アメリカ生まれのカクテル『カミカゼ』。カクテル言葉やレシピを紹介

2020.07.02

カミカゼというカクテルをご存知ですか?名前からすると日本酒がベースか、あるいは日本人が考案したのかと思いきや、実はウォッカベースでしかもアメリカ生まれ。では、カミカゼと名付けられたのはなぜでしょう?気になる味や作り方も含めて探ってみました。

人呼んでカミカゼ。生まれはアメリカ

カミカゼとは、ウォッカをベースにホワイトキュラソーとライムジュースを加えたカクテル。甘いカクテルが苦手な人におすすめの、シャープで切れ味の良い大人の味です。

考案者は日本人ではなくアメリカ人。発祥の地はアメリカとも、横須賀の米軍基地とも言われています。カミカゼの名は第二次世界大戦時の「神風特攻隊」から来ていますが、ウォッカベースならではの鋭い口当たりと、一直線に舌へガツンと向かって来るハードな飲み口から、ついその名が連想されたのかも知れません。

ちなみに日本名のカクテルは、カミカゼの他にも日本酒ベースの「サムライ」や、ジンベースの「ヨコハマ」などがあります。カクテル言葉は「あなたを救う」で、仕事で落ち込んだときや元気を出したいときにピッタリのカクテルです。

カミカゼの味の特徴と作り方

カミカゼは、ホワイトキュラソーのほのかな苦味と、ライムの爽やかな酸味が融合したキレの良さを特徴とする中辛口のカクテル。色は白味がかった無色透明です。ベースのウォッカがアルコール度数40%、その上ホワイトキュラソーも40%あるため、基本的なレシピ通りに作るとカミカゼの度数も25%前後と高めです。

カミカゼの基本レシピ

カクテルシェーカーが必要となりますが、なければ水筒か筒型の密閉容器などで代用すれば作れます。

カミカゼの材料

  • ウォッカ:20ml
  • ホワイトキュラソー:20ml
  • ライムジュース:20ml

カミカゼの作り方

  1. シェイカーに材料を入れて軽くステア(軽くかき混ぜる)し、氷を追加してシェイクします。
  2. 氷を入れたグラスに中身を注いで軽くステアすればできあがり。

ライムのスライスを飾れば、見た目も香りも一層爽やかになります。また、ウォッカは事前に冷凍庫でキンキンに冷やしておくと、さらにキレが鋭くなりカミカゼらしさが増します。氷も溶けにくい市販のロックアイスがおすすめです。

カミカゼはアレンジ自在で楽しさいろいろ

カミカゼは少しずつ材料や分量を変えるだけで、いろんなバリエーションのカクテルに早変わりします。次にご紹介する4つは、逆三角形のカクテルグラスで供するショートカクテルです。

バラライカ

ライムジュースをレモンジュースに変えるだけで、「バラライカ」という名のカクテルに早変わり。ちなみにバラライカは、ロシアの民族楽器の名前です。

ハイライフ

ライムジュースをパイナップルジュースに変え、さらに卵白を加えてシェイクすると、「ハイライフ」という名のまろやかな口当たりのカクテルになります。

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スレッジハンマー

ホワイトキュラソーを入れずに、ウォッカ50mlとライムジュース10mlだけをシェイクすると、「スレッジハンマー」という名のカクテルに。飲み過ぎると大型ハンマーで殴られたようにガツンと効くのでご注意を。

雪国

分量をウォッカ40ml、ホワイトキュラソー10ml、ライムジュース10mlに変えてシェイクし、グラニュー糖を縁につけたスノースタイルのカクテルグラスに注いで、仕上げにミントチェリーを飾ると「雪国」に。サントリーのカクテルコンクールで1位になったカクテルです。

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「あなたを救う」かも知れないカミカゼ

日本史が好きな方ならよくご存知でしょうが、鎌倉時代の中期、モンゴル帝国からの2度の攻撃(元寇)から日本を救ってくれたのが「神風」でした。だから、「カミカゼ」のカクテル言葉も「あなたを救う」なのかもしれません。落ち込んでいるときにこのカクテルを飲むと、何か救われるような気分になれるかもしれませんね。

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