名画にちなんで作られたカクテル『ブラック・レイン』。レシピや味わいを紹介

2020.05.20

ブラック・レインといえば故・松田優作氏が出演した映画のタイトルとして有名ですが、スパークリングワインをベースにした同名のカクテルも存在します。辛口でパンチの効いたカクテルなのですが、この記事では、そんなブラック・レインについてご紹介していきます。

カクテル、ブラック・レインとは

ブラック・レインはスパークリングワインをベースとしたカクテルです。カクテルには珍しい黒い色をしており、非常に存在感があります。

このカクテルは、1990年12月、オーストラリア・シドニーにあるハイアット・キングズゲート・ホテルのバーの支配人である、ハーブ・メイソン氏が開発しました。

その名の通り、故・松田優作氏の遺作となった映画「ブラックレイン」にちなんで創作されたと言われています。

ブラック・レインのレシピ

それでは、カクテル、ブラック・レインのレシピをご紹介していきます。

ブラック・レインの材料

  • スパークリング・ワイン(またはシャンパン) :180ml
  • ブラック・サンブーカ:45ml

ブラック・レインはスパークリングワインとブラック・サンブーカのみで作られるカクテルです。

とはいえ、好みに合わせてスパークリングワインとブラック・サンブーカの割合を4:1〜9:1まで調整することができます。

ブラック・サンブーカとは

サンブーカとは、イタリア特産のリキュールで、無色透明のサンブーカと、黒色をしたブラック・サンブーカに大別されます。

これらのうち、ブラック・レインに使うのはブラック・サンブーカであり、エルダーの花、アニス、リコリス、レモンの果皮、蜂蜜などを用いて香味付けされています。また、ブラック・サンブーカの特徴的な黒色は、エルダーの実によって出されています。

ブラック・レインの作り方

ブラック・レインの作り方は、フルート型のシャンパン・グラスにブラック・サンブーカを注ぎ、よく冷やしたスパークリングワインで満たしてから軽くステアするだけです。

この時、極めて優しくステアするのがポイントです。というのも、スパークリングワインをステアしようとすると、あっという間に炭酸が発泡して、泡がグラスから溢れるほどになってしまうからです。

それを知らずにステアしようとしてこぼしてしまう人が多いので、なるべく泡立てないようにゆっくりとステアするようにしましょう。

ブラック・レインの味

ブラック・レインは、ブラック・サンブーカに使われている薬草の風味が非常に強いカクテルです。逆に言えばクセがある味なわけで、その分、好き嫌いがはっきりします。

例えば、ジンの風味が苦手な人であれば、ブラック・レインは決しておすすめできません。一方、チンザノなどの薬草系リキュールがお好きな人であれば、ついその魅力にどっぷりハマってしまうことでしょう。

味の決め手は配合割合

前述のとおり、ブラック・レインの材料の割合には、4:1から9:1までの幅があります。当然、どの割合にするかで薬草の風味量が変わってきます。

ブラック・サンブーカは想像以上に強い風味を持っていますから、まずは9:1程度で作り、薬草の風味が足りなかった場合に少しづつ足していくようにした方が良いでしょう。

映画にちなんで作られたブラック・レイン

この記事では、スパークリングワインをベースにしたカクテル、ブラック・レインをご紹介しました。

名優・松田優作氏の遺作「ブラックレイン」にちなんで作られたこのカクテルからは、極めて強い薬草の風味を感じることができます。個性派として知られた松田優作氏と同様、存在感のあるカクテルといえるでしょう。

好き嫌いがはっきりする味ではありますが、薬草系の味わいが好みという人は、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

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