『モエ・エ・シャンドン』が世界中で愛される理由。定番からハイエンドまで各種銘柄を紹介

2020.04.25

長い歴史を持つ世界最大のシャンパンメーカー『モエ・エ・シャンドン』は、日本でもシャンパンの代名詞として広く知られています。一般的なシャンパン以外にも、モエ・エ・シャンドンには飲みやすい甘口や最高級のヴィンテージも揃っています。

モエ・エ・シャンドンの基本

シャンパンに詳しくなくても、『モエ・エ・シャンドン』という名を聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。シャンパンとして真っ先に連想されることも多いモエ・エ・シャンドンについて、まず基本情報から押さえていきましょう。

モエ・エ・シャンドンとは何?

モエ・エ・シャンドンとは、フランス・シャンパーニュ地方でシャンパンを生産するメーカーの名称であり、製造するシャンパンの名前でもあります。

1743年に創業されて以来、250年以上もの長い歴史を有しており、古くはフランス王室の公式シャンパンとして採用され王侯貴族や政治家に愛飲されていた実績もある老舗なのです。

シャンパンのMoet.jp|モエ・エ・シャンドン ジャパン|Moet & Chandonのシャンパン(シャンペン、シャンパーニュ-Champagne)

世界を代表するシャンパンメーカー

モエ・エ・シャンドンは最高級シャンパンとして知られる『ドン・ペリニヨン』も傘下に収め、複合企業体であるコングロマリットの『モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)』グループに属する、世界有数の規模を誇るシャンパンメーカーです。

モエ・エ・シャンドンの出荷本数は年間約200万ケースにものぼり、世界各国で広く飲まれています。日本では、1903年に初めて上陸して以来、『シャンパンの定番』として定着しています。

モエ・エ・シャンドンができるまで

モエ・エ・シャンドンが所有する広大なブドウ畑は、シャンパーニュ地方でも最大級の約1200ヘクタールといわれています。その約半分が特級畑である『グラン・クリュ』、約25%が1級畑である『プルミエ・クリュ』にランクされているのです。

これらの畑から収穫されるものに加え、ブドウ農家から優れた品質のブドウを買い付け、より多くのブドウを使用することで一貫した品質のシャンパンを製造しています。

モエ・エ・シャンドンのシャンパンには、ピノ・ノワールとピノ・ムニエ、シャルドネの3種類のブドウが使われています。それぞれの品種が持つ特徴を絶妙にブレンドし、独自の味を作り出しているのです。

モエ・エ・シャンドンを楽しむポイント

モエ・エ・シャンドンのシャンパンは、購入しやすい銘柄もあるので手に取りやすいものです。高級シャンパンなら、プレゼントとしても重宝します。

種類は全部で11種類

モエ・エ・シャンドンが製造するシャンパンは、定番品からヴィンテージ、店頭には並ばないものを含め11種類があります。定番品であれば比較的入手しやすいので、気軽に味わえるのがメリットです。

値が張る高級品も選択できるので、ぜいたくな時間を楽しむためにシャンパンを飲みたいとき、またはプレゼントとして選ぶのもいいでしょう。

お祝いのギフトなどでも喜ばれる

上記のように、プレゼントとしても適しているモエ・エ・シャンドンですが、シャンパン単独だけではなく、花とシャンパンを合わせたフラワーギフトも販売されています。

生花やプリザーブドフラワーを使用し、シャンパンのボトルデザインに合わせたカラーのアレンジは、シャンパンをより豪華に、華やかに見せてくれるので、お祝い用のギフトとして送ると喜ばれるでしょう。

テイスティング方法にもこだわる

モエ・エ・シャンドンを味わうときは、テイスティングの方法にこだわってみると、よりおいしく楽しめます。

通常、シャンパンは冷やして飲みますが、まず飲むときの温度にこだわりましょう。ぬるいシャンパンはおいしさが落ちてしまい、逆に冷やしすぎると味や香りが引き出されにくくなってしまいます。

シャンパンが最もおいしく飲める温度は、『8~10度程度』といわれています。冷蔵庫で冷やす場合は、3~4時間ほど入れておくと、この温度まで冷やせます。

シャンパンの泡や香りを楽しむためには、細長いフルートタイプと呼ばれるシャンパングラスを用意しましょう。ヴィンテージシャンパンの香りをより楽しみたいときは、飲み口が広いクープタイプのグラスがおすすめです。

モエ・エ・シャンドンの基本シャンパン

先述のように、モエ・エ・シャンドンに11種類のシャンパンがあります。このうち、基本となるシャンパンが、以下の3種類です。

最も王道の白 モエ アンペリアル

モエ・エ・シャンドンのシャンパンで最もスタンダードで同社のシンボル的存在なのが、『モエ アンペリアル』です。シャンパンといえばこれ、というほど基本中の基本の王道ともいえる銘柄なので、取り扱う店舗が多く購入しやすいシャンパンです。

3種類のブドウがバランス良く使用されており、果実や白い花のような香りと辛口のさっぱりとした飲み口で、料理やデザートの味を引き立てます。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル ギフトボックス入り
  • 価格:¥5,500
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女性へのギフトに最適 ロゼ アンペリアル

サーモンピンク色が女性に好まれる『ロゼ アンペリアル』も、『モエ アンペリアル』と同様に取り扱う店舗が多く、ロゼシャンパンの定番といえる銘柄です。

甘さが少ない辛口シャンパンですが、モエ アンペリアルよりもしっかりとした赤い果実の風味が感じられ、フルーティーな酸味と柔らかな口当たりが感じられます。

ロゼ アンペリアルは肉料理のほか、食前酒としても適しています

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル ギフトボックス入り
  • 価格:¥6,066
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氷を入れて味わう アイス アンペリアル、ロゼ

暑いとき、シャンパンをもっと冷やして飲みたいというときに特におすすめが、『アイス アンペリアル』です。

こちらは氷を入れて飲むために作られたシャンパンで、ロックシャンパンにして初めて完成する、他にはない特徴を持っています。ロック専用なのでモエ アンペリアルより強めのフルーツやスパイスの香りとふくよかな果実の風味が凝縮された味わいです。

アイス アンペリアルにはロゼも用意されており、こちらも通常のロゼよりもフルーティーで爽やかな風味です。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル ロゼ
  • 価格:¥6,500
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甘口派におすすめのシャンパン

シャンパンは辛口のタイプが多く、辛口が苦手な人には敬遠されることがあるかもしれません。そんな辛口よりも甘口が好みという人に飲んでもらいたいのが、甘口のシャンパンです。

モエ・エ・シャンドンでは、以下の2種類の甘口シャンパンを製造しています。

甘いスパイスが特徴 ネクター アンペリアル

『ネクター アンペリアル』は、定番のアンペリアルと比較すると甘口に作られています。トロピカルフルーツのような味わいに、ほのかなバニラやシナモンのスパイス、グレープフルーツの香りを持っています。

渋みがなく甘くて飲みやすいシャンパンは、女性や普段シャンパンを飲まない人、カクテルを好む人におすすめです。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアル
  • 価格:¥5,879
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桃の香りを楽しめる ネクター アンペリアル ロゼ

ネクター アンペリアルのロゼは、ネクター アンペリアルよりも甘さ控えめですが、桃のやさしい甘さで飲みやすく仕上がっています。

リッチな口当たりのフルーツフレーバーは、濃厚な味付けの料理やチョコレート、ベリー系のデザートにピッタリです。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン ネクターアンペリアル ロゼ
  • 価格:¥6,759
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モエのヴィンテージシャンパン

シャンパンには、最もスタンダードな『ノンヴィンテージ』以外にも、同じ年に収穫されたブドウのみを使用して3年以上の熟成期間を経て製造される『ヴィンテージ』、さらに上には『プレステージ』というランクもあります。

つまり、製造年が明記されたシャンパンはヴィンテージ以上のシャンパンとなります。

ここまで紹介してきたモエ・エ・シャンドンのシャンパンはノンヴィンテージですが、以下の3種類は、いずれもヴィンテージのランクに当たるシャンパンです。

当たり年だけ造られる特別な1本

モエ・エ・シャンドンでは、ブドウのできが良かった年、いわゆる『当たり年』にのみ製造するシャンパン『グランヴィンテージ』があります。逆に言うと、ブドウのできが良いと判断されなければ製造されないため、希少性が高くなります。

グランヴィンテージが最初に製造されたのは1842年で、直近では2012年に製造されており、これが73番目のヴィンテージに数えられます。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン ブリュット 白 グラン・ヴィンテージ 2012
  • 価格:¥7,018
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記念の贈り物にも グラン ヴィンテージ ロゼ

モエ・エ・シャンドンのグランヴィンテージには、ロゼタイプも販売されていますが、通常のグランヴィンテージよりも製造回数が異なります。こちらも直近に製造されたのは『43番目のヴィンテージである2012年』です。

グランヴィンテージ ロゼは、特にできの良い黒ブドウを主役に据え、シャルドネを抑えめにしているのが特徴です。その年のブドウの個性や風味を存分に味わえる、繊細でフレッシュな味わいが魅力でしょう。

製造された年に合わせた記念の贈り物としても、おすすめの1本です。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン グラン・ヴィンテージ ロゼ 2012
  • 価格:¥9,749
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モエ最高峰 エムシースリー MCIII

モエ・エ・シャンドンのシャンパンの中で『究極のシャンパン』とされているのが、プレミアムシャンパン『MCIII(エムシースリー)』です。こちらは店頭販売をされていない銘柄になります。

長い歴史で培われた技術を独自に進化させたシャンパンは、世界的なワインコンペである『IWC』において最優秀賞を受賞した実績を持ちます。

MCIIIの最大の特徴は、その複雑な製造工程にあります。名称に含まれる数字「3」は、3種類の環境で作り上げたことを示しています。

MCIIIは、ステンレススティールタンクとオークカスクで熟成したヴィンテージワイン、瓶内で熟成した過去のヴィンテージシャンパンをブレンドするという、3つの熟成方法を融合して作られています。

完璧に調和した最高のバランスを持つ MCIIIは、モエ・エ・シャンドンの3度目のミレニアムを迎えるにふさわしいシャンパンです。

ボトルデザインも、他のモエ・エ・シャンドンのシャンパンとは一線を画しています。ボトル底のメタルプレートには、1番目のキュヴェ(ブレンドされたワイン)を意味する『001』、そしてデゴルジュマン(澱抜き)の年を意味する『14』が刻まれています。

  • 商品名:モエ・エ・シャンドン MC3 木箱入り
  • 価格:¥43,780
  • Amazon:商品ページ

超有名モエのシャンパンを味わおう

数あるシャンパンの中でも抜きん出た知名度を持つモエ・エ・シャンドンには、定番のアンペリアル以外にも個性的な銘柄が揃っています。

定番から究極のプレミアムシャンパンまで、異なる味わいをぜひ試してみましょう。

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