス』と呼びます。

もしかしたら、最後の1枚が自分の手牌に来るかもしれないというわずかな可能性があるという意味合いから、『あの子、ワンチャン、きみのこと好きなんじゃない?』など『もしかしたら』などの可能性があるときに使われます。

また若者たちの間では、ワンチャンは可能性があるという意味だけでなく、『一晩だけの関係』という意味で使うこともあります。本来の麻雀でのワンチャンスとは違った意味ですが、麻雀用語と知って使っている人はかなり少ない言葉なので、ある意味仕方がないかもしれません。

テンパる

『テンパる』とは、麻雀用語の聴牌(テンパイ)から転じた言葉です。聴牌とは、あと1枚で完成形となるアガリの一歩手前の状態のことを意味します。

日常で使われるテンパるの意味は、どうしたらよいのかわからず、切羽詰まっている様子のことです。「あと一手でアガリ」⇒「これ以上手が動かない、手詰まり」という風に派生していったと思われますが、こちらも麻雀の聴牌とはちょっと意味が異なりますね。

何気なく使っていた麻雀用語

普段日常で何気なく使っている言葉のなかには、麻雀から転じて使われるようになった麻雀用語がたくさんあります。

いままで、そうとは知らずに使っていた麻雀用語も、もともとの意味を知るとちょっと見え方が変わって面白く感じられます。これを機に麻雀に興味を持った人は、ぜひ麻雀を始めてみてください。

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