自宅で美味しいコーヒーを焙煎!手動式と電動式のメリットを解説

2020.04.21

コーヒー豆の焙煎は自宅でもできます。この記事では、自宅でできる焙煎方法のうち代表的なものをご紹介します。自分に合った方法を選んで実際に挑戦しましょう。自家焙煎コーヒーを美味しくするコツを実践することで、自宅でも完成度の高いコーヒーを味わえます。

作業工程も楽しめる、手動式焙煎方法

手動式焙煎は絶えず混ぜながら作業し続ける大変さがあります。しかし、焙煎している工程そのものを自分で体感し楽しめる方法です。

フライパンを使った焙煎

手動式焙煎で最も手軽なのが『フライパン』を使った方法です。下記の通り、必要なものをそろえます。

  • 生豆
  • フライパン
  • フライパンの蓋
  • 木べら
  • 目の細かいザル

まずは生豆をザルに入れて熱湯で洗います。汚れやほこりを取り除いた生豆は、濡れたままフライパンに入れて蓋をして中火で蒸し焼きにしましょう。じっくり火にかけて水分を抜くのです。

3分程して豆が動きやすくなったら、木べらでかき混ぜて炒めます。9分すぎた頃から、パチンと音がする『1ハゼ』が始まります。ここからの焙煎時間は好みに応じて調整します。

浅煎りならパチパチ音が終わる頃に、中煎りならもう少し待ってから、深煎りなら2ハゼまでしっかり焙煎します。好みの具合になったらザルにあけて素早く冷まします。

手網を使った焙煎

『手網』で行う焙煎も、下記に紹介するシンプルな道具のみでできる方法です。

  • 生豆
  • 手網
  • 軍手
  • ザル

生豆を洗う工程や、焙煎のタイミング・焙煎後に素早く冷ます工程は、フライパンと同様です。

洗った豆は手網に入れて、蓋の左右をクリップなどでとめましょう。火加減を中火にして、高さ10~15cmほどの位置で網を水平に保ちながらリズミカルに振り続けます。

1ハゼが始まるのは焙煎を始めてから10分程経過した後です。好みによって、2ハゼまで焙煎し、好みの味・香りに近づけましょう。その後、手早く冷ませば完成です。

手回し式焙煎機を使った焙煎

自宅でも小さな『手回し式焙煎機』を使った焙煎が可能です。筒状の部分に生豆を入れて、アルコールランプやガスコンロの火にかけて焙煎しましょう。用意するものは下記の通りです。

  • 生豆
  • 手回し式焙煎機
  • 軍手
  • カセットコンロ
  • ザル

手回し式焙煎機は、カセットコンロにセットします。火加減やハンドルをまわすペースは好みの仕上がりによって異なります。何度か焙煎しながら、ベストな方法を探しましょう。

また、用意する道具の組み合わせによって、最適な火力・焙煎時間も出てきます。

コーヒー豆を入れて火加減を調節したら、ハンドルをまわしてムラが出ないようにじっくり焙煎しましょう。

もっと手軽に焙煎したいならこちらがおすすめ

手動での焙煎は自分で手を動かす工程が楽しいですが、手間がかかります。手間なく自家焙煎をしたい場合は電気式や自動式がよいでしょう。

電気式焙煎機

『電気式焙煎機』は、熱風を使って焙煎します。機械が温度を調節して常に一定に保つので、安定した焙煎ができるのが魅力です。火加減を意識して調整する必要がありません。

生豆をドラムに入れて、必要なパーツを全て指定の場所へセットします。あとは温度と焙煎時間をセットすれば、自動で焙煎が始まります。中には、最後の冷却まで機械が行うものもあります。

散らばりがちなコーヒー豆の皮チャフを集める場所があるので、焙煎後の掃除の手間が少なくて済むのも魅力でしょう。

自動式焙煎機

設定さえしておけばいつも同じ温度や時間で焙煎できるのが『自動式焙煎機』です。豆の状態に合わせて設定を細かくカスタマイズできるものもあります。

熱風で焙煎するものが多いですが、他にもハロゲンや赤外線を使った直火式・熱風と直火を組み合わせたものなどがあります。本格的で安定した焙煎を楽しめる方法です。

自家焙煎コーヒーをより美味しくするコツ

自家焙煎コーヒーは、ちょっとしたコツを意識することでより美味しく飲めます。コーヒーの完成度がぐっと高まる方法です。

焙煎前後にハンドピックを行う

コーヒー豆の中には、未熟なものや虫食いにあったものなどが混ざっています。これらが含まれていると味に影響するため、『ハンドピック』で取り除きましょう。

ハンドピックのタイミングは、焙煎する前と後の2回です。

生豆のときは、ゆがんだ形・虫食い・他の多くの豆と違う色の豆を取り除きます。焙煎後は、焦げすぎた豆・欠けた豆・白っぽい豆などを取り除きましょう。

慣れるまでは、形の違いに注目してハンドピックするのがおすすめです。慣れてきたら、虫食いや黒い豆などもチェックして取り除きます。

飲み頃は焙煎してから2日後

せっかく自家焙煎したならば新鮮なうちに飲みたい、と思う人もいるでしょう。しかし、飲み頃は焙煎して2日後からです。2日間寝かせてからコーヒーを抽出します。

焙煎したてのコーヒーはガスを含んでいる状態です。そのため、抽出すると味が安定せず全体的にぼやけてしまいます。

2日程経過するとガスが薄れて豆本来の味わいが楽しめるようになるのです。

自分に合った焙煎方法を見つけよう

コーヒーは焙煎方法によって味が変わります。自分好みの味わいを追求するなら、自家焙煎に挑戦しましょう。焙煎の醍醐味が味わえる手動式と、手軽にできる自動式が選べます。

豆の扱いのコツをおさえることも大切です。ハンドピックや飲み頃について知ることで、より完成度の高い自家焙煎コーヒーを楽しめます。

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