【キュラソー】とはどんなリキュール?カクテルやスイーツに大活躍の便利なお酒

2020.05.02

フルーツ系リキュールの定番『キュラソー』を使ったカクテルは、手軽に作ることのできるおいしいお酒です。自分だけのレシピをホームパーティーで振る舞えばとても喜ばれることでしょう。そんなキャラソーについて、基本情報やその魅力を紹介します。

人気リキュールのキュラソーとは?

果実の皮を使って作られる『キュラソー』とはどのようなお酒なのでしょうか。詳しく紹介します。

オレンジの果皮をベースとしたリキュール

一般的に『キュラソー』といえば、オレンジの果皮を使ったリキュールで、果実系リキュールの代表的存在です。

あらゆるリキュールの中でも、『キュラソー』は多くの銘柄が発売されており、『グランマニエル』などはとても有名です。

柑橘系の風味で飲みやすい

キュラソーは、ブランデーや中性スピリッツなどをベースに、香り豊かなオレンジの皮を、シロップなどの甘味料とミックスすることで造られます。

これにより果皮の苦味が中和され、芳醇でありながらスッキリとした味わいを楽しむことができます。

年間を通して人気のある飲み物ですが、特に夏など暑い季節に飲むと爽快感を味わえるでしょう。

甘めや強めのお酒などにも合わせやすい

柑橘系のキュラソーはさまざまなお酒に合いやすく、『ブランデー』や『テキーラ』、『ジン』などアルコール度数の高いお酒と合わせやすいのが特徴です。

カクテルを作る上でも、さまざまなアルコールと合わせることができるので、人気の高いリキュールとなっています。

コーヒーやスイーツにも合う

意外に思うかもしれませんが、『キュラソー』はコーヒーととても相性が良く、コーヒーにキュラソーを入れて嗜むアレンジは定番です。

18世紀ごろにはすでにフランス王妃マリー・アントワネットの母であるマリア・テレジアが、コーヒーにキュラソーやホイップクリーム、ときには小粒のキャンディを入れて味わっていたといいます。

このレシピは『カフェ・マリアテレジア』と呼ばれ、現代でも多くの人に愛飲されているほどです。

柑橘風味であるキュラソーはチョコレートやケーキなどのスイーツと一緒に楽しむことで、スイーツの甘味を一層引き立ててくれます。

キュラソーをジンジャエールで割り、マドラー代わりのポッキーを添えるキュラソージンジャエールなども手軽にできておすすめです。

キュラソーの名前の由来は?

『キュラソー』という不思議な響きをもった言葉ですが、その名前の由来はいったいいつごろ、どこから生まれたのでしょうか。

カリブ海に浮かぶキュラソー島が由来

カリブ海に浮かぶ人気のリゾート地『キュラソー島』は、オランダ領でした。

当時、島に育っていたオレンジの果皮をオランダに持ち帰ると、そのオレンジは本国とは違い野生化していたためとても苦く、ほとんどが捨てられてしまいました。しかし、その苦味を持つオレンジをリキュールの素材として再利用したのがキュラソーの誕生だといわれています。

『キュラソー』の歴史は古く、300年も前から飲まれていたそうです。

ダイバーが集まる魅力的なビーチが特徴

そんなキュラソーが生まれたキュラソー島は、どんな場所でしょうか。

キュラソー島は赤道近くに位置するため、一見すると暑い島国のイメージですが、東方から流れるように吹く清涼風により、年間を通して平均気温が27度という快適な気候に恵まれています。

そのためマリンスポーツが盛んで、澄み渡ったカリブ海にあるキュラソー島には約40カ所ものダイビングスポットがあります。

また美しいビーチもところどころにあり、『ダイバーたちにとっての聖地』とも呼ばれて人気を博しているのです。

欧米では観光スポットとしても人気

『キュラソー島』の素晴らしさは、ビーチだけではありません。オランダそのものの街並みが楽しめるのです。

プンダとオトロバンダという二つの地域に分かれたキュラソー島の中心部である『ウィレムスタットの歴史地区』は、ユネスコの世界遺産にも指定されているほど美しい景観を守っています。

現在、オランダである島全体の風景は、植民地時代の17、18世紀に建造されたカラフルな家々が立ち並び、幻想的な雰囲気です。

キュラソー島はアメリカ圏内やヨーロッパからのアクセスが良いのも特徴で、欧米諸国から訪れる人が多い人気の観光スポットになっています。

キュラソーの種類

『キャラソー』には色合いや、風味が異なるいくつかの種類がありますので紹介します。

定番のホワイトキュラソー

同じ『キュラソー』でもキュラソーの銘柄や素材などの配合によって、さまざまな種類のキュラソーを作ることができ、見た目も味覚も全く異なる、豊富なバリエーションで楽しむことができます。

無色透明なオレンジ果皮エキスにホワイトリカーと、シロップで作られた『ホワイトキュラソー』は軽やかな甘みや風味が特徴の定番キュラソーです。

また、カクテルだけではなく、チョコレートやケーキなどのスイーツ作りにも使用することのできる便利なキュラソーです。

ブランデーベースのオレンジキュラソー

オレンジ果皮にブランデーを配合し、樽で熟成させて作るのがブランデーベースの『オレンジキュラソー』です。

熟成させることでオレンジの匂いに加え、ブランデーの香りも楽しめるのが特徴でしょう。お菓子作りで使用すれば、良いアクセントになります。

色鮮やかなカラーキュラソー

色鮮やかなカラーキュラソーの中でも『ホワイトキュラー』を青く着色した『ブルーキュラソー』が最も有名ですが、それ以外にも好みによりグリーンやレッドなど、色鮮やかなキュラソーを楽しむことができます。

着色料を入れているので、その分、純粋なホワイトキュラソーよりも少し苦味が入りますが、その苦味もキュラソーを使ったカクテルのアクセントになっています。

ホワイトキュラソーの人気カクテル

『ホワイトキュラソー』を使ったカクテルは、たくさんのレシピがあり、さまざまな味を楽しむことができます。

上品な味わい ホワイトレディ

『ホワイトレディー』はレモンジュースとホワイトキュラソーの相性が良く、ベースであるジンの度数の高さをあまり感じさせない上品な味わいのカクテルです。

『白い貴婦人』という意味のホワイトレディですが、そのネーミングは、世界で初めて純白のウェディングドレスを着用したヴィクトリア女王に捧げられたからともいわれています。

また、ジンをウォッカに変えるだけで『バラライカ』となり、簡単にアレンジが楽しめます。

早速、ホワイトレディに必要な材料を見ていきましょう。

  1. ジン 35ml
  2. ホワイトキュラソー 15ml
  3. レモンジュース 15ml

作り方はとても簡単で、上記の素材をシェイクするだけででき上がりです。

テキーラベースでも飲みやすい マルガリータ

カクテルの中でも知名度の高い『マルガリータ』は、柑橘の酸味とテキーラの風味が程よく融合しています。

グラスのふちに塩をつけることで、甘いカクテルが得意でない人にもぴったりのスッキリと味わえうことができます。

マルガリータの由来には諸説ありますが、あるバーテンダーの亡くなった彼女の名前が『マルガリータ』だったので名付けられたなど、ちょっと切ないネーミングエピソードもあり、ロマンティックな大人のカクテルとしてもふさわしい1杯です。

そんなマルガリータに必要な材料は以下です。

  1. テキーラ 30ml
  2. ホワイトキュラソー 15ml
  3. レモンジュース 15ml

これらの素材をシェイクして、塩でスノースタイル(グラスのふちに塩を付けた状態)を作ったカクテルグラスに注げば完成です。

すっきりとした口当たり XYZ

『XYZ』がアルファベットの最後であるため、「これ以上良いものはない究極のカクテル」という意味の名前が込められています。

ベースはラムを使用しているのでアルコール度は高いですが、すっきりとした飲みやすさのため、何杯でも飲めてしまうカクテルです。

XYZを作るには以下の4種を用意しましょう。

  1. ホワイトラム 45ml
  2. ホワイトキュラソー 10ml
  3. レモンジュース 15ml
  4. グレナデンシロップ  15ティースプーン

1から4の材料をシェイカーに入れ、シェイクすれば完成します。

ホワイトキュラソーのその他カクテル

定番の『ホワイトキュラソー』はレシピをちょっと変えるだけで、いろんな種類のカクテルを作ることができます。ここからは、ホワイトキュラソーを使用したその他のカクテルを紹介します。

フルーティーな味わい サイドカー

ブランデーをベースにホワイトキュラソーとレモンジュースを加えると『サイドカー』のでき上がりです。いろいろな銘柄のブランディーを使い分けることで、風味の違いを味わうことができます。

スライスしたオレンジをグラスのフチに装飾すれば見た目も素敵な『サイドカー』の完成です。落ち着いた琥珀色で、大人の雰囲気バツグンでしょう。

サイドカーに必要な材料は以下になります。

  1. ブランデー 30ml
  2. ホワイトキュラソー 15ml
  3. レモンジュース 15ml

シェイクするときにカットやスライスしたオレンジを一緒に入れても風味が引き立ちます。

女性にすすめるなら コスモポリタン

鮮やかなピンク色の美しい『コスモポリタン』は女性に人気のカクテルです。

見た目の美しさだけではなく、ウォッカをベースに甘酸っぱいクランベリージュースと柑橘の酸味が相性良く混ざり合い、クセがなくとても飲み口がいいカクテルです。

『コスモポリタン』は国際人やグローバルといった意味を持ち、女性の社会進出や国際社会化がめざましく発展しはじめた1980年代ころに、頑張る女性をイメージして作られたとされています。

そんなコスモポリタンを作るのに必要な材料は以下で、これらを合わせてシェイクしていきましょう。

  1. ウォッカ 30ml
  2. ホワイトキュラソー 15ml
  3. クランベリージュース 15ml
  4. ライムジュース 1ティースプーン

ワイン好きにおすすめ ワインクーラー

ワインをベースにした『ワインクーラー』は、赤でも白でも好きなワインを選べるのでワイン好きにはおすすめです。安価なワインでもこのようにカクテルで使うことで、一段とおいしくアレンジすることができます。

ワインクーラーに必要な材料は4種類です。

  1. ロゼワイン 90ml
  2. オレンジジュース 30ml
  3. グレナデンシロップ 15ml
  4. ホワイトキュラソー 10ml

材料をシェイクし、クラッシュドアイスを詰めたグラスに注いでかき混ぜたら完成です。

ブルーキュラソーのカクテル

カラーキュラソーの一つ『ブルーキュラソー』も、さまざまな種類のカクテルを作ることができます。

一度は聞いたことがある ブルーハワイ

ハワイの美しい海を連想させる透き通るようなブルーのカクテル『ブルーハワイ』は、一度は聞いたことのあるカクテルではないでしょうか。

甘い香りのラムがベースになり、ブルーキュラソーの鮮やかな色彩は見ているだけでうっとりします。

パイナップルジュースとレモンジュースが加味され、さわやかな口あたりで、装飾されたフルーツと一緒に食べると、その名の通りにハワイにいるような気分になれます。

ブルーハワイに必要な材料も見ていきましょう。

  1. ブルガルエクストラドライ30ml
  2. ブルーキュラソー 15ml
  3. パイナップルジュース 30ml
  4. レモンジュース 15ml

これらをシェイクしたらクラッシュドアイスを詰めたグラスに注ぎます。デコレーションカットしたパイナップルや季節の花などを飾り、ストロー2本を添えます。

ストローを2本添える意味は、二人で寄り添って飲むためだけではなく、クラッシュドアイスが詰まってしまったときの予備としての役割もあるのです。

また、アレンジ例としては、レモンジュースをココナッツミルクに変えると、『ブルー・ハワイアン』になるので、こちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミルクとの相性が抜群 ブルーコラーダ

カリブ海生まれのトロピカルカクテル『ブルーコラーダ』は、ココナッツのまろやかさとパイナップルジュースの甘酸っぱさ、そしてブルーキュラソーの鮮やかな色合いで視覚も味覚も同時に満足させてくれるカクテルです。

アルコール度数も低めですので、お酒が弱い人にも安心して楽しめるカクテルです。

ブルーコラーダは下記の材料で作ります。

  1. ココナッツリキュール 45ml
  2. ブルーキュラソー 10ml
  3. パイナップルジュース 45ml
  4. 牛乳 45ml

入念にシェイクしたらクラッシュドアイスを詰めた大型グラスに注ぎます。仕上げにレッドチェリーやカットしたパイナップルを飾りましょう。

透き通る青が魅力的 コルコバード

ドランブイのハーブと、テキーラの芳醇な香り豊かな、青く透き通る海を思わせる『コルコバード』は、微炭酸の入った人気のトロピカルカクテル。

炭酸の代わりにミネラルウォーターを入れてもおいしく飲むことができます。『コルコバード』の名前の由来は、リオデジャネイロの有名な観光地からとられたといわれています。

コルコバードに必要な材料は以下のとおりです。

  1. ドランブイ 30ml
  2. テキーラサウザブルー 30ml
  3. ブルーキュラソー 30ml
  4. ソーダ 適量

最初にソーダ以外の材料をシェイクしたら、クラッシュドアイスを詰めたタンブラーに注ぎます。最後にソーダを注ぎ、軽くステアしたらライムを飾って完成です。

購入可能なおすすめのキュラソー

ここでは、簡単に購入できるオススメのキュラソーを紹介します。

デカイパー ホワイトキュラソー リキュール 700ml

300年の伝統と技術を誇る名門リキュールメーカー『デカイパー社』から販売されているキュラソーです。

『デカイパー ホワイトキュラソー リキュール 700ml』は、キュラソー島のオレンジ果皮からキュラソーを生産しています。価格も1000円代と手頃で、気軽にカクテル作りができるでしょう。

アルコール度数は24%と高めですが、老舗メーカーの商品だけあって、人気が衰えることが無く、安定した味をいつでも提供してくれます。

  • 商品名:デカイパー ホワイトキュラソー 700ml
  • 価格:1480円(税込)
  • Amazon:商品ページ

BOLS ブルーキュラソー 21度 700ml

『BOLS(ボルス) ブルーキュラソー 21度 700ml』は、キノーオレンジという種類を使い、フルーティーな味わいに仕上げたオレンジフレーバーが特徴的なブルーキュラソーです。

数種類のハーブとオレンジの果皮を使用した、ボルスの数ある商品の中で最も歴史のあるリキュールの一つになっています。

  • 商品名:BOLS(ボルス)ブルーキュラソー 21度 700ml
  • 価格:1960円(税込)
  • Amazon:商品ページ

人気のリキュール、キュラソーを味わおう

人気のリキュール『キュラソー』は簡単に購入することができ、色数も豊富で、一手間加えれば本格的なカクテルになります。ホームパーティーなどで、ゲストをもてなすのにも使いたいですね。

香り豊かな『キュラソー』を取り入れたカクテルは気軽に作ることができるので、まずは自宅でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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