コーヒー好きが【ドリップポット】にこだわる理由。

2020.04.07

コーヒーを淹れる際にドリップポットを活用すれば、より香りと味わいを豊かにできるでしょう。ドリップポットの基本知識から選び方、初心者におすすめの形状まで紹介しているので選ぶときの参考にしてみてください。

ドリップポットの基礎知識

まずは、自宅で美味しいコーヒーを淹れるために欠かせないドリップポットの使い方や、代用方法も含めてチェックしていきましょう。

ドリップポットとはなにか

ドリップポットとは、『コーヒーをドリップするときのやかん』のことです。ドリップするためにお湯を注ぐ目的で作られているので、お湯を沸かすのには不向きです。ドリップポットでお湯を沸かせるタイプもありますが、基本的には沸かせないタイプが一般的です。

実際にお湯を沸かすと、金属部分の熱がお湯に伝わり泡ができてしまいます。また、ガスなどで沸かすと持ち手が熱くなり持てなくなることもあります。

これらの点から、沸かせるタイプのものでない場合には、ドリップポットはお湯を注ぐために使い、お湯は他のやかんなどで沸かすようにしましょう。

ドリップポットの使い方

前述したように、ドリップポットは、他のやかんでお湯を沸かしておき『ドリップポットに移してからドリップする』のが基本です。この方法であれば、取っ手は熱くならず、注ぎ口から熱による泡が出るのを防ぎ美味しくドリップできるでしょう。

また、ドリップポットにお湯を移す工程は、適度にお湯を冷まして最適な温度にするにも適しています。

持っていない場合の代用は可能?

ドリップポットを持っていないからと言って、ドリップができないわけではありません。ドリップコーヒーの香りや風味を最大限に引き出すためのものなので、用意できないときには代用してみましょう。

  • 電気ケトル
  • 計量カップ
  • 急須
  • 紙コップ
  • マグカップ

上記のもので代用できます。ただし、注ぐときにドバっと注いでしまうとドリップが上手く行かず薄いコーヒーに仕上がります。極力ゆっくり注ぐなど、工夫をしてみてください。

ドリップポットのメリット

では、代用もできるドリップポットを用意するのはなぜでしょうか。そこにはドリップポットにしかないメリットがあります。最も重要なポイントを二つ紹介するので参考にしてみてください。

美味しく淹れられる

ドリップコーヒーを『美味しく淹れるためにはお湯を注ぐ行為がとても重要』です。タイミング・スピード・量・場所のポイントをしっかりと押さえなければ、美味しいコーヒーが抽出できないのです。

美味しいコーヒーを淹れるために作られたドリップポットは、操作しやすい持ち手と注ぎ口によって、適切なスピードで一定した量のお湯を注ぐことができます。

他のもので代用できるとは言っても、ドリップポットの持つポテンシャルにはかなわないため、本格的な味わいを楽しみにしている人たちに愛用されているのです。

量の調整が得意

特にドリップポットはお湯を注ぐ量の調節に長けている特徴があります。長めに用意された注ぎ口とネックは、注ぐお湯の量を一定に保ち、必要な分量だけを注げるように作られているのです。

ドリップコーヒーは2回に分けてお湯を注ぐ方法が一般的で、量の調節は味わいに大きく影響します。香りを豊かにし、挽いた豆の雑味が混ざらないようにするためにも、ドリップポットはなくてはならない存在と言えるでしょう。

ドリップポットの選び方

では、どのようにしてドリップポットを選べばよいのでしょうか。いざドリップポットのラインナップを見てみると、形や大きさだけでもかなりの種類があります。選び方でチェックしておきたい三つのポイントを紹介するのでチェックしてみましょう。

保温性や頑丈さ

ドリップポットの材質は、銅・ホーロー・ステンレスが主流です。中でもステンレスやホーローは、保温性・保冷性が高くコーヒーを淹れるのに最適な材質と言えます。銅は熱伝導率がよいですが、ステンレスやホーローと比べると保温性・保冷性が低いです。銅のものを選ぶなら2層構造を採用しているものがよいでしょう。

また、頑丈さにも注目して素材を選ぶのも大切です。銅は衝撃などに強いですが、ホーローは衝撃で欠けてしまうこともあり、耐久性が低めの材質と言えます。ステンレスは銅と同じく頑丈で、傷はつくものの長く愛用していけるでしょう。

銅よりも、ステンレスの方がコスパもよいため、初心者であればステンレス製のドリップポットを選ぶのがおすすめと言えます。

注ぎ口の形状で選ぶ

ドリップポットの注ぎ口の形状で選ぶのも大切です。注ぎ口とネックの形状によって、湯量のコントロールのしやすさが変わります。自分のレベルに合わせて注ぎ口の形状やネックの長さなどを選んでみましょう。

例えば、初心者は湯量のコントロールが最もしやすい『ネックの細さが一定の細口タイプ』がおすすめです。上手くお湯が注げるか不安な人は、コーヒーポットを45度に傾けたときに先端が水平になる注ぎ口のものがよりコントロールしやすいでしょう。

中級者〜上級者は傾け次第で湯量のコントロールができ、自分好みのコーヒーに仕上げられる『ネックの根本が太い鶴口タイプ』がおすすめです。慣れてしまえば、湯量のコントロールでコーヒーの味が変えられるので気分に合わせられます。

使いやすさや洗いやすさ

最後にチェックしておきたいのが使いやすさと洗いやすさです。使いやすさは持ち手や重さなどドリップしているときに不便がないかを考えて選びます。洗いやすさは、お湯の注ぎ口や内部が綺麗に洗えるタイプなどで選ぶとよいでしょう。

また、素材によっては洗剤などを選ばなければならないタイプもあります。食洗機に対応したものなら、ほとんどの洗剤に対応できるため、迷ったときには食洗機対応のものを探してみるのがおすすめです。

おすすめドリップポットを紹介

ここからは、おすすめのドリップポットを三つ紹介します。初心者でも扱いやすいものを厳選して紹介しているので、ドリップポット選びの参考にしてみてください。

Bonavita 電気ケトル

Bonavitaが取り扱う電気ケトルは、湯沸かしからドリップまでできる初心者におすすめの『細口タイプ』です。電気式で手軽に沸かせるほか、6種類の温度設定から好みの温度が選べる便利な機能も搭載しています。

コンセントは100Vの電源でよいですが、コンセントが日本の形状とは異なるため変換用のアダプターが必要な点には注意しておきましょう。

  • 商品名:【並行輸入】Bonavita 1-Liter Variable Temperature Digital Electric Gooseneck Kettle 電気ケトル
  • 価格:11,385円(税込)
  • 商品ページ

カリタ コーヒーポット 銅

カリタが取り扱うコーヒーポット銅は、熱効率がよく温まりやすいので何度も注ぎ分けるドリップに最適なポットです。注ぎ口は初心者でも扱いやすい形状で作られています。直火には対応していますが、説明書をよく読み注意して使用するようにしましょう。

内部に『メッキ加工』が施され、水質の変化がおきないように配慮されているのもポイントです。

  • 商品名:カリタ コーヒーポット 銅 600ml #52071
  • 価格:5,246円(税込)
  • 商品ページ

ハリオ V60ドリップケトル

ハリオが取り扱うV60ドリップケトルは、IHに対応したドリップポットです。ガスコンロやハロゲンなどの熱源にも対応しているため使いやすさに定評があります。ただし、電子レンジ・オーブンレンジには対応していないため注意が必要です。

握りやすいハンドルで、注ぎ口が細口なので『湯量のコントロールがしやすい点』も優秀です。同様のタイプで銅を使ったものや、容量が違うものもあるので好みに合わせて選べるのも利点でしょう。

  • 商品名:HARIO (ハリオ) V60ドリップケトル・ヴォーノ ガス火・IH対応 800ml シルバー VKB-120HSV
  • 価格:2,827円(税込)
  • 商品ページ

キャンプにもってこいのアウトドアポット

ドリップポットは必ずしも家だけで使わなくてはならないものではありません。キャンプに持ち運んでも使える便利なタイプもあるのでチェックしてみてください。

ユキワ 1人用 コーヒードリップポット

ユキワが取り扱う1人用コーヒードリップポットは、細い注ぎ口で狙ったところに少量ずつ注げる『初心者でも扱いやすいタイプ』です。シンプルなデザインで、熱効率のよいステンレスを採用しているためアウトドアでも使いやすさから人気があります。

安心の日本製で、コンパクトなドリップポットなので持ち運びでも優秀です。火加減によっては持ち手が熱くなるケースがあるため、より使い勝手を求めるなら工夫してみるのがよいでしょう。

  • 商品名:ユキワ 1人用 コーヒードリップポット 0303-7480
  • 価格:3,114円(税込)
  • 商品ページ

OUTAD パッカ アウェイケトル

ステンレスに負けず劣らず熱効率がよいアルミニウム製で、コンパクトタイプのドリップポットがOUTADの取り扱う『パッカアウェイケトル』です。傷が付きにくい加工と、滑りにくいシリコンハンドルはアウトドアでも活躍するでしょう。

付属のメッシュポーチを使えば、持ち運びの点でも優秀です。注ぎ口が短い点も、より携帯性を向上させています。

  • 商品名:OUTAD パッカ アウェイケトル アウトドアポット 1.4L こし網とメッシュポーチ付き
  • 価格:2,200円(税込)
  • 商品ページ

ドリップポットは注ぎやすさが重要

ドリップポットは、ハンドドリップで美味しくコーヒーを楽しむために、とても大切なアイテムです。注ぎ口や熱源に注意しながら最も使いやすいデザインのものを選べば、コーヒータイムを楽しく過ごせるでしょう。

紹介したドリップポットはほんの一部なので、自分がこだわりたいポイントを明確にしつつ、お気に入りのポットを見つけてみてはいかがでしょうか。

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