ビールの『美味しい飲み方』とは?コツを掴んで美味しさを堪能しよう!

2020.08.06

皆さんは普段ビールをどのように飲んでいますか?飲み方に決まりがあるわけではありませんが、ビールにもワインやその他のお酒のように、より美味しく味わう飲み方があります。この記事では、今さら聞けないビールの美味しい飲み方について解説します

ビールの味の特徴とは

ビールの味の特徴は、苦味とコク、そしてキレの良いのどごしなどが挙げられます。具体的にはどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

爽やかな苦味が人気

ビールはその爽やかな苦味が最大の特徴で、この苦味を作る成分は『ホップ』からできています。この苦味こそ、多くの人がビールを好む特徴と言えるでしょう。

ホップとは、アサ科のつる性の多年草植物で、このホップをビールの素である『麦汁』に加えることによって、『ビール特有の苦みや風味』を与えるものとなっています。

コクとキレの違いとは

ビールの味わいを表す時に『コク』や『キレ』などの表現が使われています。

『コク』とは、甘味・旨味・苦味・塩味・酸味の複雑なバランスによってできる、味の深さのことを指します。

一方で『キレ』とは、口の中にビールが入った瞬間から、後に出てくる『後味』がどれだけ早く消えていくかを指します。後味が早く消えれば「キレがある」、後味が残ると「キレがない」というように表現されます。

副原料で風味や香りが変わる

ビールの基本的な原料は、麦芽・ホップ・水・酵母ですが、その他にも副原料が使われている場合があります。

日本では酒税法によって、米やトウモロコシなどが副原料として使用されることがあります。それらはコストが安いだけでなく、ビールの風味や香りを付けるというメリットもあります。

副原料を使うことにより、泡をよりクリーミーにしたり、麦芽化していない小麦の泡立ちを良くする役割があります。また、ビール作りの風味や香りに大切なのが、原料の水の選定です。水のミネラル成分の違いなどは、ビールの味や香りにも影響するでしょう。

出典:国税庁 ビール・発泡酒に関するもの(こちら)

ビールのおいしい味わい方を知ろう

ビールは瓶や缶、そしてジョッキなどいろいろな方法で飲むことができます。ここからは少し工夫することで、さらにビールをおいしく味わう方法を紹介します。

ビールグラスにこだわる

自宅で飲むビールをもっとおいしく味わいたい人には、専用の『ビールグラス』がおすすめです。ビール特有のクリーミーな泡立ちや、琥珀色の美しさを視覚的に楽しむことができます。

グラスの素材や形により、香りがより増したり、泡がきめ細やかになったりと、味わい自体も変化するでしょう。例えば、薄いグラスはビールの味を敏感に感じることができ、陶器でできたグラスは内側の素材が凸凹していることにより、クリーミーな泡を作ることができます。

ビールグラスにはさまざまなデザインのものがあるので、お気に入りのデザインを見つけてみるのも良いでしょう。

適温に冷やす

ビールをおいしく味わうために欠かせないのが、温度調整です。常温のビールを飲んでもおいしさは半減してしまいます。

ビールの種類にもよりますが、ビールの適温は約4℃と言われています。家庭の冷蔵庫で冷やす場合は3〜4時間程度が目安と言われています。

キンキンに冷えたビールが好きだという人もいますが、ビールをあまり冷やしすぎると泡立ちが悪くなるだけでなく、原料の麦の成分が凝固して濁りが出ておいしさが半減してしまいますので注意が必要です。

また、季節ごとのビールの適温としては夏なら4~6℃、冬なら6~8℃程度に冷やすのがおすすめです。

人気ビールの味の違いを楽しむ

ビールにはメーカーが一緒であっても銘柄が違えば、味や香りも異なります。そのため同一のメーカーであっても、どのような味や風味があるのか飲み比べておくのも良いでしょう。

多くの人から親しまれている定番の人気ビールから味の違いを楽しむのも一つの方法です。例えば、辛口が好みの場合、キレやのどごしを重視した『アサヒ スーパードライ』がおすすめです。

香りはやや抑えられていますが、それに勝る爽快感と硬質な酸味が魅力で、国内の人気ビールランキングでは常に上位に入っています。

また、深いコクやキレのある味わいが特徴の『キリンラガービール』は、日本だけではなく世界でも飲まれている人気商品です。

ビールのおいしい注ぎ方とは

よりおいしくビールを飲むためにも、注ぎ方のコツを覚えてみてはいかがでしょうか。注ぎ方次第でビールの味も変化すると言われています。ここでは簡単にできるビールのおいしい注ぎ方を紹介します。

3回に分けて注ぐ三度注ぎ

ビールを3回に分けて注ぐ『三度注ぎ』をすると、しっかりした泡がふたの役割となり、香りを長く保つことができるでしょう。どのように三度注ぎをするのでしょうか。

  1. グラス底面をめがけて、勢いよくビールをグラスの半分まで注ぐ
  2. 粗い泡が消えたらグラスの9分目までゆっくりとビールを注ぐ
  3. 粗い泡が消えたら、3度目もゆっくりグラスの縁から泡が盛り上がるように注ぐ

ビールと泡の比率は7:3であり、見た目もおいしく見せるコツでもあります。注いだ直後は苦味成分が少なく、時間の経過とともに苦味が強くなる味の変化も楽しめるでしょう。

注ぎ方で味も変化する

お店で飲む樽生ビールは、ビールサーバーで最適な温度と泡付けがされているので、ビール本来の味を楽しめます。

普段は自宅でビールを楽しむ場合には、ビールサーバーがなくとも、あらかじめコップとビールを適温に冷やしておき、注ぎ方を工夫することで、ビールの味はさらにおいしくなることが分かるでしょう。

ビールをいつもより美味しく味わってみよう

ビールは注ぎ方をちょっとした工夫するだけで、さらに美味しいビールを味わうことができます。さらには、こだわりのグラスを選べば、ビールの楽しみは広がります。普段から飲んでいるビールをより美味しく味わうために、まずは簡単に取り入れられる方法から実践してみてはいかがでしょうか。

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