太りやすいって本当?ワインのカロリーや糖質量、太りにくい飲み方

2020.07.31

ワインのカロリーはどれくらいなのでしょうか?口に入れると甘味を感じやすいので、太りやすいと思われがちですが、実際はどのくらいのカロリーや糖質を含んでいるのか、ワインの種類別に見ていきましょう。また太りにくい飲み方もあわせて解説します。

ワイン100mlのカロリーと糖質の目安

ワインは、風味が甘くアルコール度数が高いほど、高カロリーになる傾向があります。ただし、糖質においては他のお酒と比べても低めです。

具体的にどのくらいのカロリーと糖質を含んでいるのでしょうか?ワインの種類ごとに、100mlのカロリーと糖質の目安を紹介します。

赤ワインのカロリーと糖質

赤ワイン100mlの『カロリーは約73kcal』で『糖質は約1.5g』です。ワインはどの種類でも他のお酒と比べて糖質が低めですが、中でも赤ワインは低糖質といえます。糖質量を気にしている人は赤ワインを選ぶのがよいでしょう。

ただし、同じ赤ワインでも、甘味の強いポートワイン・アイスワイン・貴腐ワインではカロリーも高い傾向があります。

また、日照量の多い地域で育ったブドウから作られているワインも、糖質が高めです。例えば、ヨーロッパ産より、カリフォルニア産やチリ産の方が糖質が高い傾向があるのです。

白ワインのカロリーと糖質

白ワイン100mlの『カロリーは約73kcal』で『糖質は約2g』です。カロリーは赤ワインと同じですが、糖質は0.5g多く含みます。

注意すべきは、白ワインには甘口や半甘口のタイプが多いという点です。同じ白ワインでも、甘味を強く感じるものの方がカロリー・糖質は上昇します。銘柄によっては目安のカロリーや糖質よりも多く摂取してしまうのです。

甘口や半甘口は飲みやすいため、気が付くとたくさん飲んでしまいがちです。カロリーや糖質が低めなものであっても、たくさん飲めば結果的に摂取カロリーが増えてしまうため注意しましょう。

ロゼワインのカロリーと糖質

ロゼワイン100mlの『カロリーは約77kcal』で『糖質は約4g』です。他のワインより全体的に甘く、飲み口がよいロゼワインは、お酒が苦手な人にも人気があります。

飲みやすいのでどんどん飲んでしまいがちですが、赤ワイン・白ワインと比べると、カロリー・糖質ともに多いことに気を付けなければいけません。

特に甘く作られているタイプでは、1杯で80kcal以上の場合もあります。

スパークリングワインのカロリーと糖質

スパークリングワイン100mlの『カロリーは100kcal』で『糖質は2g』です。糖質はロゼワインよりも低く白ワインと同じですが、カロリーが高いことに注意しましょう。

炭酸のシュワシュワ感が爽やかな飲み口ですが、イメージに反して高カロリーです。

乾杯のお酒としても人気のスパークリングワインですが、摂取カロリーを気にするなら最初の1杯に留めておくのがよいでしょう。

ワインと他のアルコールのカロリー比較

ワインの種類ごとのカロリーを、他のお酒と比べるとどうでしょうか?ビールや日本酒・焼酎などと比較します。

アルコールのカロリーランキング

それぞれのアルコール飲料に関して、100mlあたりのカロリーを高い順に紹介します。

  1. 焼酎(連続式蒸留):206kcal
  2. 梅酒:156kcal
  3. 日本酒(上撰):109kcal
  4. ワイン(赤・白):73kcal
  5. 発泡酒:45kcal
  6. ビール(淡色):40kcal

ランキングは、単純に100mlのカロリーを比べています。実際の飲み方はお酒ごとに違い、割りものなどを使うときはカロリーは変動します。

例えば、1位の焼酎は水やお茶で割って飲むことが多いお酒です。そのため、『割り方によってはカロリーが低くなる』可能性があります。

また、どのお酒も、種類や銘柄によってカロリーに差があることにも注意が必要です。

焼酎であれば蒸留方法によって、梅酒であれば漬け込む時の砂糖の量によって、ワインなら種類や原産地によって、カロリーに違いが出てくるのです。

ビールは種類によってカロリーが違う

アルコールのカロリーランキングでは6位と、カロリーを気にせず安心して飲めそうな順位のビールでしたが、同じビールでも種類によって全くカロリーが違うことに注意しましょう。

  1. スタウトビール:63kcal
  2.  黒ビール:46kcal
  3. 淡色ビール:40kcal

ビールは種類ごと・銘柄ごとに使われる材料にも違いがあるため、それぞれカロリーに違いが出るのです。

特に淡色ビールとスタウトビールの差は20kcal以上となっており、この差は大きいでしょう。同じビールでもカロリーの違いを意識して飲むことを心がけましょう。

ワインは太るといわれる理由

カロリーをランキングで比較してみても、ワインが特別カロリーが高い・糖質が多い、というわけではありません。それではワインに太りやすいという印象があるのは、何が原因なのでしょうか?

甘口ワインが主流だったころの名残

理由の一つは、かつてのワインブームで『甘口ワインが主流』だったということです。そのため、ワインは甘いお酒という印象が付いてしまい、そこから高カロリーなお酒と誤解されてしまいました。

近年では辛口ワインが主流となりましたが、それでもかつての印象が残っています。

『ワインは甘いお酒』という印象は、銘柄ごとにさまざまな味わいが楽しめる、というように変化しているものの、太りやすいお酒というイメージは変わらず持たれているのです。

合わせる食事やおつまみが高カロリー

理由の二つ目は、ワインと合わせる食べ物が『高カロリー』ということです。

ワインと一緒に食べておいしいものを思い浮かべると、チーズやハム・チョコレートなど脂肪分・糖分が多く高カロリーなものばかりです。

食事もフレンチやイタリアンと合わせることが多く、バターやクリームを使ったメニューが多い傾向にあります。

高カロリーの食事やおつまみを食べすぎれば、和食のようなヘルシーな食事をしているときよりも、太りやすくなるでしょう。

ワインに合う食事やおつまみは高カロリーなものが多いため、ワインが太りやすいという印象につながっていると考えられます。

太りにくいワインの飲み方

ワインは飲み方を工夫することで、カロリー摂取を抑えながら楽しめます。ポイントを押さえた飲み方・食べ方で、おいしくワインを楽しみましょう。

低カロリーな野菜から食べる

ワインを楽しむ時には、一緒に食べるものの順番を意識するとよいでしょう。『野菜から先に食べ始める』のがおすすめです。野菜に含まれる食物繊維が、糖分や脂肪の吸収を抑えてくれます。

食物繊維たっぷりの野菜をしっかりと噛むことで満腹中枢が刺激されると、少ない量でも満足できます。食べすぎを抑えて太りにくい食べ方が実践できるのです。

ワインを飲む時には、食事はサラダやカルパッチョ・ラタトゥイユといったメニューから食べ始めましょう。前菜を食べてからメインを楽しめるよう、食事を構成するのがぴったりです。

合わせる料理の調理法をチェック

料理は同じ素材を使っていても、調理法によってカロリーが大きく変わります。例えば、クリーム仕立てのものや、バターソースを使用したものは高カロリーになりがちなので避けましょう。

パンを食べる場合も、バターの使用量を減らせばその分カロリー摂取量を抑えられます。

また、ワインを使ったコース料理の定番である肉をオーダーする場合でも、ローストビーフといった赤身を使った料理を選ぶと余計な脂肪分の摂取を抑えられます。

『メニューの選び方に気を付ける』だけでも、摂取カロリーを抑えられるのです。

ワインを飲む時に気を付けたいこと

健康的にワインを楽しむために大切な習慣を三つ紹介します。

適量を守って飲む

ワインを飲む時には、必ず適量を守って飲みましょう。一般的に、1度の食事で『ワイングラス2杯』くらいがちょうどよいといわれています。

適量を守って飲むことで、ワインの風味や味を楽しみながら素敵な時間を過ごしましょう。

チェイサーに水をたくさん飲む

ワインを飲む時には、チェイサーとして水を忘れずに用意しましょう。

ワインはウイスキーや焼酎などと比べればアルコール度数が低いものの、約10~15%あります。アルコールには利尿作用があるため、水を飲まないまま飲酒を続けると脱水状態に陥る可能性があるのです。

アルコールの分解には水が欠かせないため、チェイサーの水なしで飲んでいると、悪酔いする可能性があります。

水を飲むことで、胃の中でアルコールが薄まり、アルコールの代謝を助けて二日酔い予防ができるのです。水はお酒と同じ分量飲むのがよいとされています。お店でワインを飲む時には、注文と同時にお水をお願いしましょう。

毎日飲まない

おいしいワインを毎日でも楽しみたいという人もいるかもしれません。しかし、ワインもお酒です。毎日飲んでいると、肝臓に大きな負担がかかってしまいます。

肝臓が疲れすぎてしまわないように、2~3日飲んだら1日休むという具合に『休肝日』を必ず設けましょう。目安として、1週間に2日ほどワインを飲まない日を作るのがおすすめです。

休みを組み込んだ適切なサイクルで、ワインを楽しみましょう。

ワインは適量を楽しみながら飲もう

ワインのカロリーは種類によって違いますが、赤ワインなら73kcalとそこまで高カロリーな部類ではありません。糖質も低めなので、カロリーや糖質を気にしている人でも楽しみやすいお酒です。

健康を意識するならば、食事やおつまみの食べ方・選び方がポイントになります。野菜から先に食べたり、ヘルシーな食材や調理方法のものを選んだりするのです。

適量のワインを水と一緒に飲む、ということも忘れないようにしましょう。休肝日も取り入れながら、体の負担にならないように楽しみましょう。

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